こんにちは、ストロング宮迫です。

昨日の毎日親技「GW中の唯一の休みに勉強した」、この記事のアクセス数がここ最近では飛び抜けてようござんした(^∇^;)

わかるのはアクセス数だけでなので、GW中に「全然勉強させなかった方」が多く読んだのか、「勉強しまくった方」が多く読んだのかはわかりませんが、やるべきことをやっていなかった家庭はこれからチトきついよ。

まあ、それは今から実際に感じてみてもらって、ボクが言ってることがホントかどうか判断してくれたらイイですな。

さて、今回のテーマは「奇跡の起こし方」です。

あなたにも奇跡は起こせちゃうよって話で、あとはあなたがそれをするかどうか。
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※この毎日親技は2016年5月12日に配信したものです

で、その奇跡の起こし方を知るための題材としてちょうど先頃【創設133年目】にしてリーグ戦初制覇という奇跡を成し遂げたイングランド・プレミアリーグのレスター・シティを取り扱いたいと思います。


ご存じのとおり、レスター・シティには日本代表の岡崎慎司選手が所属しているんですが、NHKによる今回の初制覇の特集番組では番組名に「Giant-killing」が使われていました。

BS1スペシャル 
史上最大のジャイアントキリング 岡崎レスター 奇跡の初優勝へ

イングランドプレミアリーグ、岡崎慎司選手が所属するレスター・シティが奇跡の初優勝を成し遂げた!昨季14位、強化費は下から3番目の弱小クラブの躍進の背景には何があったのか?予算をかけずにチームを強化したフロントの戦略や、岡崎選手への単独インタビュー。そして、フットボールの歴史始まって以来のジャイアントキリング(番狂わせ)に希望を託すフットボールファンの思いに現地取材で迫る。

「Giant-killing」とは文字通り「巨人殺し」。別の言い方でいえば「番狂わせ」とか「大物食い」とかね。

ボクなんかは番狂わせといえば「upset」のほうがなじみがあるんだけど、なんか「Giant-killing」のほうがカッコいいねえ。


えっ、奇跡の起こし方を知りたいんであって、サッカーの話はわからないって!?

大丈夫です\(ΘoΘ)ノ

ボクもプレミアリーグやレスターの話をよく知らないし、新聞記事で読んだだけだからね。

ただ奇跡を起こしたいって思ったときに、勉強でどうするか、それにレスターがやったことがすごく通ずるって話だから。

起こし方だけ、知っておいてね、奇跡を起こすかどうかはあなた次第だから、実際に起こすかどうかは、あとから、あなたの気分次第で決めたらイイ。

まずは、イングランド・プレミアリーグのリーグ戦でのレスター・シティの初優勝がどれほどすごい「奇跡」であったかという点について触れなければなりません。

Wikipediaによれば、イングランド・プレミアリーグは、

世界中で約10億人以上に視聴されているリーグであり、世界最高峰レベルのリーグの一つである。

サッカー競技のみならず、全世界のスポーツリーグの中で最もテレビ中継の視聴者が多く、人気、実力は共に高い。

また、上位チームから下位チームまでの資金力及び、レベル差が小さいのも特徴で度々下位チームが上位チームに勝利することがある。

このため現在では世界で最も優勝するのが難しいリーグであると言われている。

2000年以降、欧州主要リーグの中でも圧倒的な売上高を誇り、2009-2010シーズンの売上高は24億7900万ユーロであり、2位のブンデスリーガを大きく引き離している。

最近の売上は、ざっくりイングランド・プレミアリーグが約4000億円(日本のJリーグが約550億円)くらいだそうで、日本のプロ野球が推定で約1400億円、アメリカのメジャーリーグが約7500億円らしい。

で、これまでのイングランド・プレミアリーグについてネットで検索したら、今シーズンを除き、過去23シーズンの3位までに入ったチームは

「23シーズン×3チーム」だから「のべ69枠」ある。

その23年間の3位までの「のべ69枠」のうち、59枠をたった5チームが占めちゃう(ストロング調べ)。

5チームとは、マンチェスターU・マンチェスターC・アーセナル・チェルシー・リヴァプール。

名前を聞いたことがあるでしょ?

59/69=85% つまり5チームが独占する文字通り「ビック5」だ。

過去23シーズン、この5チームのどこかが優勝したり、優勝争いをしてきた。

「のべ69枠」から「ビック5」を引き算すると、残りはたった10枠で、そこに以下の5チームがくる(ストロング調べ)。

アストン・ヴィラ
ノッティンガム・フォレスト
ノリッジ・シティ
ブラックバーン・ローヴァーズ
リーズ・ユナイテッド

あんまり聞いたことないよね?

