こんにちは、ストロング宮迫です。
いよいよ公立高校の入試に突入です。大学だって、国立の2次試験前期の真っ最中。
オリンピックは4年に1回。受験は3年に1回。オリンピックに2大会、3大会連続で出るのは数少ない選手だけ。
それはオリンピックに出る可能性がある選手が限定されることと、もう1つはモチベーションもあるのでしょう。
年齢を重ねることと体力的な低下も進む中で、モチベーションが、以前のように意欲が湧き上がってこなくなる。
チンタラ走っているわけじゃなく、常に全力疾走が求められる中での4年とか8年とかの年月ですから、そりゃあ大変です。
オリンピックでも2大会、3大会に続けてイイ状態、メダル候補で出るのは難しいのと同様、受験もモチベーションが続かない。
中学受験で「あがり」となる連中もいれば、入学前の今、すでに全力で走っている連中もいる。
どこに目標を置き、どこに向かおうとするのか。自分は何者で、どこから来て、そして、どうなろうとするのか。
人それぞれ、正解はない。
そんな中、昨年末にここで紹介しましたが、小4から数えれば、実に9年、「3大会」連続で今まさに2次試験に臨もうとしている男がいます。
中学受験、高校受験のリベンジ?
もうそんなレベルの戦いではない。リベンジで9年は頑張り続けられません・・・とボクは思います。
では、リベンジでなくて、なんだ?と問われれば、
怒らず、恐れず、悲しまず、
正直、親切、愉快に
力と勇気と信念とを持って
自己の人生に対する責務を果たし
常に平和と愛とを失わざる立派な人間として
生きることを厳かに誓います
by 中村天風
がピッタリだとボクは思っています。
この中村天風の言葉はボクが高校生のとき、毎日1日数回声に出して唱えていた言葉なんですが、どうもボクは唱えていただけで実践に至らず、年を重ねてしまいました。
が、弱冠18歳の青年は言葉なんか知らなくても、毎日地道に「うんうんと押す」ことでアスファルトの下から地面を持ち上げて芽を出し、枝をつけ、今まさに花を咲かそうとしています。
もちろん、子供一人の頑張りだけじゃない。
今から6年前の3月30日のメールです。
中1&小5めがね君
中学受験・高校受験を考え、もう1度じっくり鉄則読み直しました。
また新たな発見がありました。最初に読んだときは、初めてのことが多く、なんとなく解ったように思えたという感じだったのだということが、はっきり解りました。
なんとなくではなく、今何がダメで、何がいいのかをじっくり考えてこれからの勉強に役立てたいと思います。
先日、子どもに、楽しく勉強するにはどうしたらいいかな?ということを話し合いました。
子どもの提案から、受験をゲームにみたてて子どもと一緒に、中学受験ゲーム・高校受験ゲームをやることにしました。
このゲームのなかで、鉄則2、5、8、9を盛り込みましたので、子どもたちも、何を目標に何をやるのかがわかるようにしましたので、後はこちらが鉄則3、6、7、10をうまく使ってやっていこうと思います。
しんどいこともあるし、投げ出したいこともあるけど、「ゲームなんだよ!」楽しくやろうぜ!と家族で話し合いって誓い、進んできた。
子供たちには、あったかい帰ってくる基地があって、ともに励まし、泣いて、今ここにいる。
2次試験前日の21時46分、弱冠18歳のアスファルトの下から芽を出した青年から頼もしいメールが届きました。
はじめまして。いつも応援ありがとうございます
明日はいままでの思いを東大にぶつけたいと思います!
よい結果を報告するので、楽しみにしてください。
あと少しがんばります!!
泣けたなあ・・・
たかが受験ですが、されど受験。
受験でも何でも1つのことをある程度突き詰めていくと、人生の達人への第一歩を獲得できるんじゃないか。そんな可能性を大いに感じます。
ボクらは幸せになるために生まれてきた!
受験の合不合は、人生のスパイスに過ぎない。
しかし、それがスパイスと分かるためには狂ったようにひたむきに勉強して受験に臨む必要がある。
18歳のまだ見ぬ青年に会う日は近い。
楽しみに待ってるよ!和ちゃん、頑張れ!押忍!
受験報告
小6 koteさん
こんにちは、2011前後期親カツ生でしたkoteです。
息子が3年生の時からの第一志望校としていた●●学園から合格を頂いくことができました。
偏差値66以上にはなかなか安定せず、精神的(親だけ?)に苦しい状況での1年でしたが、息子は塾のクラスで5位以内にいれば大丈夫という情報のみインプットしていたようで、偏差値68以上の合格圏内でなくてもさほど気にしていないようでした。
子供の自分に都合の悪いデータは見ない技?には驚きます。(思い返せば私もそうだったな)
勉強については父は全くノータッチ、私(常勤)が勉強兼生活担当で4年生春から息子の伴走をしましたが、ストロング先生の教えの中で私が活用させて頂いたものは、親カツシート、受験に向けての家族の約束(私は禁酒)でした。
この3年間、辛い局面は何度もありましたが、今、振り返ると充実した中学受験だったと思います。ストロング先生のお陰によるところが多かったと本当に感謝しています。(家族の約束がなければ禁酒していなかったし)ありがとうございました。
さて、入試が始まる前に入試が終わったら1日3時間勉強したら遊んでよし!(息子:やった~!←今より減ならOKになっている)と話していましたので、入試終了した日に小学勉強資料は片づけ中学モードに切り替え、翌日から中学勉強を開始しました。
3時間と言ったものの能率が上がらないのでは意味なしと、また毎日「やることノート」に一日やるべきことの記入と間違えていたことろには付箋を張っています。
中学1年の算数は春休みに終了と考えていましたが、メルマガの灘中学の方の中学算数を終了にはたまげ!息子に話し、中学2年半分はやろうと目標を立て進めています。
ストロング先生の笑あり涙ありのメルマガを読みながら、また中学勉強の伴走をしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
なにかのためにある期間、なにかを我慢する。
そのこと自体にあまり意味はないんじゃないかと思います。
しかし、そこに子供との一体感、ともに戦い、歩む意味づけは、できる。
意味は親が与え、付けていくものなんじゃないか。
koteさんは、その意味付けが自分自身だけでなく、子供にもきちんと伝えられた方といえるでしょう。
成績がイイ子の親に「終わり」はまだ来ない。難関校に入ってからの6年間、さらに進化を続けて、子供とバイバイしてください。
あと6年、下手すると3年ですから!