こんにちは、ストロング宮迫です。

この前ツイッター見てたら、こんなのがあって、

ハハハって笑ったんです。そして、このツイートで「アップルパイとおっぱい」ネタはクレヨンしんちゃんの話なんだと知りました。

あなたのお子さんも、小さい頃はあなたにこんなこと繰り返し聞いてきた?(*’ω’*)

そんな清く正しい「クレヨンしんちゃん」をあろうことか政治活動の経費に計上、その理由は「陳情があったので内容確認のために買った」と説明している都知事が責められているらしい。

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弁護士で構成する第三者委員会による調査では「クレヨンしんちゃん」は、家族同伴の福岡出張の際に購入されたそうで「家族を同伴しており、家族のために購入したとみられてもやむを得ない。適切であったとは言えない。もちろん違法ではありません」」とお墨付きを与えたとか。

そうか、違法じゃないのか・・・(@_@)

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また、上海で購入したというこの中国服は「筆をスムーズに運ぶために必要だった」と説明し、自ら弁護士の目の前で着用し筆をふるって、その効果を実演してみせたらしい。

ボクだったら、そんな姿は金輪際見たくもないから「やらなくてもいい」と【断りますぞぇ~】なんだけど、弁護士は「説明は具体的で説得力がある」と言い「政治活動にも役立っているものと認められる」と判定したそうな。

ああ、これはOKなんだ~(-“-)

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本当に「中国服で書道が上手くなるのか説」を試す記者は出てるみたいだ。

みんな楽しんでるんだな。

「違法ではないが一部不適切」は流行語大賞候補だな(;^ω^)


※この毎日親技は2016年6月13日に配信したものです

ここで書きたいのは、ちゃんとやってますぞぇ~知事の話じゃなく、ボクの経費の話だ。

いま手元に「パーフェクトハンター」という冒険小説がある。この前中学生に貸していた本を返しに来たからまだ机の上にある。

「パーフェクトハンター」は、アマゾンの内容説明によれば、

プロの暗殺者ヴィクターは、依頼どおりに標的の男を射殺し、男が持っていたフラッシュメモリーを奪った。だが、その時から彼は殺し屋に襲われ始める。彼は知らなかったが、フラッシュメモリーにはロシアの軍事機密が記録されており、CIAがそれを受け取るはずだった。

ヴィクターは殺し屋を次々と倒し、自分の命を狙う者が誰なのか突き止めようとする。やがて彼は・・・・

となっていて、

説明を見る限り、勉強には一切関係なさそうだし、成績アップの秘訣も書いてなさそうでしょ?

だから、たぶん「ちゃんとやってますぞぇ~知事とその仲間たち」以外の人の感覚では、冒険小説「パーフェクトハンター」は親技の仕事の経費にはふさわしくなく、不適切という判断をすると思う。税務署もたぶん「ダメ」って言う。

周りの知人に一応聞いてみたら会社勤めの人は「それはダメでしょ」ってみんな即座に言い、自営業者は「ダメでしょ派」と「アリでしょ派」に分かれた。

政治活動費と会社の経費は一緒にできないんだろうけれど、中国服について説明ができ、それが「具体的で説得力」があって「政治活動にも役立っているものと認められる」と判定されるなら、冒険小説「パーフェクトハンター」も経費と税務署も認めるんじゃないかってちょび思う。

いや、ちょびどころか、ボクは「これって絶対に経費でしょ?」ってひそかに思ってるので、ここでそれについて密かにではなく、強く激しく主張してみたいと思う。

妙な服を「着用して筆をふるう」勇気はないけれど、なにゆえ冒険小説が、経費であると思うのかをここに書き、今後の税務署対策の一環としたい。

なお、このあとずいぶん先で勉強の話になっていくので油断せずに付いてきてほしい。

たとえば、去年の10月、ここでスティーブン・ハンターのベストセラーで今では『スワガー・サーガ』と称され、ファンも多い著作の1冊の「狩りのとき TIME TO HUNT」を題材に、受験生は入試問題や入試演習をする際「狩りをするんだぞ」と説き、「失敗は自己増殖して全員を汚染する」を書いて、後日談として「なんてことだ (;`O´)o!!」も書きました。

