こんにちは、ストロング宮迫です。
前回、ここで最近個人的にとっても凹むことがあったと書きましたら、知り合いから次から次へと多数連絡がありました。
心配というより「なにがあった?」にみんな興味があるらしく聞きまくった挙句、他人の不幸は楽しくらしく、みんな「オレは幸せだ」と幸福感いっぱいで電話を切るのでした。
率直に言って、みんな、おかしいです!電話をしてこないように!!
そんな凹むストロングを狂喜させたメールを知り合いではなく、メンバーさんからいただきました。
本当にすばらしいというより、すごい!と思いました。このメールだけは皆さんには10回は読んでほしい。
能書きはさておき、さっそく読んでいただきましょうか。
中2 Yさん
◆報告:やったぜ報告と先生へのお礼
先生、こんにちは。『10の鉄則』とノリ勉を受講させていただいたYです。遅ばせながらご報告させてください。
息子は地元公立中に通う中2。
学年140人中、
中1は二学期まで120番台(5教科最低166点)の成績。勉強時間は「それなりのはず」なのに成績が伸びず、最初は楽観視していた私もさすがに焦り始めたのが昨年12月のこと。
藁にもすがる想いでノリ勉にたどりつくも最初はこんな風に悪戦苦闘・・
◆隣で褒めて解かせても「うるさいから静かにして!」
◆同じ問題を解かせるも「答え覚えてるから出来た気がしない、先に進みたい!」
◆時間を測って解かせるも時間を気にしすぎて回答は「テキトー」
◆途中式を書かせるも「細かく注意されすぎてマジやる気失せる、余計に嫌いになる!」
◆毎日毎日「勉強が苦痛」と訴える
・・・教えるほどにこんな簡単な問題も解けなかったのかと愕然とする私と夫・・(T ^ T)。
そして試行錯誤の半年が経過し、迎えた中2最初の中間テスト。
改革の様子と成果を先生にご報告したくメールします。
長くなりますがお付き合いいただけると幸いです(^人^)
【母として「私から」変わる!】
◆成績の悪い「現実」を受け入れる
◆「志望校に合格させるまでやり切る」という自分の覚悟を決める。モットーは「視点は高く(子供への)目線は低く、そして何より根気強く」。
◆1人で勉強出来たらという妄想は捨てる。
◆勉強習慣のなさで子供を責めない。仕事を理由に勉強の面倒を見てこなかった自分へのツケと割り切る
◆進学校に進学した自分の過去と比較しない
【勉強方法を変える!】
◆たとえ小学校レベルでもプライドは捨て本人がわかるところまでさかのぼる。
◆完璧を求めない。
数学の途中式を省略するのは「書かない」のではなく「わからずに書けない」と見方を変え怒らない。◆特に苦手問題は抜粋して別紙問題を作成
◆定期テスト対策は親が計画、本人には承諾だけもらう。本人任せのやり方はやめる。
◆問題の解き方だけでなく定期テストの勉強方法・順番も具体的に教える。
◆丸付けも基本は親がやる。本人だと手抜きだらけ(苦笑)
◆定期テスト用の学校提出物の作成も計画&実施までチェック。科目によってはいきなり解けないので答えを写させることも。
◆多くを望まない。自主勉は苦手科目の数学に絞り3月~5月試験前まで超基本問題150ページ分をやりこなす。
◆本人の希望により1日のページ数を減らす代わりに問題数が多いドリルに変更(実は問題数は以前より増加(作戦勝ち!)
