こんにちは、ストロング宮迫です。
古い読者の方はご存じでしょうが、このメルマガは2003年10月25日に創刊しましたので、もうすぐまた節目を迎えることになります。
記録を見てみると、2003年11月15日発行のメルマガNo.5の読者数は1,740人、今回発行の読者数が28,000人超ですから思えば遠くに来たもんです。
創刊当時から比べるとメールが皆さんに届く率は落ち、メルマガが迷惑メールフォルダに分類されたり、メルマガが届けられる前にサーバではじかりたりで、今やメルマガ受難の時代になってしまいました。
あと10年もすればメルマガという形態自体がなくなっているかもしれません。メルマガが気に入れば読むし、気にいらなければ自由に解除という仕組みは好きなんですがね。
スマホなんかでメルマガが届かないという方には発行と同時にサイトにメルマガをアップしていますので、、どうぞそちらもご活用ください。
さて、古い読者の方は知っていますが、親技で販売している『10の鉄則』は10年前の2004年2月に発売を開始した当初は5,000円でした。この時代のメンバーさんももう数少なくなってしまいましたが。
その『10の鉄則』の5,000円、これも定価ではなく寿司屋みたく「時価」と称していたのです!
どういうことかって!?
2004年4月11日発行メルマガより
時価の上がり下がりは『10の鉄則』購入者の成績次第!
もちろん時価が上がるときは皆さんに「上がった成績の実績」を公表した上で上げます!
このメルマガで実績が掲載されるようになれば時価は上がるでしょう。
掲載できないようならば時価は下がる!購入者からもクレーム殺到!
ストロング、アフリカへ高飛びという具合です。
と書いています。
こういうわけで『10の鉄則』実践会メンバーの方から届く「成績が上がったよ!」報告の点数が上がればプラスして下がればマイナスして合計点を集計。
「ズバリ1点につき1円」の換算で、その結果を『10の鉄則』の時価に反映させると当時はしていました。
なので当時のメルマガでは「集計が完了しましたので発表します!ナ、ナ、ナント…670点アップ!」とか発表していました。
この「670点アップ!」と報告をしたのは2004年2月の発売開始から9カ月後で11月7日発行のメルマガで、その際、
この点数は9・10月のテストによる結果報告です。
10月に入り報告の受付を開始したこともあり、ほとんどが10月のテストとなります。
そこで11/13より『10の鉄則』を500円値上げします。※今後も500円単位で上げていきます。上がった点数分をね!
もちろん、『10の鉄則』が原因で点数が下がったよ!なんて場合はすみやかに値下げすることをお約束します(><)
そして、今の9,000円になったのですが、その頃にはどんどん報告もきて点数換算を「時価」に反映してたら青天井になるので9,000円で点数を金額に反映するシステムはやめたんですね。
そのまま時価のままだったら、今頃『10の鉄則』は18万円くらいになっていたかも・・・
2004年1月24日のメルマガでストロングはこう書いています。
『10の鉄則』は、子供の成績の良し悪しは「親がすべてである」という理念を具体的な原理原則に落とし込んだものです。
塾や家庭教師に丸投げしてなんとかしてもらおうという親には読んでも価値はないでしょう。
ですが、親が子供にかかわっていこうという人には、バイブルになる。そういうものを書きました。
熱いねえ・・・
このときストロング37歳でありました!!ギックリ腰も2日で治るくらい元気だったなあ。
まあ、体力も元気も落ちてしまいましたが、『10の鉄則』に対するこの当時の気持ちは今も変わりない。
その頃『10の鉄則』をご購入してくれた方、本当に最初の購入者くらいの方が当時こうおっしゃって下さっています。
Nakkaーさん
昨日『10の鉄則』が届きました。ありがとうございました。
開封したもののまだ読んでいないのですが、やはり、あの薄さで5000円は高いというのが第一印象です。
でもだぶんストロングさんの本当の気持ちは、中身の良さも主張の一部だと思うのですが、本気の人に読んで欲しい、この本に5000円支払える人は本気という気持ちの表れ。
見えない読者への「本気読み取り機」みたいな・・(変な表現ですが・・)。
儲けの気持ちではないという事ですよね。つまり、500円、1000円位だと、とりあえず買ってみる、買える範疇であり、5000円くらい高額になると躊躇するだろう。
でも、そこを踏まえて買う人には、それ相当の覚悟というか、気持ちがあるという判断をされたのかなと思いました。
とりあえず買う人には読んで欲しくないと。違ったらごめんなさい。
何十人、何百人購入されたか分かりませんが、私は、購入した事を絶対に後悔したくありません。
ストロングさんも後悔させないぞと思ってらっしゃると思いますが・・・。
この休みに読破して、主人にも読んでもらいます。読破したら、感想お送りいたします。
まさにこの方がおっしゃるように「本気の人、集まれ―!」なんですよね。
週刊誌みたいに1週間経てば・・・という扱いで読んでほしくないという気持ちが強かった。
これはボクの立場から言わせてもらうのであまり読者には理解はされないと思いますが、本音なんで書いておきます。
現在の『10の鉄則』は9,000円、薄いのに高いとか安いとかの判断をするときに、あなたは子供の塾の月謝、いくら払っていますかって考えてほしいと思っています。『10の鉄則』は親の教科書、テキストです。
成果も上がらない塾には湯水のごとく言われるがままに講座を取ってお金払って成績は上がらず・・・
意味ないじゃん!
