こんにちは、ストロング宮迫です。
春休みも残りわずかになりました。どの学年の子供たちも出される宿題や課題が少なく、この時期の時間はゆっくりと流れてる。
追われるものもなく、ゆったりと時間が流れるこの時期こそ、子供たちの勉強に対する気持ちが正直によく表れる。ナチュラルな勉強に対する子供の姿勢ですな。
この春休み、プラスアルファでなにをなしたか?
新学期が始まればそれが問われる。もう「ヨーイドン」のピストルはずいぶん前に鳴っているのだから。
さて、ボクが個人的に「話し合いのkazさん」と呼んでいる方からメールが届いていますので紹介したいと思います。
通称「話し合いのkazさん」というのは、以前ここで紹介↓↓↓したkazさんの受験報告からボクが勝手にそう呼んでいるだけなんですけどね。
中学受験を経て、この4月からお子さんも中学2年生になるkazさん。届いたメールは↓↓こちら
受験報告でメルマガでも紹介して頂いた2勝6敗のKazです。
いつも、楽しくメルマガを拝見しながら色々な事を思い、反省し関心し勇気をもらっています。本日は、中高一貫校に入学した子供の事で相談したくメールしました。
まずは、ここまでの経過から報告します。
目標の学校に入学出来ませんでしたが、縁があった学校ですので親子共々後悔なく入学しました。一般的な難関校ではなく、中堅校ですが、さすが一貫校であり勉強内容をとっても、これ中学1年生の問題?と思うような内容でした。
入学にあたり親子で話し合いをして以下のことを決めました。
・小テストをおろそかしない。
・クラブ活動は何をしても良いが3年間(実質は6年間)続ける。
・学年30位を目標にする。(高校卒業実績で約30人が国公立にいっているため)
結果は、
・小テスト(1回/週)は、数回不合格もありましたが概ね合格でした。
・クラブは、学校内でも活発な部に入部しました。
・定期テストは、20~30番を1年間キープし上位選抜された補講にも参加しています。
反省するべき点は、多々ありますが良く頑張ったと思います。
中学に入学と同時に子供が自ら計画し、勉強するスタイルに変えました。
もちろん、進捗状況確認やテスト後の振返り(なぜこの問題を間違えたなど)時には横について一緒に勉強などもしました。
1年生途中に子供と再び話し合いをして、高校受験もないことから年度の目標として、漢字検定・数学検定・英語検定の3科を1年生で4級、2年生で3級、3年生で準2級を合格することを追加しました。
1年生ノルマはクリアしました。親子でじっくり話すと子供自ら進んでやることを実感しました。
長くなりましたが相談です。
・勉強時間は長いのですが、親から見てとても効率が悪いです。時には、時間を測るよう指示するのですが、最近反抗期もあってなかなか上手くいきません。
・上位選抜の補講に参加していることもあり、良い意味でプライドが出てきたと思います。高校に入学すると特進クラスがあり、子供も望んでいるようです。
親としては授業内容を吟味する必要もあることは理解しています。子供には10番代に入らないと特進クラスには行かせないと言っています。もう一段階上にいくにはどうすれば良いでしょうか。
また、定期テストは20~30番をキープしているのですが、実力テストの順位が安定していません。
あれほど、入試実践コースで学んだ入試方法を忘れているようです。すべての問題を解きにいったり時間の使い方が確立していません。計算ミス等も数箇所ありました。
1年間が終わりましたので、先日親子で振返りと反省会をして2年生の目標設定をしました。
・小テストはすべて合格する。
・2年生で漢字検定・数学検定・英語検定の3級に合格する。
・英語は安定してきているので、2年生は数学を主に頑張る。
3年生夏まで、何とか独り立ち出来るよう頑張りたいと思います。お手数ですが、アドバイスをお願いします。
いかがでしょうか?
