たぶん皆さんの予想と違うと思いますが、親の方で「ウチの子、ホントよくできて・・」と思っている方は意外に多いんです。私達に寄せられる質問の60%は「勉強ができなくて」とか「成績が頭打ちで」「言うことを聞かなくて」というものですが、20%は「ウチの子、よくできて」という相談です。
もちろん相談ですから「ウチのよくできるんですが、言うこと聞かなくて」とか「粗暴で」とか「人間関係がうまくいかなくて」というものです。つまり、皆さんが思っているより「我が子を天才」と思っている方は意外といるってことなんです。
じゃあ、 思っているように本当に天才かというと残念ながら、そうでもないんです。
「10歳で天才、15歳で才子、20歳過ぎればただの人」だいたいこうなるんです。 問題は親が「我が子はよくできる」ということで大事な点を見落とすわけなんです。いずれ「20歳過ぎればただの人」にほとんどの人がなるにもかかわらず、 我が子を天才と「錯覚」して子供を大きくしてしまうと手がつけられなくなる。
その親の「錯覚」をはっきりさせるためにいろいろとやらなければならないんです。我が子を天才と思うなら、もっと大きな世界や相手を探していかなければな らない。今回はそんなことをタイガー山中と話してみました。
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