夏期講習の選択でも通う学校の選択でも「イイ先生、イイ授業を求めて遠くまで通う」という選択肢に親はいつも悩まされるものです。
イイ先生、イイ授業に通うためには選別もあるわけですが、その選別を通過して近くならいいけれど、遠くまで時間をかけて通わなくてはならない場合、行くべきか行かないべきか悩みます。
ハイレベルなものが与えられる環境であっても、消化不良になるなら行く意味はないだろうし、通学にかかる時間に比べて得られるものが少なければ、通わないという選択も簡単にできる。
しかし、行く前にはわからないんですな、これが。個別の相談であれば、それぞれ違う回答が出てくるものなので一概には言えませんが、この選択を親はどう考えるべきか、その考え方について夏期講習を題材にタイガー山中と話してみました。
ポイントは通学時間が長くかかる場合、その負担は通う期間が長ければ長くなるほど大人が思っている以上に大変だという点。
そして、イイ先生、イイ授業に触れたときの感激、衝撃はその教科自体を好きになってしまうというとんでもない効果をもたらしてくれる点。何かを得て、何かを失う。
子供と話し合う前に、親は結論への道筋を考えておくべきでしょう。そういう気持ちで聞いていただきたいと思います。
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