oyawaza432
こんにちは、ストロング宮迫です。

こんにちは、ギックリ腰から4キロやせて生還いたしました!ストロング宮迫です。

多数のお見舞いメールもいただきました。タイガー山中がベットの横に座ってすべて読み上げてくれました。ありがとうございました。ただせっかくの感激したお見舞いメールも、タイガー山中がベットのそばでニヤニヤしながら読んでいたので興ざめでした。うれしいんだろうねえ、ストロングの不幸は・・・

ギックリ腰についてはこれまでここですべて報告してきました。このメルマガを始める前の10数年前に1回、2010年10月に2回目、2011年6月に3回目、そして今回で4回目ということになります。懲りないですなあ・・・

前回は、食器洗浄機にスプーンを入れようと、軽く身体を傾けたその刹那ビリビリズシーーンでしたが、今回は風呂でシャワーの温度を切り替えるべく軽く身体を傾けたその刹那でした。

洗面所で顔を洗う、トイレの水を流す、皿を洗う、野菜を切る、いずれも身体を斜め30度くらいにする動作っていうのはボクにとっては実に危険な動きなのでした。加えて、回を重ねるごとにギックリ腰の症状はひどくなってきています。年だからかなあ。

これまでのギックリ腰はたいていは左側が発生源ですが、ピキとかズシとか右か左のどちらか一部にズドーンときて、あとは起きられなくなるというパターンでした。

が、今回は風呂で軽く身体を傾けたその刹那、腰全体が板チョコをポキッと折るかの如く、ペキとなったのでした。

「これはいかん。やってもうた」と。すぐに動けなくなると思ったのでソロソロとベットに横たわってそのあとは身体を少しでも動かすと「ウグッッ…ガァァァァァ」と息を止めて歯が折れるくらい食いしばらないといけないような痛さ。夜の8時に発生でしたので、その日は一睡もできず。ただ一人で「ウグッッ・・」とか「アワァァ・・・」とか言っていました。

「嫁は何かあったら言ってね」と去ってしまう。なにかあっても言えないんだけどなあ。まあ、それどころじゃないわけですが。そして、翌朝の6時に嫁が「これ前にもらった痛み止めがあるんだけど飲む?」ってやってきた。

「あのさあ、そういうのは昨日の夜のうちに出してほしかったんだけど」

痛み止めを飲んで2時間ほどすると、動けないけれど痛みはやわらぐんですよね。寝ることさえできちゃう。痛いっていうのはホント辛いもんです。数年前なら3日ほどで起きだしてソロソロとでも仕事が再開できましたが、今回はまったくダメでしたな。そして10日ぶりに仕事再開です。

さて、10日ほどベットの上でバカンスをさせてもらっていろいろと考えることがありました。思いついたことをノートにメモしていたら1冊が終わってしまったくらいなので、そのことについてはこれからおいおい書いていくことにします。

そのうちの1つを書きます。
0912

今回のギックリ腰でメッチャ効いた痛み止めがあったのに嫁がそれをボクに渡してくれたのは一睡もできずに、のた打ち回った10時間後のことでした。痛み止めを飲んで痛みが和らいで眠ることができたわけですから、実にありがたい効能だったわけです。助かった。しかし、嫁のことは恨むわけです。

すごい薬をくれた天使のはずが「それならもっと早く出せよ、この悪魔」に大転換する、そのことです。

つまりタイミングです。

すごくいいものでも、出すタイミングが遅れれば、それが効けば効くほど恨まれる。それくらいなら出さないほうがよかった、やらないほうがよかったという結果にもなりかねない大問題なんですよね。

子供に関することでも、このタイミングは実によく問題になります。たいていは「もう少し早く手を打っておけば・・・」という後悔になって表れる。

親の都合、ボクの場合でいえば嫁の都合でそのタイミングが遅れると圧倒的に感謝されるべきことであっても、逆に恨まれる。鉄は熱いうちに打て!とはよくいったものです。子供も「熱い」うちに打つべし!親の都合でそのタイミングを失えば恨まれますから。

たとえば、親技では算数・数学でいえば「途中式をきちんと書きなさい」「丁寧な字で書きなさい」「筆算でやりなさい、それを書きなさい」というのは定番で勉強を始める上での大前提です。

汚い字で筆算もせずに、途中式も書かずにイイ点数取りたいなんておこがましい話です。練習はしないけれど、プロ野球の選手になりたいとか勉強はしないけど医者になりたいとかと同じレベルの話です。

この大前提の話が子供にもよりますが、学年が上がれば上がるほどなかなか身につかない、できなくなっていきます。

「筆算でやりなさい」
「こんなカンタンなもの筆算なんかする必要がない」

「途中式をきちんと書きなさい」
「そんなの書く時間はない」

「丁寧な字で書きなさい」
「自分では読めるからこれでいい」…etc

知恵がついてくると、面倒だから、しんどいからやらないのに、なにかと屁理屈をいってやらない「正当な理由」を並べて子供は対抗してくるようになります。

学年が上がって中学生だろうが高校生だろうが有無を言わせず「やれ!」と言ってやらせれば、なぜそうするべきなのか、そうしたほうがいいのかはやってみたあとでわかってくる。

「なんでやる必要があるんだろう?」と考える前に「やれ!」って言われたからやってみるというわけです。その結果、なぜそうする必要があるのかがわかる。話は早いわけです。

