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さあ、ひな祭りも過ぎ、高校入試が最後の決戦に入っています。もう一息だぞ!受験生!!

こんにちは、ストロング宮迫です。
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さて、昨年の初め頃ですから今からちょうど1年ほど前ですが「Battle Hymn of the Tiger Mother」という本がアメリカで大きな話題になりました。俗に「タイガーマザー」論争で、皆さんもよくご存知だと思います。

※この毎日親技は2012年3月5日に配信したものです

この本、アマゾンの紹介ではこんな風に出ています。

とびきり厳しい中国人大学教授の母親「タイガー・マザー」が、二人の娘と繰り広げる、スリリングでこころ温まる子育て奮戦記。

親が子どもに残してやれる財産は教育と技能であると考える中国式の理念に基く厳しい英才教育を行う。

結果、二人の娘は学業優秀、ピアノとバイオリンでも超一流の腕前を身につける。長女は、ハーバード大学、イェール大学合格。

娘を深く愛するゆえにどんなリスクも厭わない母親の覚悟の物語。

話題になった当初ストロングもすぐに購入してみたんですが、なにせ英語の本なんでストロングの手に負えなかった・・・・

手に負えないものをここで紹介するわけにもいかないので、はてどうしたものかと考えた末、そうだ!ケビン・コスナー似のダンナさんと国際結婚をしたニコール・キッドマン似のミーワ夫人がいるじゃないか!と。

すぐにミーワ夫人に感想を聞かせて!と本を送りました。ミーワ夫人から感想が届いたらここで取り上げようと。あれから1年!ついにその感想が届いたのでした。

ミーワ夫人、いつもありがとね。紹介します。

ご無沙汰しております。ミーワです。

やっと、ついに,finally… 昨年いただいたタイガーマザーの本を読み終えました。一年もかかってしまいました。。。(言い訳はいろいろあるのですが。)

さて、このBattle Hymn of The Tiger Motherという本、私の人生でトップ5に入るぐらい興味深い本になりました。

感想をちょっと書いてみます。

著者Dr.AmyChuaがまず、Super Womanです。

彼女の教育方針(考え方)は「中国式」なのかもしれないけど、実行力に関しては誰も彼女の真似が出来ないぐらいすごい。私は自分がどれだけ「ぐうたらママ」なのか、この本で思い知らされました(苦笑)。

子どもに「必ず一番を取れ!勉強しろ!楽器も練習しろ!」と言うところまでは誰でも出来ると思うのです。

でも、エイミー教授の違うところは、例えば

家で子どもの楽器のレッスンにずっと付き合う。それも4時間も5時間も。毎日!

自分が家にいるときは楽器の練習メニューを事細かく書いたメモ(メモといってもA4びっしり)を毎回作る。

週末は片道二時間かけて一流の先生の所へ送り迎えする。

それで、専業主婦ではない!教授もやっている。それもイェール大学の!

(私の想像でしかないですけど、)アメリカの大学教授は研究や執筆や授業や、それをやっているだけで超忙しいのに・・・。

東海岸在住、朝3時に起きて、(飛行機で)カリフォルニアでの仕事を済ませて、夕方の子どものレッスンに間に合わせるというエピソードも。

子どものために、24時間をフルに使うという感じで・・・。

それに比べて私といったら・・・たった、4,5時間、高校生相手に授業して、家に帰ったら「あー疲れた。」

(小一の長男に)「宿題、した?早くしなさい!もうっ!」
(同居の母親に)「今日の晩ご飯何~~?。」 「(下の子)寝かせるから~。」

・・そのまま自分も朝まで熟睡・・・。

甘えすぎていました・・・。この本で目が覚めました(苦笑)。

タイガーマザーは気迫が全然違う。手を抜かない。妥協しない。「子どもの将来のために」という信念のもと、365日、休みなしです。端から見たら狂ってるんじゃないか?というぐらい。

親自身が常に一流をめざし切磋琢磨し、一流になってきた実績があるから、その存在自体が子どもの手本としても十分通用するのかなと思います。

エイミーチュア教授のお父様も教授で、子どもの時、同じような教育方針だったと書いてあります。それが代々受け継がれていく・・・。恐るべし。

DNAが違うとか裕福な家じゃないとか、結局は、親になっても努力していない者が、そういう言い訳をするのではないかな、と気づかされました。

この本や彼女のやり方に批判的な人もいたらしいですが「じゃあ、あなたはエイミーチュア教授みたいに出来るか?」と言ったら、誰も真似が出来ないはずです。

子どもに自分のかなわなかった夢を託す親がいますが、それは無謀な気がします。

親の実力がその夢に叶うレベルに到達しているか、又は、そのレベルに到達するよう努力しているなら可能性はありそうです。

エイミー教授は中国式に子ども時代にピアノやバイオリンを練習し、親になってからも娘さんと一緒にそのレベルを高めている様子が本から伝わってきました。

「(私は出来ないけど、)あなたは頑張ればやれる!」

「私はもう大人だから、勉強しなくても良い。あなたはまだ子どもだから勉強しなさい。」

という言葉は無責任ですよね?