そこに気づく値段と考えれば高くはないと思っています。
『10の鉄則』だから、鉄則1つにつき900円。3ヶ月間で考えを改めて成果を出すということを考えれば1ヶ月換算3,000円。良心的だ!本気でそう思っています。
まあ、塾の値段は「子供を勉強環境で預かる」代ですし、高いか安いかは消費者が判断するもので、供給側は消費者のナスがママ、キュウリはパパということは十分理解しています。
また、『10の鉄則』で書いていることをサラッと1回読んで、自分がしてきたことを振り返りもせずに、だいたい知っていることだったとか言って「考えられない人」にとっては高い買い物になるしね。
別に『10の鉄則』を買わなくてもメルマガを本気で読んでそこからヒントを得て偏差値70を越えた人も志望校合格を果たした方もこれまでたくさんいるわけで、それで十分という人もいる。
「魔法の言葉」や「魔法の薬」はありませんか?とか何にもしないけど成績上げたいとか、ふざけたこと言わないで、真剣勝負していきましょうよ!ってことです。
なかには親技に高い金額払ってストロングに叱られる人もいるわけで、割に合わないっちゃ割に合わないと思う人もいるでしょうしね。
考え方です。
子供の成績も子供に接するのも考え方1つです。人は自分が育ってきた環境や状況や経験を軸に人にも子供にも接していきます。もしそれがうまくいっているならそれでいい。でもうまくいっていないなら、やっぱり考え方を変えなきゃ良くはなりません。
あなたの経験や体験はあなたのものであって、子供に対応したものとはならないことだってありますから。
実際、『10の鉄則』を読んでも、「わかったつもり」で全然実行せずに今まで通りの自分の考え方で推し進める人はやっぱりうまくいきません。
『10の鉄則』の通りしなくても、『10の鉄則』を読んで触発されて、今までと違うことをすれば変わる可能性はある。
そりゃそうです。いくら努力しても頑張っても間違っている道を行っていれば、間違った場所に着く。
あったりまえだ!ボクなんかは車に乗っていて「どうもこの道違う気がするなあ」「なんか違うよなあ」と思いながらも思い切ってその道を行きます。行き続ける。
着くわけないんです、行きたい場所には。だって違う道、走っているんだから。
でも、人はいろいろ考える、頑張ってることを重視して、進んでいる道が違うことを直視しない。
でも街並みや雰囲気は「なんか違うなあ」と感じているんです。それでも引き返したり、考えなおしたりせずに、もっと頑張って行ったりする。
間違った道を頑張って努力して進めば、考えもしなかった場所に行くし、遭難することもある。それがいわゆる「親がしたように子供はなる」「親がしたように子供がする」ってことでしょう。
間違った道を遠くまで行ったら今度は帰ってくるのが大変になる。帰ってくる道はバックするってことだから、前に進みたい人にとってはさらに苦しい。その苦しさが間違った道を行けばいった人ほど重くのしかかる。
だからね「もっとラクにできる方法はないのかな?」とか「短時間で効率よくできないかな?」って考えることに意味が出てくる。
こんなに頑張っても成果が出ないか、ちょっぴりなのは、なんかやり方が間違っているんじゃないか!?って。
答えはいつも目の前に出てる。小テストができないとか定期テストや月例テストが取れないとか入試演習になると取れないとか。
せっかく「あなたは間違っていますよ!」ってサインが出ているのに「なせばなる」「やればできる」と目の前に成果が出ていないのに、それが何ヶ月も出ていないのに「やる気」や「その気」でやればなんとかなると突っ走る。
辛くなるでしょ、そんなことを続けていたら。間違ってるんです、その道は。進んでいる道が間違ってる。だから成果が出ない。
そこに思い至らないと結果的には「子供に能力がない」とか「やる気がない」とか「その気でやっていない」とか「どうしてこんなにしているのに取れないの!」って結論になって、問題点や課題を外に、子供に、人に求めていく発想に陥ります。
これ、泥沼ね。底なし沼だからね、これは。
で、「やーめた」とか「もう知りません」とか言うようになる。
問題はあなただ!親だ!あなたの考え方だ!というのはそういうことです。
目の前に出ているサイン、たとえば「成果が感じられない」「点数や偏差値が悪い」「やったのにテストでできない」なんかはやり方を間違っていますよ!というサインだから、サインが出たらそれを素直に受け止めて今までと何か少しだけ変えてみる。
誰でもできそうなことだけれど、多くの人ができない。じゃあ『10の鉄則』読んでみてよ!どう、なにか自分が間違っていたことに気づいた? もしそれがあれば1つだけ変えて2週間やってみようよ!
