今の成績を悲しもうが、嘆こうが、今子供がいる位置、それは順位であり、偏差値であり、成績で、取り組む内容は違ってくる。
出された課題全部をやるのが理想であり、そうしたいのはやまやまでも、今いる位置が全体の20%から30%以下であれば、事実上全部の課題はできないはずです。
もし仮に全部やっとしても、「理解する」→「解ける」→「はやく解ける」の3つのステップのうち、最後の「はやく解ける」まではほぼいかない。
とりあえずやった
何とか1回やった
そういうレベルにしかならない。
そもそも授業を聞いてきてもできなかった問題を
とりあえずやった
何とか1回やった
レベルでは、テストでは解けない。
「とりあえず1回やった」というのはやったうちに入らないのが親技では普通ですが、子供たちが受ける感触は違います。間違いなく「オレやったのに解けなかった」
でも、親技ではそれは「やった」うちには入らない。その子供の感覚とのギャップはのちのちに大きな禍根を残すことになります。
ゆえに「子供が今いる位置」の把握と「なにを、どこまでやらせるか」はすごく大事になるのです。
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