早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。

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だんさん

「勉強は裏切らない」といわれます。

勉強しているといいことがきっとあるよと子供にいつも言っているのですが、我が子にはこのフレーズは納得できないらしく、どうもストレートに子供には伝わりません。

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「うまくいった人だけがそう思っているだけ」とか言って。

私自身がもっと勉強をしていればと大人になっても、強く思っていないことが子供にわかるのかしら。

とりあえずというといい加減な感じがすると思いますが、できれば勉強を本気でやってほしい、それが一番無難な道だと思いますから。

親が心の底から思っていないことを言うのはやはり罪でしょうか?

親が心の底から思っていないことを言うのはやはり罪か?

についてですが、ハッキリ言って罪ではありません。

ストロングは、そう思います。

ただ、

意味はない・・・と思います。

子供というのは、なんというべきか、ある種「神の目」といいましょうか、非常にすぐれた嗅覚といいますか、大人たちの言うことを的確に本質を見抜く力を持っています。

子供たちから

「センセー、さっき母ちゃんの言ったこと、あれ建前ですから!」

とか

「センセー、あれはてめえの見栄で言っているんですよ!」

などのような発言をお母さんが去った後に子供たちから何度聞かされたことか・・・

こうしたことをいうのは、小学校高学年から中学生ですが、低学年の子供の場合は、言葉にはできないけれど、確かに見抜いていると感じることもしばしばです。

なので、子供を甘く見てはいけません。

子供たちは大人よりもはるかに「真実を感じ取る能力」というか、大人のウソを見抜く力を持っています。

昔、ストロングは学校の先生や野球の指導者からよく殴られました。そういう時代でしたから。

そのときに、これは自分のために殴られているか、そうじゃないかってすぐにわかったものです。

もちろん殴られることはイヤなんです。

でも、イヤでも、殴られて納得できる場合と納得できない場合がある。

そんなふうに、親の言葉にも、納得できるものと納得できないものを子供は感じ取る能力が間違いなくあると言っていいでしょう。

なので、心の底から思ってないことを上っ面だけで言って、子供たちに伝わっているなんて思うのは危険です。

思っていないことをいくら言っても、子供たちには伝わりはしない。

そう考えるべきでしょう。

だから、そうすることに意味はない・・・・とストロングは思います。

たとえば塾なんかで「子供たちの前に立つのが怖い」という新人の先生たちって多いんです。

理由は、なんだか見透かされてるような気がすると。

そんなときのストロングのアドバイスは、

「本音でぶつかれ!」

別にたいしたことではないんです。自分が着ている服を脱いで生身で行け!ってなもんです。

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もちろん、実際に服を脱いじゃったら、いけませんよ(≧◇≦)

自分が新人だから、子供たちに迷惑がかかるなんてビクビクしてたのでは、子供たちも不安を感じとり授業の雰囲気も悪くなります。

新人なりに経験不足な分、情熱持って子供たちに接するぞ!とことん面倒見るぞ!なんて切り替えると、子供たちは歓迎ムードで迎えてくれます。

だんさんの場合も、「勉強は裏切らない」と常日頃言ってるそうですが、

本当に勉強は裏切らないのでしょうか?

現実問題として、勉強をやれば必ず結果として出る、勉強すれば成績が上がるなんていうのは、残念ながら、全員にあてはまりません。

あくまで、結果を出す勉強のやり方をすればの話ですから。

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お子さんが言う

「うまくいった人だけがそう思っているだけ」

という言葉は、結構、事実に近いのではないでしょうか。

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となれば、

勉強しているといいことがきっとあるよ

という言葉が、ストレートに子供には伝わらないのも当然です。

だって、

「いいことがきっとあるよ」

なんて全然ストレートじゃないもん(>_<)

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道徳的であろうとなかろうと、本音じゃないと子供には伝わりません。

今の生活で満足してることがあれば、それは勉強のおかげなのか?と考えてみることです。

不満に思ってることで、勉強しておけばそんなことはなかったのか?も考えてみることです。

考える材料や題材は、皆違うのです。

そうなれば、思うことも考えることも、皆違ってくる。

そこの「自分自身で考えてみる」作業を抜かして、本に書いてあったイイ言葉を子供にぶつけてみても、全然説得力がないわけです。

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よく本を読んで、それを参考に勉強しているのに、うまくいきません!という方は、「自分自身で考えてみる」ことが抜けているわけです。

勉強が必要かどうか、また優先順位なんかは家庭によって違ってきます。それは当然のことです。

自分が今まで学んだことが違えば、同じ「勉強をする」だって伝えることだって違うわけですから。

だんさんも、どうぞあなただけの本音でぶつかってください!

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子供は「なんで勉強する必要があるの?」と聞いてきます。

「将来の選択肢が広がる」そう答える親は多いことでしょう。

でも、それじゃあ子供にはほとんど伝わらないハズです。

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そんなとき、ストロングも自分自身の経験に基づいて、自分の本音を話します。

「中学時代の俺と同じやから。20数年後は、こうなるぞ!」

なんて言うと、

「じゃあ、頑張らないとヤバイよね!」

なんて急に勉強をはじめる生徒たちの姿を見ると微妙な心境です(◎_◎)

でも、それでいいんじゃないかと思うのです。

親の方々からも「勉強って大切なんでしょうか?」なんて聞かれることがあります。

ストロングの考えはこうです。

子供たちの前にあるのは、たまたま勉強だった

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どういうことか?

成績が超優秀な生徒を見て、

「勉強以外のことも頑張るんだろうな~」

と思うことがしばしばあります。

目の前のことを逃げずにちゃんと頑張ることができる連中。

逆に、ストロングがそうだったように、目の前のことから屁理屈をつけ、逃げまくって頑張らない連中もいる。

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子供たちの目の前に与えられた勉強という課題に対して努力して取り組む。

その姿勢が勉強以外のことにもつながっていくんじゃないか。

勉強を突き詰めていけばいくほど、そんな結論に近づいていっているように思えます。

別に、勉強以外のものが子供たちの目の前に与えられているのであれば、それはそれでよし。

これが、ストロングだけでなく、タイガー山中とも共通の見解なんです。

最後に「勉強は裏切らない」について、そばにいる親の協力で全然違った答えが出ることを付け加えておきます!

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うれしい報告

公開・実力テスト対策DVD見たよ!報告

小6 クリスタライズドさん

◆DVDを見て参考になった点は?:

範囲がないテストの出題傾向と狙われるところがよくわかりました。

どこを勉強すればよいか復習のポイントが今までお手上げ状態だったのでスッキリした感じです。

無駄なことをしていて結局試験に間に合わず、テストを受けていた子どもがどんな気持ちだったか(+_+)

早く知っておけばよかったと思いました。

直前に、ドン!と目の前に課題があるというのは大人でも嫌なもので・・・・

普段からの取り組み、それも絞って、ちょっとずつ、気づかないくらいの量の積み重ねの大切さがわかりました。

「絞って、ちょっとずつ、気づかないくらいの量の積み重ね」、そう考えると夏休みは大チャンスですね。

夏休みはやり残した苦手な「大物」単元と、この「気づかないくらいの量の積み重ね」をやりきる最後のチャンス。

子供が頑張れる量の把握ができている親がきちんとした実行計画を立て、それを実行した時、夏休み後にお喜びの声を挙げられる!

逃してはなりませんぞ!このチャンス!

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