こんにちは、ストロング宮迫です。
最近は少なくなりましたが、「新勉強の常識」の本がないかと定期的にメールをいただきます。
親技のサイトには書いたのですが、「新勉強の常識」の本は発売から10ヶ月ほどで完売となり、その後、増刷をお願いしましたが叶わず、発売元のPHP研究所からは「文庫版の発売を検討します」と言ってもらいましたが・・・
忘れられたか、その場しのぎで言ったのか、その後、音沙汰はなく、7年ほど経過して今に至っています。
7年、催促もせずじっと待ち続ける私。こんなに愛して待っているのに・・・なんちゃってね。
まあ、アマゾンの古本でも少し高めですが数はそこそこ出ていますので、ご希望であれば、アマゾンで見てみてください。
さて、先日、メルマガにも何度か登場した「しゃかりきパパさん」にひょんなところでお会いしました。
中学受験を経験した親の方で、この時期になると、あの頃のヒリヒリした感じを思い出す方は多いんですな。
それだけ濃密な時間だったということでしょう。その頃の話をひとしきりしたものですから、その「しゃかりきパパさん」が登場した回のメルマガをここに紹介します。
※この毎日親技は2013年12月10日に配信したものです
日付は2008年1月28日。もう5年前ですか・・・受験期のお父さんのヒリヒリ感をあなたも感じてください。
どうぞ!
小6 のんきな親父さん
受験の最終結果の御報告です。
昨年の10月末から親カツ講座を受けさせて頂きまして、先週末からの中学入試も結果がほぼ出揃いました。
親カツ講座を始めたときの子供達の偏差値は18で、一般模試でびりから2番目と3番目と言う情けない状態で、私立中学の入試は塾からは絶望的なことを言われていた時期でした。
それでも、自分の子供達の能力を信じてここ3ヶ月近くを親カツ講座を頼りに12月後半からは塾も休ませて子供と共に頑張り抜くことができました。
前置きが長くなって恐縮ですが、結果は、息子が第一希望であった○○中学で、娘は、第二希望の△△中学で無事合格を頂くことができました。
また、娘の方は第一希望の□□中学の補欠?にもリストされているようでひょっとしたらこちらにも縁ができるかも知れません。
何はともあれ、子供が短期間で実力が上がったことを自分で実感しているようで、また、勉強の楽しさも分かったようで、二人とも勉強に取り組む姿勢が合格後も変わっていないのが、何より嬉しいことかも知れません。
本当に良い講座とメールでのアドバイスをこれまでありがとうございました。特にメールで頂きました国語についてのアドバイスはとてもありがたくて、既に12月に入っていましたが何とか中学入試国語読解法も全て読ますことができて、あきらめていた国語の点がかなり上がったように感じています。
はなはだ簡単で恐縮ですが、これまでご指導頂きましたこと本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
のんきな親父さん、心からお喜び申し上げます。
子供も頑張ったでしょうが、親もとびきり頑張ったということでしょう。ボクがなによりうれしいのは、「塾からは絶望的なことを言われて」いたにもかかわらず、やり抜かれたこと。
状況はかなり厳しかったと思いますが、「のんき」なんて、とんでもないですよ。
受験前、子供は一番伸びます。そして、受験が終わったあとに、さらに伸びる。
さあ、また勉強しますよ!!
もう一人、塾には行かずにテストゼミだけを受講して受験に臨んだしゃかりきパパからメールを一部抜粋して紹介します。
小6 しゃかりきパパさん
受験前は数々のパニックメールを送り申し訳ありませんでした。
受験結果が出ました。残念ながら第一志望、第二志望はだめで、第三志望のみがマルでした。
模試の判定は直前まで三校とも散々でしたからよしとすべきかどうか。息子の受験については、検証して総括してまた報告します。(省略)
ストロングさんの指導を頼りに手取り足取り伴走してきた受験でしたが、受験の日、悩んだ結果、三校とも子供一人で受験会場に送り出しました。
受験まで一緒にやってきたのだから、最後までとも思いましたが、ストロングさんの「受験の形は千差万別。すべての親のやることに意味を持たせろ!」というメールで決断しました。
あとで息子に聞かされましたが、千人を越える受験生のほとんどが親子連れ、塾の先生?も多数来場していたようで、友達や親子や同じ塾の方々の輪が受験会場ではいくつもあったようです。
「ビビったか?」と息子に聞きましたら、「ビビるわけない!」とは言うものの…..内気なわが息子のことですから、心細かったと思います。
やることやったら、最後は一人で勝負するんだという意味づけを子供にはしたかったのですが、子供に伝わったかどうか。(省略)
これからも子供の勉強や学校生活には密にかかわりあっていくつもりですが、今回のように1つ1つのしていることに意味を持たせ、メッセージをこめてやっていきます。それが自立への道だと思いますから。
一人で受験会場に行って闘わせたのは、投げやりだったのではなく、最後は自分でかたをつけてほしかったということをいつかわかってくれると信じています。(省略)
受験会場にお子さんが持ち込んだチェックノートに記された時間配分のメモやしゃかりきパパさんのメッセージは、きっと届いたことでしょう。
一人なんだけど、一人じゃない!
一人じゃないんだけど、一人だった!
同じ受験でも、感じ方も意味の持たせ方も違う。
なかなか深いところです。
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いかがだったでしょうか?
5年前に中学受験した子供たちは来春大学受験に挑みます。早いねえ・・・
がんばれよ!とことんやり尽くしてがんばれよ!
そして、しゃかりき父さんは来春も息子を
「お前が誰にも負けるはずがないだろう!」と送り出すのでしょう。
いいか、受験生!
受験は結果が出て、良かった、悪かったが決まるんじゃない!
入試会場に向かい家を出るときに、その評価は決まってるんだ!
心しておけよ!押忍
小6 ゴンギツネさん
ストロング先生、きてますきてます! 最悪の最終模試のショックからも脱出し、入試実践テクニックを使いまくっています。
入試演習も言われたとおり順番に進み、初めてやった過去問で合格点が出ました。最終模試の判定が最悪だったわが子にしては上出来です。
はい!決して緩めておりません。
今日を入れてあと23日。冬期講習をお休みした分、大晦日も3が日もむち入れてやり抜きます。
こちらは雪がチラホラ。寒いのでお体お気をつけください。良いお年を。
同じ実力ならノリがいいほうが勝つのが入試の鉄則。
気合の入らない人は大晦日に水浴びでもしてください。あまりに
も寒くて笑ってしまいますから(^ε^)-☆