過去23年間、だいたいが「ビック5」が優勝争いをして3位までを独占し、たまに(15%程度)「スモール5」が3位までに顔を出してオーってなるのがイングランド・プレミアリーグってわけだ(ストロングの独断と偏見)。

もうちょっと付き合ってくださいね(>_<)

イングランド・プレミアリーグは、8月から翌年5月にかけての10ヵ月間で2回総当りの全38試合を戦う。

1か月で約4試合、つまり10ヶ月間、毎週試合をするってわけです。過酷だねえ。

総当たりで対戦するとね、底力勝負になっていく。

一発勝負のトーナメントなら、ちょくちょく番狂わせは起こるけれど、総当たりのリーグ戦では底力がないと番狂わせはなかなか起きないんだ。

加えて、サッカーはリーグ戦だけじゃないでしょ。代表に選ばれている人は代表戦があり、ちょこちょこトーナメントやクラブのチャンピオンズリーグとか、彼らは1年中サッカーしてるってこと。

どんだけサッカー好きやねん( ̄ii ̄)

底力が必要な総当たりの年間リーグ戦では年間収益の「ビッグ5」と呼ばれる、お金持ちクラブが有利になる(ストロングの推定)ってわけだ。

1年中身体をぶつけ合うスポーツして、選手も故障する、連戦なら身体を休ませる必要もある、誰かがいなくてもチームの戦力が落ちないようにチームの選手層が厚くしないといけない。

底力がいる。それにはゼニがいる。

ゼニがあれば・・・いろいろと揃えられちゃうってわけ (^^)♪

だから結局、底力勝負では年間収益「ビッグ5」が過去23シーズンの3位までを85%独占してしまう。

岡崎選手が所属するレスター・シティは、20チーム中、年俸総額がリーグ17位だそうで、戦前の下馬評は低かったらしい。当然だ。

誰が優勝するなんて思うものか。

オーナーもファンもたぶん思ってもみなかった。もしかしたら選手だって思ってなかったかも・・・

そのレスター・シティが、あろうことか、うっかり創設133年目にして底力勝負のリーグ戦初制覇!

2016年5月11日現在
試合数37:23勝3敗11引き分け
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NHKが「史上最大のジャイアントキリング」と謳ってもおかしくない。

なぜなら奇跡だからだーー!

それくらいしすごいことなんだってことがサッカーを知らなくても感じられる。そこに日本人選手がいるなんて・・・すばらしい。

いいですか、レスター・シティが創設されたのは1884年、明治17年ですぞ!

どんな時代だったか?

その頃の出来事っていえば、

陸軍卿大山巌、川上操六・桂太郎両大佐を従え欧州兵制視察のため横浜出発
鹿鳴館で日本初のバザー
大隈重信ら改進党を脱党
秩父事件起こる

知らんがな(* ̄ノ ̄)/Ω

出てくる人や出来事が全部完全に教科書的ですな・・・

どれくらいの奇跡が起こったのかってことを実感してほしいかったから、ちょび長くなった、御免。

じゃあ、その起こしたすごい奇跡、貧乏で、年俸総額がリーグ17位のレスター・シティは急に変身して強くなったのか?

生まれ変わったのか?

スポニチにはこうある。

第35節終了時のボール支配率は平均42・7%。

最近10季の王者で50%を割るのは初・・・・

サッカージャーナリストの大住良之氏は言う。

昨季は14位でぎりぎりの残留。年間収益はビッグ5と呼ばれるクラブの4分の1から3分の1程度。

開幕直前に監督が交代し、シーズン前にブックメーカーが出した掛け率は5000対1。

2月にレスターがアウェーで「ビッグ5」のひとつであるマンチェスター・シティ(レスターの年間収益約170億円に対し、570億円もの収益がある)を3-1で破ったとき、レスターのボール支配率はわずか36.1%だった。

すなわちマンチェスター・シティが1試合の63.9%もの時間、ボールを支配していたことになる。

しかもレスターのパス成功率は64%だったという。

トップクラスのサッカーでは80%が目安となるパス成功率で、この数字はあまりに低い。

欧州の主要5リーグ(イングランド、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス)では、このようなパス成功率のチームはひとつもない。

レスター・シティはリーグ開幕前の予想でも、開幕後の戦いでも、年棒に見合う予想通りのチームだったのだ!!

まあ、一部残留すればイイかなあってチームだったんだ。

ちなみに2015年のラグビーワールドカップで過去2回のW杯優勝経験を持つ南アフリカ代表を日本代表が破ったときも「奇跡の勝利」と言われたけれど、事前のブックメーカーのオッズは南アフリカ勝利1倍、日本勝利34倍だった。

対してレスターの掛け率は【5000対1】。

これを奇跡と言わずになんという。

それも巨大な戦力を持つわけでもなし、臨時収入もあったわけじゃないのに・・・年間を通じての総当たり戦で底力が必要なリーグ戦でどうして3敗しかしなかったのか?

なにゆえ奇跡が起こったのか?

どうやって奇跡を起こしたのか?