ボクが「話し合いのkazさん」と呼んでいるワケがわかってもらえましたか\(^o^)/
大事なのは「子供もできる!」って思える小さな目標をきちんと話し合って立てて、それをクリアしてきたってことですよね。きっとあなたの参考になるはずです。
ちょうどこのメールが届いたときに我が家に中学生と高校生の中高一貫生が7名ほど家にいて春休みを満喫している最中でしたので、
「キミたち、この頑張っているまだ見ぬ後輩になにかアドバイスがないか。ぜひキミたちの経験から意見を言ってみてくれ!」
って頼んでみました。
そこで7名の中高一貫生から出てきた侃侃諤諤の意見を書き留めておいたのでいくつかまとめて紹介しましょう。
なお、ここにはボクの意見は一切入っていないことを付け加えておきます。
◆ボクは中3までは無駄や効率の悪いことでもどんどんしたほうが良いと思う。長い勉強時間でもイイ。なにが無駄かは実際にやってみないとわからないし。無駄の中に意味のあるものもあることがあとでわかる。たくさん勉強する中で自分にとってなにが効率的かを学ぶんだから。
例えば中学の時にボクはテスト前までに3回まわして臨んだ。高校生になってからも3回まわしてテストに臨むけど、中学の時と高校になってからの3回は同じ3回だけれど、ボクの中では全然違う3回。いろいろ試して効率が上がった上での3回だから。
それを見つけるために無駄と思わずにいろいろとやってみたらイイと思う。
たしかに無駄があってもイイけれど、机に座って問題集やテキストを「眺める」のは本当に無駄だしダメだよね。眺めたり見たりするのはダメ。「書く」もしくは「解く」時間に意味がある。裏紙をどれだけ使えるかっていうか。いかに書きまくれるか、手を動かせるかどうか。
◆この子は英語が安定しているのはイイね。先輩の話を聞いても英語を落としてたら入試では負けるってよく聞く。英語は日々の勉強がすべてだから飲み込んでしまえば8割以上、9割も安定して点数が出る。数学が不安定なのはボクも一緒。数学が良ければ順位がスコンと上がるし、数学が下がれば順位も下がる。英語と国語の文系科目を安定させると順位も乱高下しにくくなるんじゃないか。特に英語は日々の勉強をきちんとやればヘンな点数は出ない。安定する科目だから。英語はキッチリ獲りたいね。
◆ノートの取り方もいろいろ試した。今は見開きの左に予習ページ、右に授業のことを書いているスタイルにしている。これは高校になってからのスタイルだけど、この子なんかは予習をもっと取り入れたらいいんじゃないかと思う。
ノートの左に教科書とかを見ながらでいいので10分だけ自分で考えてみて「こうしたらいいんじゃねーか」っていう考えを書く。解けるなら解く。それを授業で解決する。これがいいのは、さっきの数学が不安定要因になるのは初見の問題を見て、いかに自分が知っていることに引き寄せられるかが大事になるので、それを普段から練習しておくため。
予習で解けなくても全然いいんだけど「こうじゃねーのか」って短い時間でも考えておく訓練が模試では試されるから。
たしかに模試なんかは短い時間で何を見つけられるかだもんな。この前の定期テストで残り5分で証明の大問の2番を考えてたら突然閃いて5分で猛烈に書ききって正解になったんだけど、そういう体験をすると「なんかいけるんじゃねーか」って思えてもくるよね。
ノートの取り方でいえば、中学の時は授業でノートを適当に書いて家に帰って清書したり、キーワードの走り書きだけして家で仕上げて復習したりしてたけど、それじゃ結局時間が足りなくなって授業中にできるだけ処理するようにしたり。
何色もペンを使ってたらノートをとるのが間に合わなくなるから鉛筆と赤の2色しか授業では使わなくなった。このノートの取り方なんかも無駄を重ねた結果出てきたものだから。
◆3回解いてテストに臨むのは中学でも高校でも同じだけれど、さっきの予習して臨むとすれば、こんなふうに実質4回目になったりもする。
予習→1回目復習→2回目復習→3回目復習
これが同じ3回でも違うってことで、初見の問題を一度自分で考えて授業に臨むと、授業での頭への入り方が違うような気がする。2回目の復習で終えても大丈夫になるとか。でもそこで頑張って3回やると順位がバーンと上がったりする。なんで上がったのかがよくわかんないけど、もうひと押ししたってことなんかもな。でももうひと押ししたはずなのに順位が下がることだってあるから、一押しの問題じゃないのかもな。計算ミスもいまだにやっぱりあるしね。
◆無駄に思えてもガンガン勉強してると、なんでかわからないけれど順位がバーンと上がる経験がたしかにあるよね。それがすごく自信になる。またその順位を獲りたいって思うと無駄な勉強も頑張れる。でもその無駄がより洗練されていくような気がするんだよ。結局無駄ではなかったというかさ。
◆ノートの取り方が良くなって成績も上がったと思うんだけど、その原因は授業中に寝ているクラスのやつがテスト前にノートを貸してくれって来るようになったから。この連中にノート見たら一発で理解できるように書いてやろうってしたのが結果的にノートのとりかたが良くなって成績につながったのかも。
