ブルースカイさん
親カツ&10の鉄則でお世話になったものです。
2年前、現在高校1年の兄のときに親カツに出会いました。
兄の時は、親カツで学んだことを活用できず、受験も不完全燃焼に終わった気がします。(彼にとってはかかわるのが遅すぎて、もう親の言うことを聞くレベルを超えていたような感じでした・・・)
その後、中高一貫の私立に通っていた年子の妹が公立高校を受験することになりました。
ストロングさんに出会う前は、どうせ高校はエスカレーター式だから、と親子とものんびりしきっていて、定期テスト前にまったく勉強をしていなくても、仕方ないなぁ、でもまあいいか、高校にはいける訳だし、究極ののんびりした子だから、と考えていました。
ところが諸事情で高校受験することになった時、ちょうど兄の受験が終わったこともあり、このままでは受験は無理と真剣に思って、下の子のために親カツに真剣に取り組むようになりました。
勉強に慣れていないから、簡単なことを短時間で時間を計ってやる。
まずはこれだけでも、いままで完全放置だったので相当な抵抗。
こちらも相当な忍耐が必要でした。
それまでの家での過ごし方は、漫画を読むか本を読むかテレビをみるか寝転がっているか、だったのでまずは寝転がっている子を起こすところから。
でも子供は環境になじむんですね。
何ヶ月もやっていると、時間を計ってやることにちゃんと欲が出てくる。
こんなのんびりした子でも、さあ時間計るよ、って言うと、ちょっと待って、とすぐに問題に取り掛かれるよう準備。
フライングしそうなくらい真剣に向かい合うようになりました。
そして少しずつ定期テストで点が取れるようになってくると、返ってきたテストを見返して「ここ分かってたのに。あと何点取れたのに。」って悔しがるようになっていきました。
悔しがることに無縁で無気力モード全開の子だったのに・・・。
超のんびりだから仕方ない、って親が限界を決めて、何もサポートしてあげていなかったからなんだ、ってことに気づきました。
私立中学への受験は6年生の11月頃決め、近所の寺子屋のようなところにお任せで、家ではほとんど勉強せず合格しました。
本気で子供にかかわったことない私は、1年間びっちり子供に関わった結果、もっと早くに関わってあげてれば、この子も私もこんなに苦労しなかったのに、ってことに気づきました。
中学受験する子が周りに多く、なんでそこまでして小学生にここまで勉強させるの?って疑問だった私ですが、受験させるかどうかは別にして、勉強する習慣はやはり早いうちにつけさせてあげるというのと、親との関係をきちんとする、これが自分に欠けていた、ってことに気づき子供に申し訳ないことしたな、ってつくづく思います。
でも気づいたときにできることをやる、ってことが大切なんですね。
いつのまにか生徒や先生が「のんびりしてるけど、勉強できるんだよね」っていう風に周りの見る目も変わってきたり。
本人も「絶対にここに受かりたい!」っていう真剣な気持ちを持てるようになりました。
ストロングさんの教えどおり「遊びたいなら勉強を済ませてからね」っていうのも徹底できるようになりました。
周りは「どうせ高校いけるんだし」っていうのんびりムードで、流されそうになるときもあり、友達との付き合いも、メリハリをきかせることが必要で、これもすごくいい学びでした。
今回の受験で子供もずいぶん変わりました。
なにを優先させるべきか、オンとオフの切り替え、真剣な気持ちで物事に関わるなど、受験でなければなかなか学べないことが多く、安易に上に進ませていたらこれらを強烈に学ぶ機会はなかったように思います。
これからがまた大変です。
気が抜けそうになる子供を入学までペースを落とさずに持っていけるかどうか。
もう大学入試は始まっている、ってひしひし感じる今日この頃です。
2年間ほんとうにありがとうございました。
親カツ&10の鉄則&メルマガに本当に助けられました。
高校になっても子供のサポートをしっかりしていきたいと思います。
用意された道がある中で試練の道を選び、合格を勝ち取ったということに意味があると思います。
本当におめでとうございます。
磨きのかかった親技で大学入試もいっちゃってください!