こんにちは、ストロング宮迫です。

怒濤の受験シーズンも最後の公立高校一般入試まで約1ヶ月となりました。

中学受験は試験日がある程度まとまって行われるのでいいのですが、高校入試は私立あり、公立ありで、その上、推薦入試だ、一般入試だで、それぞれ入試日程がバラバラ。

すでに高校入試の結果報告も数多くいただいていますが、地域によっては1ヶ月後が本命という方もおられます。

すでに合格して進路が決まっている子供もいれば、あと1ヶ月で最終仕上げにまで持って行かなくちゃならない子供いる。

モチベーションがねえ・・・

高校入試は日程が広い範囲で行われるので、モチベーションをしっかり持っていないと、先に進路を決めた連中がうらやましくなっちゃう。

先日も、私立高校で合格もらって、ハズミをつけて本命の第一志望校の公立高校に向かわなくちゃいけないのに、私立受かったら、「私、ここでいいや!」となっちゃって、公立高校の入試は受けるものの、合否などはもうどうでもよく、入試を前にすでに悠々自適に遊び暮らしている方からも相談を受けましたが、そんなことも起こってしまうんですよねえ。

こうしたことが起こるのはこれまでの受験勉強の過程で「受験がゴール」という間違った設定がもたらす場合がほとんどです。

受験生活が間違って設定で行われているから、元に戻すのは・・・エライ大変で、たいていは元に戻らない・・・

でも、読者の方はよくご存じなように本当は入試の終わりは始まり!です。

音声セミナーで販売している「受験が終わって10日で次の勝敗が決まる!」は、まさにそのことを言っているわけで、スタート地点から躓いていたら、あとが思いやられる・・・というわけです。

これから中学生になる子供でも、高校生になる子供でも同じですが、これから入学までの2ヶ月遊び呆けていたら、確実にアホになります

入学式の日に顔見たら、わかる。入試後、呆けて過ごした顔と頑張ってきた顔はまるで違います。

だから、入試の合否は受験生にとっては、最優先の課題だけれど、いくら合格しても、入試が終わって呆けるくらいなら、1つや2つ学校のランクが下でもかまわない!極端にいえばそれくらいにボクは思っています。

継続は力なり!は、この時期の受験生にピッタリの言葉。そこを考えて、その前の受験生活も構築していかないと・・と思います。

イイ考え方で受験には臨んでもらいたい!これは来春受験を控える方へのアドバイスでもあります。

さて、1つ受験報告を紹介します。

小6 祈りさん

お陰様で、2月1日に合格をいただきました。ありがとうございました。

合格への転機は、12月後半の塾の平常授業と正月特訓をお休みし、志望校に的を絞った家庭学習を行ったことでした。

そこで、一気に遅れを取り戻したのだと思います。

1月31日の午前中に、苦手だった算数の過去問で初めて95点を取り、自信をつけました。(誤答だった1問の見直し中に、時間切れとなってしまいました…)

午後は、理科・社会・国語の知識の確認、理科の計算問題確認、志望校の国語の読解のポイント確認を行い、全てが終了したのが、午後5時。

その後、家中に貼ってあった勉強メモをひとつひとつ子供と一緒に確認しながらはがしていきました。

家の中がきれいになって、二人で顔を見合わせて、「合格するために必要なことは全てやったね」と話しました。

2月1日の試験後に子供の算数の答案を見て、丁寧に式が書かれ筆算してあるのを見て、合格を確信しました。

そして、午後8時にはインターネットで受験番号を見ることができました。

2月1日をベストの状態に持っていくことができたのは、ひとえにストロング先生のご助言の賜物だと思います。ありがとうございました。

中学受験終了の翌日から、用意していた教材で6年間のまとめと中学入学準備の勉強を始めました。

今までの勉強量と比べれば微々たるものですが、毎日の学習習慣を継続していきたいと思っています。(早速、英単語の覚えが悪いという壁にぶつかって、対策に苦慮しています。)