以下の記事を中心に「奇跡の起こし方」を学ぶ。

スポニチ
世紀の番狂わせ!ラニエリ監督 就任1年目でのレスター革命

スポニチ
伝説になった!岡崎レスター 奇跡すぎる創設133年目の初V

サッカージャーナリスト大住良之
資金力より人間の力 レスター優勝が問うたもの

スポニチにはこうある。

・・・戦術やメンバーをコロコロ変えることで有名だったラニエリ監督も、選手と話し合って路線踏襲を決断。

最小限の決まり事以外は柔軟な姿勢を見せたことが選手たちの共感を呼び、一体感をもたらした。


高い位置からのプレスでボールを奪い、速攻に転じるシンプルなスタイルが、地味ながらハードワークをいとわない選手ぞろいのチームにはまった。


25試合で先制し、22勝中14勝が1点差勝ちと勝負強かった。

序盤はFWバーディーの神懸かり的な活躍(先制弾11試合)が目立ったが、リーグ最少の先発入れ替え27回が示すようにケガ人と出場停止を最少に抑え、終盤も勢いは衰えなかった。

ハイ、出ました!

このテキトーでいい加減な記事には奇跡のヒントは満載だ!

奇跡の起こし方 その1

◆やることをコロコロと変えないで、子供とよく話し合う

◆作戦はシンプルに、決まり事は最小限にして共感と一体感を出す

◆とにかく先制すること。そう心掛けること。

◆ミスとチョンボは最小限度に押さえること

カンタンだ!

あなただってできるでしょ!

勉強では「勉強せずに成績不振」というのがあるがこれは諦めがつきやすい。だって勉強していないんだから。

多くの方が頭を抱えるのは「勉強をしているのに成績不振」これだ。

やってるのにダメっていうのが一番凹む。

でも「レスター作戦」でやれば、これはほとんど解決する。

あれこれとやり散らかさないですることなんだよ。

子供とよく話し合って、ミスとチョンボは最小限度にする勉強をまずはすること。

「とにかく先制する」は勉強でいえば獲るべき問題をしっかり獲るってことだ。

そのために家庭での勉強は
シンプルに、
決まりごとは最小限にして、
その代わり死守する。
やるときは献身的にやるってことだ。
あれもこれも気にしないで手を付けたものを完全に消化する。

これが奇跡の起こし方 その1だ。

カンタンでしょ?

奇跡の起こし方 その2にいくよ!

サッカージャーナリストの大住良之氏は言う。
・・・戦いを見ながら私がレスターに強い感銘を覚えたのは、劣勢に立たされ、あるときには「袋だたき」のようにピンチの連続になっても、レスターは決して「パニック」にならないということだった。


選手たちがどんな状況になってもパニックに陥らず、それぞれに自分がなすべきことを理解し、足を止めずに忠実に実行していることだ。

それを10人のフィールドプレーヤー全員が90分間やり抜くのだから、「結果」が出るのは当然だ。


「勝てば優勝」という状況で迎えたマンチェスター・ユナイテッドとのアウェーゲーム(5月1日)。

ちなみに、ユナイテッドはイングランドきっての「金満クラブ」であり、14~15年シーズンの年間収益は約640億円だった。当然、世界的なスターやその候補選手がずらりと並んでいる。

レスターは立ち上がりから劣勢となり、あっという間に1点を失った。

「いったい何点はいるのだろう」という展開だったが、その後のレスターはシュートブロック連発で徐々に試合を自分たちのリズムにもっていった。

17分にFKからモーガンのヘディングで追いつくと、・・・危なげなく1-1の引き分けにもち込むのである。

相手にボールを支配されても、5本のパスのうち2本が相手に渡っても、レスターは集中してプレーを続ける。

そして勝ち星を重ね、プレミアリーグ優勝という「奇跡」を生みだすのだ。

レスターのゲーム戦術は攻守ともにシンプルそのものである。

だがそれを90分間、そして1シーズン継続したところに偉大さがある。

その功績の第一は、間違いなく昨年7月に就任したイタリア人のラニエリ監督(64)に帰す。


優勝の足音がどんどん近づいても、レスターの選手たちがプレッシャーを感じる気配がまったくなかった。

「楽しくて仕方がない」「このまま、シーズンがずっと続いてくれたらいいのに…」。そんな声が選手たちの口ぐちからもれた。

ラニエリ監督は選手たちのパフォーマンスを称賛し、それが選手たちの気持ちを常にポジティブに保った。

ポジティブだから「負けるのではないか」というよりも、「もっとプレーをしたい」という気持ちにしたのだろう。

ラニエリ監督はイタリアやスペイン、フランスでビッグクラブの監督を歴任したが、厳格な戦術管理で知られる人だった。

しかし昨年就任したレスターでは、笑顔を絶やさず、常に選手たちに優しいまなざしを向けている。

そうしたラニエリ監督からほめられてうれしくないはずがない。

プロとして長いキャリアを誇る選手たちがこの1年間の戦いを通じて大きく成長し、FWバーディーは昨年イングランド代表に初招集され、今年に入ってからもMFドリンクウオーターはイングランド代表に、そしてMFカンテはフランス代表に、ともに初めて選ばれた。

レスターの優勝はチーム全員が同じ方向を向いてサッカーに取り組み、地に足をつけて戦い抜いた結果だった。

「金満クラブ」のサッカーが色あせたもののようにみえたのは、選手たちの「市場価格」ではなく「人間としての力」をサッカーの力に結びつけたラニエリ監督の存在があってこそのものだった。

レスターはサッカーが「人間のゲーム」であることを再認識させた。

残念なことではあるが、今日、そうした結果を見ることはほとんどできない。

ハイ、出ました!

