地方に住んでいる方は競争が少ない、ライバルがいないなど我が子置かれた「環境」について悩んでいる方が多いようです。
その場にいるだけで損をしたような感覚を持っておられるようです。
有名な孟母三遷(もうぼさんせん)という故事があります。最初は墓所の近くに住んでいたところ、孟子が孟子が墓堀人夫の真似ばかりするので、市中に引っ越した。今度は商人の真似をするので学校の近くに引っ越した。すると今度は孟子が祭事の道具を並べ、礼のまねごとをするようになったので、「こういうところこそ、我が子を育てるのにふさわしい。」と言って喜んだと。
こうしたことから孟母三遷とは、幼児の教育には環境が大切であるという教えのようです。よって意識が高い人ほど環境を気にする。
しかし、どうにもならない環境というものもあるものです。
良い環境が子供にイイ影響を与えることもあれば、良い環境がかえって子供にはよくない場合だってある。それは事例を挙げるまでもない。
答えも正解もないけれど、「環境」で悩んでいる方は、聞いてもらって気持ちを楽にしてほしいと思います。
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