こんにちは、ストロング宮迫です。
この時期からは受験生にとって「最後の模試」とかいう「最後の・・・」という言葉がついたものが行われていきます。
先週の祝日がその「最後の・・・」だった方もいることでしょう。その「最後の・・・」でイマイチの結果だと落ち込んでしまう。当然ですよね、最後なんだから。
でもね、その塾の「最後の・・・」から本番まではまだ時間がある。
そうですよね?
わずかでもあるんです。1ヶ月もあれば、ものすごくある!と言ってイイ。
1ヶ月で子供は別人になる。それも尻に火がついた受験生なら1ヶ月あればまったく違う子供になる。
それくらい「最後の・・・」から本番までの期間は熱くて濃い何もかもが詰まった期間です。
「最後の・・・」の結果を受けて落ち込んで脱落していく受験生も残念ながらたくさんいます。最後の結果が出た上での判断だから仕方がないともいえるけれど、もったいないともいえる。
いや、やっぱりもったいないですわ。
だって諦めるってことは一番伸びていく濃密な時期を「なんとなく過ごす」っていうことだから。
ボクらの目指してきたひとまずのゴールは「最後の・・・」、ここじゃない、本番1日前ですから。そうですよね?
今から子供の学力は今までで一番のピークになる。最終的にどこを受験するかなんて年明けて考えれば十分です。
それよりか、その前にもっといろいろできるだろ!することあるだろ!ってことです。
昨日よりも今日、1点でも積み上げる、そこに全力を挙げて取り組みましょう。
さあ、そこで取り組まないといけないのが中学入試でも高校入試でも入試演習ですが、この前、高校入試バージョンを紹介したので、今回は中学入試に臨む方への第2弾、明治学院中学校2014年度(算数)を紹介しておきます。
問題数は20問ですから、さて20問中何問獲れるか?
そう、入試演習では時間配分などを気にしつつ、まさしく「獲っていく」感覚でやらなければなりません。
入試演習に臨むにあたっての心構えは以前2つほど長々と書きました。
ああ、今回は前回よりも問題のレベルが上がっているので、現在のお子さんの偏差値がどれくらいであっても、制限時間50分でやってください。
20問の問題中、正解してほしい目安は・・・
偏差値40~50の受験生
目標→ 正解数12問/20問中
落としてもいい問題は1(8)、3(2)、4(1)(2)、5(2)、6(3)の6問と+オマケ2つ
偏差値51~55の受験生
目標→ 正解数14問/20問中
落としてもいい問題は4(1)(2)、5(2)、6(3)の4問+オマケ2つ
偏差値56~60の受験生は
「目標正解数16問/20問中」偏差値61~65の受験生は
「目標正解数18問/20問中」となります。
出来はどうか。
親カツ生の方は入試実践テクニックがうまくくしできたかどうかタイガー山中のやったものと比較して検証しましょう。終わったらさっそく答え合わせです。
学校が公開している解答とタイガー山中の解答でちがうのが1つあります。
5(2)
学校の解答)0.24
タイガー山中の解答)14.4
となるようです。まあ、タイガー山中もよく間違えるので少し心配ですが・・・
でも、考えてみてください。解答を作る先生だって間違うのです(ToT) タイガー山中も間違う(ToT)
だったら子供たちだって間違う(^^)のです。
できる問題でも間違うのです。それが普通!
それについて次回発表しましょう。
親カツ生は入試実践テクニックを駆使しつつ、きっちり実力通りの「狩り」ができるかどうか試した後、タイガー山中が実際に行った入試実践テクニックのメモを参考にお子さんと検証しながら話し合ってほしい。
親カツ生が入試演習をやる上での注意事項やタイガー山中の模範解答はこちら
健闘を祈ります!
終わり!
えっ、受験生じゃないけど、私だってなんかやりたいって!?