奇跡の起こし方 その2

◆袋だたきになっても、決してパニックにならないこと

◆自分がなすべきことを理解し、足を止めずに忠実に実行すること

◆袋だたきにあいそうになっても、自分のリズムで最後まで戦うこと

◆勝とうと無理せず、焦らず、引き分けに持ち込めばいいやと考えて対処すること

◆わからない問題に出会っても、飛ばして集中して続けること

◆「負けるのではないか」というよりも、「もっとプレーをしたい」「楽しくて仕方がない」という気持ちになれるか

◆家族全員が同じ方向を向いて勉強に取り組み、地に足をつけて戦い抜くこと

◆これらを試験時間50分間、そして受験シーズン1年間継続すること

これで奇跡は起きる!

ここまで愚直にブレずにできたのは前年のシーズン終了後、タイへの親善ツアーで、前監督の息子ら選手が乱交パーティーに興じる映像が流出したことが挙げられるのかも。

この事件により前監督は解任され、今期の優勝監督ラニエリ監督が来たんだけど、ビッグクラブの監督を歴任し厳格な戦術管理で知られるラニエリ監督があれこれやらずシンプルに「堅守速攻」を徹底した。

詳しければ詳しい親ほど、あれこれやりたがる。塾のテキストがあるのに問題集を買ってきてやったりとかさ。

そんな余裕も時間もないだろって思うけれど、手を出しちゃう。もうやるべき教材は手元に十分あるのに

まずは授業テキストを徹底的にやるの。宿題テキストをやる前にね。1回ダダーとやるんじゃなくて授業テキストを3回やるの。時間があったら宿題テキストへ。

イイ教材がそこら中にあるのはわかってる。でもあれもこれもできないの。

与えられたものを使い倒す!シンプルにね。

奇跡を起こすときの第一条件だ。

やり散らかす人、あれこれと手を広げてつばをつけて回る人には奇跡は起こせない。信じて徹底的にやれ!

そこが信じられたら、これさえやればボクはイイんだと子供も親も本当に信じられたら、ライバルがどうであろうが関係ないし、「袋だたきになっても、決してパニックにならない」。

テストでは家で勉強したことができたかどうかを見るから、素点や偏差値を見て落ち込みはするかもしれないけれど、パニックにはならない。

パニックにならなければ、やることに一貫性が出るし、継続するから力も付く。それが自分たちのリズムを作り、無理せず自分たちができることを精一杯やることにつながる。

家でやったことがテストでできればそれでイイや!

この開き直り。やったことがない問題、できない問題に出会っても、フアァ~とかグェッとかならずに、できる問題、やった問題をガッチリ獲る。

そこに子供が集中できるのは親子の家庭内での話し合いや価値観が明確になっているから。

できる問題をきちんと獲ればイイといいながら、これもできたはず、こっちもやれたでしょって後出しで言ってたんじゃ、チーム(親子)の一体感も出ないし、共感も出てこないよ。

「いい? あなたの使命は合格することじゃないの。合格に値する勉強をすることよ。その過程の努力が大事なんであって、結果は後からついてくるの」

頭でもなく、言葉だけでなく、親がそう信じられているかどうかが分かれ目だ。

ブレるのは子供じゃないよ。

親がブレまくって、そもそもシンプルな勉強作戦がトッ散らかるのはすべて監督である親の問題だ。

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この前、[算・数] 7日間を終えての感想をいただいた。

小6 おゆきさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

子供が楽しそうに勉強をしています。今日も「最近楽しいねぇ」と言っていました(笑)

楽しい中でも、例えば難問3回目でタイムに満足できない場合は4回目を志願したり、欲も出てきたようです。

細かく時間を区切って成果を出す、というやり方がまじめな子供にはとてもマッチしています。時間あたりの密度が全く違います。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

大有りです!この後もノリ勉を知らなかったらと思うと怖いくらいです。

感情面では、ほめる、のせる、ノリノリで取り組むというのは誰にとっても悪いことが一つもありませんでした。

「何々しなさい」と言うのではなく、良い点を見つけながら「約束は?」と誘導していく方法は目からウロコでした。

また、実際の学習面でも「基礎を固めなさい」と耳にタコができるくらい聞いてきましたが、では、どういう段階になったら「基礎が固まった」のか家庭学習の段階では判断がつきませんでした。

やみくもに問題を解かせてはテストで撃沈。。。を繰り返していたのでほとほと疲れ切っていました。まさに救世主です!

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

とても楽しかったです。「今日もたくさんほめるよー!」なんて言いながら勉強を始める日が来るなんて思ってもいませんでした。

今後は、実際のテストにノリ勉スタイルを落としこめるように習慣化していこうと思います。

前回の週刊テストでは成果が感じられましたが、その後に受けた公開模試では抜け漏れが多く、悲惨な成績でした・・・偏差値44~62を揺れ動いている現状を何とか落ち着かせたいです。。

お伝えしたいことはまだまだありますが。。。本当に本当にありがとうございました!

