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こんにちは、ストロング宮迫です。

猛威をふるっている台風について、生徒などに聞くと塾などでも先生から改めて大いに説明があったようです。すなわち

気象庁「台風に伴う風の特性」

台風は巨大な空気の渦巻きになっており,地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込んでいます。

そのため,進行方向に向かって右の半円では,台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。

逆に左の半円では台風自身の風が逆になるので,右の半円に比べると風速がいくぶん小さくなります。

というようなことですね。

また、これを踏まえて、

台風が接近して来る場合,進路によって風向きの変化が異なります。

ある地点の西側または北側を,台風の中心が通過する場合,その地点では,「東→南→西」と時計回りに風向きが変化します。

逆に,ある地点の東側や南側を,台風の中心が通過する場合は「東→北→西」と反時計回りに変化します。

つい最近見たテストにもこの問題が出ていました。これは子供たちもよく知っている、特に受験生は大丈夫でしょう。

では、こうしたことに加えて、これなんかはどうでしょうか?

気象庁「高潮と台風の進路」

台風に吹き込む風は反時計回りで,ふつうは進行方向に対して右側で強くなっています

そのため,南に開いた湾の場合は台風が西側を北上した場合には南風が吹き続け高潮が起こります。さらに強風によって発生した高い波も沖から押し寄せますので,高潮に高波が加わって海面は一層高くなります。

実際,過去50年間に潮位偏差が1m以上となった高潮はほとんどが東京湾,伊勢湾,大阪湾,瀬戸内海,有明海の遠浅で南に開いた湾で発生しています。

過去ボクの家も床上浸水したことはここにも書きました。つい最近も2軒隣りの家までが浸水ということもありましたので、理屈としても実感としてもよくわかります。

とにかく台風が接近というニュースを聞けば、台風の進路、到達予想時刻、風速などをこまめにチェックし、高潮情報もこまめに見る。また、子供らには警報云々には関係なく、学校は様子を見て昼から行けとか、まあすっごい神経質な感じで対処しようとします。

だから、首都圏では交通がマヒして駅構内が「帰宅難民」であふれかえったというニュースを見てビックリしました。みんな真面目なんだなあと。首都圏には台風直撃と言っていたけれど、仕事行っちゃうんだあ・・・と。

ボクなら台風が直撃するなら即刻休んじゃいますもの。まあ、大事を取って休んだら、その後めっちゃ晴れて怒られる!なんてこともあるし、子供らから警戒しすぎじゃん!なんて言われることもある。

外せない仕事というのもあるのでしょうから一概には言えませんが、何事も命あってのことですから、皆さん、あまり無理されませんように!

【参考】気象庁「台風について」

さて、前回、我が家の運動会のあれこれを書きましたが、いろいろと賛否両論のメールをいただきました。
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※この毎日親技は2011年09月22日に配信したものです

まあ、賛成でも反対でもどちらでもかまいません。ただたまたま起こった出来事だったので、皆さんならどうします?と考えていただく材料として提供しただけですから。

なので賛否いずれのメールもここでは紹介しませんが、2つほど??という感じのものがあったのでそれを紹介しておきます。

1つは、

困っているお子様に手を出さずに我慢することの大事さをメルマガを読んで痛感致しました。

勉強も同じですね。やる気が出るまで我慢して見守ります。

この手のメールがいくつかありました。

そうじゃないんですけどねえ・・・・・

そういう勘違いをしてほしくないから、なぜそこに至ったのかという経緯を長々と恥を忍んで我が子を題材に書いたというのが正直なところです。

いつも書いていることですが、子供の「勉強のやる気」はこれからいくら親が我慢しても出ないと思います。

親が我慢するとしても、すぐ次のテストまで。

また親が我慢してそれが子供にとって効果として表れるためには、悪いテスト結果で子供が「顔面蒼白で涙目」になる心持ちがなければ、いくら親が我慢しても、その次も、またその次も「失敗した」ことがつながらない

結果的には「どうせやっても仕方ないわ」というごく自然な結末にいってしまうことになります。とまあ、どうもうまく伝わっていない方も結構いらっしゃる感じなのでお気を付けいただきたいと思います。

もう1つは全然違う話なんですが、

お子さんはいつも書いていた言葉遣いをストロングさんにされるんでしょうか?

というのがありました。

まあ、書いていた会話はできる限りそのまま再現したので、ほぼそのまま子供が言ったことです。丁寧かな?とボクは思いますが、場面的には自分に非があって、誰かに助けてほしい、迷惑をかけたという場面ですから、丁寧な言葉になって当然だと思います。

普段の会話はそんなこともないですからね。言葉遣いでよくあるのが、たとえば、生徒が塾から家に電話して迎えを頼む場面があります。

「ああ、オレ。終わったから迎えに来てよ」

たとえばこういうシーンがありますが、もしボクがそばにいれば、我が子でなくてもキレます。

仁義なき戦い風に「お前は誰にモノを言うとるんならー!」ってね。

だってそうでしょ!タクシーを頼むとしても、たいていは

「すいませんが、タクシーを一台お願いしたんですが・・・」

くらいは言う。お金払って乗る場合だってこれくらいは言う。

それを電話一本で、どんなに遅くても喜んでタダで迎えに来てくれる人に向かって「終わったから迎えに来てよ」なんて、いったいどの口が言うのか?とボクは思います。

だから、もしそう言うふうに親に言っている生徒がいれば、電話をかけ直させる。

「すいません、遅くなりました。迎えに来てもらえませんか?」とかにね。

それが飯を食べさせてもらっている、お金払って勉強させてもらっている者の筋だし、態度だと思いますから。

ボクの子供がもしメールで「迎えに来て」とのみ書いて送ってきたら、即座に「歩いて帰れ!」って送り返しますし。

1週間ほど前の我が子からのメールですが、

19時59分の電車で帰っています。

迎えよろしいですか。無理だったらバスで帰ります。すいませんがよろしくお願いします。

これを見て皆さんがどう思うかはわかりませんが、ボクはごく当然だと思っています。別に親だからって威張るつもりはないし、子供に卑屈になれと言っているわけではないんです。

