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こんにちは、ストロング宮迫です。

この間、小学生の頃からよく知っている高校生と話していたら、クラスの3分の2は塾に行っていると言うんですな。

「3分の2通塾」っていうのは別の高校生からも聞いたような気がします。いつかここでも書いたかも・・・

実際のところはどうなのか?

ベネッセ教育総合研究所による発表によれば、

「高校生」学校外の学習機会

放課後や日曜日に学習塾、予備校に通っているのは、時系列でみると第1回から一貫して増加しており、第4回では25.3%と4人に1人が利用している結果となった。

別のページの学校の偏差値帯別の塾の利用率を見ると、

「高校生」学校の偏差値帯別学習塾や予備校の利用率

偏差値の高い学校に通っている高校生ほど通塾率が高く、偏差値55以上の学校群では39.1%の高校生が通塾している

高校生全体では25.3%で、

偏差値55以上の学校群では39.1%の高校生が通塾。

結構行ってますなあ・・・

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※この毎日親技は2013年7月1日に配信したものです

まあ、それはいいとして、その高校生ジン君がいうのは、「週7でかなり高額な料金を払って塾に通う」猛者もいるんだとか。

で、ジン君は悔しがってるんですな。口惜しいという感じ。

「オレも塾さえ行ければ・・・」と口にはしないけれど、そう思っているんだろうなあとコーラの缶の持ち方が言っている。

マジメでイイ子なんですよね、ジン君は。実にわかりやすい。

なので、ボクは傷口にきっちり塩を丁寧にこすりつけるように聞く。

「なに、ジン君、キミ、週7君が羨ましいの?」

「塾に通わせてくれる家に生まれていればって思っているの?」って。

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傷口っていうのは本人がなんとなく傷口って思っているだけで、実際はボクからすれば傷口なんかじゃないんだけど、本人は傷口って思っているから、ヒリヒリする・・・

人間の想像力、創造力はすばらしい!

痛いところって自分からは言えないけれど、人に聞かれたら、つい言ってしまうってことがあるんじゃないでしょうかね。

「い、いえ、羨ましくはないけど、負けたくないんです」と。

でも、塾に行っている奴には負けるんじゃないかと不安を持っているんですな。その上、ジン君は母子家庭ですから、家庭の経済状況からも、塾に通うのは難しいという自己判断もあるらしい。

お母さんには塾のことなんて言えないっていう感じ。

なので、ボクはいつもここで書いているようなこと、つまり

「学校に行って、週7で塾に行ったら家で遊ぶ暇ないよ。ずーーーと習った復習しなくちゃならないんだから」

「でも、実際はずーーーと復習なんてしないんだよ。授業のシャワーを受け続けてわかったと感じて満足して終わり!そういうパターンが多いんだから、気にしなくていいんじゃない?」

と言ったんです。

「実際の成績はどうなの? 週7君に負けてるの?」

「いえ、同じくらいか、少し勝っているかも!」

実にいい笑顔で言うんですな。

「だろ? 塾に行くのがすごいんじゃないんだからさ。週7君が偏差値90くらいあれば、考えちゃうけどさ」

「偏差値って90とかあるんですか?」

「あるわけねーだろ!たとえだよ、たとえ」

「ただ学校で塾の宿題なんかをしているのを見ると、結構難しいテキストをやっていて、これから差がつくんじゃないかと・・・」

大人からしたら、何でもないことだけど、ライバルが難しいテキストを持っていたら、すげぇーとか、かなわねぇーとか思うのが子供。

難しそうな本持っていたら、賢いかも!?って思うのと一緒。

でもねえ、実際、その本を読んでいるのかどうか、読んで理解しているのかどうか、理解して自分で咀嚼しているのかどうかは全く別問題。

ですよね?

第一、難しいテキストが魅力なら、本屋に行けば、いくらでもあるのに・・・

つまるところ、ライバルはすごい先生にすごいことを教わっている(んじゃないか)という嫉妬と不安と焦りなんでしょう。

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そこの部分は若さもあり、かつジン君には我が家は貧乏であるというぬぐいがたい思いもあって、そうカンタンに解消することはできないと思ったので、

「すごい先生にすごいことを教わりたいのか?安く!」

ってずばり聞いたら、「ハイ!」って。

「お前の1ヶ月の小遣いいくらだ?」

「3,000円です。足りない時は少しもらうけど」

「お前さあ、貧乏じゃないじゃん!貧乏っていうのは小遣いなんかないんだぞ!まあ、それはいいや。まずはそこから1,000円出せよ!」

「小遣いは2,000円になっちゃうけど、お前が今すぐ欲しがっている【すごい先生にすごいことを教わる】のが実現するんだけど」って、リクルートの月額980円の「スタディサプリ」をススメました。

ネット授業ですな。なんと言っても安いしね。

まあ、いいか悪いかの判断と評価は皆さん自身にしてもらうとして、世の中、昔に比べて断然よくなっているんですよね。

ジン君が貧乏かどうかは別にして、貧乏だって上の学校への道は拡がってる。昔よりは間違いなく。お母さんも必死に働いている。奨学金だってあるし。

ただ、ジン君もそうだったけど、イジけちゃう時がある

それは自分のこと以外、自分の外の環境や現状について考えた時。

で、それが「負けた」ときの言い訳になる。

それはイヤだ、そんなウチみたいな環境だから子供の選択肢が狭まったなんて言わせないぞ!ってたぶんお母さんも頑張っているはずなのに、子供は狭い了見で、かつ勉強もしたくないって都合の理由も押っ被せてごちゃごちゃさせて、仕方なかったんだと。

そんなこたぁーない!断じてない!

