週刊親技「あるもので、与えられた時間で勝負しましょう!」

こんにちは、ストロング宮迫です。

NIKKEI STYLEに、この前こんな記事が出てました。

塾に行く暇はない 浦高生徒は「14時間制」

中身は自由に読んでいただくとして、「こういう学校いいなあ」と思う方と、逆に「イヤだなあ」って思う方がいることでしょう。

ボクは「イイなあ派」です。意味があるとかないとか、役に立つとか立たないとか関係なく、やってみる、頑張ってみる!という感じが好きです。

◆10キロマラソンでは新入生が最初にスタートし、2年生、3年生が続くが、「先輩が後輩を抜く」ことで浦高の先輩として範を示す

◆「雨天決行です。雨が降ろうと、何が起ころうと、生徒全員で励まし合いながら、ガンガン走る、それが浦高です」と杉山校長

◆7月には臨海学校があり、2キロの遠泳がある。「カナヅチ」の生徒は6月から早朝補習、「全員が泳げるようになるまでがんばる」。

◆11月には「古河強歩大会(通称古河マラ)」がある。7時間以内に50キロを走破しなくてはいけない。脱落する生徒もいる過酷なレースだが、卒業生らが何年も語り継ぐ行事だという。

こんなの学校全体でやるぞー!ってなるか、「我が校の生徒はやって当たり前なんです!」という雰囲気がないと、個別に聞いただけじゃ、子供たちはすぐにやりたくないです!っていうに決まってるもの。

それを「やるのが普通」ってなるのが伝統校のイイところなんじゃないでしょうかね。こういう伝統的な行事、先輩たちが数々の伝説を残してきた行事をやっている学校もまだ全国には多い。

ここでボクは「私からあなたへ;マラソンを真面目に走れない子供は勉強も頑張らない」って書いた。

どちらかというと、ボクは学校生活でこれを求めるっていうより、部活方面でこれを求めるんですよね。

勉強もやって、部活もやってなんてそりゃタイヘンだし、なにかが零れ落ちていくはずだけれど、その時の優先順位の付け方や選択の仕方が子供たちの人生の選択そのものになっていく気がしています。

子供たちにはみんな漏れなく勉強がついてくるもんだと思っているので、それ以外に何か情熱を燃やせるものがあってほしいと願っています。そのなにかと勉強のはざまの中で子供たちは学んでいく。

今は勉強ともう1つのなにかが「部活」とは限らない。マニアな趣味だってあるしね。

ただ10キロマラソンや2キロの遠泳や7時間以内に50キロを走破するマラソンとかは、やり切った時の手ごたえがいいんですよね。

わかりやすいというか。

キツイからタイムとか順位とかもうそんなことは関係なく、完走することでやり切った!頑張った!という感覚が手に取るようにわかる。

キツかったけれど、仲間の姿を見て、励まされて、自分の力以上のものが出せたような気がするって感じか。勝手に自分で限界を決めずにやるというのか。

社会に出る前に子供達には一度は体験しておいてほしいとボクが個人的に願っていることの1つです。

自分一人で考えてたら、決してやろうとは思わなかったことを思わず課せられてやってみたら、すごく良かったとでも言おうか。

自分の自由意志なんて狭い世界だ。

えー、これやるの? できるわけでしょ!ってことを課せられることで自分の可能性も広がるし、自分が知らなかった「自分」を見ることもできる。そういう共有される体験があるから生涯の友達もできるってもんでしょ。

今は集団生活やこうした学校行事は押しやられる風潮があるけれど、ときにはイイもんだとボクは思っています。

どう思うかはあなた次第ですが!

さて、GWがあったので多くの方がこの時期は「ノリ勉祭り」を行っています。

いくつかの感想をここにご紹介します。

[算・数] 7日間を終えての感想

小5 マロンさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

以前は不貞腐れたり等、負の結果に終わることがほとんどだったのですが、ニコニコと楽しそうに意欲的に勉強をしていました。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

毎日しっかり見ていると思っていましたが、実は見れていなかったのだなと気付かされました。

3回目問題をやり込んだ際は、3つの原則をしっかり守りつつ初回の4分の1まで短縮出来、本当にタイトル通りノリノリでした。

特に、教えてポン作戦の際は、ホワイトボードが自宅に無かったことから、自らA4用紙をテープで4枚繋ぎ壁に貼り付けお手製のボードを作り説明してくれ、毎日やりたいと目をキラキラさせ話してくれました。