スナイパーや暗殺者の冒険小説を読むのは、当然ながら、自分自身がこれからどうやってうまく暗殺しようかって考えるために読んでるんじゃない(;^ω^)

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たとえフィクションとはいえ、彼ら彼女らの日々の鍛錬と入念な準備や周到なオプションの用意に最悪の事態を常に考慮に入れた思考パターンとその行動原理がボクにとって、または受験生にとって参考になる(断定)から読んでるわけだ。

スナイパーといえば、昨年公開されて話題となったクリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』は、息子たちと一緒に見て、息子たちは絶賛していたけれど、ボクは映画よりもこの映画のモデルになった「伝説のスナイパー」クリス・カイルの本『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』のほうが断然役に立った。

たぶんこの本は経費には計上してないはずだ。ボクの趣味としてきっと処理されてると思う。

でもね、それは違うのよ、これは仕事の一環なの!

それは認められないって?

わかりました。ではもう少し勇気を振り絞って「妙な服を着て筆をふるう」としましょう。

ちなみに息子たちと映画を見たときの料金は自腹で払い、経費には計上していないことを付け加えておきます。

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「伝説のスナイパー」クリス・カイルはその著書『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』で「海軍は身体検査でロデオの事故で腕にピンが入っていることがわかると、不適格にした」と記しています。

伝説のスナイパーは身体検査で不合格になったってわけです。

また、クリス・カイルは同書で

わたしはクラス一の狙撃手ではなかった。それどころか実習の試験で不合格だった。つまり落第するかもしれなかった。



何度でも言おう。わたしは世界一の射手ではない。クラスのなかにさえ、わたしよりも腕利きの男たちがたくさんいた。わたしはその集団の中位くらいで卒業したわけだ。

狙撃手には「スキルは必須だが、チャンスもまた必要だ。それから幸運も。」

と書いてる。

ボクはね、子供たちにいつだってこの手の話をします。あなたもきっと家でお子さんに言っているはずです。

塾で一番が中学で一番になるわけじゃないし、中学の1番は高校の一番に自動的になるわけじゃない。有名な学校に行こうが行くまいが、入った時のままの状態で70歳まではいけないんだと。

そのことはクリス・カイルだけじゃなく、あらゆる業界のあらゆる人がそのことを証明している。

もうすぐ世界で最もヒットをたくさん打った人になるイチロー選手だって身長は180センチで体重は80キロにも満たない。プロのスポーツ選手としたら小さい部類に入る。

でかいほうが有利かもしれないけれど、でかいだけじゃダメだし。だから結果は結果として受け止めて、今持っているものをどう生かすかって考え方をするわけだし、ないものを祈って願う時間にはしないで練習するわけだ。

スナイパーだって射撃の成績だけじゃ生き残れない

「スキルは必須だが、チャンスもまた必要だ。それから幸運も。」どの世界で生きていくのだってこれは言える。

それらをボクは「総合力」って言ってる。総合力の話をすると、子供は「じゃあ勉強はしないで、他のことで頑張ります」と言いがちだ。

でも、やることも決まっていて範囲も決まってる勉強ごときで逃げてたら、他で頑張る保証はない

別に1番でなくてイイから、やるべきことをやれよって話なわけでね。

逆に勉強ができて、それによって妙な万能感が出ている連中には「総合力」の話をしないといけないし、「スキルは必須だが、チャンスもまた必要だ。それから幸運も」いると。

そのチャンスや幸運を呼び寄せるためにお前の行動や行為はどうなの?って話をしないといけない。

そして、そう言っていたクリス・カイル氏は、戦場ではなく、2013年2月、テキサス州の射撃場でPTSDを患う元海兵隊員に突然撃たれて亡くなってしまった。

無常だ。

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話を戻します。

あれこれ読んでみるとね、スナイパーや暗殺者のノンフィクションであれ、冒険小説であれ、子供たちが幼いある時期に直面する極限の場面である入試に臨むにあたって、メッチャ参考になることが多いってことなんです。

だから、あなたに読んでほしいとは思わないけれど、ボクは食いついてきそうな連中にはエサを蒔くの(#^.^#)