できることをきっちりやっていくと「小さな奇跡」が起きる!

ボクにとってはこうした体験者のコメントは「小さな奇跡が起こった」と思えるけれど、あなたはどう思います?

レスターで起こったのと同じことがおゆきさんにも起こってるじゃない?

問題はレスターは1週間ではなく、1年間を通してこの奇跡をやり通したことだ。

小さな奇跡も1週間でやめれば、大きな奇跡にはつながらない。

おゆきさんにもこの「小さな奇跡」が、もしかしたら1か月くらいで終わっちゃうかもと思わせる悪い前兆がコメントから感じられる。

その悪い前兆を示すコメントはこれです!

前回の週刊テストでは成果が感じられましたが、その後に受けた公開模試では抜け漏れが多く、悲惨な成績でした・・・

「子供が楽しそうに勉強をし」て、「今日も最近楽しいねぇと言」い、「楽しい中でも、タイムに満足できない場合は4回目を志願したり、欲も出てき」てる。

すばらしいですよね。

「やみくもに問題を解かせてはテストで撃沈。。。を繰り返し」て「ほとほと疲れ切って」いての今回だからうれしさも格別でしょう。

その奇跡は誰が起こしたのか?

ストロング?

もちろんノーだ!

ノリ勉をやってもその日のノリ勉の趣旨を理解しない人にはこの小さな奇跡は起きない。

おゆきさん自身が自分自身で「レスター戦法」を実践して、まずは「小さな奇跡」を起こして見せた。

次はその「小さな奇跡」を毎日毎週淡々と起こすこと。

これがおゆきさんが言う「今後は、実際のテストにノリ勉スタイルを落としこめるように習慣化していこう」です。

そう、それを目指すべきだ。

しかーし、「小さな奇跡」を継続していこうとしても、スケジュールには公開模試がある!

受験生だし、志望校に行くためにも結果は出したい。

ゆえにこの公開模試の結果がおゆきさんを凹ませる。

前回の週刊テストでは成果が感じられましたが、その後に受けた公開模試では抜け漏れが多く、悲惨な成績でした・・・

この悲惨は結果が出た時でも、引き続き、↓↓これができるかどうか。

奇跡の起こし方 その2

◆袋だたきになっても、決してパニックにならないこと

◆自分がなすべきことを理解し、足を止めずに忠実に実行すること

◆袋だたきにあいそうになっても、自分のリズムで最後まで戦うこと

◆勝とうと無理せず、焦らず、引き分けに持ち込めばいいやと考えて対処すること

◆わからない問題に出会っても、飛ばして集中して続けること

◆「負けるのではないか」というよりも、「もっとプレーをしたい」「楽しくて仕方がない」という気持ちになれるか

◆家族全員が同じ方向を向いて勉強に取り組み、地に足をつけて戦い抜くこと

公開模試は過去の1か月とか3か月単位でやったことをまとめて聞かれるテストだ。

この時期の受験生になれば、もっと広い範囲、前学年の分が問われるテストにもなっているだろう。

テストっていうのは対策をして初めてできるわけで、もし今回前学年の内容をある程度復習して準備して臨んだのであれば、復習したのにできなかったのであれば「悲惨な成績」が当てはまるだろう。

でも、公開模試の試験範囲の復習をそれほどやっていなくてテストに臨み、ゆえに「抜け漏れが多く」て、点数が悪かったのであれば、それは「悲惨な成績」とはいわず、当然の結果であったとなる。

わかりますよね、この違い。

点数や偏差値を見て、絶好調とか悲惨とかの判断になるけれど、奇跡を起こしたいなら、自分たちがやってきたことがテストでどうだったかを判定しなければならない。

それほど復習ができずに公開模試に臨んだのであれば、できなくて当然だし、もうしばらく前にやったきりなら「抜け漏れが多く」て当然なんです。

公開模試は子供たちの「抜け漏れ」を問うテストです。テストでは「抜け漏れ」がないかどうかが問われる。

その「抜け漏れ」が多くならないように公開模試対策をして臨んだのに、やっぱり「抜け漏れが多く」出たのであれば、テスト対策の部分に目を向ける。

繰り返しやって臨んだのかって?

公開模試対策はそれほどできなかったのであれば、「抜け漏れ」が多く出るのは当然なのであって、それは「悲惨な結果」という判定にはならない。

だって対策はせずに臨んだんだから。

なにゆえこれをしつこく書き連ねているかというと、ここが「奇跡の起こし方 その2」で触れた点を実行できるかどうかにかかっているからです。

いつだってパニックは、なにも準備していない人がなる。なるべくしてなる。

「自分がなすべきことを理解し、足を止めずに忠実に実行する」には、地に足をつけて戦うには、価値観が明確で、作戦はシンプルでなければならない。

作戦のうち、いまだ遂行中のものに結果を求めないのもその1つで、やったことに対してのみ結果を求めていく。

準備してやろうとしたことは実際にテストでできたのかを問う。

対策をやっていないことに結果は求めてはならないし、それを求めだすとたいていはパニックになる。

ここがスケジュールのお尻が決まっている受験生が最もよくハマる落とし穴ってことです。

レスターが最初から優勝を目指していたら今回の優勝はなかった!と僕は推定します。

そうじゃなくて、優勝なんか誰も思っていない中で、自分たちがやるべきこと、やれることを着実に実行して、実行したことの結果を判定し、改善し、習慣化して、いつだって自分たちの戦いをした。