小言等いかに日々自分が話し過ぎであったか、本当に勉強を見るとはどういうことなのか頭を打たれる思いでした。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

全てがスムーズに行き2人ともノリノリで楽しかったです。

これを続けていけば絶対に効果が上がると思うのですが、現在中学受験用に勉強している莫大な量を行うには時間が足らず、4セットの2時間をなんとか行おうとするのですが、共働きのためつい慌しくしてしまい平日上手く行えずにいます。

復テ対策教材を直ぐ購入し、次のステップへ行くべきか1ヶ月程等今の状況をしばらく続けるべきか迷っております。

お手数ですが、何か対策等アドバイス頂けたら幸甚です。

ノリ勉、うまくいったが平日になると、共働きでもあり、なかなかうまく行えないと。

多くの人が悩んでいる「時間がない」というやつですよね。1つの解決策は「こじ開けてでも時間を作る」っていう方法です。

ただこれをすると、親の仕事に支障が出たり、身体がしんどすぎたりという無理が出て、長く続けられないって問題が必ず出てきます。だからあまりおススメはできない。

そこで親技で言っているのが優先順位をつけるってことですよね。

その話の前にあなたのライバルには、「こじ開けてでも時間を作る」ことをやっている親もいるってことは知っておいてもらいたいし、子供にすべての時間を費やせる人もいるんだってことは頭の隅に入れておいてくださいね。

そういう人たちがライバルなんだって。

その上で、「莫大な量を行うには時間が足らず」の場合、長続きしない無理はしないとなれば、優先順位をつけて優先度が高いものから処理することをおススメしています。

「莫大な量」に番号をつけたら1番から10番まであるでもいいし、細かくやらねばならない問題数が100問あるなら1番から100番まで番号をフッてもイイ。

優先度が高いものから順番に処理する。1番からだ。

1週間後のテストまで20番までしかできなかった・・・残りの100番までの80個は保留となる。中学受験でいえば毎週毎週100番まで出るんだから、保留にするしかないですな。

そのとき、みんな「やったもの20」:「やらなかったもの80」という図式で見るから、ほぼ全員がストレスを感じるんですな。「半分もできなかった」ってね。

わかりますよ、その気持ち。100番までできなかったとしても、せめて60番くらいまでやりたいって気持ちは。

でも、現実問題として「莫大な量を行うには時間が足らず」かつ「共働きのためつい慌しくしてしまい平日上手く行えずにいます」なら、ノリノリで20番まで処理しなさいというのが親技の考え方です。

ない袖は振れないし、残高が20万円しかないATMからは100万円は引き出せない。

できないことを嘆かずに、できることをやるんです。

問題は「100番までやらないといけないんです」と言いながら「莫大な量を行うには時間が足らず」で、とりあえずこなしたり、一通りやったという形をとって、今週やったことが来週になったら「0」になることなんです。

100分の20でも、20がキッチリ蓄積されたら武器になる。それが100分の1とかになるから、3カ月たったら地獄になる。だって貯金してるつもりができてないから。

20番までしかノリ勉方式でできないなら、20番で我慢しなさい。それを蓄積しなさい。

優先度の高い20番までを、言葉でいえば基本的なことはキチンと押さえて、1週間後でも1か月後にでもちょっとやれば、すぐに思い出せるようなやり方で進んだほうがイイですよってことです。

30分の4セットで合計2時間が難しいなら、2セット1時間はキッチリやるとか、それが無理なら30分1セットは親がどんなに忙しくてもこじ開けてでも時間を作って」やるとかする。毎日が無理なら2日に1回とか、3日に1回とか。

1日30分の勉強じゃ、そりゃあ「莫大な量」をこなすことはできないです。でもそれしか時間がないなら、優先順位の高いもの、絶対に抑えておかなければならないものだけはやる。

テストではイイ点数は獲れないけれど、一緒にやったものだけはキッチリ獲ってくる。素点ではなく、家でやったものができたかできなかったかを親は見てやる。

優先順位が高いものをやることと親の評価はセットで行わなくちゃならない。タイヘンだけど、そもそも時間がないんだから、それくらいは工夫してやらなくちゃ、莫大な量を莫大な時間をかけてやりこんでいるライバルにナニデ勝つんだ?ってことになるでしょ。