なんでかっていうと、同じ本を読んで共感できて「お前、ヴィクターかよ!」って言って、子供がその意味がわかる、その共犯関係というか同盟関係というか、共有意識が持てる人があなたの子供の周りにいることが大事だって思っているからです。ぜひ一人はいてほしいって思ってる。

同級生ではない、子供が知らない世界の、おいしそうなエサを放り込んでくれる人があなたの子供にはいるか。

知らない世界に子供が食いついてきたとき、皮がむけて一歩成長するし、子供の世界がひとつ広がる。

たったひとつだけど、その後でそれらがどう作用していくかはわからないけれど、少しだけ世界を広げるの役立ちたいって思う。

別にそれは何でも、何の分野でも構わないわけで、ただ親技では入試という避けては通れないものを見据えているので、受験生にとって、その親にとって実はすごく関連性がある世界ですよって提示しているのがスナイパーや暗殺者の本ってことなんです。

トム・ウッド著「パーフェクトハンター」およびその続編の「ファイナル・ターゲット」の主人公の暗殺者ヴィクターは世界にたった一人の友達もいない寂しいやつ(推定)なんです。

だからといって友達を必要ともしていないんです。

個人的にすごく好感が持てるね(;^ω^)

で、トム・ウッドはこの2作で盛んに「脈拍」「心拍数」って言葉を文中で使って、その時の状況を表してる。

ファイナル・ターゲット(上)

その時が急速に近づくにつれて、ライフルの男は心拍数が上昇しはじめるのを感じた。

目的遂行に悪影響を及ぼさないように、深く息を吸い込んで心拍数の過度な上昇を抑えた。

ファイナル・ターゲット(下)

ヴィクターは何度か続けて大きく息を吸い、肺の奥底まで空気を引き込むと、四つ数えるまで溜めてから吐き出した。

体内に分泌されたアドレナリンが、必要不可欠な酸素をより多く筋肉に供給しようと、心拍数を急激にあげていた。

しかし、一分間に百二十を超えると、微細運動(銃の標準を合わせるといった、細かい筋肉の動きを要する運動)の技能が弱まる。百三十を超えれば、その技能は完全に失われる。

肉体にとって、そういった技能が、生存を脅かす問題にすぐさま必要となることは、ふつうないからだ。

ヴィクターは静まってくれと祈った。

呼吸を抑えることによって、通常の自律神経の働きを妨げ、心拍数の上昇に急ブレーキをかけた。

衝動を支配することはできないが、さいわいなだめることはできる。

受験生も外部模試や入試に行くと、心拍数が上昇するんです。通っている塾なんかで受けるテストだって、慣れるまではそうだったはずです。ドキドキするってやつですな。

また、受けた模試や入試の結果が発表されるときはやっぱり心拍数が上昇するんです。こっちはヒヤヒヤするっていうやつですな。

ずっと心拍数が一定である必要はないんです。このドキドキとかヒヤヒヤとかをなんとか自分で手につかんで捉えて把握して、コントロールできないかってこと。

頭が真っ白になる子供もいれば、いつも通り冷静に受けられる子供もいるけれど、

緊張って緊張すべきときはそうなったほうがいいんですよ。

どこに行こうが、どんな場面だろうが、ヘッチャラで動じない・・・なんてすばらしいように思うけれど、それは無神経ってことだから。

無神経はミスにつながる。ポカやチョンボを招く。だからちょっと緊張して神経がピリピリしているほうがずっとイイとボクは考えています。

スナイパーや暗殺者を題材にした本を読むと、多くは「引き金を引く」じゃなく、「引き金を絞る」というような表現をしています。がさつで「殺しが趣味です」っていうチンピラはみんな「引き金を引く」んですよ。

張り詰めた神経の中で、ドタバタとカシャって「引く」んじゃなく、そっとスーと息をするように「絞る」

実際撃つ時って本当にそうなのかどうかは関係ないんです。

でも模試や入試会場で鉛筆やシャーペンは必要以上に力を入れて持つべきじゃない。

手に力が入ると鉛筆の滑りが悪くなるし、必要以上に筆圧が強くなると消しゴムで消してもうまく消えなかったりもするし、力が入りすぎると疲れが早くやってきて集中力も切れやすくなるから。