まだまだ、お世話になります。よろしくお願い申し上げます。

祈りさん、おめでとうございます。そして、丁寧なご報告ありがとうございました。

祈りさんは、以前にもここに登場されています。

これを読んでいただいた上で、上記の報告をみていただくと、祈りさんが書いていらっしゃる意味がいっそうわかると思います。

受験前の12月、祈りさんは、頭を悩ましていました。

今の算数の学習ペースをそのままに、他教科のテコ入れをするための時間を確保するために平日の塾を休ませたいと考えています。

しかし、塾の先生から「授業を大切にしてください。」という電話がかかってくると、それは全くの正論であるわけですから心が揺れます。

塾の先生に申し訳ないとも思いますし、子供に逃げ場を与えているのではとも思います。

過去問でできなかった単元を3日間ずつかけて復習しながら、この12月で得点力を上げていくために、平日に5日間連続して家庭学習をする時間が欲しいのです。

12月中で30時間が確保できます。

しかし、実行に移すとなると躊躇します。

経過の詳細はここで読んでいただくとして、結果として祈りさんは、

12月後半の塾の平常授業と正月特訓をお休みし、志望校に的を絞った家庭学習を行ったことでした。そこで、一気に遅れを取り戻したのだと思います。

こうした。

こういうのを紹介すると、「じゃあウチも休んでやるか」と考える方もいますが、実際誰にでもできることではありません。

だって、

なにをやらせるか?
どれだけやらせるか?
どこまでやらせるか?
どうやらせるか?….etc

考えることはいっぱいあって、それがなければ、無意味に時間を過ごすことになりますからね。塾に対してだって、親が防波堤になって対応するのは面倒ですし。

そこに意味を見いだして、かつ子供の現状と勉強の進み具合を把握しているからこそできる親技です。

それは、このコメント

2月1日の試験後に子供の算数の答案を見て、丁寧に式が書かれ筆算してあるのを見て、合格を確信しました。

を見ればわかるでしょう。

前回も書きましたが、合格したからじゃないですよ。合格すべくして結果として合格した。そう感じます。

だって、みんな結果が出てから、偏差値や順位を見てから、子供にあれこれ言うわけでしょ。

祈りさんは、結果が出る前に「確信しました」ですから。

そこの部分には来春の受験生の親の方もキッチリ目を向けてもらいたいと思います。

すでに英語の勉強を始めていると。その上、

英単語の覚えが悪いという壁にぶつかって、対策に苦慮

していると。そう、みんなここで苦労するんですよね。ローマ字とは違うからねえ。だから、今苦労しておかないといけない。

入学後に「あれれ、なかなか覚えられないなあ・・」じゃあ、スタートダッシュができないですから。

いっぱい書くことです。いっぱい間違うことです。

そして、自分のなりの覚え方を見つける

これから英語の勉強を本格的に始める新中学生がいっぱいアルファベットや単語を書く上で、ぜひオススメしたいノートがあります。

それは、オキナ ブルーライン英語ノート EN8です。

英語のノートには紹介した8段のもの以外に、10段や13段や15段のものがあると思います。

英語のノートはどれも一緒と思うなかれ!

やはり初心者は8段で、つまり少し広めのノートでまずは、きれいで丁寧なアルファベットを書いて欲しい。

これが基本。で、慣れてきたら、10段→13段→15段と細めに進めばイイ。

お子さんのノート、確認してみて下さい。

さあ英語始めるよ!っていきなり狭い15段の英語のノートを子供に買ってきた親の方!!

体罰は厳禁ですが、ビンタ、それも往復ビンタ級ですぞ!

自分で自分にビンタしなさい!

紹介したノートは、きれいなアルファベットが書ける補助線があって、なかなかよろしいのですよ。

すでにこのノート、3冊目です!という報告を昨日くれた方がいました。そういう努力って、外からは見えないからねえ・・・

油断する事なかれ!

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うれしい報告

 ノリ勉終わったよ!報告

中2 タカワさん

勉強が嫌いになってしまった…と思われる中学2年の息子。

素直に私の言う事を聞くはずもない、と半信半疑でしたが、親に出来る事があるのなら、何でもやってみようという気持ちで始めました。

親バカだと思いますが、頭の良い子だと思っています。

勉強嫌いになってしまったのが、親に原因があるのかも、と考えたので。30分だけというルールに、しぶしぶのってくれました。

褒めるためにやる勉強。これが今までと全く違う所でした。

たくさん間違えましたが、30分になったら、「終わり。頑張ったね」と言った事で、息子は安心したらしく、嫌がる事なく無事に7日間やり通せました。

正直言って、まだ足りない所だらけですが、私の作ったプチテストを、100点取れるまでやる、と、何度も自発的にコピーして行っていて、それだけでも、まずは進歩と、感謝しています。

欲が出てきて、他の科目の暗記にも応用出来ないかしらと思っていますが危険でしょうか(^_^;)

「やればできる!でもやらない!」は、非常にもったいないパターンです。

30分というと、すごく短い感じがするけれど、「0」と比べたら、半年経てば、まったくちがうものになる。

タカワイさんも、30分、英語を続けてもイイし、他の教科で応用してもらってもイイ。

たかが30分!されど30分です。

ぜひ末永く続けて下さい。

子供は「できる」ことをさせれば、必ずやります!

いやがる場合もあるけれど、勉強はしなければならないと感じているなら、「これだけ」「こんなこと」として「できる」ことを提示して親が引っ張っていく。

「な~んだ、これくらいならできるよ!」から出発。

親が「たったこれくらい」と思ったら「0」が続きますから。

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