◆部活をしてたら家に帰ってしんどいから授業は一言も漏らさず聞いた方がイイよね。ノートのとりかたの話が出てたけど、ボクは授業を聞くのとノートを書くのは別作業で処理するようにしてる。うまく言えないけれど、手を動かしてノートに書いているけど「ただ書いてる」だけで耳は授業を聞いている。授業は聞き漏らしたらダメだよね。聞くのが優先だよな。
◆ボクは先生に好かれる態度で授業を聞くのがイイと思う。媚びを売るとかじゃないんだけど、先生が「この生徒はよく授業を聞いているな」って思える態度で授業に臨むと自然と授業は聞けるようになるよ。形から入るとあとから身も付いてくるっていうか。
◆勉強を長くしてもいいけど息抜きも必要。映画「真夏のオリオン」は勉強よりも大切だから見てほしい (^^)♪
◆この子が小テストを頑張ってるのはイイね。やったらできるのが小テストだから。「数回不合格もありました」ってあるけど1回も不合格を出さないことだよね。これはボクのプライドなんだけどね。
◆文系の科目が安定して獲れるようになって数学がハマれば順位で一ケタが突然出たりもするから、そのときの喜びを噛みしめる(^∇^;) 学校ではクールだけど、家でニヤニヤできるともっと長い時間頑張れるようになる。今は持久戦と思って定期テストを頑張ったらいいんじゃないか。
だいたいこんな感じのことを言ってましたな。どうですか、彼らの意見は?
「話し合いのkazさん」のお子さんの参考になればいいけれど。
人間は、過去の努力をどんどんムダにすることで、新しいことに向かうことができる。年をとるといくらか心弱って、過去の努力の結果をたよりたくもなるものだが、努力をどんどんムダにできるのが若者の特権である。そして、どれだけ自分の努力を葬りながら先へすすめるかにその人の器量はかかっている。
— 一刀斎_森毅名言_bot (@moritsuyoshibot) 2016年3月17日
こうやって「なぜそうするのか?」「どうすればよかったのか?」「なにが良かったのか?」「なにが悪かったのか?」を時々話し合って言語化することがとっても大事だってボクは思っています。
「成績がイイ」も「成績が悪い」も「なぜそうなったのか?」を言葉にして仮説でもいいので特定するように話し合う。
誰のためか? そりゃあ自分のためですよ。
成績がイイ子も「なぜ自分が成績がイイか」が説明できない子供は多い。積み重ねてきたことをやってきた結果「成績がイイ」わけだけど「なにを積み重ねてきたんですか?」と問われる「勉強」とかね。
もっと具体的に答えられるようにしたほうがこの先人生を歩んでいくときもそれが役に立つ。
「成績がイイ」も「なんとなくイイ」とか「なぜかイイ」よりも「○○○だから成績イイ」ってわかっていたほうがいいと思うんですけどね。彼らにはイイ機会だったと思います。
やっぱり7人いたうちの4人の高校生が主導権を握ってしゃべるから高校生側からの目線の話が多かったように思いますが、3人の中学生もしきりにうなづいていましたのでこのあたりで良しとして、再び彼らは春休みを満喫する方に行ってもらった。
特に印象に残ったのは「無駄をした方がイイ」っていう意見が結構出てたってことです。
ここには紹介しなかったんですが部活の試合でね、たとえば走るスポーツってあるじゃないですか。これらのスポーツでボールを持っている子はもちろん走るわけだけど、その周りにいる子がどうしているか。
たとえばサッカーでボールを持っている子以外の子供の運動量っていうんですか。無駄な動きをしない方がイイっていう意見に対して、ウチにいた中高一貫生はみんな「それが無駄な動きかどうか」はボクら下手っぴいにはわかりかねると言うんです。
ポジションもあるけれど、遠くからボールに向かって懸命に獲りに走ることを無駄とは断定できないっていうのが彼らの主な意見でした。
「やってみてわかったから省く」のと「やらないうちから頭で考えて省く」のではまるで意味が違うっていうわけです。
思わず「おっとな~」って言ってしまいましたよ\(^o^)/
ボクはここ親技で「効率」を重視し、「無駄を省く」ことを口酸っぱく言っていますよね。じゃあこの子たちの意見と親技の意見は矛盾するかっていうと、そうじゃないんですよ。
親技では勉強の取っ掛かりではなるべくラクに始めましょうよって思っているだけなんです。その結果、成績もある程度出てくるようになって、子供たちが自分で試してみようと思うなら大いに結構。
でも、何にも成果も実績もないうちから無駄だらけで走りっぱなしになると、成果の出る前にやめたくなっちゃうよって思っているだけなんですよね。そのあたりも含めて彼らの意見を吟味してもらえると嬉しいですね。
さて、ではボクの意見ですよね。おおむね彼ら中高一貫生の意見に賛成ですが、いくつか挙げると、
高校受験もないことから年度の目標として、漢字検定・数学検定・英語検定
この気持ちはよくわかるんですが、ボクはね、これは不必要な目標だと思っています。
「中学2年生で漢字検定・数学検定・英語検定の3級に合格する」のは中高一貫校で普段の勉強を真面目にやっていれば十分達成が可能でしょ?