それが『10の鉄則』でなくても、このメルマガでもいいし、このメルマガでなくても全然かまわない。。
読みました!熟読しました!
しかし、今までと何も変えず行動も子供への接し方も課題の与え方も変わっていません!
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率直に言ってこういうのを「ボケチン」って言います。だからね、メルマガ読んだり『10の鉄則』読んで、変えて成績上げてさっさと卒業していく人もいるんです。
まあ、実際は成績がビクともしない方はさっさと卒業して、成績が上がった人は意外と卒業せずに留年し続けて読み続けている人が多いのですが・・・おもしろいねえ。
いいですか!
人生はそうはいかなくても、勉強においては「正しくやれば小さくても成果は必ず出る」それは間違いない。
この前書いた中学生の歴史39点の話も、そこを知ってもらうために書いているわけですから。
こんなのボクがやったことなんてクソみたいなことばかりです。
でもね、正しいやり方できっちりやれば勉強では成果は出る。正しいかどうかは「次のテストの成果」で計れるんです。
みんな、もう少し辛抱すれば花が開くんじゃないか?と考えるけど、開かないものは辛抱しても努力しても開かない。だって開かないようにしてるんだから!
「成果が出る」っていっても、みんながみんな偏差値70にはならないですよ。センスが必要な領域もあるからね。
でも、偏差値60は出る。正しくやれば間違っても偏差値55を下回ることはない。そう考えてもイイ。
もし今、そうなっていないなら、またもっと上を目指したいなら、考え方を変えて親が変わりましょうよって話です。
こういうことを書くと「子供はやる気もなく1分も勉強しませんがそれでも偏差値60になりますか」とかメールがくる。
なるわけないだろー!!
天才ならありうるけど、こういうメールを送ってくる親は子供に30分の勉強もさせられない。それじゃあ偏差値50にも届くはずがない。
なんにもせずに・・・なんてそれはダメですよ。
子供の見方だって「どうもやる気がないみたいです」とか言うなら「できる問題をやらせてみたら」って思う。「この問題はできる」って子供は確信できたら多くの子供は頑張ります。
そこにタイムを持ち出して「もう少し速くできないかな」っていえば、子供ができる問題と思っていれば、やる、たいていは。「2回もやるか!クソババア」っていう家庭はチーンです。勉強の前に親子関係を見直しましょう。
みんな問題を1回やって答え合わせをしたら、今度は間違っている問題だけやらせるでしょ。
で、子供はいやがる。「間違ったものはもう1回やらないとまた間違うでしょ」それは正論だ!確かに理屈はそうだ!
でも、イヤなんですよ、間違った問題をやるのは。できないと思うから。
もうイヤだなあって思っているときにいい知恵が出ると思います?
考え抜いて答えを出せると思っているのか?
