受験の悩みでベスト3の1つに「暗記ができない」というのが入っているそうですね。
子供が勉強に引っ掛かっている場合は、なにがしか「その子供にとって」の障害になるものがあります。
もちろん、できれば子供自身でその障害になっているものを乗り越えてほしいと思いわけですが、ちょっとしたヒントや手助けによってその障害は意外と簡単に乗り越えられるということをしめしてやったらどうですかというのが私たちが思っている親技の1つです。
「自分自身で考えて乗り越える」というのはある意味で最終形であって、いきなりそれが無理なら親が協力してやって「乗り越えさせる」。その経験を積み重ねることで自信もつけ、「やってみようかな?」と思わせる。
英単語だって読めないのに、また日本語の訳も知らずに覚えようとする子供がいっぱいいます。
日本語訳もわからず、読めもせずに「英単語」を覚えようとするのは、今あなたがヘブライ語を「暗記しなさい」と言われているのに等しいわけです。
でも、例えばそういう暗記の仕方をしている子供は意外と多いんだということを知ってほしいですし、そのことで「暗記できない」「おもしろくない」「やりたくない」の気持ちを必要以上に持っている可能性があるんだということです。
ガキの頃「すいきんちかもくどってんかいめい(水金地火木土天海冥)」っていうのを学校で習いましたが、こうした「名作」はいつまでもいつまでも覚えているものです。
あなたの家庭でそうした「名作」がいくつあるか?
成績がイイ子の家庭への道はその「名作」の数で決まるのかもしれないですね。
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