こんにちは、ストロング宮迫です。

例年この時期にここで書くことですが、一段落した生活もGWで乱れがち。気をつけてくださいね。

せっかくの連休はこれまでの復習にはもってこいの期間です。

連休だから、時間があるからといって、「新しい問題集」を持ち出すのではなく、これまでにすでに使用したものを使い倒す

また、連休中の復習では「科目でなく単元で勉強する」ことを親技ではオススメしています。

科目で考えないことです。

単元で考えて「全然わからない」から「わかる」へ

「大問総落とし」から「大問の基本問題はゲットできる」へ

あわよくば苦手単元から得意単元へ

与えられた時間が多いとか少ないとか嘆くのではなく、ある時間でどうするか?ですから。

このGWにできないことは、時間がある夏休みではまるでできないですから。そこんとこよろしくです。

もうひとつ、お知らせしておきます。ここで何度か紹介した佐香武彦さんの『ホントの英語』がついに全国発売が決まりました。うれじぃーーー!

佐香武彦さんに関する記事はこちらから

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さて、世間では多数のセクハラ&パワハラ問題、鉛筆ナメナメ公文書も自由に書き換えちゃうぞ問題、やっぱヨガは公用車で行くっしょ問題などで賑わっているようです。

で、これらの問題を見てみると、総じて「1つ前の世代」の価値観の終わりとその転換期と見ることもできるんじゃないか。

いま世の中で問題とされている事件の主役は、年齢でいうと、ボクも含まれる45歳以上から65歳くらいまでが圧倒的です。この現在の世の中の中心世代(つまり1つ前の世代)による「当たり前の行為」が現在の価値観ではダメですよ・・・ってなってるんじゃなかろうか。この問題は時代ごとにいつも起こることですから、珍しくはないんですけどね。

セクハラもパワハラも10年前なら「冗談です」とか「キミのためだ」で済んでたかもしれないけれど、今はもうハッキリとそういうのはダメですよってことでしょう。

体罰については、よりわかりやすい。ボクらの世代はおおむね「殴られるのが当たり前」だったし、学校の先生も遠慮なく殴ってた。そしてそれを当たり前のこととしてボクら子供たちも受け入れ、昔を懐かしがって「あのパンチには愛情を感じたなあぁ~」なんて回想したり・・・

そういう世代の人達が指導者や親になって「自分たちもそうされてきたし、今考えればそれは良かったから」という理由で選手や生徒や子供たちに同じように殴ったり小突いたりして「問題になってる」んですよね。

でも、もう「殴っちゃいけません」ってなったんです。喫煙だって昔はたしか電車にも灰皿がついてて普通に喫ってたけれど、色々とわかってきてもうやめましょうってなった。それと一緒です。

そうした「新しい時代や価値観」に抗って、「今の価値観」が認められなくて、自分たちの世代の価値観を子供たちにガンガン押し付けてしまってる人はいっぱいいますけど、昔はこうだったとか、昔は良かったとか言ってても仕方がないんですよね。

目の前に「今の子供たちがいる」から。子供たちは新しい時代を新しい価値観で生きていく。

先生や指導者や親は、子供たちが生きてるその時代に合わせた価値観でやらなくちゃいけないわけです。「自分たちの当たり前」をきちんと理解した上で消化して昇華して、子供たちが生きる新しい価値観、新しい当たり前を前提に指導したり導いたりすることが求められてる。

そのことを理解できず「自分の当たり前」は世間の当たり前とした結果が、いま話題になっている事件の根本にあるとボクは思います。

実に難しいですよ、それに対応するのは。

戦後「鬼畜米英から欧米バンザイ」に社会の価値観が否応なく転換した結果、社会や大人に対して大いなる不信感を持ったその当時の子供たちの感じ方もそうだったろうし、その不信をこじらせて結局道を逸れていった子供たちもいたであろうことを考えると、対応するのはすごく難しい。

ボクだって、できてるかって言われれば、自信はないです。それでも子供たちに向き合う親や先生や指導者は自分の修行としてそこは乗り越えていかねば、目の前の子供たちが「死んでしまう」ということになるから。

その価値観の転換期に多くの問題は発生し、「新しい病気」も認知されるんじゃないでしょうかね。

「イップス(Yips)」って聞いたことありますか?