短く終わりたいんだけどなあ・・・仕方ない。
では、小学5年生ならできる問題を1つ。
図の立体は、半径が4センチで中心角が225度のおうぎ形を底面とする高さが6センチの柱の形の立体です。
この立体の表面積は( )平方センチです。
ちょっと図はないですが、問題文を読めば図は想像できるでしょう。子供が想像できない場合は親が手書きで図を書いてあげて下さいな。
まあ、誰でもできるカンタンな問題です。解き方は多くの子供がわかるはずです。
大事なのは、ここで最近繰り返し書いているように、この問題を「どうやって解くか?」です。
ポイントは「無理なく安全な道を選ぶ」こと。
ちなみに、タイガー山中に頼んで、この問題を3つの解き方で解いて答えを出してもらいました。
その結果は・・・
解法1:3分18秒
解法2:2分35秒
解法3:1分18秒
だいたいこんな感じでした。解法の1から3までがどういう解法なのかは実際にやってみて、このやり方でやるとこれくらいの時間だなと想像してみてほしい。
その上で、お子さんが解く時間を計ってタイガー山中の解法別のタイムと比較するとともに、どの解き方が「安全な道」なのかを考えてみてください。
中学受験コースの方はこの手の工夫は軽くクリアしてもらわないといけないので、メンバー専用ページでタイガー山中の模範解答と解説をじっくり読んで身につけておいてくださいね。
タイガー山中によれば、この問題、式も丁寧すぎるくらいに書いて解いても、受験生なら1分は切るタイムで解く!ということです。
実際のテストでこの問題を「3分超で解く子供」と「1分を切って解く子供」では「たった2分」の違いですが、ものすご~~く大きな差があるといえます。
「正解した」だけを見てたら、「小5の壁」、その後にやってくる「小6の入試演習の壁」は越えられません。
正解した上で工夫してはやく解けるように、また、ミスが出にくい「無理なく安全な」解法が求められています。
あなたのお子さんがミスを連発するのはミスをしないように気をつけていないわけではなく、解法がミスしやすいやり方になっているのかも・・・
それが見つけられるのはそばにいる親だけですし、それに気づくためには問題を時間を計って解かないと見つけられませんよ。
頑張ってチャレンジして、そして、よーーく考えるんですよ(^^)
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
中1 yummyさん男の子は中学になったら母親と話をしなくなるって思っていましたが、中1の息子はなんでもよく話し、自分が今感じていることや、クラスに感じていること、学校の先生について、友達関係のこと、そして、私も仕事の悩みを話したり相談したりすると耳を傾けてくれます。もちろんバトルもあります。
最近これはいつまで続くのだろうか。。と思うようになりました。
中1男子がこんなに母親に話をするのは何か不思議な、不自然な感じもし、ある日突然、「別に・・」とかしか言わなくなるのだろうかと、反動がそのうちくるのだろうか・・
と思うと、話ができる今のうちに勉強の仕方や方向、親としての子供のかかわり方はこれでいいのかを勉強したく「10の鉄則」を申し込みました。
感想は目がらうろこ!!
ここはこれでよかったんだ!
今すぐこれはやめなきゃ!
と色々なことで納得し、考えを整理することができました。
でもまだまだ何回も読んで自分のものにしていきたいと思っています。
また今の私はやる気満々で、あれもこれもという気持でいっぱいになってしまっているのですが、空回りしないよう、自分だけ熱くならないよう冷静に息子に接していきたいと思っています。
10の鉄則の中にある「親は勉強をおしえない」ですが、教えていました。。
もちろん答えは教えません。どうしてもわからないことの考え方、ヒント、など。私自身も中学の数学や英語はすっかり忘れていたので、会社の休み時間などに問題集をといたり、ネットや参考書を読んで教え方を仕入れてみたりしています。
・・最近では私のほうが、勉強が楽しくなってきました。。
息子とは勉強の時間だけは他人だと思って!!その代わりお母さんも自分の息子とは思わずに距離感を持って感情的にならないようにするからという約束をお互いにしています。
とはいっても親子なので100%まではいきませんが、ほぼバトルなく勉強できているかと思っています。
でも余計なことはしないほうがいいでしょうか。
それにもともと頭はよくないので、中2、中3と続けられる自信はあまりありません。
中2、中3と続けられるやり方でやるのがいいでしょうね。
親は勉強したら教えたくなるものです。昔よりはよくわかる感じもするでしょうしね。
でも、頑張るのも、問題解くのも子供です。熱くならなければならないのは子供。
親が今わかると子供に多少なりともギャップがある、それさえわかっていれば、わかるものはヒント出したりしてあげたらいいですね。
親が教え込んでも、1週間もすれば、できなくなっている現実に目を背けないでやっていったらいいですね。