親も子どもと同じように努力してその道の一流をめざすのがタイガーマザー流だと感じました。是非挑戦したいです。

中国人子育ての「すべては子どもの将来のため」というところが、私たち日本人にも通じるところがあります。

この本から学んだのは、子どものために、「一度決めた方針を貫き通す」覚悟と努力は大事だいうこと。

具体的に何を努力するかは、親自身がそれぞれ決めたらいいと思います。

私は決まりました(笑)!10年後のお楽しみ~~!!

だらだらと、思いつくままを書いてしまいました。読んでくださってありがとうございます。

私の近況は・・・といえば、何も変わらず・・・ですが、今年は、英検一級に挑戦しますよ!タイガーマザーを読んで元気が出てきたので、頑張ります!

ストロングさんも、「一流の親ワザ」を発揮し続けてください!いつも応援しています!

マウスマザーより(子年生まれなので)

今はフルタイムで働いているお母さんというのは非常に多い。そして、そういう方々の悩みが子供を見てやる時間がない・・・なんですね。

それぞれの家庭にはそれぞれの事情と方針がありますから、「時間がない」のは仕方がないとして、問題は、一部の人の間で、

「時間が取れない」がいつのまにか「子供には早く自立してほしい」

または

「もう中学生だから自立すべきだ」「自分のことは自分で」

なんていう口当たりのいい「要求」や「口実」にすり替わっていることです。

無意識のうちに言うそれらの「都合の良い」子供への要求を子供は瞬時に見抜く!

それをきっかけに反抗が始まることもある。反抗は口答えだけでなく、ちょっとした悪さをしたり、問題を起こしたりするなどもある。

子供は無言のうちに親のウソ、口実、都合のよい要求を見抜く。これは親だけでなく、先生だってそう。

子供の直感はいつも正しい。そして、多くの子供はその直感どおりに動く。

ミーワ夫人も書いていましたが、この本については、「タイガーマザー論争」として、さまざまな批判、論争がなされました。

最初に紹介した記事のほかにも、迷える中国の親たち~タイガーマザーから見る現代中国マザー~とかね。

批判は大いに結構。論争するのもいいでしょう。ただエイミー・チュアさんがやっていることのある一部を取り上げて、「ひどい!」とか言ってほしくないのです。

全体の文脈、やっていることのすべてを知った上で、親としてのわが身を振り返る手段として読む読み方も、忘れないでほしいのです。

当然、これは取り入れる、これは取り入れないがあっていい。ただ忙しい、時間が取れないの口実として妙な要求やできもしないことを子供にぶつけないでいただきたい。

ここにエイミー・チュアさんによって1つサンプルが示されました。

気迫が全然違う。手を抜かない。妥協しない。

これらの言葉はよく聞かされますが、「手を抜かない」「妥協しない」の基準をどこにおくかはあなた自身が決めればいい。

すでにサンプルは提示されたのだから。ありがたいことに日本語訳も刊行されています。

「タイガー・マザー」エイミー・チュア著

僕らは議論したり、能書きをたれるために本を読むんじゃない。自分を振り返るために読む!

フルタイムで働いているお母さんはぜひ手にとって見てください。「私はあんなふうにはならない!」そう確信を持って言えるのも大いなる収穫なのですから。
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うれしい報告

ノリ勉「算数」を終えての感想

小4 Eさん

大手塾から転塾後に現在、中規模の塾に通っている小4の娘がいる母です。

自分から受験すると言い出したのに、家では塾の宿題すらやろうとしないので毎日のように喧嘩です。

それでもなんとか塾の宿題を始めるとわからないの連発で、つきっきりでみてるとまた喧嘩が始まるという繰り返しです。

なんとかこの状況を脱したいと思い、6日間ノリ勉チャレンジしました。

いやになって、やる気にならないと困ると思い、かなり量をおさえて問題を選んでやらせました。

同じ問題を2回、3回と時間短縮回答率アップに挑戦しようという子供の前向きな取り組みを初めて体感しました。

やはり繰り返し演習するとできるようになるということが子供も認識できたようです。

そして親があまり口出ししないで間違えた問題は自分で確認して直しをする方が効率的だなと実感しました。

中学受験の勉強内容を授業を聞いて、一発でたいていが頭に入る子供というのが確かにいます。

ただそういう子供は5%未満でしょう。

多くの子供たちは、習ってきたらできるだけ早い時間で2回目、3回目をやって定着を図らなければならない。

そして、できるようになっても、「鮮度を保つ」努力を怠れば、魚よりもはやく腐ってしまう。

本当は出された宿題や課題、全部をこなすのが理想だけれど、スタートはやはり問題を絞って、こうすればできるようになる、ここまでだったら頑張れる、頑張ったものがテストでできるという成果が必要です。

成果が目に見えて初めてまた次が頑張れるのだから。

理想を言えば5年生の夏までには、これら勉強のやり方は、確立しておきたいところです。

あっ、そうそう、「自分から受験すると言い出したのに、家では塾の宿題すらやろうとしない」というのはごく普通のまっとうな標準の小学生といえます。

だから、毎日の勉強は習慣にならなければなりません。

いやだなあ・・・・でも、やる!

そうやってみんな受験の壁を乗り越えているのですから。

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