今の時代のように朝入試行って、昼からもう一校別の学校を受けるなんて場合、昼からが持たなくなる。頑張る気持ちがあっても、頑張り切れないんです、身体がね。

だから、受験生は鉛筆をソッと、しかし強く握って、呼吸を整えて姿勢よく問題を解き、書かなきゃならない。

100メートル全力で走らされて、ハアハアいいながら問題って解けないんです。問題を解くには必要な酸素がいるんです。酸素がちゃんと脳に行き渡っていないと解ける問題も解けなくなる。

スナイパーも暗殺者も、現場でそういう事態にならないように周到に準備して臨む。それは受験生も一緒。

訓練しないと鉛筆をソッと、しかし強く握って、呼吸を整えて書くなんてできない。塾でいつものメンバーでいつもの場所でお気軽にテストを受けるのと入試ではわけが違うから。

ただそこまで考えてやる受験生はそういないんです。

少々ハアハア言いながらでも、まあなんとかなるのが入試だから。いくつかミスしても死なないしね。スナイパーも暗殺者の世界に比べれば、だいぶん緩いんです。

だから、度胸だけの受験生並みのスナイパーや暗殺者だったら、すぐにあっさり殺られちゃう。受験よりもスナイパーや暗殺者の世界のほうが厳しいんですよ(たぶん)。

実際に自分の脈拍が1分間でどれくらいかを知っている人も多くはない。

今は腕時計みたいなので計っている人が出てきたけど、仮に計っても、心拍数の上昇が自分のパフォーマンスにどういう影響を与えるかを考えたことがある人はそう多くないんです。

それらを考えないってことは、どうやって心拍数を安定させるかってことはもちろん考えない。

だいたい親は「緊張しないようね」とかワケのわからないことを言って子供を送り出すか、子供自身が「緊張しちゃダメ」って自分に言い聞かせて余計緊張するかになるんです。

緊張してもイイから「自分は今緊張してるんだな」って認めるほうがいい。

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で、たぶんいろいろな方法があるんだろうけれど、ボクにとって心拍数を整えるのは呼吸しかないんです。

ヴィクターのように「深く息を吸い込」むか、「何度か続けて大きく息を吸い、肺の奥底まで空気を引き込むと、四つ数えるまで溜めてから吐き出」すか。

緊張していることを自分で認めて、そんな場面で「何度か続けて大きく息を吸い、肺の奥底まで空気を引き込むと、四つ数えるまで溜めてから吐き出」したりできたりするだけで、心拍数は落ち着いたりもする。

普段のボクの脈拍は1分で72回くらいなんですが、この週刊親技を書き出すと心拍数が上がるんです。

きっとストレスなんでしょうな(≧◇≦)

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今回の話題のような「もしかしたら読んでもらえないかも・・・((+_+))」なんて頭に浮かぼうものなら、シッコどころかウンコを漏らしそうになっちゃう。

数えたら、今は72回/分が92回/分くらいになってるんです。

で、書くのをやめると収まるの。

でも書かないとこれを発行できないから92回/分で書かなきゃ仕方がない。

だから、できるだけ早く書き終えて心拍数を安定させたいんだけど、これを書き始めてここまですでに6時間超かかっていて、週刊親技を発行するのはちょっとした散歩より負荷がかかる。

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なのにあっさり配信解除されたりすると、女性にフラれるより堪えるんです。まあ、でもそれが仕事だからね。皆さんもきっと職種が違うだけで同じだと思うけど。

そのあなたの状態を、子供の状態を、できるだけ目に見えるようにするために、ぜひ心拍数を計測してみてほしい。

15秒計って×4してもいいし、30秒計って×2してもイイ。

「緊張したわ~」って子供がいう状態というのが、心拍数でどう表示されるか、数値にして緊張度合いを見る意味でも、ぜひやってみてほしいんです。

子供自身がそれができるようになると、入試会場でできるようになると、落ち着く武器にもなりうる。

子供に脈とってみろっていうと「センセー、ボク脈がないみたいです。見つかりません」とか思いっきり息しながら言うフザけた子供もいるので、最初は少し手伝ってやってさ。

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漠然と慌てて「落ち着きなさい!」なんていうのではなく、いつもの儀式として「何度か続けて大きく息を吸い、肺の奥底まで空気を引き込むと、四つ数えるまで溜めてから吐き出」したりして、もう1回脈拍を計る。

