先日、小5のかずやんさんから
2月から総合の偏差値が9アップして志望校の80%可能性まであと4の57になりました。ここまで苦しかったのですが、受験生はもっと苦しんですよね?
とメールをいただきました。
確かに受験生は苦しいのは間違いないのですが、かずやんさんは今までほど苦しくはないと思いますよと返信しました。
理由は10ヶ月間で総合の偏差値9アップしたということは「小5の壁」と言われる5年生の高いハードルを成績アップで乗り切っているからです。
多くの受験生は小5の成績でそのまま小6の受験期を迎える。
これからはなかなか成績が動かなくなる時期なんですね。
かずやんさんがこの1年、小5の2月の偏差値の48だったら、志望校の偏差値を考えれば、メチャクチャ苦しい。
そこをアップで乗り越えたということは、受験の受け方、テストの対策などが確立されたからでしょう。
勉強のやり方、臨み方が確立された状態で受験生になるのが最も理想的といえます。
そういう意味で小学生なら小5、中学生なら中2がもっとも大事にしなければ、最も頑張らなければならない学年とも言えます。
受験生は苦しいけれど、「なにをやればいいのか」が明確になっていることほど、またそのやり方で成果が出せるとわかっていることがどれほど親子の精神状態に安定をもたらすか。
親の皆さんにはぜひ考えてほしいポイントです。