週7君が羨ましいなら、「受験サプリ」毎日やりゃーいいだけだもの。

ねえ?

焦りの高3生ジン君曰く、

「学校で習ったことがないやり方が結構あります。めっちゃわかりやすいです」

「高校の先生の説明よりはわかりやすい」

とも言っていましたな。

問題は、映像授業をジャンジャン見るのはイイだけど、やっぱりアホな高校生は見ながら寝ちゃうからね。

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信じられないかもしれないけれど、寝ちゃうんだなあ・・・

だから、映像授業も子供が見ていたら、後ろから見ていたほうがいいくらい。そう、ちゃんとやっているかどうかをね。

映像授業をイヤホンで聴かせて、リビングでやらせてもいい。やっている姿を見るために。

塾も映像授業もいくら良くても、ちゃんと聞かなきゃ意味がないですから。

高校生で成績がイイ子はそれが自分で律してちゃんとできる子供ですな。ジン君はデタラメじゃないけれど、自分を律するまではいかないその中間の子供。

ボクが見に行くわけにも行かないから、お母さんにこっそりでも見てやってほしいけど、時間的にそれは難しい。

なら、やっぱり確認テストですな。

確認テストは「受験サプリ」にもついていますので、確認テストは目の前でやらせるとか。ただ受験サプリの確認テストは問題数が少ないので、該当単元の問題集で確認してもイイ。

ジン君は自己管理。

「確認テストはちゃんとできてるんだろうな?」

「ハイ!できてます。言われた通り見た授業の単元の問題集も見た後すぐにやってます。結構正解してますよ。フフフ」

ってなことでした。

ジン君、母ちゃんを泣かさないように、逃げずに頑張るんだよ!

いつもは見てられないけれど、今度見た時、ヘタレれていたら、ビンタだからな!フフフ。

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もう1つ付け加えておくと、ジン君がやっているリクルートの「受験サプリ」、私立の中高一貫生にも好評だったことをお知らせしておきます。

今までにストロングが見せたのは、中高一貫で高校の内容が入り始めた中学3年生。英語の関係副詞とか古典の助動詞「き・けり」とか、1単元の授業全部は必要ないけれど、必要なところを見るって感じですが、「学校の先生よりもわかるわ~」って数人ですが、みんな言ってましたな。

これは学校の先生がショボいのか? それとも「受験サプリ」の講師がうまいのか?

まあ、どっちでもいいんですが、子供たちが「そういうことかあ」とか「わかったぞ!」とか「フフフ」っていうその顔は実にいいもんです。

別に親自身が説明できないからって何の問題もない!

便利な世の中ですから、昔よりは道はたくさんある。あとはそれを知って使うかどうか?

前途洋々ですよ!!

ねえ?

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まあ、他にもいろいろあるみたいなので、こちらの記事『「ネット予備校」ビジネス活況ネットで授業見放題、参入相次ぐ』なども参考に見てみて下さい。

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うれしい報告

小5 カービーさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

前回も書きましたが、子供に気持ちよく勉強させるということがすぐ甘えが出る家庭学習において、本当に大切だし子供のモチベーションを下げずに効率よくできる最善の方法なんだ痛感しました。

子供も勉強しているというよりゲームしているような感じでとっても楽しかったと言っておりました。

◆子供のそばで勉強を見るってやっぱり非常識でしょうか?あと、親にとって学ぶべき点はありましたか?:

私には4年生の下の子がおりますが今回ノリ娩するのに5年の上の子中心になってしまい、ほとんど手をかけてやれなかったんです。(口はだしましたが・・・)

そのおかげで兄弟で気持ちの持ちようが違い、学習態度も両者で比較実験しているように違っていることを目の当たりにできたんですが。

親が子供の勉強を見る。

「見る」本当に深い意味があり、明らかに違うことが我家の実験結果となってあらわれてしまいました。

親の言葉のかけ方一つで子供はなんとでもなる。自分の気持ちと戦いながら、大変難しいですが、これから親も一緒に努力しないといけないと思いました。まだまだ発展途中だと思うので、今後もっと上手に見てあげれるんじゃないかと思います?

次回は下の子で実験スタートです。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

楽しかった!と素直にいえません。はっきりいって大変でした。すぐに横から口出したくなる気持ちを抑え、(既にこのとき心の中ではなんでだ~とイライラが芽生えているのに)それを今度は褒めるように誘導しながら褒める。

勉強中は気持ちのコントロールが大変でしたが、最後に子供が「できたね^^」なんてニコニコして終了できるとやはりうれしかったですね。

カービーさん、ホントにご苦労様でした。ありがとうございました。

そう、親が大変なんです!!

でも、子供が大変で親はラク・・・なんてことになればということなんですよね。

子供も大変ですが、やっぱり親はもっと大変でありたい。家庭学習で成果を上げるためには!

カービーさん、下のお子さんも頑張ってくださいね!

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