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こんにちは、ストロング宮迫です。

この夏休みに中学生の息子からしきりに山岳救助を題材とした漫画『岳』 (ビッグコミックス) 石塚真一著を読んだほうがいいよとススメられました。
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人気で映画化もされたこの漫画『岳』はすでに最終巻を迎えて終了しているらしい。全18巻。

次の巻が出るまで数ヶ月待つのが嫌いなボクは、いつだって最終巻が出てから、どっさり大人買いして一気に読むタイプです。

※この毎日親技は2013年9月14日に配信したものです

ボクは子供たちに読みなさいと与えられる漫画をいつでも探していて、坂田信弘原作・中原裕画の【コミック】奈緒子なんかををここで紹介したこともありましたね。読者の多くの方が子供たちにこの『奈緒子』を買ってあげて喜んだというメールをたくさんいただきました。

『岳』もマンガ大賞を受賞したか何かで知り、ボクも数巻を読んで、おもしろかったので、当時出ていた最新巻までを買って子供たちに与えました。

今ネットで調べてみると、『岳』がマンガ大賞を受賞したのは2008年ということなので、あれから5年の歳月が流れたことになります。

その途中で映画化されたことは知っていましたが、小栗旬と長澤まさみの配役を見て、ボクの趣味じゃなかったので、映画には子供たちを連れていきませんでした。

マンガも、最初に子供たちに渡す前に数巻読んだだけで、子供たちもおもしろいと喜んでいたし、子供が読めばよろしいと思っていたので、最初に読んだっきりでした。

で、息子が夏休みに読み直したんでしょうかね・・・先に書いたように、やたらとボクに「読んだほうがいいよ、父さんが泣かずにいられないラストだから」と毎日言うわけです。

ただ子供から推薦されたもので、ボクが読んで感心したものはこれまで一度もないので、長い間放っておいたのですが、最後は「お願いだから読んでみてよ。ラストを理解するためにも登場人物を知ってもらうためにも最初から読んでほしいんだ」と泣きを入れつつ、僕の部屋に3冊置いていったのでした。

あのねえ・・・暇じゃないんだから・・・しかし、ついにその日は、やってきたのです。

夏休みも終わり頃のある日、寝苦しくて眠れない夜に置かれていた3冊の『岳』が目に入って読み始めたのでした。

おもしろいものっていうのは、ハードルがあるのは最初だけですよね。ここでは「読み始める」ってことがボクのハードル。だってマンガよりも読みたいものがいっぱいあるもの。ただ「読み始める」ともう、あとは勝手に自分で走っちゃう。

何日かかったのか、あっという間に読み終えました。おもしろかったですよ。

「父さん、やっぱり最後泣いたでしょ? 堪えきれなかったんじゃない!?」と息子。

たしかに最後は感動的な場面で締めくくられていました。

ただねえ・・・あの最後で本当に良かったのかとも思えるラストでした。

なので息子には、「バカモン!貴様、あのマンガの終わり方、あの主人公の生き方を延々と18巻まで語っておいて、ホントにああいう終わり方で良かったと思っているのか」と言ったんです。

「書くのに疲れて作者がただ終わりにしたかっただけなんじゃないのか?」なんて意地悪な大人のような言い方もしてみました。

1時間ほどボクの考えを延々と息子に熱弁したんですが、最後は息子は泣いていましたね。

ボクの説に感動したからではなく、説教が辛くて・・・ハハハ

『岳』を読んでいない方には何を言っているのかわかりかねると思いますが、ネタバレになるので中身については書きません。

ただただボクは怒っていたのですよ、その終わり方にね。

それなのに、息子は「父さん、やっぱり最後泣いたでしょ?」なんてアホなこと言ってきて、国語でいえば、読み取りが浅いといいましょうか、解釈がなっていない!と怒声が飛ぶことになってしまって・・・

まあ、それはボクの解釈であって、違う読み方もできるだろうし、息子のような解釈があってもいい。どっちでもいいんですが、子供と同じものを読んで同じ土俵で話すっていうのがすごく良かったんです。

マンガの最後の解釈のところでは決定的に親子で決裂したのですが、子供がなにに感じ、どう思ったのかはマンガ『岳』をススメられる過程ですごくよくわかった。

ここがツボなのかあとか、この考え方に共感するのかあとかね。何が良いと思っているのかとか。そして、そういう話をすると、話は自然と将来のこととかにもなりますしね。そしたら、次にこれを読んだらいいよっていうのが自然と出てくる。とにかく今の時期は本でもマンガでも読みまくらないといけない時期ですから。

親と子供は読む本も、読むマンガも、見るテレビも違うわけですが、どこかに同じように読んだり、見たりする共有するものがあったほうがいいなあと改めて思いました。

親と子で同じように読んで共有できるマンガや本があると、親子の関係性は新しい段階に入るのではないでしょうかね。

子供も親の考え方をしる機会になりますしね。

息子からなにかを強くススメられるっていうことも、ススメられるままに読んで話し合ったことも実に新鮮な体験でした。

全18巻の『岳』、ぜひご家庭で読んでみてください。小学生でも十分読めます(エロいところはないですから)。そして、その結末について親子で議論してみてください。

繰り返しますが、ボクは『岳』のラストにはまったく納得がいきませんけどね。

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うれしい報告

小5 アルママさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

子供の成績は親の関わり方で変わると身をもって知ったことです。

私が褒めるとやる気を出す、解けなかったり間違えたりしたときに私がイライラすると子供はやる気を失う、当たり前のことに気づいていなかったことを反省しています。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

ノリ勉の後、ストロングにメールすることで自分の頭が整理されて良いクールダウンになりました。

日々、意図をもって勉強し子供に接することの大切さに気付かされました。勉強が遅れている焦りから、基礎をおろそかにして応用に取り組もうとする無謀な勉強はもうやめます。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

4日目辺りまでは、褒めることが苦痛でした。焦りとイライラが最高潮なのに子供を褒めなければならない。修行でした。

親も成果がないと一緒に勉強するのはしんどいです。後半戦、子供が解けるようになってくると楽しかったです。

テストは100点満点で3分。わからない問題は、自分の知識をどうにかして使おうとしていました。私が選んだ「解らないだろうと思った問題」は塾で何度も質問したのにできなかった問題です。

今も家庭学習はノリ勉方式で5本セットくらいやっています。私のダメさに喝を入れてくれてありがとうございました。

3つの約束を守り、30分全力疾走させ、30分ごとに成果を出し確認する。

1日に家庭学習で「ノリ勉方式で5本セット」やると、その日のうちに、または翌日にはもうテストができますねえ。

テストで満点の嵐が吹き荒れればさらに褒めることが増えるかも!?

ときどき3週間前にやったものなんかをやって忘れていないかも確認しましょう。

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