「イップス」は日刊スポーツによれば、10年ぶりに改訂された今般の岩波書店の『広辞苑』に加わった新語1万語の1つになったとか。

『広辞苑』に加わった新語には「朝ドラ」「いらっと」「自撮り」「婚活」「アプリ」「スマホ」「クラウド」などがあるそうですが、これら並んでの「イップス」の新加入を聞いて、もうずいぶん前から使ってたけど、とうとう世間に届いたかという感じです。

ボクは、スポーツで使われることが多い「イップス」が子供たちの勉強の場でも多く起こってると考えています。

なんで起こるかっていうと、カンタンにいえば、勉強では「親に怒られた」ことで起こるとボクは推定しています。

親は普通に「親として怒った」と思ってるけれど、それこそ子供たち世代の新しい価値観から大きく外れた「怒る」によって、子供の勉強のモチベーションを下げ、子供を勉強から遠ざけている。

もう少し頑張りなさいよ!って親は言ってるつもりでも、子供は言われればいわれるほど勉強の場から逃げ出したくなる。

新語「イップス」って何なの?については日刊スポーツが今年の初めから連載を始めてるのでその記事を参考に読んでいただくといいでしょう。

特に読んで欲しいところを抜粋して以下に紹介します。親の皆さんが読むにあたっては「イップスってなに?」という視点に加えて、「その原因」についても注意して読んでいただければ幸いですし、これはあなたの家庭で、勉強で起こってないか、ぜひ考えながら読んでください。


2016年3月15日にテレビ朝日系列「報道ステーション」で、稲葉篤紀氏(現・侍ジャパン監督)によるインタビューが放送された。

この中で高校時代の話に及んだ際、イチロー選手が打ち明けた。

「ピッチャーを続けたいというのはあったんですけど、途中、僕イップスになっちゃったんで」

時期は「高2の春」で、原因は「僕らの時代は1年生の僕らがゴミで、2年生が人間、3年生が神様っていう位置付けなので。ゴミが神様に投げるわけですから、それは大変なもんですよ。それでイップスに」と語った。

「一番の僕の野球人生のスランプでしたね」

「プロに入って治ったのは97年ぐらい。(96年)日本一になったとき、僕はまだイップスでしたから」

「あんな、しんどいことないですよ」

さらに、いかに克服したかを問われた際には、次のように答えている。

「センスです。これは努力ではどうしようもない。センスです」

その部分の動画がこれ↓↓↓です


イチロー選手も悩まされたというイップスとは、一体どのようなものか。検証していきたい。

私は、横浜市内のイップス研究所に出向いた。所長を務める河野昭典氏(59)は、これまでにプロ、アマを問わず5000例を超えるイップスに対処してきた。プロ野球のソフトバンクでメンタルアドバイザーを務めた経験も持つ。

河野氏 簡単に説明しますと、イップスとは「今までできたことが急にできなくなる」という症状です。スポーツだけでなく、生活習慣の中でも、できていた行動ができなくなる場合があります。

 具体的にはどのような症状が起きるのか。

河野氏 語源になったように、ゴルフのパッティングで震えが出てしまう。野球で簡単に届く近い距離で、力加減ができない。ロボットのようにギクシャクした動きになってしまう。手や指先に力が入らない…症状はいろいろあります。自分の体が思うように動いてくれない状態です。

 スポーツ以外のイップスとは。

河野氏 うちには、そば打ちの名人が来たこともあります。思うように打てなくなったと。楽器の演奏家や、美容整形の先生がメスを持つと震えてしまうと来たこともありました。作家がペンを持てない。会社に行けない…電車に乗ると具合が悪くなる。これも以前はできていた行動ですから、イップスと呼んでいいでしょう。

そのイップスに悩まされている選手の多くが語るのが「萎縮」です。

イチロー選手も「ゴミの1年生が神様の3年生に投げる」ときの状況を説明しているけれど、これは一言でいえば「萎縮」でしょう。

同じような事例は数多く散見されます。たとえば・・・

イップス克服の練習 甲子園経験の左腕投手/第9回

荻野佑眞さん(22)は、強豪・日大三高で左腕投手として、最速も140キロを超え、甲子園のマウンドも経験、卒業後は日体大に進学、プロを目指す意気込みだった。

荻野さん 入学前に練習に参加してブルペンに入ったら、145キロぐらいの球をバンバン投げられた。「いけるぞ」と思って、春のキャンプに参加したら何かおかしいんです。ボールが指から離れない。打撃投手で先輩に死球を2個当ててしまいました。左打者の頭上を超える球も投げてしまいました。

先輩たちは優しくて何も言われなかったんですけど…自分のショックが大きかった。「やばいぞ」と思って、投球への不安や恐怖心が出てきてしまいました。

不安や恐怖心をやる前に感じることで身体が思うとおりに動かくなるってわけです。ネットで検索すれば、「イップス」についてはたくさん出てきて「先輩の舌打ちから始まった・・・」っていうのもある。

あなたの子供に対する「舌打ち」が子供をイップスにするのかも・・・

その症状の詳細は個人差があるので、詳細は記事の特集を読んでいただくとして、ここでは少し結論を急ぎたい。

じゃあ、このイップス、なったらどうするのか? どう克服するのか?