もし、そう思うならあなたはアホですよ。
人の気持ちがわからないアホだ!誰だってイヤでしょう、たぶんできないと思っている課題をやるのは。
毎月100万円売り上げている営業マンに「お前なあ、会社が苦しいから来月から500万売り上げて来い!」って言われて「よーし、会社を助けるために頑張るぞー!」って誰が言うか。言うわけない。
「会社が危なさそうだからこの会社は早めやめよう」とは思うかもしれないけれど。それと同じ。
勉強はできるものから!当たり前だろ、そんなことは。
でも、多くの親にはそれが当たり前じゃないみたい。
だってみんな問題を1回やって答え合わせをしたら、今度は間違っている問題「だけ」やらせているもの。たとえばそういうこと、そういう考え違いを直さずして間違えた問題「だけ」の間違い直しのみでテスト受けてみたらすぐわかる。
1回目でできた問題をテストで間違ってる。間違った問題も間違ってる。これじゃ勝負にならない。
これは難易度が高くなればなるほど出てくる現象です。公立小学校のテストのようにやったままがそのまま出るカンタンなテストではそれほど顕著に出ないけど、中学受験のテストとか中学生の実力テストなんかだとハッキリ出る。
つまり負荷が高い勉強をしないといけないテストではこの現象が顕著に出るってことです。
だから、同学年の子供と比べて負荷の高い勉強を子供に課す親ほどそのことは肝に銘じておかなくちゃならない。しかし・・・
なんでもステップアップが必要でしょう。まずはできるものから。次はできそうなもの。その次はできないと思っているものをできそうに思わせてやらせる。それがステップアップ。
ストップウォッチやキッチンタイマーを持ち出せば子供が時間を意識して頑張るんじゃない。考えればすぐわかる。
陸上でタイムを早くしたい人のタイムを計れば速くなるのか?
ならない。
なんのためにストップウォッチやキッチンタイマーで計るのか?
そこにどんな意味があるのか?
問題を解く時間というのはプロが見ても素人の親が見ても同じ結論を引き出せるアイテムなんです。
「タイム計っても子供は頑張らないけど・・・」頑張るべきなのは親のあなたが考えること、考え方を頑張れよ!って話です。
意識は高く、負荷はガンガンかけるけど、成果はありませんなんてあっちゃいけないことです。親の責任としてね。
それが1ヶ月なら子供も我慢できるだろうけど、1年は地獄でしょう。それが続けばやりたくなくなる。やりたくなくなってから引き返すのは辛い。バックだからね。そこに期限が決まっている受験なんかがあろうものなら・・・
勉強はバクハツだー!ってなるにきまってる。
そのためにはやっぱり考え方なんですよ。親のね。
そう思います。
親技12年目を迎えるにあたって『10の鉄則』について振り返ってみました!!今後もお付き合いいただける方だけ、どうぞよろしくです。
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
小6 パーミッションさん
何度も何度も読み返しました。うなづいてしまう文章も多く、勉強になりました。もっと早くに読みたかったです。
ここまでの時間を無駄に過ごしてきたことに打ちしがれて、深く考えると立ち直れなくなるので今は考えないようにします。
親の接し方、課題の与え方など考えてやってみます。もう少し時間がほしいです・・・有効な手だても時間に迫られてやるとうまくいかないのでは・・・
書けば後悔が浮かんできます。残り少ない時間ですが、がんばります。また相談させてください。
現状と目標が大きく乖離していれば、焦って当然です。でも焦っても、泣いても、祈っても、その差は埋まらない。
目標との差を埋めるのは勉強だけ。勉強をやるしかない。
悩むくらいなら勉強しよう!ってことです。今から手をつける問題はコレからもう2度と出会わない、だからその場でモノにする。
その気持ちがあれば、1ヵ月後、子供に大きな変化が起きます。それができれば、来月もとなる。目先の1日を大事に!
中2 サーカス母さん
興味深く読ませていただきました。簡単なようで継続して実行するとなると、親の覚悟が試されるように思います。大変だ!
私自身、仕事をしているので、家事やその他諸々におわれ、息子の勉強の面倒は後回しになっていました。
「やっておきなさい」「きちんとしなければ」「もっとがんばって」
協力もせずにやれとばかり言ってきた事が今回子供を爆発させた原因なのでしょう。
「あなたならできるはずよ」と励ましていたつもりになっていたのですね。親の考えがなってなかったと反省しきりです。
先生のおっしゃる勉強の信頼関係は難しくなりましたので、親子の人間関係をまずと考えております。(省略)
信頼関係の構築には鉄則6でしょう。鉄則6をとにかく1つきちんとやる。1ヶ月、忙しくても守ってみる。
それで事態は展開していくんじゃないでしょうか。信頼関係の壊れもまだ決定的ではないようですから、ここが踏ん張りどころです。
鉄則6を家族で高らかに話し合い、決定し、納得して実行する!頑張ってください。