こんにちは、ストロング宮迫です。
もうすぐ春休みですね。
今日はお話の前に1つぜひ読んでほしいものがあるので、忘れないうちに先に紹介しておきますね。
文春オンラインの人生相談、更新致しました。相談に答えられているかは限りなく微妙ですが、精一杯ではあります。
仕事未経験の私が単身赴任の夫にできることは何でしょうか? https://t.co/p0dfcz3PUu #燃え殻 @bunshun_onlineより
— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) 2017年3月18日
専業主婦の方が単身赴任をしているご主人になにができるでしょうかって相談に対する答えなんですが、これ読んでくれて、お子さんへの接し方のヒントになるものが感じられれば、この後↓↓↓は読まなくてもイイですよ( ^)o(^ )
まあ、このあとを誰も読んでくれなくても、ボクの話は続くけどね。
さて、最近の子供たちは、節目で大人がするように「打ち上げ」とかをするんですな。
仲のイイ友達のグループ同士で行くとかもあるだろうけれど、部活引退とか、学期末ごとのクラス納会とか、部活、クラス単位でイベントがあるらしい。
この前聞いたのは「高3生による卒業旅行」(+_+)
ボクらの頃にも「大学生の卒業旅行」っていうのは聞いてたけど、今は高校生による卒業旅行の時代なんですな。ボクが聞いたのは「予算は5万円」だった。
豪勢じゃのう。
それはさておき、ウチの娘は高1なんですが、本日「クラス納会」が開催されるらしい。場所は街中のお好み焼き屋さんで、終了は21時予定だったかな。
さて、問題です。
お宅の娘さんだったら、どうですか? 参加ですか、それとも不参加ですか?
もちろん、本人は「行きたいー!」に決まってます!(^^)!
これってスマホやゲームの問題と同種ですよね?
持ってないと話についていけないんじゃないかとか思ったり、仲間に入れないんじゃないかとか、子供が寂しい思いをするんじゃないかとか。
そして、親側にも、なにかあったときにもすぐに連絡がついて安心とかの「正当な理由」も加わって、今は携帯電話やスマートフォンは総務省によれば、高校1年生までにはほぼ行き渡るらしい。
まあ、今やLINEのアカウントを持ってないと、異星人扱いされる時代ですからね。
うん、スマホ持とうが持つまいが、ボクはどっちでもイイんですよ。持ってもイイし、持たなくてもイイ。
ボクが重視してるのは、結論ではなく、そこに親子のせめぎあいがあれば、それでよろしい。
そこだけなんです。
ウチの娘の本日開催される「クラス納会」も、出席しようが出席するまいが、どっちでもイイ。そこに親子のせめぎあいがあればね。
我が妻はどうやら「出席には反対」らしい。
いや、反対というよりは猛反対という立場だ。
母「おかしいよ、高1で、納会とか打ち上げとかさ。私の頃にはそんなのなかったし、夜の九時に街中を歩くなんて信じられない」っていうのがお母さんの理屈ね。
我が妻は、↑↑↑正しいね(#^.^#) どう考えても正論だ!
娘「仕方ないでしょ。。。。クラスで決まったことなんだし、みんな参加するんだし。私にどうしろ?って言うのよ」
我が娘も、まあ、↑↑正しいね(#^.^#) 正論とは言えないが、気持ちはわかるぞ!
母「それでも母さんは反対よ。そんな時間に女の子が繁華街を出歩くのは絶対反対。行かないと仲間はずれになるなら、仲間はずれで大いに結構よ。そんな仲間はいらないわ。私は、ハ・ン・タ・イだからね」
我が妻よ、↑↑↑よくぞ言った(#^.^#) キミはエライ!
娘
書けば、たったこれだけなんだけど、この水掛け論を延々と母娘でやってた。
このレベルの議論を「親子でせめぎあった」というかどうかは置いておいて、こういう結論の出ない親子の会話、親子のそれぞれの立場での意見のぶつけ合いこそが、大事なんだとボクは思ってます。
親もね「偏差値70を獲ってきなさい」なんて、できもしないことを言ってるんじゃない。「夜の九時に子供が繁華街にいるのはおかしい」という実にまっとうで、子供にも「わかる話」をしてるし。
でも、私は行きたいぞ!( `ー´)ノっていうね。
だから、娘も「( 一一) 無言にならざるを得ない」わけでしょ。
反論したいけど、難しいんだな。「言ってることは、わかるけど…」となってるから。
こういうのは、けっこう家の中がギスギスするけど、とってもいいギスギスだ。このぶつかり稽古が子供を成長させるし、親の価値観を伝達するのに役立つからさ。
で、ギスギスした挙句は、いつものやつですよ。
母「お父さんに聞いてみなさいよ。絶対にダメっていうから。言うに決まってる。聞いてみなさいよ、ほら」
伝家の宝刀だ、ジャジャーンというね。(我が夫よ、あなたのことはよくわかってるわ。今日はそのまま思った通りを娘に言ってみて、思い切って言うのよ、ほら)
娘、ボクのところに来る。
娘「…ということなんだけど、やっぱりダメだよね?(*_*)」
父「お前さ、母さんの言ってること、わかる?」
娘「うん、わかる」
父「で、終わるのは何時よ? うん!?」
娘「たぶん9時には終わると思うけど、私、8時半には店を出ようと思ってるんだけど…」
父「いいんじゃない、行けば!行ったらいいよ」
娘
娘「ホントにいいの?」
父「お母さんが言ってたことを理解したうえで、よく噛みしめて行きなさい!」
嫁からすれば、「ボクは娘に甘い」というと思うだろうけれど、そうじゃないんですよ。もうギスギスして母娘で「せめぎあってた」のを見てたから、結論、それも子供の意志を尊重してあげただけでね。こうした場合、ボクは親側の意思は尊重しない。せめぎあった挙句に尊重するのは、子供の意志のほうです。
「お前にもこれで責任があるぞ。自覚をもってやって行けよ」っていうメッセージでもある。
結果として、母が悪玉のヒールを演じ、父のボクが善玉のベビーフェイスになっちゃったけど、これは結果論だ。逆になることもあるしね。
これが親の役割分担だとボクは思ってるけど、どうも我が妻はそうは思えないらしい。
怒ってた(*_*)
まあ、わからないのは仕方がないけど、こうした過程を経て、たとえば門限なんていうのも、守るとか守らないとかが出てくる。
約束もルールもさ、ただそこにあるだけじゃ、守られない。そこにせめぎあいがあって、ギスギスして、意見をぶつけ合って、意思がある程度尊重されて、初めて「死守すべき約束や決まり」になるんじゃないでしょうかね。
いつも夜の10時以降に家に帰る習慣の子供には、もうこの手の手法は使えない。普段からきちんと時間を守って帰宅するから、できるのであってね。
たまに「遅くなるから」、うれしいんでしょ?
