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こんにちは、ストロング宮迫です。

高校野球の夏の甲子園に向けての予選が各地で行われていますが、インターハイも今月末から始まるとか。

先日、そのインターハイに出場するAクンに会いましたが、なかなか自信に満ちた顔つきをしてましたねえ。

Aクンは高3生ですが「もう大学も決まってる!」って言ってましたな。

「○○大学です!」

「えーーー!?」ってみんなが驚く有名大学に「もう」決まってるんだとか。

周りにいた高校生は口には出さなかったけれど「やりやがった」って顔をしてました。勉強で行くにはなかなかの難関大学ですからねえ。

進路っていうのは、いろいろな方法がありますなあ。まあ、インターハイに行くってことは、個人にしろ団体にしろ県1位ってことなんでしょうから、「頑張る」という意味では勉強と同じことでしょう。そこで結果を出せば、大学はもれなくついてくるってわけです。

そこで何人かの高校生と話になったのですが、バスケットもウインターカップの県予選が9月だったか、始まるそうなんです。ウインターカップは、野球でいえば夏の甲子園に相当するそうで、そのウインターカップで選ばれし県代表が戦うのは12月の終わり頃です。

夏の甲子園は最後の最後まで残っても高3のお盆までですが、サッカーやバスケットは、最後の最後まで残れば、高3の12月とか1月までとかになる。

サッカーなんかもセンター試験がある1月頃に「甲子園」に相当する大会をやってますよね。で、部活で大学が決まりゃあ、いいんですが、そうでなければ受験することになる。

ある強豪校に見る「受験かサッカーか」の二者択一時代の終焉
小澤一郎 サッカージャーナリスト

進学校に通う高2のBクンが「ウチも6月に高3が引退して新チーム始動したんですが、なかなかまとまりがないんですよねえ」と。
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Bクンの学校は、9月からのウインターカップ予選ではすでに高3が6月に引退してしているので、高2を最上級生とするチームで臨むわけです。

まあ、高3のある時期に引退して受験生活というのが普通の進学校であれば、一般的なところでしょう。トーナメントを見ると、1つ勝てば、その次は「まだ高3がまだ残っているバリバリの【部活命】のチームと対戦する」ことになるそうなんです。

「ええー、じゃあ、9月は【高3バリバリ残留組チーム】VS【高2新チーム】の戦いになるってことなの?」とボク。

「そうなんですよ」とBクン。そんなことがあるんですねえ。やっぱり全国大会に望みがある学校は【高3バリバリ残留組チーム】が何チームかあるみたいです。加えて戦うことになる予定の「高3バリバリ残留組チーム」には身長が190センチ以上だかの「巨人」が3人もいるらしい・・・
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まあ、本気で全国制覇狙っているチームだそうだからねえ。それは仕方ないですなあ。

新チームにまだまとまりがないと嘆いていたBクン曰く「190センチ以上が3人とか反則やわ~」と。「足のサイズ32センチですよ、反則やわ~」って戦う前にもう勝負あったとため息をついてました。

その話の輪の中にはもう一人Cクンもいましてね。

Cクンも高2で、同じくバスケットボール部なんですが、超進学校っていってもいい大学実績を残している高校です。

進学校のBクンが超進学校のCクンに「お前のところは2つは勝てるんじゃない?」と尋ねるとCクンがモジモジして答えない。
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あれれ、なんか気に障るようなこと言ったのかなあと心配してよくよく聞いてみると、

超進学校のCクンは高2の6月で「引退してた!!!」ですって。
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BクンはCクンに「お前ら、引退が1年早くねえか?」・・・

話がよく分からなかったって!?

では、この7月の夏休み前の各高校生の現在をまとめておきますね。

インターハイ出場の高3Aクン:
進路はもう有名大学にもう決まってるし、インターハイ頑張るぞ!

高3バリバリ残留組・部活命クン:
高3だけど9月からの最後の大会に向けて頑張るぞー!できれば12月開催の全国大会へ出たい!

進学校の高2のBクン:
新チームになったはいいが、対戦相手は高3バリバリ残留組で「反則やわ~」と嘆く。でも、1つでも勝ちたいな。

超進学校の高2のCクン:
高2の6月で一応引退となって、高2夏休みからは受験生活に入ります!

こういうことなんです。

高2の6月で引退する子もいれば、高3の6月で引退するのもいれば、高3の12月までやってやるという子もいるわけですな。

本当にボクらが大学入試の頃より大学への行き方は多種多様になってる。ちなみにウチの高2の息子はBクンと同じグループで、新チームになって最上級生となったはいいが、対戦相手は高3バリバリ残留組で「反則やわ~」と嘆く、あのグループです。

バスケで大学には行けそうにないから、受験で大学に行くことになるわけですが、1年早くCクンは受験生になっちゃってるからねえ。その上、Cクンはもうすぐ高校内容は勉強し終えるらしい・・・

Cクンは学校で言われたそうです

「高3の夏休みは入試演習の連続で復習なんてする暇ないから、復習はこの夏休み(つまり高2の夏)にやっておくように」

ってね。

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ウチの子、部活やってますけど…(;_;)

まあ、受験体制に早くなったら有利なことは間違いない。本当に受験体制に子供がなれるのかどうかは本人次第だから、一概には言えないけれど、

高3の夏休みに復習する子と高2の夏休みに復習する子には大きな違いが出るように思います。

厳しいなあ・・・スマホいじってる場合じゃないですなあ。
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正直言って、高3になって「受験生だ!」って思っているようじゃ、周回遅れかもです。

でも、戦いだからね。土俵を下りない限りは戦わなくちゃいけない。楽しみや喜びがなくちゃ続けられない。

願わくば、その楽しみや喜びが今やっている勉強や部活から得られますように。

スマホいじって楽しいは、勉強にも部活にも結び付かないからね。
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うれしい報告

aoiさん

いつも楽しみにメルマガを読ませて頂いています。

今回のメルマガ、思うことがありましたので感想を書かせて頂きます。

受験は人生にとっていろいろな意味を与えてくれると思います。

この春高校1年になった長男の受験で私が一番よかったと思えることは「人生」「価値観」についてたっぷりと話し合う時間をたくさん持つことが出来たことです。

それまで、本当に放置していて受験対策を始めたのが中3の9月でしたが、受験までの半年はものすごく密度の濃いものでした。

勉強もそうですが、心を開いてお互いに話し合うことができました。

幸いうちの子はよく親の言うことを聞く子どもでしたが、勉強に関してはちゃまるさんのお子さんのように全く努力をしないタイプでした。

いずれにせよ一人の人間対人間として向き合うことは親子でなくても大変重要だと思います。

「受験は人生にとっていろいろな意味を与えてくれる」と思えるのは人生を懸けて受験に挑んだからではないでしょうか。

たかが勉強、されど勉強。子供はイヤで逃げたい勉強に挑むことで鍛えられ、親はグズる子供をなんとか逃げずに受験に向かわせるためにあらゆることを語らなければなりません。

ただ「勉強しろ」と言っても子供は勉強しませんから。せっかくの受験、楽しむのは難しいかもしれないけれど、苦しくても共に挑むことはできる。

受験っていいなあとストロングが思う一番のところ。あと半年、悔いのない戦いをしましょう!

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