おっ、少し脈の回数、落ち着いたで~

すっごくいいことで、オススメなんだけど、あまりやる人はいないなあ。ヴィクターのやり方でなくてもイイんですよ、あなたのやり方でね。

問題は脈拍数がどうなるかだから。

健康づくりのための望ましい目標心拍数を求める公式、ネットで見たら「カルボーネン法」っていうそうだけど、この式で計算すると、ボクなんかの目標の心拍数は「125」くらいまで負荷をかけることになるんですが、この10年間で「125回/分」にしたことはボクはないんです。

125回以上になると、元々ダメな人であるボクがさらにダメな人になっちゃう。な~にもできなくなっちゃうんです。

ボクがスナイパーや暗殺者の本から学べる点の最重要ポイントはこの心拍数とどう付き合うかってとこなんですよね。

それ以外にも心に残る情景はいっぱいあるんです。

たとえば

パーフェクトハンター(上)

聞こえるのは風の音、金属が氷を打つ音、自分の激しい息の音だけ。完全なる開放感が広がっていた。肩の力が抜け、落ち着きが戻った。

これなんかは、模試でも入試でも、バッチリ決まった時っていうのは言葉で表せばきっとこんな感じなんです。

ボクは勉強では経験したことがないんだけれど、本を読んでいると同じような感覚になるときがあるんです。なんかね、本に吸い込まれていっているような、自分自身が本の一部、本そのものになっている感じなんですが、わかります?

子供たちの話でいえば、聞こえるのは「鉛筆の音とテスト用紙をめくる紙の音」だけで、自分が問題と一体化している感じになる。

そうならないと、隣の奴の咳の音、机をずらす音、教室の鉛筆の音が雑音にしか聞こえず、それしか聞こえず、国語の問題文なんかだったら、読んでも読んでも頭に入ってこない現象になる。これは負けパターンね。

それを勝ちパターンにするためにどうするかってことになるんだけれど、その1つに先の心拍数の安定が挙げられる。ドキドキしてる時って、自分の心臓のドクドクが聞こえたり、感じられたりするでしょ。

ああなったら、負けパターンなんです。まあ、ボクみたいに少しの上昇ならいいパフォーマンスが出せるかもしれない。でもね、72回/分が92回/分くらいになって6時間とか経過すると、肩がこる。

だからね、やっぱり呼吸を工夫してやって、もう少し心拍数が下げて書けるようにならないと、そのあとが使いものにならなくなる。テスト終わったら、その日の勉強ができなくなるって感じです。

ファイナル・ターゲット」でもっとも気にいった箇所はここ↓↓↓で、暗殺者ヴィクターはもう一週間ずっと雨の中、ターゲットを撃つ機会を待つために地表を覆う下生えに横たわっている場面。

ファイナル・ターゲット(下)

