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こんにちは、ストロング宮迫です。

この時期、中学入試を終えて中学に進んだ方から多くの報告が届いています。

その中からこのメルマガでは「すでに有名人」である杢之助さんからのメールを紹介しましょう。

杢之助さんからの真摯な中学受験時の様子などはこちらを参照ください。

どんな花を咲かせるかの種類も色も自分で決めることができる

続;どんな花を咲かせるかの種類も色も自分で決めることができる

続々;どんな花を咲かせるかの種類も色も自分で決めることができる

さて、あの子はその後どうなったか、ですね。

どうぞ!

中1 杢之助さん

今回は、次男の初!中間テストと我が家の受験生(中3、小4)についてのご報告です。

【次男】

次男(中1)の初テストが終わりましたので、その結果をご報告します。

英語 88点
数学 74点
国語 74点
社会 73点
理科 80点
合計 389(平均点365)点
学年全体で200人中77番でした。

色々とアドバイス(ちょっかいを出)したかったのですが、次男に「今回は自分なりにやってみて、良い点と悪い点をつかんでみたい。だめなら父さんの言うこと聞くから」と言われたので、”頑張って”静観していました。

普段、部活でくたくたになって帰ってきて、宿題も手につかない状態なので、

・宿題や提出物のチェック
・プリント整理
・翌日の準備

は私か妻が一緒にやっています。

そんな状態を見ているので、試験前も全く焦りがなく、夜遅くまで勉強することもなく、いつもと同じ時間に寝てしまう姿を見て、冷や冷やしてました。

ただ、ふたを開けてみれば、まずまずの結果に次男を見直しました。

やはり一番の成果は、自ら進んで取り組んだことでしょう。彼なりに、普段の授業の受け方や試験前の勉強について大きな気づき(ヒント)が得られたようです。

「もっと、成績を上げたくなった。」「どうやればいいか分かった。」と早くも1か月先の期末テストに向けて取り組んでいます。

ストロングさん直々のお返事(メルマガ)のコピーを鞄に入れ、(おそらく)毎日目を通していたのでしょう。改めて読み返して、お返事の内容が肚に落ちたようです。

特に、授業の内容理解は学校で完結させること、が一番肚に落ちたようです。

テストの大まかな分析をすると、中学入試での苦手分野(理科、地理)の克服は容易でしたが、テストを受ける上での課題

・問題をよく読む
・見直しをする
・できる問題から解く

は、意識しなければ、克服できない事が分かりました。

今回も社会で問題の読み違えで大幅減点になったり、数学の計算に手間取って完答できなかったり、英語で反対語を書くところ、日本語の意味を書いたり、などミスが目立ちました。

今回は中間テストだったので、大怪我はしませんでしたが、範囲の広い期末テストや難問も出る実力テストではもっと大きな減点につながるため、これらを意識して勉強してゆくことを約束しました。

次回の期末テストが楽しみです。

【我が家の受験生】

うちにはあと2人受験生がいます。公立中3と小4です。

公立中3は、ここで紹介されていた方と同じで、とにかくどうにも手が付けられなかったのですが、ようやく尻に火がついて、塾の先生から見違えるようだと言われる状態にまでなりました。(今までが悪すぎただけに上がるしかないんですけど・・・)

苦手の数学は、答えを書き写すのと同じ時間で解くことを目標にさせたところ、面白がってやっているうちにどんどん理解が進んでいったようです。

まだまだ得意科目と不得意科目の差が大きいのですが、ちょっとできるようになって、ようやく面白さに気づいたようです。

また、小4は、そんな苦労している公立中3生を見て「やばい!おれは私立に行く!」と言い始め、勉強を始めました。

とはいっても、まだまだ遊びたい盛りなので、帰ってきたら玄関にランドセルを放り投げ、「ただいま!いってきます!」の毎日ですので、夕飯を食べたら舟をこいでしまいますが、毎日のノルマは何とかこなしています。

