こんにちは、ストロング宮迫です。

中学・高校入試に関して、たくさんのご報告をいただいております。ありがとうございます。

順次取り急ぎの返信を行っております。まだの方は、もうしばらくお待ちくださいませ。

この前、前期試験で不合格だった中学生に会いました。

全国的には高校入試は「内申+学力試験」で一発勝負という地域が増えていますが、この中学生の県では前期・後期の試験があります。

会ったのはいわゆる推薦入試に該当する前期試験での不合格後だったんですが、戦前より前期試験は「宝くじみたいなもの」だから、予行演習のつもりでハズれることを前提に受けるんだよ、小論文試験にかまけて、五教科の勉強を怠ったらダメだよって話してた。

「わかってます」と。

しかし、倍率を見れば、「もしかしたら、なんとかなるかも・・・」の期待は膨らみ、「ここで決まれば入試も終わり、しんどい勉強も終わり」という気持ちもたぶん膨らんだんだな。

加えて、その「宝くじ」に友達が当たって、自分はハズれた・・・

しんどいですよね、こういうのは。

世界が真っ二つに割れたように思えるだろうし、世界が真っ黒にも見えるだろう。

でも、これで終わりじゃない。そもそもの本番である一般入試に該当する後期試験に気持ちを切り替えてやらねばならない。

けれど、どうも・・・切り替えができない、引きずっているというような感じでした。

昔ね、ボクがガキの頃、試合に行く前に「ああ、今日は雨がひどいから、試合は中止だな」って確信しつつ会場に出向いたら、試合があったんですよ、予定通りにね。

自分で判断して「中止」ってしてただけでね。自分自身で朝の段階でスイッチを勝手に切って、身体も頭も「中止状態」にしたまま、一応時間通り出向いたら、試合はいつも通り始まった

アップもしたし、試合に臨む準備も一応したはずだけど・・・

その時はそうは思わなかったけれど、切り替えなければならない!そう頭ではわかってるんだけど、たぶん身体は「こんなに雨が降ってんだから、中止でしょ」になったままだったんだな。

うまく説明できないけれど、たぶんスイッチを入れ直さずに、試合が始まったんでしょう。

チョンボをいっぱいしてね。怒られて、負けて、散々だったことがあるんですよ。

口でね、「気持ちを切り替えて」っていうのはカンタンなんだけど、いったん切ったスイッチをもう1回入れ直すのって実はすごく難しいことなんだって実感した。

気持ちを切ったつもりはなくても、身体は勝手にスイッチを切ってしまうってことがあるんだってさ。

だからね「雨だけど、今日はやるよ」って気持ちで行かなきゃいけない。勝手にさ、「雨で中止だな」とか「これで決まれれば終わりだ」とかスイッチを切ってしまうような心持ちに自分をしてしまうと、次になかなか向かえないってことがある。

スイッチがあるんだったら、スイッチを入れればいいんだけど、人間はさ、スイッチのボタンがないからさ。

だったら、もう泣くしかない。涙が枯れるまで泣く。

まあ、泣くには「資格がいる」んだけどね。

多くの子供が「リセット願望」を持っていると思うけど、現実問題としてはリセットなんてできない。ずっとずっと過去からの延長線上での闘いになる。

だから、できるだけ気持ちを切らさない。切らないで延々と続くって前提でやんなきゃいけない。気持ちを切らさないと、やってられないような日々は副作用もでかいってことです。

受験には負荷がかかるけれど、子供には負荷をかけるべきだとボクは思うけれど、「受験が終わったらリセットして、3年くらいゆっくりしたい・・・」なんて思うような負荷は子供にとって適正とは言えないんじゃないか。

そんな負荷をかけて、たとえ勝ったとしても、次の闘いでは休んじゃうから、すぐにボッコボコにされてしまう。

泣いてね、涙が枯れて、そのうえでスイッチを入れるには勉強するしかない!これしかないんですよ。

自分で勉強できないなら、周りが勉強させなきゃいけない!勉強するってことが再びスイッチを入れることになるから。

数年に一度のビックイベントで思い入れも強いから、言うは易しだけれど、見据えるゴールを間違えていると、次の立ち上がりが遅くなる。少々遅かったくらいなら問題ないけど、本当のゴールや目標を前に気持ちを切ると、手遅れになる。

手遅れにしたくない?

じゃあ、やろう!勉強を!問題を解くんだよ。残念だけど、それくらいしかスイッチを入れる方法がない。

長いながい闘いだ。明日も頑張れる努力でイイから、やろうな!

・・・と、中学生には言いました。

みんなそれぞれ思うことは違っているけれど、終わってみれば単なる通過駅だった、時間が経ってみれば通過点だったことに気づく。

親技を駆使する人たちを見て、ボクがすごいなあって思うのは、「戦」が終わったらもう次に向かっていること。すぐに「次のたたかいに、いかにして勝とうかと分別」するところ。

ただすぐ次へ向かうためにはそれまでの過程がいります。次になかなか向かえない方はその過程に課題があるともいえるでしょう。

以下にたくさんいただいた受験報告の中から「もう次に向かっている」方の報告を紹介します。ぜひ参考にして見習ってヒントにしていただきたい。

その前に「入試を終えてしんどい気持ちになっている方」はぜひこちらを読んでください。まだあなたに見えていない未来が今回の結果には含まれているかもしれませんからね。

終わってすぐに次に向かう者たちの姿を見よ!