ヴィクターは横たわっている地面に落ちていた小石や枝をどけて、平らに均した。何日も同じ場所にとどまるかもしれない。

初日に居心地が悪いと思ったこぶや突起は、五日もすると耐えがたい苦痛になる。気がそれれば、弾がそれる原因になりうる。

ヴィクターは一度引き金を引いただけで、終わりにしたかった。

これって子供に接する親にとっても大事な点ですよ。

今日の「子供のふざけた態度」は少し腹を立てただけでスルーできたかもしれないけれど、5回連続で続くと「耐えがたい苦痛」になる。

子供とのことで、おかしいぞ!これはスルーできないぞ!って思ったときは即座に「平らに均し」ておかないと、それらはいずれ「こぶ」になり「突起」になる。

ついでにもう1つ気に入った場面を挙げさせてもらうと、予期せぬ事態に見舞われて、激烈な銃撃戦を経て逃げ延びた滞在先での場面。

激しく動きまわることもなく数日過ごしたのは、傷にもよかったらしく、だいぶ癒えていた。

感染症はなく、しだいに痛みが引いていた。

鎮痛剤はいっさい飲まなかった。

痛みというものは、本質的にマイナスではあるが、傷の癒え具合を知るには最高の指標だ。

子供が熱を出したとき、解熱剤を飲ませるかどうかについて、皆さんも子供のことで悩まれたことがあるんじゃなかろうか。

ボクも「なんぼなんでもかわいそう」って飲ませたこともあるし、熱が出て身体が菌と戦ってるんだからと熱冷ましを飲ませなかったこともある。

必要ならもちろん飲ませたらイイんだけれど、薬やなにかで「熱や痛み」をやわらげたり、消したりすると、その原因であるものがどうなったかわからなくなる。

それが怖いんですよね。大事なのは「痛み」があるのにないようなフリをしたり、なかったことにすることだ。

これが問題の先送りだ!

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これが子供と接するときにもっとも危険な要素になる。

「痛い」だけでなく、不愉快、腹が立つなんかも、それらが起こったら、「なんでそうなるのか」を考えて、自分で対処できるならそれでいいし、子供の態度も含めてなら、子供と話し合わないといけない。

ボクが読めば、トム・ウッドの「パーフェクトハンター」およびその続編の「ファイナル・ターゲット」は、暗殺者ヴィクターが「親」で、倒す相手が「子供」にしか見えない、ボクにとってはこれは教育書としか読めないんですよ。

あなたがそう思ってくれるわけじゃないことは承知しているけれど、ボクにはそうとしか読めないんだ。よって、これらの著作は経費として計上したいがいかがでしょうか、税務署よ!

以上を持ちまして、「ちゃんとやってますぞぇ~知事とその仲間たち」による中国服についての「説明は具体的で説得力がある」「政治活動にも役立っているものと認められる」に対抗しての「スナイパーと暗殺者の冒険小説は私のとっては経費である論」は終了。

あのねえ、スナイパーとか暗殺者とか取り上げるとね、この週刊親技は主にお母さんが読者なんだから、確実に評判を落とすのはわかってるんだが、「あれが認められますぞぇ~」になるなら、こっちだって認めろよって気持ちになって、それが高じてこんなことになってしまった。

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書いたものは消さない!心拍数を整えて次へ!

そうでしょ?

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うれしい報告

小4の息子の母さん

いつも大変お世話になっております。小3の2月から塾に通い始めた小4の母です。

国語は小さい頃からの読書好きでわりと成績がはじめから悪くなく、理社も興味を元から持っていたので初回の塾の組分け試験でも良い成績でした。

問題は算数で、これまで学校のドリルしかやったことのなかった子にとっては、毎回の塾の授業、宿題が???状態だったようです。

テストも散々な成績でした。

そこでネットで調べたところ、ストロング先生の「ノリ勉」を知り、算数のテキストを購入し、GW中に実施してみました。

途中態度が悪く、親の私がブチ切れて鉛筆を投げたりしたこともありましたが、ノリ勉最終日には95点を取り、息子と抱き合って喜びました。

なんとなく私も塾の宿題のやらせ方を習得できたような気がしたので、ノリ勉そのままではありませんが、間違えた問題を必ず一緒に確認するようにしたところ、5月の組分け試験では、1つコースを上がることができました。

内容を確認すると、やはり算数の伸び(200点中、3月は76点だったのが、今回126点にアップ!)が大きく、やれば上がるんだな~と感心しました。

受験までまだ先は長いですが、息子は「●●に行きたい」と明確な目標を持ったようですので、引き続き見守っていきたいと思います。

今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

76点から126点アップ!!おめでとうございます。

成果が出れば、「ブチ切れて鉛筆を投げたり」も、いい思い出になるのでしょうねえ。

もう1つクラスを上がるには、もう一工夫必要になってくるでしょう。この小4の間に勉強のやり方を確立しておくと、これからの見通しがよくなります。

ただし、小5になって量も増え、レベルも上がったときでも、続けられる勉強のやり方でいきましょう。

そのためには、「今よりも勉強時間を減らして」同じ点数が取れないだろうか、時間を減らして、今以上の点数が取れないだろうかと、時間を切り詰める思考で進めるのが大切です。

増やすのはいつだってできる。短時間で集中してビシッと!これが理想ですよ!!!

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