だから結果として優勝できたんだと思う。

だから、おゆきさんだけじゃなく、多くの受験生も入試日はすでに決まっていて、そこに向かって進んでいくんだけど、逆算して「今こうでなければならない」なんて思わずに今日やるべきことを今日きっちりやる!姿勢で臨んでもらいたいと思います。

入試日から逆算して「今日やっておくべきこと」を考えてやると、たいていは自分たちがやるべきことの分を越えたものをやらなくちゃいけないってことになるから。

それはできないって結果を招き、結果としてパニックになり、自分たちの戦いがまるでできなくなる。

それじゃレスターの奇跡は、あなたには起こらない。

いや、どういう状況であれ、物事はポジティブに捉えるべきだし、夢や目標は持ち続けるべきだって!?

あのね、夢や目標を、あまりにも高い夢や目標を掲げすぎるから、みんな破綻するんですよ。

毎日歯を磨けない人が生涯入れ歯にはなりたくないって宣言するようなもんだ!

毎日歯を磨いても、入れ歯になる人はなる。歯を磨くことにプラスして何か対策をしないと入れ歯にはなるからだから。

できることを増やして追加できる人が入れ歯にならない。

そういう意味で、奇跡を起こすのは、ポジティブな人でも難しいんだ。

ここまでの話で、シンプルに、最小限度の決め事で戦うのはラクしてるように思うかもしれない。

ポジティブだと、もっとできるとか、私はもっとやれるとかなりうるけれど、その性格や考え方は、奇跡を起こす要因を片っ端からぶち壊すものになりうる。

スポニチにこうある。

岡崎慎司が・・・逆境を乗り越えてきた秘けつは「ネガティブマインド」だ。

足が速くない、背が高くない、視野が狭いなどコンプレックスの塊で試合前には「相手DFがごつい」「決定機を外したらどうしよう」などと考えることも多い。

メンタルトレーニングを勧められたこともあるが「合いそうもない」と拒否。

中村(横浜)らの習慣である「サッカーノート」もネガティブな内容で3カ月も続かなかった。

ただ、不遇をかこっても腐らないのは常に最悪の事態を想定しているから。

ポジティブな本田(ACミラン)らとは対照的なマインドは、謙虚で誰からも愛される人間性にもリンクする。

ネガティブマインドだから、自分の領分をきっちり守ることができる。領分を守ることに専念できるともいえる。

ポジティブだと、自分以外の人の領分も守ったり、もっとこうしろ!とか言っちゃったりもする。金満クラブの選手はおおむねこちらタイプ。

でも、年俸総額がリーグ17位のレスター・シティの選手は金満クラブの選手ほど、環境的にも年棒的にも評価的にも期待値的にも、そもそもそれほどポジティブではいられなかっらじゃなかろうか。相対的にね。

ここでは岡崎選手のことしかわからないが、他の選手もおおむねそうした傾向を持った選手が多かったのではなかろうか、これは僕の推測です。

夢や目標はあればあったでよいが、あると奇跡が起こせない要因にもなりうる。無駄な夢や目標っていうものもある。

夢や目標を持つなっていうことではなく、無理して、無理やり夢や目標を持つ必要はないってこと。

ポジティブな人にはポジティブなやり方が、ネガティブな人にはネガティブなやり方がある。その人にはその人自身にあったやり方があり、それでやればイイ。

サッカーだけでなく、勉強でもこれができれば必ず奇跡は起きる。

行けないと思っていた学校に入れるよ。やればね!!

ただ、この「レスターの奇跡」が来年も、この奇跡が続くかっていうと、続かないだろうっていうのがボクの予想なんです。

「奇跡が起きる前」と「奇跡が起きた後」ではメンバーが全く変わらなくても、仮に持っている力がなにも変わらないとしても、周りの状況が変化しなくても、「同じではない」から。

奇跡が起きて優勝したり合格したら「勝とうと無理せず」が難しくなる。

自分がなすべきことを、もっとしたい、もっとできると思う気持ちが、自分がなすべきことをおろそかにさせてしまいがちになる。

奇跡が起きる前には思いもしなかった「負けるのではないか」が、奇跡が起きた後では「今度は本当に負けるのではないか」「絶対に負けたくない」という気持ちを起きやすくさせる。

そうなれば、余計な考えを生み、自分で自分にプレッシャーを与えることになる。それは「自分じゃなくなる」ってことです。

奇跡が起きる前は「もっとプレーをしたい」「楽しくて仕方がない」と思っていたのに、今では戦う前から結果が欲しくて怖さが出てきて、「怖い」と手も足もすくむなんてことも出てくる。

