成績アップの大前提には「親が子供にかかわる」必要がある

中1 BHさん

『10の鉄則』を拝読し、やっと自分の指針が見つかり心強い半面、これからやっていけるのか不安も多々でした。すぐに動き出し、まさにトライ&エラーで実践中です。

感想としては、まず、あとがきの、この鉄則を購入した人は成績アップの大前提には「親が子供にかかわる」必要があるとわかっている方、というくだりに、正直涙が出ました。

多くの親がしんどい、そこまでやりたくないということにもう一歩踏み出している、と。

子供に徹底的にかかわることで、これは成績アップだけではなく、もっと泥臭い子育てになる、と。

実践を始めてわずか数週間ですが、子供と並走することの大変さと、楽しさを実感しています。今は、子供の成長を間近に実感できる喜びを、まざまざ他人だけに渡してなるものかの気分です。

問題に真剣に取り組む横顔、できたときのうれしそうな顔、間違ったときになんで~??とやりなおしている悔しそうな顔。

なんだ、これをそばで見ていいんじゃん!と、鉄則は背中を押してくれて、本当に感謝です。

うちの中一の息子は、小学生のころは、野球三昧で、塾には行かず、習い事はそろばんだけ。友達と遊び放題ですごしたのですが、小六春休み(中一入学前の春)から大手の進学塾に通い始めました。

いままで学校の宿題はきちんとやっていましたが、予習復習とはなんぞや?、実力テストなんて受けたことがない子が、いきなり難関校合格をうたう塾に入ったので、まったくついていけず、テストは散々です。

塾の先生との二時間にわたる個人面談で、私の受験への認識の甘さを実感させられる一方で、子供には何も言うな(説教するな)、勉強は教えるな(自分で考えさせろ)、受験が差し迫ったときに、親子の信頼が崩れていたら、男の子は逃げるか、暴れるか、どちらかです、と脅されました。

親は何も言わず、子供の味方になり、子供を信じ、あとは受験のプロに任せておけばいいのかな、と思ったのですが、その面談以来、ずーっっっとのどに小骨がささったような気分になりました。

プロに任せているにもかかわらず、テスト前に必死で勉強している子供の様子をのぞくと、数学などまーったくわかっていない! 膨大な勉強量に、まったくついていけていない!

これでもだまって見ていたほうがいいのか??

塾のテストの前に、子供が夜中まで勉強していて、最後は、ふとんに倒れ込み、「全然わからない…」と泣きながら寝入っているのをみて、私は、このままじゃいかん!と思いました。

私にはもっと何か自分の納得する指針があるはずと、模索し、鉄則に出会いました。

塾の先生が言うように、子供と勉強でかかわったことで、うまくいかなくなったら、金属バットをふりまわされるのか(この例実際に出されました)、塾に行ったふりをして逃げるようになるのか、私にはわかりませんが、自分が納得せずに人任せにして、うまくいかなかったほうが、私は後悔すると思います。

長くなってしまい恐縮ですが、子供がアトピーになったときも、試行錯誤の結果、結局は、子供を守るのは、親なんだと実感し、ステロイドに頼らず、さまざまな先生の力を借りながら、食事療法などいろんなものを駆使して、無事乗り越えました。

出産のときも、産婦人科医が生ませてくれるわけではない、私が自己管理して、専門家の力を借りながら、私と夫で出産するんだ、と思って、自宅出産したときのひらめきと同じです。

私には息子が三人いますが、これからの受験という長い道のりを、泥臭く子どもとともに歩んでいけるようになりたいと思っています。

これからよろしくお願いいたします。

塾の先生が子供には『何も言うな(説教するな)』『勉強は教えるな(自分で考えさせろ)』『受験が差し迫ったときに、親子の信頼が崩れていたら、 男の子は逃げるか、暴れるか、どちらかですと脅す』

ならば、

『塾のテストの前に、子供が夜中まで勉強していて、最後は、 ふとんに倒れ込み、「全然わからない…」と泣きながら寝 入っている』を放置してはならないでしょう。

「親は子供に何も言うな」と言ってもイイですよ。でも、そのケツは拭いてもらわないと家庭が困る。

問題は言っている先生が全然困っていなくて、家庭が困っている。そこをスル―して「見るな、教えるな」と言うからおかしくなる。

親として「全然わからない…」と泣いている子供は放置できないですから。

もう理論も理屈もどうでもよい。子供とともに歩めばイイ。それだけです!

10の鉄則

うれしい報告

対象:就学前、小学生、中学生の親

・親にできることは何か知りたい方
・今の問題は何かを知りたい方
・成績がイイ子の親と自分との違いを知りたい方

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