「繰り返し学習しなさい!」と言われたのでやりましたが、子供は式も答えも全部覚えてしまったようです。
数字を変えたら子供は全然できませんでした。これじゃあ繰り返し学習しても意味がありませんよね。」と。数字が変わってできなければ、そりゃあ、そのやった勉強の意味はない。これは皆さんも同意されると思います。
では、「繰り返し学習は無意味なのか?」と聞かれて「無意味です」という人は少ないと思います。
なぜなら、繰り返し学習の意味を十分に捉えていないからです。例えば、繰り返しやったら子供は覚えましたというとき、「覚えました」にもいろいろある。
「1、答えを覚えた」
「2、式と答えを覚えた」
「3、やり方・解き方を覚えた」
大きくはこの3つです。
1番のような勉強をいくらやっても成績は上がりません。
2のような勉強もいくらやっても成績は上がりません。
3番をしないといけないわけです。数字が変わるとできませんということは、1番か2番の勉強をしているということでしょう。
何かの拍子にそれに気付く。気付いたらすぐに修正しないと。やらせても「覚えるんですよ」と嘆く人がいるけど、そんな「不真面目な態度」で勉強しているなら大問題です。
なんのために勉強をしているのか?
それは小学校低学年から中学生までなんら変わりません。
意味のない無駄な勉強を何時間もするようなことがあってはなりませんぞ!
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