◆時々の息抜き(サボり)は大目に。すると次の日頑張り結果として遅れを挽回(笑)
とにかく問題を解くことだけに専念させました。
【目標設定で子供の意識を変える!】
◆志望校(偏差値60)をさりげなく設定、本人にとっての魅力点(通学距離や校風)や高校受験に関する話を日常的にする
◆委員会立候補を斡旋、毎日の自主勉は検定合格に目的を絞る。
◆個人指導の塾長と連携。
志望校合格に向け残り2年間分の定期テストと内申点の目標値(最終目標5教科400内申36点)を決める←ラッキーなことにウチと同じ合格事例が塾にあり◆塾長からも本人へ志望校を推奨、親・子供、塾で目標値の推移を共有
◆ただし子供には次テストのみを意識させる←最終目標を説明した途端本人ア然
◆共有した目標は一冊のノートに記録。中1成績や自主勉ルール、定期テスト計画(&結果・反省含)面談内容を全てメモ。食卓に常に置き夫を含む家族全員で共有し見返す。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
個人的にノート記録はオススメ。ウチはこれ以上成績は下がらないので(^^;)、褒める材料として効果絶大♪【半年間の成果報告】
そして中2・一学期中間テストまでの半年間の結果がこちら♪
◆定期テスト5教科
中1・二学期末166点(127位)
↓↓↓↓↓↓
中1・三学期末199点(114位)
↓↓↓↓↓↓
中2・一学期中間286点(89位)
◆数学 同じく半年で10点→43点→60点へ
◆数学ドリルの基礎問題が7割程度解ける。
初めて楽しいかもと本人談(^^)v◆本人含む家族間での勉強ルールの差異や勉強に関する些細なケンカがなくなる。
◆目論見通りの学校を本人が志望校と言い始める。今春入学の部活先輩からも同校への進学を勧められその気に
◆県内の高校名を見かけると学校偏差値を私に尋ねる
◆本人が定期テストの点数や学年順位、最終目標の数値を自ら言う
◆文句を言わずに毎日何かしらの勉強に取り組む。
◆授業で手を挙げるようになったらしい(本人談)
◆今までより学校からのお手紙など提出物を出している気がする
◆塾長より前より取り組む態度が変わったと言われる
◆波及効果として自分の仕事への取り組み方がレベルアップ。
仕事優先で今まで勉強の面倒を見てこなかったという負い目からの解放感は絶大!不思議な現象かも。など・・・
先日の先生のメルマガの【峠】のお話は、非常にタイムリーで、半年でなんとか【基本の峠】の一歩は越えられたかなと嬉しく思いました。
今まで子供の面倒を見る時間がないなんてただの言い訳でしたね。
時間は作ればいい。自分も受験生になった気分で、同じ方向を向いてマラソンランナーの先導役になれたらと思います。先生の「ノリノリ勉強法」は結局型通りこそ進みませんでしたが、親技の極意は少しは掴めた気がします。
成績が振るわないからこそ「親技」ですね。
「まず親が変わる」→「勉強方法を変える」→「子供の意識を変える」→「成果を出す」。
これが一連の流れと解釈しました。
本人が1人で無理なら親がまずは大きなうねりを作り出して背中から押してやる。その子1人にマンツーマンで一生懸命になってやれるのは親しかいないです(^-^)
これでようやく志望校へのスタートラインに立つことができました。
次の【応用の峠】越えもすでに苦労しそうな予感ですが、とにかく志望校合格を目指します。
本人も受かれば「ちょっとしたビリギャルみたいだね」と笑ってました(笑)
先生に出会えてよかった!本当にありがとうございます。私も最近はようやく楽しいと思えるようになりました。
今後ともご指導よろしくお願いします(^-^)
半年です…(;_;)
すごすぎる。本当に大変だったと思います。
「親が変わる」の理想形ですね、これは。なかなかここまではなれない。子供と一緒で親もすぐ言い訳を考えたがるものだから。
親の言い訳は一切なし!そして、成果が出るごとにこの子供の様子の変わりよう。子供は「現金」なものですなあ。
でも、親も子もすっごい喜びがあると思います。毎日楽しいなあ~なんて思える日々でしょう。
そして、それは誰かではなく、自分たちで引き寄せ、呼び寄せることができる。
これから「応用の峠」に向かい、一難去ってまた一難でしょう。しかし、乗り越えられる。だって生きてて楽しいもの!