引き分けより勝ちがほしくなり、作戦は複雑になって、欲が出てくるから決まり事は増え、共感と一体感は拡散し、散漫になりやすい。

とにかく先制点を目指すのは以前と変わりはないが、先行したら今度はなんとか逃げ切りたいという守りの気持ちが強くなり、ミスやチョンボがちょろちょろ出る。

あれれ・・・去年と違うッて思った時はもう遅い。

わからない問題に出会っても、以前は飛ばして集中して取り組めていたのに、わからない問題ばかりが気になりだす。わからない問題こそ、できるようにしたいって思う。

作戦はシンプルから複雑に、家族全員が同じ方向を向いているのは以前と同じなのに夢や目標が明確になった分、守るべきものも増え、獲りたいと思うものも増え、視野が広がりすぎて集中が薄くなる。

話しあって決めたことが多くなりすぎて、継続してやり通すことが難しくなる。

シンプルで自分の戦いをしたから負けない戦いができていたのに、精神が「金満クラブ」と同じになってしまえば、底力があり、選手層の厚いチームが必然的に勝ちを多く拾うようになってしまう。

来年は「ビック5」が85%以上の確率で巻き返してくるだろう。

あれはたった1年だけの夢だったんだろうか?

やはり奇跡だったんだろうか?

もう私たちに奇跡は起こらないんだろうか?

いや、そうじゃない。

奇跡は起こせる。起こせるようにしさえすれば。

ただ二度、2年連続して起こすのが難しいだけで。

それは成長したってことでもある。奇跡が一度起これば、次は別のステージでの戦い、もう一段レベルの高い戦いに挑戦することになる。

去年と今年は、奇跡を経ると違う人間になってしまうから、話はややこしくなる。そういう意味で、今年起こす奇跡は今年以外には起こせないってことです。

だけど、レベルが高い戦いになろうとも、周りが変化しようとも、作戦はシンプルに、結果を恐れずによくよく話し合って出した結論は継続して死守すること。

3か月死守してきたのに状況が悪くなっているなら、1つだけ変えること。

改革は、急激な改革は善も悪もすべててを破壊してしまう。今まで築いてきた悪い習慣だけを破壊するだけならいいが、蓄積してきた財産さえも売っ払ってしまうようなことが起こる。

それが改革だ!歴史は繰り返す。

先人も先輩も、勝ち続けることの難しさで壁にぶち当たり、金満クラブでない限り、連覇は難しい。

金満クラブは翌年は別のチームに仕立てて臨めるから連覇が容易とは言わないが可能になる。

弱者は、奇跡を起こしたがゆえに次の優勝から遠ざかってしまう。あの時の気持を思い出すのが難しくなる。

でもね、ノリ勉で起こった小さな奇跡をいつだって思い出してほしい。難しいことなんて何もしていないのだから。

子供のあの笑顔が生まれたのはなぜか?

そこに自分たちの戦い方が見いだせる。

すべては欲から始まる。受験生の崩壊現象も敗戦も余分な欲が大きな要因だ。

無欲こそが勝利に秘訣だが、一度勝利してしまうと勝ちの味を知るがゆえに無欲が最も難題となる。

ゆえに先人も先輩も、

最後は、やるべきことをしっかり準備するということに行き着く。

己の支配できないものの心配しない心持ちに落ち着く。

そしてそれこそが結果として、最良の結果を持たらせ続ける秘訣となる。

結論は至ってシンプルだ。

もう1回書くよ。

自分がやるべきことを理解して、やるべきことをしっかり準備すること。

己の支配できないものは心配しないこと。

手の届くことをきっちりやって、それについては結果を出せ!

全体で何番とか、クラスがどうだとか、偏差値がこうとか、合格判定が悪いとか、そんなものは関係ない!

それらがあなたの本来やるべきことを見失わせるのだから。

あなたの子供は、まずは授業テキストがいつでもサクサクできる!から始める。

それができたら宿題テキストへ。全部やらなくてもイイ。全部できなくてもいい。

時間が許す限りで、手を付けたものはきっちり落としこむ。それ以上でもそれ以下でもない。

それがわかると、結果は気になるが、過程に全力を尽くすよりほか仕様がなくなるはずなんだ。

余計なことは考えなくてイイ。受験の戦略なんてクソ食らえだ。

奇跡はいかなる結果であろうが必然です。起こるべくして起こってる。トリックも魔術もない。やったようになっただけ。

それはいかなる結果が出ようが必然であると受け止められるってことであり、誰のせいでもないってことでもあり、すべての出来事や結果は自分が呼び寄せたことであり、そこに学びであるという結論に至る。

最強なのはいつだって自然体で、そう思える心持ちになること。それが奇跡を呼ぶ。

いかなる結果が出ても、すべて結果良し!の心境になれるのが最終地点となる。

それがね、本当の奇跡なんだから。

奇跡は他人の物語じゃない。あなたも奇跡は起こせるよ。やればね!

