こんにちは、ストロング宮迫です。
GW、いかがお過ごしですか?
GW中、塾が特別講座を実施しているところもありますし、まるまるお休みのところもあります。中学受験の受験生は特別講習に通っている人も多いかもしれません。
そのGW期間の先週末、塾帰りの3人組みの男の子がいましてね。
あれこれ話しているのが聞こえたので聞くともなしに聞いておりましたら、こういう話をしていました。
どうもこの3人組の男の子の塾はGW期間中は塾がお休みになるようです。
「先生がさあ、GW中、1日くらいフリーにしたらいいですねって言ってたじゃん」
「ありえねーわ」
「許してくれるわけねーじゃん」
「絶対フリーな日なんてねーよな」
まあ、大体こんな感じの会話でした。聞いていて思わず吹き出しそうになりましたね。
ボクも塾で教えていた際は、同じようなことを言っていましたな。
先生の立場なら「1日くらいフリーがあってもいいよ」ってね。
でも、成績がイイ子の親の家庭では、やっぱりそれはないんですよ。
まさに「ありえない」。
でも、子供たちは「先生がフリーな日が1日あってもいいと言っていたよ」と家に帰ったら言うでしょう。
こういうことだけは子供もしっかり覚えていますからねえ。
このGW中、特に受験生は、塾の新学期が始まった2月または3月からの3ヶ月分の総復習にみんな当てているでしょう。それが塾に通う特別講習なのか、家庭学習なのかは別にしてこの2、3ヶ月間の総復習をみんなしているわけです。
受験学年になって量も難易度も上がった。前学年までの内容ができている前提で進む受験学年が大変になるのは当然です。
特にこの期間、社会をもう1回総ざらいしようとか、国語の読解問題を集中的に解こうとか、今までのテストをもう1回やろうとか、それぞれこの3ヶ月間で見えた課題の1、2つに懸命に取り組んでいます。
そもそも1日24時間の中で8時間寝るとして、残り16時間あります。大型連休とはいえ、16時間ある時間でまったく勉強しない選択はありえません。
家族サービスで小樽水族館に行ったら羊が草食っててさ
見たら労働条件が掲載されててコーヒー噴いた pic.twitter.com/GymKnYTGYu— 買収@UVセレクション (@baisyuu03) 2016年5月5日
「たまにはいいんじゃないでしょうか?1日ですから」という声を聞きますが、実際、この「1日」を味わったら、1日で終わるのかという問題をはらみます。
休んだら、間違いなく次がしんどくなる。それは勉強が進まないからという意味ではなく、翌日がしたくなくなっちゃうわけです。
中学生なんかは、このGW中に腑抜けになった場合、5月いっぱいはエンジンがかからない連中も結構いる。5月のGW明けにはテストがある学校が多いにもかかわらずです。
遊びに行ってもイイ。その代わり、朝、勉強していけばイイ。
先に書いた男の子3人組の家庭は、そういう家なんでしょう。
1日中フリーにする必要はない。だって明日があるんだもの。明後日も、明々後日、その先には受験があるんだモノ。16時間のうちで3時間くらい勉強したって問題はない。
以前、「旅行中に勉強する!?」というお題のメルマガを書きました。古い読者か本を読んでくれた方はご存知でしょう。
旅先では朝早く目が覚めるでしょう。6時に起きて、2時間ほど勉強して、遊びに行ったらイイ。
それが「0」になるから、旅行から帰ってきてグダグダになるわけですから。
両親が共に働いている家庭では、このGWの休みは1年で家族の休みが一致する数少ない機会である。そういう家庭だってあるでしょう。
「塾の特別講習があるんですが・・・」と問われたボクは「豪華に旅行なんか、行っちゃったらいいんじゃないですか」と言いました。
「受験なんだから、家にこもって勉強しろ!」なんて全然思っていません。
行けるなら、ドンドン行ったらイイ。
でも、勉強を「0」にする必要はない。
課題はあるんです。その課題は旅先で朝早く起きて2時間やればイイ。あとはフリーで結構。1日をめいいっぱい楽しめばイイ。
旅行に行く前には普段よりも多めにやって行けばイイ。
結局、「フリーにしたい」のは、大人なんですよ。大人の都合、大人の事情、大人のわがまま…etc
男の子3人組の家には「習慣」がある。その「習慣」は鉄の意志で死守する、兄弟で成績がイイ子のいる家庭は、それが当たり前。
あなた、今日、勉強を「0」にしていませんか?
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
小4 みずママさん
無料メルマガを数ヶ月読んでおり、ずっと気になりつつもなかなか手を出せなかった「10の鉄則」。
しかしながら、元々集中する時としない時の差が激しい上、2ヶ月前から始めた塾の宿題が加わり、週末は延々と勉強する割にはほとんど進んでいない!という状態にさすがに「これはマズイ」と思い、購読を決めました。
読んでみて、あまりにも親が何もしてこなかったことに愕然とするほどでした。
今のところ、学校でも塾でも成績は悪くないのですが、そのことが奇跡のように思えました。
とはいえ、フルタイムで仕事をしており、また、親自身も資格取得を目指して勉強中(しかも学校の保護者会役員の仕事まである、アップアップの状態)の身なので、どこまでできるか、全く自信はありません。
ですが、まずは自分から!まずは走りながら考えよう!と思い、ハードルが低いところから少しずつ鉄則を実行していきたいと思います。
実行できていなかった鉄則 = …多分、全部です(^^;)
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これが一番問題点です。問題を間違える→やり直し→疲れてできない→終わるまで続ける…の悪循環でした。(省略)
10問やらねばならないとします。時間は1時間。
10問×3回なら、のべ30問やることになる。
1番からやって2番、3番、4番、・・・10番が終わって、40分経過。残り20分であと2週・・・
疲れて直しができなくなるのは多くはこういうやり方が多いのではないでしょうか。
結局どうなるかというと、間違えた問題だけをやり直すことになる。
で、テストでは、出来ていた問題を間違う・・・・
こういうやり方より、1番から3番まで2回、次に6番まで2回、その次に9番まで2回、と進める。
・1回やったらすぐに2回目をやる
・1番から順番に10番に進むのではなく、小分けにしてきっちりできたら、次に進む
10問なら、3問、3問、3問、1問か、3・3・4問にグループ分けをしてグループごとに撃破する。
こうすれば仮に2グループ6問目までで1時間の勉強時間を終えても、6問については大丈夫となる。
10問はできなかったけれど、6問については、正答率も上がり、時間短縮もできた、成果があったとなります。
1時間めいいっぱいやったけど、できたようなできなかったような消化不良で終わった・・・とならないように!