相談に答える際には、当然ながら質問者の方の相談内容に基づいて答えます。
ただその相談内容を答える者がどう捉えるかで回答は全然変わってくる。
以下は、質問に対するメールでの回答もつけております。そして音声セミナーでも答えてみました。結論が全然違うんですが、それは相談者の悩みのどの部分に重点があるかによって出てきた違い。
あなたが考えるヒントになれば幸いです。
現在、家庭学習中の公立中学2年男子です。
今のところ、学年では定期テスト学年5番以内、模擬テスト偏差値68程度をキープしています。
1年時より母親の私と共に二人三脚でなんとか乗り越えてきました。でも、実際のところは一人では何もできない息子です。
勉強をみていると、基本的に集中力が続くのは、基本45分程度だということがわかりました。
また、2週間以上前から定期テスト対策を始めても暗記するだけの科目・・・特に興味が湧かないものに関しては、早めに始めても気分が乗らず、結局テスト前数日で暗記するタイプだということがわかりました。(それでも95点とか取れています。)
ちなみに、それはご5教科ではなく、音楽や体育などのテスト前にしか勉強しない科目です。
もちろん誰でもそうなんだとは思いますが、息子の場合は、かなリやる気に左右されるムラッ気のあるタイプなのでしょう。以上の理由により、息子のタイプを考えると、短期集中型なのではないかと考えています。
なので、通塾は本人が飽きないぎりぎりのところでしたいと考えていました。しかし、一方で、学校の授業の進度が遅く、テスト前ぎりぎりになる教科も多い状態です。
授業のお土産は多少もってきているので、それでも今は間に合っていますが、問題集を3回やって万全に臨むことはできません。今は1時間を1クールにして、何度か繰り返す方法で、なんとか飽きさせないように試験対策をしています。
試験1週間前でも範囲が終わっていないときなどは、本人よりも私のほうが慌ててしまいますし、授業やっていないけど・・・試験範囲となると、正直科目によっては私の負担が重くなってきました。(一応、教えるという感じではないのですが、内容のポイント等は私も予習しておくようにはしています。また、テスト直前にすべての問題をすることはできないので、一通り私も目を通してよく出る問題などは確認しています。)
しかし、内容によっては、私の苦手なところもあるのが現実です。
長くなりましたが、簡単に言うとこういうことです。
息子は飽きっぽい性格なので、長期間の通塾は向かないのではないだろうかと考えている。でも、親が見れる限界を少しずつ考えている。また、塾に通うことで外からの刺激も本人の自立心も期待したい。
質問です。
授業進度の遅さと刺激目的に通塾させるのは、飽きっぽい性格の息子にとっては、どんなリスクが想定されるでしょうか。通塾させる前に本人に確認できることがあれば教えていただきたいのです。ちなみに、狙うのは県内トップ校、本人は刺激目的で塾通ってもいいよ~と言ってはいます。家庭教師は考えていません。
ただ、塾に行くことによって、あくまで塾の時間は授業になるので、家でその他に勉強することになるんだよ~と、全体としては勉強時間が長くなります・・・と話したところ・・・う~ん、それは嫌かも!!とも言っています。
よろしくお願い致します。
先に進んでおいてやっておいたらいいですね。特に試験前に進むと思われるところは試験週間1週間よりも前にやったらいいんじゃないでしょうか。私はそうやっています。
子供は皆飽きっぽいと思いますよ。
自立は家庭内でどれくらい準備がこれまでできてきたかによると思います。
全部は無理でも、どうしたらいいと思うかなどを話し合う機会で子供に意見を言わせたり、親の意見をいうことで、こうしたい、こうしようという思いも少しずつ出てくるのではないでしょうか。
リスクはわからないですね、はっきり言って。判断材料はこのメールだけですから。飽きっぽいというのも、みんなそうですし。
ただ偏差値から言えば、学校の勉強は退屈なんじゃないでしょうか?
退屈な勉強をさあ頑張ろうとやるのは飽きますよね? 飽きっぽいのはそういうところも出ているのかもしれない。
まして親がもう苦しくなっているのであれば、外部の力を借りたほうが子供は伸びていけるのではないでしょうか。
もちろんおっしゃっているように塾に行けば、その勉強が増えるわけで、家でやらないといけないのは承知してもらわないといけないのですが、塾で少し手ごわい問題をやったり、学校よりも先に進んでやることで定期対策は今よりも少なくできる可能性もあるのではないでしょうか。
そうすれば今よりプラスアルファは少なくてすむこともあるでしょう。
今の偏差値で定期対策だけじゃあ飽きますよ、簡単すぎて・・・
ストロング宮迫
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