喜びはさ、制限されるところから生まれやすい。無制限の場で、ノールールのところで、喜びを生み出すのは至難の技だからね。
ノリ勉数学を終えての感想
中1 トモさん
ストロング宮迫先生
初めまして。こんにちは。
中1の娘と取り組みました。中1の学習内容の「一次方程式」で行いました。
性格が真面目なので「約束」は、完璧でした。
むしろ、途中で間違えたからといって全部丁寧に消さなくても・・・と、もどかしい思いで見守りました。
本人は、数学をとても苦手と思っていますが、今回見守っていて、感じたことは、繰り返せばちゃんとできる!ということでした。
確かに、苦手なので、自信がある問題にてこずっていたり、絶対無理な問題は、すっかり分かった気になっていて、結局説明できなかったり、かなり手ごわかったのですが、何回も100点目指してとりくませることで、最後のテストで、やったことのない問題のうちの1問を解くことができました。
親はすごく感激したのですが、本人はふふんという感じでした。
真面目で素直な性格なので、これからも嫌がらずに取り組め
そうです。今まで、塾に通わせたことがなく、困っているような時に、私が教えてきたのですが、教えるのでなく、見守ることで子どものやる気がアップすることを実感しました。
今回のやり方が成果の出るやり方であると本人がますます実感できるように2年生の1学期のテストに向けてこつこつ取り組みます。ありがとうございました。
数学の1学期の範囲は、ものすごく数学が苦手な子供でも高得点が十分可能な範囲で、努力がすぐに報われる範囲でもあります。
しかし、中2以降は、前学年の1学期の内容が押さえられていないと努力した割には・・・という結果になることもある。
4月までは学校もゆっくりの進みでしょう。その間、前学年のやり残しがある場合は今がチャンス。
努力したことが成果ですぐ出れば子供のやる気も前向きになる。その最高のチャンスがこれからやってくる。
逃してなるものか!!ですよね。
トモさんも中1の1学期の範囲、今のうちにノリ勉で撃破しておきましょう。
中2 ぽんの母さん
◆明らかに今回の成果と思うこと:
「継続は力なり」と言いますが、本当にそう思いました。
ノリ勉を終えてからも、学校のワークで継続しているのですが、今までやらせようとしても完全に拒否していた奴が、毎日取り組んでいます。
奇跡のようです…。
◆親にとって学ぶべき点:
褒めてなかった。とにかく褒めてなかった。具体的に何をどれくらいどう進めさせるかがよくわかりました。
自分(親)のペースではなく、本人に主導権を持たせたように見せて、親がペースづくりをするのですね。
◆子どもと勉強するのは楽しかったか:
正直、楽しくて仕方ない!とは言えませんでしたが…。何せ、もともとの基礎学力があまりになかったので(笑)。
それでも、子どもは親が本気で取り組んでいることがわかって応えてくれていたように思います。
嬉しかったです。これからもHP、メルマガ読ませていただきます。
この時期、前学年の復習ができる時間もあり、かつ頑張ろうと子供が1年で一番思う時期でもあるので、ノリ勉を実践して下さっている方が非常に多い時期です。
親にとっては心機一転という気持ちにもなる時期。
問題は「心機一転」のはずなのに、以前うまくいかなかった方法を性懲りもなく親の方がやっていることが非常に多いのです。
うまくいかなかったやり方はなにがしかの問題があるからうまくいかなかったわけで、ぜひ「心機一転」でやるなら、今までと少しだけでいいので変化させて臨んでほしいと思います。
塾などはすでに新学期が始まって、学校がこれからですから、すべてが動き出して、ようやく4月の末頃で今年1年のペースが確立されます。
そうしていたら5月の大型連休・・・
ペースが確立できない人は大型連休の「フヌケ状態」がようやく元に戻る5月末に「スタート」となりかねません。
この4月は、「この1年の勝負の月」なのです!!