こんにちは、ストロング宮迫です。

夏休みも早7月末で、あっという間の1週間。

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お盆までもすぐですから、落ち着いて、焦って頑張りましょう。

1つ、[親カツ(前期)] メンバーさんからの報告メールを紹介します。

小6 お伊勢さん

いつも適切なアドバイスありがとうございます。本当に心と技の支えになっております。うれしい報告です。

塾をやめ家庭教師一本での受験勉強に切り替えて5ヶ月、四月の模試はぱっとしませんでしたが、夏までに合格圏内に入るようにアドバイスを頂きながら取り組んでおりました。

テスト分析が十分でなかったり、チェックをきちんとしてなく家庭教師まかせだったりダメ出しをありがたく頂きました。7月の模試の結果にかなりドキドキでしたが、御蔭様で第一志望に合格率70%が出ました。

あと一歩ですが、道が見えてきました。

一緒に問題を解いたり、家庭教師の出した問題をあとから見たりと結構体力は使いましたが、具体的に弱点を知ったり、テスト分析の方法は本当に役立ちました。

まだまだ油断はできませんが、今後ともよろしく御願いいたします。

ペシャンコになったり、落ち込んだり、喜んだり、ドキドキしたりジェットコースターに乗っているのが受験生というものです。

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そして、そうした受験生に対して、人はみんな誰もが「最後まで諦めるな」といいます。

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確かにそうですよね、最後まで諦めちゃいかん。

ただねえ、これがホント難しいんだなぁ。実践できている受験生はほんのごくわずかです。

ほぼ100%の受験生が「最後まで諦めちゃいかん」と思っていながら、実行できているのは20%程度かも・・・

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この前、甲子園を目指す高校野球の地方大会予選の最終9回を通りがかりのテレビで見ました。

野球少年ならだれもが知っている名門高校が9回の最後の攻撃を残して4点ビハインド。

で、足を止めてしばらく見ました。

この回に4点取って同点にして延長に持ち込むか、5点取って勝ちをもぎ取るか、もう名門高校にはそれしか道は残されていない状況です。

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※この毎日親技は2015年7月28日に配信したものです

テレビがベンチを映しだしました。

あれれ・・・4点ビハインドの名門高校の選手が泣いている。最近は試合に終わる前にベンチで泣いている選手が多いですなあ。

甲子園出場が当たり前の名門高校の選手たちは「あ~あ、甲子園も行けずに終わってしまうのか」って感慨にふけっているのか。2年半の苦しい思い出が走馬灯のように頭をよぎるのか。

でもね、試合中に泣いてちゃ同点にもましてや逆転だって難しいと思うんですが、皆さんはいかがお考えですか?

高校生らしいって!?

そういう考えもありますか。

あと30分も待てば、8月の1ヶ月間かけてでもずっと泣けるんですけどねえ。

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あと30分、知恵を絞ってやれることをやってから泣いたらいいのに・・・

ネクストバッターサークルにいる次打者もテレビに映しだされましたが、こちらはほぼ号泣状態。音声は拾っていなかったけれどオンオン泣いてる。

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ベンチから一人出てきて、励ましている。そうこうしてたら、バッターがヒットで出塁!

ほらぁ、まだわからないよ!

号泣状態の次打者がバッターボックスへ。涙をぬぐいつつ、打席に入る。

ボクはついひとりごとをつぶやいてしまった

「泣いてたらゲッツーになっちゃうよ」ってね。

いかん、いつもの余計なひと言。

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テレビの周りにいた数人は名門高校チーム贔屓だったのか、ボクを見た。

つい出ちゃった。

結果は・・・

もちろんゲッツー!ダブルプレー!

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涙が出てたら、ピッチャーなんてぼやけて見えるでしょ。やっぱりそうなるよ。

自分で打席に入ったときにもう勝敗を自分で決めて入っているんだから。

名門高校の甲子園の夢は潰えました。

たぶんあの高校生は引退するときに後輩たちへの色紙に書くはずです

「最後まで諦めちゃいかん」なんてね。

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ことほど左様に「最後まで諦めちゃいかん」の実践は難しい。

入試で1教科目をしくじった気がしたら、あとは総崩れ

科目の大問1番で引っかかたら、その後は総崩れ

入試初戦でビンタを食らったら、自信喪失して総崩れ

でもね、「勝負は下駄を履くまでわからない」んです。

星稜のドラマチックな逆転劇を伝えた
2014年7月28日付のスポニチ本紙

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「勝負は下駄を履くまでわからない」この言葉の語源については各自調査でお願いします。

勘違いしないでほしいのは「いかなる勝負」も下駄を履くまでわからないんじゃないですよ。

小学校から野球漬けで各地に遠征に出張っていく名門高校に週1回2時間の野球部は勝てないから。

偏差値40の子供が偏差値60の学校にはまず受からない。

いくら最後まで諦めないと力んでも、入試問題を穴があくほど見つめても、答えは浮かばない。圧倒的な実力差は埋めようがない。

だから「いかなる勝負」も下駄を履くまでわからないわけじゃない。

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でも、お互い準決勝とか決勝に出てきたチームなら、組み合わせの妙もたしかにあるけれど、勝負は下駄を履くまでわからない。