[10の鉄則] メンバーさんからの報告

小6 ねこさん

ストロング先生のメルマガをいつも楽しみにしています。

10の鉄則をバイブルに子供の中学受験を共に並走してまいりました。

離れた所から見つめていた志望校の山は稜線までくっきりと見えて雄大で、頑張ったら何だか自分達にも登れそうな気がして登り始めたのは小5になったばかりの頃でした。

途中で落石や急な坂、時には嵐にも遭って下山を覚悟した時もありました。でもたくさんの人の力を借りて一歩一歩、辛い事もあったけども、調子の良い時には美しい景色を楽しみながら子供と一緒に頂を目指して登って来ました。

6合目、7合目・・・何とか子供を8合目の山小屋(登頂前日)までは、共に苦難の道を登って行こう、そこからは自力で頂を目指して頑張って欲しい一心でした。

さあ、もうすぐ山小屋に着くよ!あれが頂上だよ!

そう言って見上げた時に、目指す頂上が雲に隠れてまるで見えなくて、がむしゃらに登り続けていた時には感じたことのない不安がズシーンと・・・

えっ!? この山、やっぱりかなり高いよ・・・(゜ロ゜;

一人で最後の急斜面を行く子どもに親の不安を悟られないように、もしも合格をもらえなかったとしても、ここまで頑張った子供の努力を私だけは認めてやりたい。

そんな思いが溢れるようにわいてきて、ストロング先生が常々おっしゃっておられる親からの合格証を第一志望校の受験の前日に子供に贈りました。

照れ臭そうにしながらも、神妙な顔つきで合格証を受け取った子供は、颯爽と試験会場に入って行きました。

結果は・・・

本人なりに手応えはあったようですが、本命校はご縁がありませんでした。

一晩中悔し涙にくれておりましたが、その悔しさをバネに併願校2校は◎でそのうちの一校は特待生合格を勝ち取ってくれました。

今後は外部受験で進学する事も応援してくださる学校へ進学して、第一志望校だった学校をもう一度目指したいと本人は次の目標を決めたようです。

次なるチャレンジに向けて、中学受験を振り返り、親子で反省点を一つ一つ検討していこうと思います。

親技、これからも頑張ります。

[親カツ(後)] メンバーさんからの報告

小6 MIさん

ストロング先生、タイガー先生、大変お世話になりました。

中学受験の結果、第1志望に落ち、◎、〇、◇に受かり、〇に進むことを決めました。

第1志望校は難しそうだなと案じておりましたが、案の定でした。今日メルマガに則り、反省会をした結果をご報告します。

算数:基礎からの積み上げ不足

1、いけドンをABCレベル分けの徹底のないままに進めてしまった(あんなにお叱りいただいたのに、最後まで起動修正できませんでした)

2、復習テスト対策講座を、マンスリーテスト対策と思っていた。そうではなくて毎週のデイリーチェックと基礎力定着テスト対策にしないといけなかった。

3、授業前テスト(基礎定、デイリーチェック)に出席できてなかった

4、結果基礎力が積み上がらず、高い応用力が要求される第1志望校でボロボロになった

ノートの使い方がよくなかった

1、字が小さい

2、次の問題は横に書かず、スペースを持って下に書くよう散々言われたが、最後までやらなかった

3、字が汚い。筆算の書き方がゆがんでいて、ミスの元

毎回のテストを親が全てチェックすることができてなかった

もっと早い段階から応援してあげれば良かった

親子の作戦会議が不足だった

親子で情報を共有してなかった

以上の反省点を、すぐに実行するんだよ、ということでお互い合意しました。今週末にも中学の登校日があり、宿題が出るので、早速それからこの方法で取り組みます。

一方で作戦がまずいなりに、二人とも精一杯頑張ったなとも思います。頑張ったことは一生の財産だと思います。

私も3ヶ月お酒を止めていました。

受験が終わってほっとしながらも、寂しいです。そして自分の見栄のために難関校に入れたかったという気持ちが強かったことも自覚しました。それが悪いというのではなく、もっとその気持ちに正直になれば良かったという気持ちです。

思うことはもっといろいろありますが、とりとめなくなりますのでこの辺で。

本当にありがとうございました。これからも親技続けます。

終わってみれば思うことは、とめどなく溢れてくる。その溢れてくるものが次への貯金になり、財産になる。

本当にご苦労さまでした。

再び終わりなき戦いが始まります。もうワンランク上の土俵での闘い。そこで見せる子供の成長した姿が親にとってのご褒美です。

戦いがこれからの方!最後の最後まで精一杯やって臨むべし!もれなく財産がついてくるからさ。

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うれしい報告

小6 かっちゃんさん

10の鉄則、親カツ講座の親技でお世話になりましたかっちゃんです。

お陰さまで受験した中学校のすべてで合格をいただけましたこと、そのうちの1つは息子が切望していた難関中学であったことをご報告いたします。ありがとうございました。

母親である私はフルタイムで仕事をしているため、ストロング先生の講義は主に音声を車や電車の中で聞かせていただきました。

振り返れば100%活用できたかどうかは疑問ですが、忙しさを言い訳をせずに受験まで子どもに伴走できたのは親カツCDのお陰であると思っております。

1月からのちょうど1年間私のペースメーカーとして活躍してくれました。

これから新しい6年間をうわつかずにしっかりやっていきたいと決意するとともに、当面いただいたメールにありました「受験生は受験が終わって入学までが一番伸びる」を実現させたいと思っております。

すばらしい講座をご提供いただいたストロング先生、タイガー先生に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

取り急ぎご報告とお礼まで

  • 親カツ講座(夏まで
コース)
  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(入
試実践コース)