中高一貫生だけでなく、公立中学の中学生だって中学入試の小学生だって毎日結構忙しいんですよね。「話し合いのkazさん」のお子さんだって頑張って成果を出しているんだから、加えて熱心な部活に入っているんだから毎日タイヘンだと思います。
タイヘンな毎日を送っている子供にさらなる目標を課すってことはどうなのかな?ってボクは思っているんです。
つまりね、あれもしないとこれもある、あっちもあったかってタイヘンさが目に見えるようになる。でも「中学2年生で漢字検定・数学検定・英語検定の3級に合格」は学校の勉強をちゃんとやっていれば漏れなく付いてくる。
ならば余計な、もしくは余計に思えるタイヘンさは普段の生活で意識させない。「受けたら受かっちゃいましたけど、それがなにか?」みたいな感じで感じさせる方が子供にとってラクじゃないかと。
やることは一緒なんですよ。意識のところだけで。今やっていることをちゃんとしていれば、おまけが漏れなく付いてくるよ!お得だね!みたいな感じと言いましょうか。
検定受けるときは、そりゃあ過去問もやらなければならりません。でもそれは普段の生活の中に予定としてあまり組み込まない。定期テストの勉強をしている延長線上で過去問をやればイイ、とボクは考えます。
また、今回ウチにいた中高一貫生に上から目線で後輩にアドバイスしてやってくれと言ったら、思いのほか盛り上がって話もあっちへ飛びこっちへ飛びしたんだけれど、自分が自分のことを語ることで、人が語ったことを自分に置き換えることで自分がしてきたことを見直した、今回のような作業を「話し合いのkazさん」は子供から引き出していくことが今お悩みのことの答えになっていくんじゃないでしょうかね。
進捗状況確認やテスト後の振返りは一緒にやりつつ「中学に入学と同時に子供が自ら計画し、勉強するスタイルに変え」たわけですから、そりゃあ「親から見てとても効率が悪い」ことも多いでしょう。
でも、それは高校入試がないことのメリットで、修正しながら効率を上げていったらいいんじゃないでしょうかね。その時間はあるってことです。
2年後に入試ってなったら、子供任せにばかりしてたら間に合わなくなる可能性もあるけれど、先の中高生たちが言うように「無駄の中から自分の効率的なやり方を見つける」今はその過程にあるんじゃないでしょうか。
それをより効率的に確立していくのはすでにやっている話し合いや言語化でしょう。まさに「話し合いのkazさん」の腕の見せ所ではないでしょうかね。
そう言えるのはこの1年間お子さんが頑張って「定期テストは20~30番をキープ」してきたからです。「実力テストの順位が安定」しないという課題はあるけれど、定期テストで20~30番を獲っているがゆえにお子さんは「すべての問題を解きにいったり」もするんだと思うんです。
「できる」って思うから獲りに行ってしまう。「できない」って思えば獲りにはいかないし、いけないですよ。
でも「オレなら」って思う気持ちがあるから、日々の生活で成果を実感しているから「獲ってやろう」って気持ちになれる。これを喜ばずしてなにを喜びましょうか。
最終的に入試に向かうときは「全部を獲ろう」とせずに「時間の使い方」を確立して臨まねばなりません。これは必須だ。
でも、今はその過程。己の力と努力を信じてつい獲りに行ってしまう。その行為が今の努力を続けていると「順位がバーン」と出たりにもつながっていくでしょう。
それをジワジワ待ちながらできるのが中高一貫校の魅力の1つではないでしょうかね。逆に言えば中高一貫校で頑張らないで成績も悪いってなると、その真逆でジワジワ真綿で首を絞められる過程を過ごすことになって6年一貫がデメリットになりえる。