準決勝とか決勝に出てくる力があり、志望校判定でそこそこの判定が出ているなら、あとはその場での執念が紙一重の結果を招く。

最後まで諦めないとか執念を持てる人には「資格がいる」んです。

その「資格」があるのに泣いてたら、そりゃあ、自分で決めた通りの結果になります。

そういう意味では「泣く」のにも資格があるんです。みんな負けたら泣くけれど、泣いてもいい人と泣いちゃいけない人がいる。泣く資格がない者もいる。

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だから、ボクは泣く資格がある子供には言うんです「今日は泣いてもイイよ。涙がかれるまで泣いたらイイよ」って。

親は子供を「実力差が大きすぎる相手」とは気をつけて戦わせないように配慮しつつ、努力と実践と成果と実績を積み上げて土俵に上げてやらなきゃいけない。

土俵に上がったら、俵から足が出て行事がアウトって言うまで頭のてっぺんから足の指先までピンと張って踏ん張らせる。

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途中でヘタレそうになったら、お尻にキックでもしてやったらイイ。「踏ん張れ!」って。その声に気づいてもう1回頑張れるときもある。

入試の時に子供は「初めて」ヘタレるわけじゃない。今の時期から度々行われる志望校判定模試でヘタレたり、イジけたり、諦めたり、雑になったり、投げ出したくなったりしてる。

それを言わずして本番の入試期間に「ヘタレるな」って言っても、意味わかんないってなってまるで伝わらない。

試合終了「前」にベンチで泣いているヘタレ共は、いっぱいいます。高校野球だけじゃなく、受験生にもいっぱいいる。子供はすぐ諦めるからね。

子供以上に諦めの早い人もいる。そう、親ですな。親は早いよ、すぐ諦めるから。決め台詞は「あなたの人生だからあなたの好きなようにしなさい」ってね。

子供は言う「好きにするわ」親は慌てて「そういう意味じゃないのよ」とかなんとか。

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世の中不思議なもので、誰が見ても「諦めたほうがイイよ」って人が諦めなかったりするからね。竹やりで気合を入れて突けば飛行機も落ちる的な例のやつですよ。

決め台詞は「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」なんて。

でもね、竹やりじゃ、飛行機は落とせない。落とせないばかりでなく、木端微塵にやられちゃうから。

受験における志望校判定模試は「実力差が大きすぎる相手」とは戦わないようにするための指標だから。「実力差が大きすぎる相手」と戦うと思考が「神風」的になって特攻精神になっちゃう。

特攻に残される結果は玉砕のみ。

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この夏休みに取り組む課題も子供の実力にあった問題をやることです。志望校がここだからとか塾でやっているからとかでやってイイ人は志望校判定でイイ数字が出ている子供だけです。

イイ数字が出ていない子供が「実力差が大きすぎる相手」とばかりやって。残るのは玉砕のみ。

できないできないと言いながら、何回も繰り返しやったのに3日後にはもうできないなんて現象が出るのは「実力差が大きすぎる相手」とやっているからと判断できる。

テストの見直しだって、全部できればいいけれど、限られた時間でそれも難しいなら、見直す問題を選ばなくちゃならない。選択の基準は「実力差が大きすぎる相手」はやらないことです。

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「実力差が大きすぎる相手」と奮戦を繰り返すのは勇気ではなく無謀といい、土俵に上がったのに勝敗が決する前に勝手に自分で想像して泣くのは純粋ではなくヘタレといいます。

ほぼ100%の受験生が「最後まで諦めちゃいかん」と思っていながら、実行できているのが20%程度になるのは、やっぱり難しいからですね。

子供には実力にふさわしい問題を選んでぶつけ、その代り、最後まで叱咤激励して奮戦させる。それが「泣く資格」を獲得するということです。

「泣く資格」を獲得するとは、今日やった問題が明日もできるということです。そう、できることが積み上がっていっているということ。

積み上げてきたけれど、日数が経って忘れれしまったとかヒントがないとできなくなっていたということはありえます。

でも、確実に一昨日よりも昨日、昨日よりも今日できることが増えている、その成果と実績と実感が「悔しくて泣く資格」の獲得へつながる。

泣く資格を日々獲得しつつ、土俵で踏ん張らせる。踏ん張らせる時に子供に踏ん張る理由を示さなきゃいけない。

そこで示すのが「あなたは1ヶ月前にこれができなかったけれど今はサクサクできてるよ。すごいよ。実績を積み上げてきたんだもん」です。

夏休みが終わって、夏休みに取り組んだ問題が半分もできない・・・

なんて事態になれば、それは地獄の1丁目。地獄の入り口に入ったら、2丁目、3丁目という奥へ奥への道しかない。

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そのとき「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」って言葉を間違って解釈して、なにがなんでもやらねばならぬと「神風特攻隊」の編成へという思考に至る。

さて、昨日やった問題、今日はできるでしょうか?

夏休みの最初、1週間前の7月21日にやった問題は今日やってもできるのか?

やらせてみればすぐわかる、自分たち親子が地獄の1丁目に入りそうかどうかは。

たった1日1問でもできる問題が積み上がれば、40日後には40問は積み上がる。2問なら80問。3問なら120問です。10問なら400問。

できるようになったことは書いて残せ!きっと宝物になる。特に苦しいときのね。