頼むなら頼み方があるだろうということ。

お父さんなら仕事中かもしれないし、お母さんなら料理中かもしれない。でも、たとえば「無理ならバスで帰ります」といえば、「いいよ、迎えに行くよ」となったりもする。

そういう演出というか、言い方ですよね。

ボクはいつもそう言う立場ですから、指導する生徒や我が子には、少なくとも見えるところでは、指摘します。その辺の道を歩いている子供に指摘はしませんがね。

なぜ指摘するかというと、一言でいえば「伸びない」んですよ。

「伸びない」というと語弊があるけど、イイ形にならない、学年が上がってから。だからあくまでも経験則なんですけどね。

実際にそういう生徒もいました。

「おお、終わったから迎えに来いや」というようなふざけたモノ言いをする小学生が。

こういうガキは、どんなにすばらしい教育を受けたとしても、どんなに才能があったとしても、やっぱりダメなんですよ、大人になってから。

それだけが原因じゃないとは思いますが、言葉遣いにそれは出ていたとは思います。そういう意味では、ここで言うダメっというのはボクが思う「ダメ」なんですけどね。

これも賛否両論あると思いますから、どちらでもかまわないのですが、もしこうした言葉遣いを正せるとしたら、やっぱり親しかいないんじゃないでしょうか?

たとえば、学校の先生や塾の先生が「終わったから迎えに来てよ」というのを聞いたとして、それをいちいち指摘したり、言い直させたりは普通しないでしょう。

だってそんなの言うの、面倒ですよ。

第一、その会話で親は迎えに来るわけだし、特に問題になってはいないですからね。

問題になっていないものにあえて波風立てて子供に言い直させて、親にも話してなんて、まあ、しないでしょう。「いったいどの口がそんなことを言うんや、クソボケが!」なんて言うとなんか因縁つけている感じになっちゃいますもの。

文化庁が先日、「国語に関する世論調査」を発表しました。

平成22年度「国語に関する世論調査」では、

言葉や言葉の使い方について「関心がある(計)」と回答した人のうち、どのような点に関心があるかを尋ねたところ、

日常の言葉遣いや話し方72.8%

と出ています。

関心があるのはいいとして、じゃあそれを誰が正すのか?です。学校や塾の先生?

正してくれる先生もいるでしょうが、「知ったこっちゃない」と思う先生のほうが多いんじゃないでしょうか。

だから、親が面倒でも、そのときそのときで指摘して、直させる。場所と相手と状況をちゃんとわかった上で言葉が使えたら生きていけると思いますし。

最後におもしろい対談から1つ話を紹介します。

百瀬博教ON STAGE!!

いつでもね、言葉遣いとか礼儀とかが身を助けてくれる。

「どうもすいませんでした」って頭を下げれば済むことが「おう、いつでもやってやるぜ!」みたいになっちゃったらさ、殺られちゃいますよね。

相手の言葉にカッときて、殺りたくもないのに殺っちゃったっていうヤツには、刑務所でいっぱい会ってるわけですよ。

そういう人たちに暴力をふるわせない言葉。それはやっぱり挨拶がいちばん大切なんですよ。挨拶って身を守る鎧だからね。

ああ、おもしろいなあと思ったら、ぜひ全文読んでみて下さい。

「人生って演出だから」ということがキッチリ語られています。
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うれしい報告

小6 エコ太陽さん

入試実践テクニックDVDは娘と一緒に見ました。なんとなくわかったという感じで、これから塾のテストで試してみます。

家で入試問題をやるときにはテクニックをやらせようとしますが、時計を見ない。時間を書かない。序盤の難問にじっくり取り組む。などストロングさんからすると、とんでもない問題点がいっぱいです。

受験校は時間配分でミスしたら時間が足りなくなる学校なので少しずつ身につけていきたいと思います。

4教科あって本番までにみにつくかしらと少し心配です。

親子で頑張りますので、まだまだいろいろとご相談して迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

塾のテストもだんだんと入試仕様となりつつあり、実力やこれまでの勉強の蓄積を問われるとともに、入試問題への処し方も大きな要素になってきています。

入試問題への処し方とは、「時間配分」「問題の取捨選択」などです。

これからの模試、難しくはなりますが、塾内の偏差値でいえば今までと多少の上下はあっても、ガクンと点数や偏差値が下がることはないはず。

だって受験者層は大きくは変わっていないわけですから。

しかし、我が子はガクンと下がった・・・となれば、単元で大きな抜けがあるか、入試問題への処し方がわかっていないかのどちらかでしょう。

「取れる問題を確実に取る」が受験生には求められています。

取れない問題は取れません!

取れる問題を見分けて、そこに時間をかけて確実に点数を上積みする。

それには訓練がいります。

実力をつける勉強と共に、入試問題への処し方の訓練。早いうちに始めましょう!

  • 親カツ講座(入
試実践コース)
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