次男は、塾へやらず小5で穴ができてしまったので、小4生は、小5でしかるべきクラスに入塾できるよう計画だてて進めています。

忙しそうですが、なんだか楽しそうで何よりです。

中高一貫校に進んだ中1生は社会が若干平均点を下回りましたが、「今回は自分なりにやってみて、良い点と悪い点をつかんでみたい。だめなら父さんの言うこと聞くから」と泣かせる言葉を吐いたうえで健闘したようです。

中1の最初のテストは、どこでもみんなの出来がイイから、ちょびミスや読み違いをすると、大きく順位を下げる要因になります。

中1のテストだったら、1問2点分で10番くらいはすぐ差が出るんじゃないでしょうかね。そういう意味でもまずまずのスタートだったという判断は妥当なもののように思えます。

なので、特に中1のテストでは、順位うんぬんよりも「理解できているのか」「わかっているのか」のほうに重点を置いてみたらいいですね。

初めてのテスト勉強も「自分でやってみたい」というくらいですから、学校の授業も頑張って聞いていて、「わかるよ~」って感じで進んでいるんでしょう。

1回テストを受けたら課題が出る。その課題に対してただ「気をつける」だけでなく、普段の勉強からどうしていくかについて約束することが大事です。それもできてる。

きっと今回のテストを受けてみて、授業を聞くときにどういう点をもっと頑張らないといけないのかやノートの取り方なんかも工夫の余地があることに気づいたはずです。

だからこそ「もっと、成績を上げたくなった。」「どうやればいいか分かった。」と言ったのでしょう。

親は子供の「今度からもっとこうする」とか「こうしないとダメなんだよね」ということをもっともっと聞いてやらなければなりません。

親が「こうしなさい」と言って「わかった」の流れの話は一方通行ですから、言えば言うほどウザいって思われるけれど、子供が勉強に関わらず「もっとこうすべきだ」とかいうときは、どんどん言わせて、その真意やなぜそう思ったのかなどを言わせまくる

それってイイ意味での「自分で自分を縛る」ルールになるから。それが出てくればでてくるほどプライドも、健全なイイ意味でのプライドも出てくるってもんです。

ノートを工夫して取っていると自負している子供は「どういうルールで自分はノートを書いているか」を説明するのが好きです。

こういうときに「賢い子はこんなふうにノートを取っているみたいだね。きれいでわかりやすいね」なんて言って、「東大合格生のノートはどうして美しいのか」なんかを仕事帰りに買って帰って見せたりすると密かに参考にして張り切る子供も多いもんです。

別にこの本でなくても良くて、今では「ノートの取り方」の本はいっぱいあるから、それでイイ。とにかく「こうしたい」とか「こうするべきだ」って思っているところに、参考になるなにかをドーンとぶつけてやる。

NHKだって参考になる本「NHKテストの花道 勉強力がぐんとアップする合格ノート術」を出してくれているんだしね。

このメルマガを読んでいる親はこういう本はいろいろと本当によく知っているんだけれど、出すべきタイミングが悪すぎる!テレビや雑誌で取り上げられているから「これ見てごらんよ」なんて親じゃなくても、先生や誰かがたいてい言うもの。

でもね、「今このタイミング」っていうのがそれぞれの子供にはある。

中1でピッタリの子もいれば、高1でピッタリの子供いるんです。ただ与えるだけじゃ、活かされる場合もあるけれど、活かされない場合も多々ある。

この前も、なかなか英単語が覚えられないって嘆く子供にゴロ合わせで覚える単語集を見せて、「こうやってやれば覚えられるんじゃない?」って言ったんです。

その子が覚えなきゃいけない英単語は、ボクが見せたゴロ合わせ単語帳には全然出ていなくて、たぶんその単語帳はまるで役に立たなかったと思うけれど、自分でゴロ合わせにして覚えるヒントは得て帰った。