そうやってやらせてみて、これまでただの一人も「これをやる意味がない」なんて言った子供はいない。わかるからです。そのあと続けてそれをやれたかどうかはどうかはわからない連中も数多いけれど、やった連中はステップアップしています。

しかし、そうしたことを「やれ!」と言ってやらせるタイミングを失っている子供に、そのタイミングを失った親自身が「やれ!」と言ってやらせることは難しい。

なんとかやらそうとしても「先生は書かなくてイイと言った」とか「賢いあの子はそんなことやっていない」とかあれこれとやらないでいい「正当な理由」を知恵のついた子供は言って親に対抗する。

で、結局その大前提である約束が守られない。ゆえに成績は上がらない。

間違ったやり方でいくら頑張ってもイイ結果は得られません。当然です。

小学生の時にやらせられなかったことは中学生になってからはもっとやらせることはできません。その親がタイミングを失っていることもそうだし、小学生を説得できなかった親が中学生を説得できるわけがないからです。

「途中式を書かないし、筆算もしないからすごく怒ったんです。我慢できませんでした。すいません」とメールで報告してくる親の方がいますが、ボクに謝る必要はありません。

第一、ボクは怒っちゃいけないなんて思ってないもん。

でも、問題なのは「怒った」けれどやっぱり「約束は守らせられなかった」その点なんです。

それってホントに怒った言えるの?

怒って「やらせました」ならわかるけれど、怒って結局「やらせることができませんでした」じゃ意味がない。そこです。そこのところを親が考えて大前提のところはやらせないと。親が変わるっていうのはそこですから。

今まではただ怒るだけでしたが、怒って「やらせました」までがセットです。

そうまでしてやらせるものは「100点取りなさい!」「1分で100個覚えなさい」なんていうできもしない結果についてではないですよ。

やれば誰でもできる、誰ひとりできないことはない、それくらいカンタンで当たり前のことを「やらせる」だけですから。それなしに成績が伸び続けるなんてありえないし、イイ結果が出るなんてことはない。

もし仮にそうした約束を守ることなしにイイ結果が出続けているなら子供にとっては不幸なことです。だって上のレベルにいけば必ず伸びが止まるし、いずれ通用しなくなるし、最も危険なのは「このやり方でイイ」と勘違いして進んでいくこと。

そのために子供も「熱い」うちに打つべし!タイミングを失ってはならない。それが習慣になれば当たり前すぎて「途中式書いています」とか「丁寧に書いています」なんて意識はなくなるから。無意識でできるようになるから。

では、そのタイミング、「ウチは逃してしまったようね・・・」とガッカリした親の方。今やりましょう。子供のタイミングは逃してしまったかもしれないけれど、親が「しまった」と思ったそのタイミングは逃してはなりません。

まさしく「今でしょ!」ですな。その代わり、タイミングを逃したわけだから、力量と決意と覚悟はかなりいりますが。

7月の終わりに1学期の期末テストの歴史で30点台を取ってしまった中学1年生の子供について書きました。覚えてます?
oyawaza082
母親に怒られても舌ペロリンチョで軽くスルーしたあの子供で、通りがかりのボクにいきなり「今のままじゃあ志望校にはね、1000%無理。真面目にやれよ、このクソ野郎」と罵倒されて泣きわめいたあの女の子。

あの子がこの前ダダダーとボクのところにやってきて「休み明けの歴史の実力テスト、82点でした!」と言ってきた。ジャジャーン!って感じで答案用紙を目の前に掲げてました。

その経緯については改めてここで書きましたが、別に特別なことじゃない。当たり前のことを当たり前にやっただけ。
oyawaza431
ただその当たり前のことをやるのにもう1回泣かなければならなかったけど・・・

「いつやるの? 今でしょ!」は流行語で終わらせちゃいけない。

変えるべきなのは親の子供への対応だけなんですから。

sb_ld_soudan.gif

うれしい報告

成績上がったよ!報告

中3 YUMIさん

テスト名:2学期始めの学力調査
教科: 数学、理科

点数報告:
数学36点→43点(偏差値51.9→63)
理科28点→44点(偏差値45.7→65.6)
全体で偏差値52.5→61.8
(いずれも1学期の期末試験より)

以前に切羽つまってメールをしたものです。あれから、約3ヶ月が経ち、なかなかうまくいかない事もありますが、常に10の鉄則を念頭におき、(特に鉄則3、7、8、10)やってきました。

中3という事もあり、夏が勝負だというストロング先生の言葉を励みに、親カツ8、9号も参考にして夏休み過ごしました。

塾も行っているので、もちろん夏期講座などもありましたが、全部ではないので、家で夏期講座で使ったテキストのできなかったところをできるようになるまで、そして、できるようになれば、早くできるようになるように促してきました。

そのお陰か、今回上記のような結果(今までで最高)になりました。

ただ、今回、数学の他に理科もよかったのですが、以前より、理科は分野によって点数がかわっていたので、安心できませんし、今までもテストによって教科も偏差値も乱高下していたので、これからの目標として高得点の定着を目指して受験までがんばりたいと思います。

すごい上がり方ですね!!頭が下がります!高得点定着に向かって頑張って、ぜひ最高の形で受験を迎えていただきたいと思います。

心より拍手を送ります。パチパチパチ。 

  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)
  • 親カツ講座(入
試実践コース)