oyawaza400
こんにちは、ストロング宮迫です。

8月も第2週が中盤、8月も残すところあと20日ほどになりました。とにかく貴重な20日間です。

夏休み前半の勉強の進み具合、復習の出来不出来をしっかり検証し、夏休みの後半戦に臨みましょう。夏休みが終わって、この夏休みはどうだった、ああだったと反省するのは遅すぎる。夏休み中に軌道修正できるもののみが9月からの後半戦に好スタートができるのですから。

さて、ネットで週刊ポストの記事を見ました。こんな内容でした。
20160812

がんの発見経路は「偶然」が1位検診や人間ドックの約3倍
週刊ポスト8月12日号

がん治療の第一歩は「早期発見」に尽きる。部位にもよるが、大腸がんや胃がんなどは発見が早ければ予後も良好で、難治性のがんでも早く治療を始めるほうが進行を遅らせることはできる。

ところが、7月26日に国立がん研究センターが発表した「がん診療連携拠点病院院内がん登録2008年全国集計報告書」には意外な事実が記されている。

がんの「発見経路」のデータを見ると、

「がん検診」が全体の7.7%

がんの発見を目的としない「健診・ドック」が8.0%

他の疾患を治療中・経過観察で偶然発見された「経過観察」が25.0%となっている。「がん検診」の占める割合が低く、他の疾患治療などで偶然発見されることがもっとも多いのである。

医療ジャーナリストで現役医師でもある森田豊医師は現状の問題点をこう指摘する。「諸外国と比較して、日本はがん検診率が低いことが問題になっています」

経済協力開発機構(OECD)の2009年調査によると、日本の検診率はわずか20~30%前後。サラリーマンの場合、毎年、人間ドックに行く人は多いが、基本的な診断メニューでは、見つからないがんも多い。

「がんが進行して症状が出てから治療をするよりも、症状がない段階で、がん検診で見つかったがんの方が小さい病巣でとどまり、転移もないことが多い。検診率を上げていくことも重要な課題です」(森田医師)

がん検診はがんに特化した検査なので、早期発見に至りやすく、結果、生存率も高くなるということだ。

「がん検診」をコマめにしようというのはもちろんなんですが、ボクがビックリしたのは、検診での発見率の低さです。

「がん検診が全体の7.7%」「がんの発見を目的としない健診・ドックが8.0%」これより他の疾患を治療中・経過観察で偶然発見された「経過観察」25.0%が圧倒的に多いと。

がんの発見経路は「偶然」が第1位・・・

ただこれって子供の勉強を見ている時も、実はそうなんじゃないでしょうか

カンニングや答え写しの発見
やったという宿題をやっていなかった
悪い点数のテストを捨てていた…etc

ほとんどは「偶然の発見」ではないでしょうか。勉強のやり方の問題点の発見も、たまたま見ていた返却されたテストを見ている最中に・・・なんてことも多々あります。

つまり、勉強においても、「治療中・経過観察」の過程の中で問題点がわかることがほとんどなわけです。

ただまったく発見できない方もいる。それは「治療」をしていない方、「経過観察」をしていない方です。一言でいえば「見ていない」もしくは「少ししか見ていない」方は発見ができていない、もしくは発見が遅れる傾向にあると断言できます。

親も毎日仕事で忙しい時代です。子供と顔を合わせる時間も1日のうちでほんの少しという方も多い。でも、少しの時間がない方の中でも、「がん」を発見する人と発見できない人に分かれてくる。

それはひとえに「治療中・経過観察」にかかっているとボクは思います。会う時間が少ない子供に自分が聞きたいことしか聞いていない親も多いです。

仕方ないのかもしれない。だって、夕ご飯食べたら、もう勉強しなきゃいけないんですから。

だから、親が家に帰ってからも、ご飯のときも、

「夏期講習どうだった?」
「お土産ある?」
「国語はどうだったの?」
「質問した?」…etc

など、一通り親が聞きたいことを聞いたら、「はい、じゃあ勉強しよう!」となる。

子供が吐き出す場面がないか、非常にわずかの時間になっている。

でも、子供には子供の時間が流れていて、勉強以外のこともいっぱいあったわけです。勉強もがんと一緒で「進行して症状が出てから治療をするよりも、症状がない段階で、見つかった方が小さい病巣でとどまり、転移もないことが多い。」病巣が大きくなったり、転移したりした場合、「勉強する」という行為に入る前の気持ちのところからほぐしたり、なだめたりしなければいけなくなります。

勉強する前段階です。そこの作業は本当にしんどい。もう家事も仕事もすべて投げうって取り組んでもうまくいかないことも多い。それくらい難事業です。がんと一緒。

そこに行く前に、今、目の前の気になる点や課題を「治療」をまずしてみる、そして経過観察をする。そのことで「今目の前にある気になる点」よりもはるかに重要な問題に気づくことができる。その可能性は高まる。

夏休みは特に子供が「一人」になる時間がいつもより多い。盆の長期休暇に一気にまとめてやるという考え方もありますが、「一気にやる」というのはまさに「がん検診」なのです。

発見率は10%以下。そこんところ、よろしくです!
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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

中1 koukichiさん

勉強にやる気がでないことや、必ずやらないといけないことに対しても完璧に仕上げないのは子供のせいだと思っていました。

どうして我が家の息子はこうなんだろう?

何回も思ったこのことは、結局親の子供に対しての向き合い方次第だったのかと反省しました。

「やるべきことをやる」これを子供に納得させていこうとする態度は当然なってしかるべきことだろうと思います。

ただどれほど繰り返し言おうとも、100%伝わらない可能性は常にあると親は考えておかないといけません。

もっと言うと100%、そのことが伝わると親は思っちゃいけないということ。

大人になってわかるということだってたくさんあるわけだから。

だからといって、たとえば「やるべきことをやる」「やる気で勉強をする」などを言っちゃいけないんじゃあないんです。

言えばイイ。でも伝わらない可能性が半分以上あるって認識しておく。

その上で、今はきっとわからないだろうから、イヤだろうが、嫌いだろうが、親の役目としてキッチリやらせていくという態度もあってイイ。

どうであれ、最低限のことはやらせるという姿勢です。

反発もあり、文句もあるでしょうが、やれと。

なぜやれなのかは、いずれわかる!と。

ただその際、反発する子供に対して、無制限にやれ!では、毎日ケンカばかりで勉強自体をやらせられない。

そこで親技が出る幕がある。そういうことなのです。

イヤだ!キライだ!という子供にちょっと工夫して勉強をやらせる、ノリノリでやらせる。その代わり短時間で集中してとか。

子供が変わるのを待っていたら成人しちゃいますからね。

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