イチロー選手は「努力じゃない、センス」って答えたけれど、勉強でイップスになったらどうするか?

そのためにはどうしてその「萎縮」が生じるのかをスポーツでは指導者、家庭では親が知っておく必要があります。

イップス克服に欠かせぬ「無意識」の改善/第7回

イップス先生こと、河野昭典氏(59)が所長を務めるイップス研究所を訪れた。

「こう投げよう」と意識しても、無意識に別の動きをしてしまう。意識と無意識に生じる差が、イップスと呼ばれる動きを生み出してしまう。

河野氏 イップスの症状が起きている選手は、無意識の部分が「いっぱい、いっぱい」の状態です。このまま技術的な指導や反復練習で動きを意識させても、決して改善はしません。脳は意識が1割、無意識が9割と言われています。9割を占める「無意識」をトレーニングすることで、自然な動きを早く取り戻せます。

 言葉では理解できる。だが、どうしても具体的にイメージできない。

河野氏 イップスの多くは「こうでなければならない」という固定観念が引き起こします。指導者の強制や、自身の高い理想から「こういうフォームで投げなくてはいけない」「このコースに決めなければ」と思ってしまう。どんどんきゅうくつになりますよね。その固定観念を解きほぐす。まず脳にリラックスしてもらう。脳の中をマッサージするといったら分かりやすいですかね。

ルーティンの落とし穴 強制してはダメ/第10回

河野氏 それぞれの選手で体やメンタルが違います。それなのに指導者が「こうでなければならない」という、画一的な指導をする。だから、選手たちは固定観念に追い込まれてしまう。無意識の領域が狂ってしまうんです。

 理解、納得できないままに練習を続ける危険性を強調する。

河野氏 人間は約120日間で習慣化すると言われます。合わない練習を4カ月続けてしまうと、違う動きになってしまうんです。ルーティンは落とし穴があるんです。自分に適した動作の繰り返しなら能力を発揮します。しかし、合わない動作を続けていたら…そこからおかしくなってしまいます。ケガも多くなります。人間は体も考え方も個々で違う。指導者の考えや好みに合わせてはいけないんです。

日刊スポーツの記事はずいぶん親切な記事だと思いますが、いかがでしょうか。

読んだ上で、イメージも出来やすくなったでしょうし、勉強に当てはめてみると、我が子にはどういうことなのかもピンときた人も多いでしょう。

ここまで長くなりましたので、来週のこの場でこの「イップス」のまとめをしたいと思います。どうぞ次回お楽しみに!

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うれしい報告

小6 よこちゃんさんからの報告

月例模試

第1回2月 算数56点 偏差値40
第2回3月 算数73点 偏差値48
第3回4月 算数94点 偏差値54

順調に頑張った分だけ成績に反映され、親子でやる気もりもりになっています。

ここまでの学習に対する取り組む姿勢は私が吃驚するほどで、これを維持できたらと思っているのですが、家庭学習の内容(問題のレベル)が難しくなりつつあり、今月の模試の勉強は今までのように進んでいません。

ストロングさんのレベルが上がったからこその悩みという話をこどもとして、もっと上もっと上という志向を修正してやっていますが。

3回の点数は死守したいと思っていますので、問題の選択をあやまって点数が下がらないようにとの忠告を大事にさせていただきます。

A問題の正解率が良くなったから、ここまでとれるようになったのですから。

引き続き、鉄則7、8、9、10を徹底します。また報告させていただきます。

勉強してすぐに成果が出ないのは、勉強する「問題選択」に問題がある場合がほとんどです。

今までと「同じ勉強量」でも、「やる内容」を変えれば変化が出る。上がっても、再び「問題選択」が課題になります。

特に急激に上がった場合、上げるために切り捨ててきた問題に取り組むようになりますが、そこで欲張って点数や偏差値が逆戻りというパターンもよく見受けられます。

一通り塾の宿題をすればOKの家庭ならいいですが、そばについて子どもの勉強を見、成果を出させてやりたいと思うなら、「問題選択」「やる問題の吟味」は真剣に、真剣に取り組んでください。

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