ぜひぜひ読者の皆さんにはこの方の極意を学んでほしい。
成績が振るわないからこそ「親技」
「まず親が変わる」→「勉強方法を変える」→「子供の意識を変える」→「成果を出す」。
本人が1人で無理なら親がまずは大きなうねりを作り出して背中から押して・・・
とにかく問題を解くことだけに専念させました。
子供には次テストのみを意識させる
何度でもいいます。すばらしい。
1回か2回押しただけで、「押したんだけど自分で動かないんだけど・・・」なんて言わないことです。押しても動かないってことは「押し」がまだ足りないってことだから。
波及効果として自分の仕事への取り組み方がレベルアップ。
仕事優先で今まで勉強の面倒を見てこなかったという負い目からの解放感は絶大!不思議な現象かも。
この「負い目からの解放感は絶大」は親技にどっぷりハマってくれた方の多くが口にする言葉でもあります。
塾との連携もいですね。一人で抱え込まずに車の両輪になってあと押ししてくれている塾の存在も大きい。
でも、それも「家では家でやりますから先生もよろしく!」が効いている。
「ビリギャル」に対抗する名前を考えたんですが、
「ビリギャル」に対して「ビリサン」でどうですかね (^^)♪
もちろん「サン」は「息子」の「son」です(;`O´)o
えっ、キレが悪いって!?
じゃあ、イイのがあったら募集します!
よくよく考えてほしいのは人気の「ビリギャル」もこれから売り出す「ビリサン」もうれしいのは本人とその親だけってことなんです。
ワイワイ周りは騒いでも、この親子の爆発するような本当のうれしさは見ているだけ、聞いているだけでは共有できない。自分がやるしかないんです。
成績が上がったからうれしいんじゃなくて、みんなが好きな「やればできる!」を自分たちで証明しているその過程がうれしいんです。
このうれしさは単発で終わらない。次へ、その次へと続いていく。そのとき「学ぶ楽しさ」や「やったらできるよ」「オレもできる」が真に実感できる。
この方の報告、ぜひ10回は読んでもらいたいと思います。できれば報告部分は印刷してじっくり見てほしい。
自分に当てはめて、我が子の当てはめて読み直してほしい。
これさえ読めば、もう今年のこれからのメルマガも必要ないだろうって思うくらいに考えたこと、やってきたこと、子供の様子を書いてくださっています。
なかなかここまで丁寧に書いてくれる方はいないんですよ、ホント。だから10回は読んでもらいたい!
子供はちょっとできたらいう「オレ、これ得意かも!?」あなたのお子さんだってきっと言う!絶対言う!
あとは誰が背中を子供が自分で動くまで押し続けてやれるかだけ。
正直言って、ボクがお礼を言われる資格はないです。
だってあなたがやったのだから!
ボクも凹んだくぼみが元に戻るくらい元気をもらったメールでした。
中2 ごぼうさん
中間テストは5教科で430点でした。英数国は良かったのですが、理社で失点しました。順位ははっきり出ませんが、分布表でいくと、240人中30番前後か。
今までで最高順位ではありますが、多くの時間を使っていけドンシートを貼り、やらせたので大・満足とは言えません。
それもあってあまり褒めてやりませんでした。駄目ですか?
連続して期末で30番以内はキープしたい、それ以上を目指したいので期末は理社もやってみようと思います。
450点になると、トップグループ入りです。
親技、頑張りまーす!
やった努力、やらせた努力に見合う成果を求めるのはいいんです。追求するからこそ、次もあるわけですから。
でも、まずはこれまでの最高点を出したお子さんを褒める!!!それが次の目標を掲げる前にやることでしょう。
ここで褒めなくて、いつも褒めるんですか!!!
親技を良く駆使した、それはごぼうさんの手腕です。認めます。
でも、司令塔の指示をきっちりこなしたのは子供。現場で汗かくのは大変なんです。テストを緊張して受けるのも大変なんです。
現場の苦労がわからないと、いずれ反乱が起こる。
「功は子供に、罪は司令塔である親に」を忘れずに!
親のご褒美は子供がイヤだけど、「よーーし!」と頑張ってやるという姿なんじゃないですかね。
鉄則3をゆめゆめお忘れなく!!