※これを配信後、ここに登場した小6のおゆきさんからメールが届きましたので紹介しておきます。

今週の週刊親技「誰でもできる奇跡の起こし方を言うよ」を拝見して、心臓が止まりそうになりました。

サッカー好きの私は、ちょうど少し前にレスター優勝がどれくらいすごいことなのか、ブックメーカーの掛け率5000倍というのは「ネス湖にネッシーがいる」のと同率レベルだ、なんていう話を子供としていたので、いつもにも増してワクワクしながら読み進めていました。

すると、どこかで見たような「おゆきさん」の文面が登場し・・・

帰りの通勤電車で読んでいたので涙をこらえるのに必死でした。

今まさに感じている不安、焦り、自己嫌悪…etc に対する、ストロング先生からの全力のエール(カツ!)が嬉しくて有り難くてドンピシャで、「そうだ、そうだよね!」と何度も何度も読み返させていただきました。

特に「奇跡の起こし方 その2」は深く刺さりました。

「対策をやっていないことに結果は求めてはならないし、それを求めだすとたいていはパニックになる。」全くもってそのとおりです。求めていました。。。

でも、ノリ勉をやってきたからこそ、じゃあどうすればいい?と言う原点が分かります。帰るべき場所(戦略)があるというのは強いですね。

早速、子供に「これからお母さんはやってもいないことの結果には動じません」宣言をしました(笑)

その分、やったことの数をノリ勉でこつこつ増やしていこう!と伝えると「わたし、そういうの好き!」とのことで、子供のメンタルの方がよっぽど安定していそうです。。。

もちろんノリ勉は日々もりもりと続けております。

今週の週刊親技はプリントアウトして子供の隣の私の席に貼っていつでも読めるようにしてあります。

オシム元日本代表監督の「ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。」という名言も思い出しました。

1ヵ月後もその先もまた報告させていただきますね。本当にありがとうございました!

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うれしい報告
『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小5 まさみさん

1回目読んだときは、はじめにを何度も読んで、なかなか先にすすめませんでした。

書いていることは、自分に突き刺さるように本当にその通りだとは思うんだけれど、じゃあどうするの?といった部分が自分自身で整理できないし、鉄則のひとつひとつが自分のものになっておらず、何度も戻ったり、途中で集中できない感じで苦しかったです。

ノリ勉をしながら、いろいろ音声セミナーやその他の親技を併用して、もう一回読み、ずいぶん整理できました。

でも、他の方々が書いているように、具体的な決まりをどうしようか、その都度その都度立ち止りながら、春季講習にもおわれ、また再度読み直し、自分なりにノートにまとめてやっと、感想を書く気になったところです。

自分自身では、エラー&トライで、頑張ります。

「決まりをどうするか?」「どういうのが妥当なのか?」は悩むところです。

が、誤解を恐れずに言えば「テキトー」でよろしい。今までできもしないことをやらせすぎたと思えれば少なくし、負荷がかかっていなかったと思えば負荷をかける。

甘やかしていたと思えれば、甘やかさない。決まりは親一人が勝手に決めるわけにはいかないのでお子さんと話し合うことになる。

「できるだけやりたくない!」という子供の気持ちだけを優先することはないのでおのずとイイ線で落ち着くものです。

そういう意味で「テキトー」に決めてすぐにやってテストの結果、お子さんのノリノリ度を見れば、軌道修正の方向はこれまたおのずと明らかになる。

軌道修正させてくれるものはテスト結果とお子さんのノリノリ度です。

ノリノリ度がないと、目標を達成して、「さらに・・・」となったときに「これ以上やりたくない」となりますから。

中1 うしさん

『10の鉄則』を購入したいなぁ、でも高いしなぁ・・・と悩んでいる間に息子の中学入試が終わり、1校しか受けませんでしたが無事合格できました。

ところがそれまでの塾通いがなくなった反動か、学校の宿題さえしないという全く机に向かわない日々になってしまいました。

これは私が一番恐れていた状態で、『10の鉄則』購入のきっかけです。

そもそも息子に自宅学習の習慣がないのは私の責任と自覚しています。私自身が頭で考えてもなかなか実行にうつせないイヤなタイプなんです。

今回は「高い買い物したんだから元をとらなくちゃ」と自分を追詰めるために鉄則買いました!ところが「購入する」や私は盲腸で入院。入院生活は2週間に・・・

「やっぱりね」「そうよね」と何度もうなずきながら読みました。

私の子供への語りかけは鉄則のページそのままで、確かにこれじゃ子どもの心にはほとんど響いていなかったんだろうなぁと。

現在春休み中で、入学前のオリエンテーションで出された宿題と格闘中です。一つだけ変化がありました。

毎朝私が起きる頃には漢字の書き取りをやっているのです。

私に言われないとやらない、いえ言われてもなかなかやらない子だったのに、ホンの少しだけ私の話し方が変わった(かもしれない)だけで1歩前進したように見えます。

まだまだこれからです。1歩1歩亀の歩みで進んで生きたいと思います。

早いところはこれから中間テスト。

英語などは、アルファベットからじっくり始まる公立中学ならチョロイもんですが、私立上位中学校はすでにバンバン進んで早くも差が出始めています。

キツイ受験が終わったら、さらにすごいスピードで新たな戦い!ホントにキツイですが、合格するっていうのはそういうことですから。

どうぞ新しく始まった英語をキライになりませんように!ファイト!

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