子供は、「今このタイミング」ってところで助けになるヒントをくれた人の言うことは聞きます (^^)♪

もし、そのヒントがすごく参考になったら、「これなんかは?」って次を聞きにくるようになる。聞きに来るってことは子供のほうから「今このタイミング」を教えてくれるようなもんだから、聞かれる方もラクチンになって、よりタイミングも合うようになる。

別に親が何でも知っていなくちゃならないってことはないんです。即答できなくてもイイ。ネットやアマゾンでキーワードを入れれば、出てくるもの。

チャンスがきたら、あとは探してきたそれをそのまま渡さないで、1回親のほうで見てから、言葉を添えて渡すだけ。

子供が困ったり、悩んだり、「これはどうすれば?」って思った時に、親がなにを渡せるか。これが勝負です。

何に困っているか、悩んでいるかを知らなければ、あなたが見てほしい、読んでほしいものだけの一方通行になるし、「これはどうすれば?」を知らなければ、チャンスを逃すことになる。

杢之助さんなんかは3人の子供がいるので、3人それぞれのチャンスを逃すまいとするとなかなか大変ですが、3人共通で使えるものもあるし、上の子供を見て下の子供が食いつくことだってあるでしょう。逆に下の子供を見て、上の子供が遅れて食いついてくることもあるわけだし。

学校の在り方が多様化しているように、学び方も子供への注入の仕方も学年や年齢にかかわらず、多様化すべきだし、なんでもありです。

特にこの時期の中学生はテストが帰ってきて、いろんなことを思うでしょう。

それはすなわちチャンスが到来したってことなんです。

もしそこで「もっと勉強すべし!」なんていう抽象的なことしか言えなかったとしたら、次も同じ結果になる、成長もせずに。

中学入試を目指す方は毎週か隔週でテストがある。「もっと頑張れ!」だけで進んでいる人は1年前と結果は同じでしょう。

1年前から成績やテストの受け方は変わっている人は、結果が出たときのチャンスをうまくものにしている親の証。

実は成長していないのは、その言い方も伝え方も接し方も勉強のやらせ方も親のほうかもです。

世の中は、成長する人はどんどん成長し、成長しない人は10年ひと昔でいつも同じ。自分が変わらないと、何かを変えないと、結果は変わらない。だって同じやり方を、間違ったやり方をしてるんだから。

お気をつけください。

杢之助さん家の3人の子供たちが次回の報告でさらに進化していることを心よりお祈りしていますぞ!

いけーいけー!もっともっと迷わず行け!行けばわかるさ!
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うれしい報告

成績上がったよ!報告

小5 こうじさん

いけドン法3月の塾の新学期から使い始め3ヶ月間順調にきています。算数の偏差値は51から7上がり、58に。公開模試はまだ結果が出ていませんが、55越えは間違いなく、過去最高です。

小2から塾に通ってはじめて子供がやる気を見せてくれるのは親としてうれしい限りです。

理科はもともと得意だったので伸びは3ほ どですが偏差値60を越えました。

暗記が不得意なので、これから社会にも取り組んでみようと思います。成績が上昇したためか、塾から帰ってからの復習時間は以前より少なくなりましたので、その時間を社会に回したいと思います。

いずれ先生がいわれる壁がくると思いますが、テストの勉強をやるぞといってやってくれるようになって、気持ちが楽になりました。

ありがとうございました。まだまだお世話になりますし、頑張りますが、取り急ぎご報告まで。

長い年月悩まれ、子供にひどい言葉も投げつけてきたこうじさんからのうれしい報告。

でも、今までなんにも子供に対してしていなければ、今がなかったのも確かです。

怒りながらもあれこれやってきた上で、少しアプローチを変えたことが結果に結びついた。

うれしいことばかりではないけれど、ずっと泣きながら勉強しても成績は上がらない。「やるぞ!」「頑張るぞ!」その気持が湧かなければ、前向きに受験はできませんから。

こうじさん、「成績が上がったよ」ではなく、今はこれまでの時間を取り戻すとき。

抜かりなくやってくださいよ!

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