今お子さんがしていることを「無駄」と否定せずに話し合いながら言語化してその「無駄」を次へつなげていく作業をしたらどうでしょうかね。
中高一貫生の一人が言っていた「同じ3回の繰り返しでも、いろいろ試して効率が上がった上での3回は意味が違う」この言葉は重い。
親技でも3回繰り返しは口酸っぱく言っているけれど、1回目にどう処理したかで同じ3回やるのでも成果はまるで違ってくる。
同じように3回やってもテストで間違うのは、ほとんどが「いい加減な1回目」と「ちゃんと理解した1回目」の処理の違いに現れます。「自分で考えてみた1回目」と「答えをただ覚えただけの1回目」は違う。
ちょっとしたことで同じやり方でも劇的に成果を変える。それが出ないってことは処理の仕方をもっと工夫して追求しなきゃいけない。諦めるたってみんなそれほど考えてはいないのだから。
今中学入試に向かっているお子さんだっていいんですよ、あなたのお子さんは中学2年生になる「話し合いのkazさん」の悩みに何と答えるか。どうしたらいいと思うか。
それが拙くても自分の言葉で出てくるようなら、大丈夫です。もし何も出てこないようならあなたの家での話し合いは足りないか、もう少しお子さんは成長しなければならないってことになるでしょう。
kazさん、中2の最初の段階で「順位がバーン」が出たらイイですね。出るまでゴリゴリ無駄を承知でお行きなさい!ゴリゴリジワジワ押すんです。
そばについて声をかけながら、話し合いをしながらだったら子供は頑張れる。だって味方がそこにいるって安心できるからね。
子供は最初から勇者ではない。そばに誰かいると信じられるから勇者になる。キミはなれるよ、勇者にね。先輩に続いて行きなさい。行けばわかるさ!
追伸.
中高一貫生によるアドバイスタイムの中で一部不規則発言がございました、これです↓↓↓
「勉強を長くしてもいいけど息抜きも必要。映画「真夏のオリオン」は勉強よりも大切だから見てほしい (^^)♪」
彼は防衛大学校を第一志望にしていることを付け加えておきます。もう合格圏内に入っているらしいけれどね。彼は任官拒否はしないことをボクは保証しますよ!
親が見れる限界を少しずつ考えている。また、塾に通うことで外からの刺激も本人の自立心も期待したい。
授業進度の遅さと刺激目的に通塾させるのは、飽きっぽい性格の息子にとっては、どんなリスクが想定されるでしょうか。
小6 ののままさん
中学受験から、だいぶ経ってしまいましたが報告させていただきます。
無事、第一志望校の第1回目試験で合格が出来ました。
親カツ講座の偏差値の目標推移も達成させてやれず申し訳ない気持ちで一杯ですが子供は、よく頑張りました。
特に夏休みの理社は2箇所の塾の宿題に追われ大変だったと思います。
夏休みまでは算数の宿題を減らしてもらいに何度も塾の先生と面談をさせてもらってましたが、夏休みが明け入試頻出問題となってからは減らすことを嫌がり、自宅で自習室と称し部屋にこもって、ひたすら問題を解いてました。
宿題の回答率も、首都圏模試と過去問の結果も良く、第一志望校の算数の試験の傾向が易しくなってきていると感じていたこともあり、率直に言ってしまえば親の私は安心してしまってました。
合格がわかってから「理社が難しくてダメかと思った」の言葉を聞き冷汗が出ました。
算数も理科も、苦手単元を得意にすることは出来ませんでしたが、
「時間を書く・大事な箇所に線を引く・1問に5分以上かけない」を早くから練習できたこと、
「余白を上手く使うこと・◎ぐるぐる丸は戻って解く」も練習して慣れたこと。
親技を発信頂いているストロング先生、タイガー先生のおかげです。
本当に有難うございました。最近は独立心満載で自室にいるので、これから親技が使えるのか分かりませんが頑張ります。