加えて「でも、親の仕事はずっと続くんだし、仮に優先順位が高いものだとしても、ずぅーーーと100分の20だけで進んでたら、入試に間に合わないじゃないですか?」

ハイ、間に合いません。志望校が100分の60を求めているなら、全然足りないからね。求められているものは決まってるから。足りてるか、足りていないかしかないから。それが志望校の判定になる。

これが一応理屈で考えた結果ということになる。でも、実際はそうにはならないっていうのがボクの経験上の考えです。

ずぅーーと100分の20で進んだら、1カ月経ったら、蓄積がきちんとされたら100分の30になったりするんだな、これが。

◆「雨天決行です。雨が降ろうと、何が起ころうと、生徒全員で励まし合いながら、ガンガン走る、それが我が家です」

もしこれがノリノリで行われれば、仮にそれが100分の20だとしても、成果は膨らむんです。

その代り、あなたがしたようにキッチリ3回回して【はやく解ける】までして、説明させたらハイこの通りです!ってしていれば、やった問題数よりも膨らませて成果が出せるようになる。

今回のノリ勉報告にあったような状態で日々勉強できれば、たとえそれが短時間の勉強であっても、その短時間でやった内容よりは大きく成果を出せる。

その成果で志望校に届くかどうかは別問題です。志望校が求めているものはすでに決まってるから。

だけど、その前に、「やったもの20」:「やらなかったもの80」なんかでストレスを感じる前に、「やったもの20」を「これはいけるよ!」でやって蓄積しろ!ってことです。

そこから次の道は開けるんだから。

ほとんどの人は「やらなかったもの80」にストレスを感じ、やり切ってない感を前面に押し出して子供にぶつけ、「やったもの20」はいい加減で、2週間後にはほとんどできなくなっている勉強を続けて、自滅する。

そんな状態で、復テ対策講座講座も公開・実力テスト対策も用をなさない。魔法の薬も特効薬も魔法の教材もない。何かを買って解決しない。

親技の復テ対策講座講座や30点上げよう会でABC分析をするのは、優先順位を決めるためなんです。

優先順位をせっかく決めても、あれもやりたいこれもやりたいってA問題やB問題を処理する前にC問題をやってちゃ、復テ対策講座講座も優先順位も意味はない。

イイ問題集も、使う親によっては『こん棒』になる!ように、有効なやり方もその意義や意味を理解しないと、毒になる。

このメルマガで何度も同じ話を書くのも、「優先順位を決めてやってもダメでした」なんて結論付けてほしくないからです。

それは優先順位を決めるのが問題なんじゃなく、その運用の仕方に問題があるんじゃないですかってことだから。

ノリ勉が30分4セット2時間がが難しいなら、3セット1時間半でもいいし、2セット2時間でも結構、最小単位は1セット30分だ。とにかく「理解した」でとどまらずに、「解ける」でやめないで「速く解ける」まで落とし込む問題数を増やすこと。あとは使える時間と相談です。

これはボクが接する子供たちには日常的に言うことだけれど「テストまで100分の20しかできなかったら、20点がお前の満点だ!」っていう。

「20点獲れれば、お前はベストなんだよ。それでイイ。でもお前さ、行きたい学校があるんだろ? そこは100分の60はいるんだから、20点でずぅーーとOKってわけにはいかないべさ。だからテストで20点獲ってきたら、返却されたらあと10点か20点分はできるようにするのさ。テストまでには間に合わなくてもいいからさ、テストが返ってきた後に後出しでいいから、プラス10点か20点、それは問題見てさ、これはできそうだっていうものを選んで、キッチリ3回回して1週間後と1か月後にテストしてできたら、合格ってことにするからな」って。

たいていの子供はそれで納得もするし、合格しようとします。ほぼ100%の子供がね。

できるのはこれだけでした!っていうのは、そういうことでしょ。足りなきゃ、あとで追いかけてやればイイ。

毎週毎週やることがあるから大変だけど、それをGWとか連休とかでやる。

せっかくの休みの日にそれができるのは、たとえ100分の20でも、「今はこれでいいんだよ、これが精一杯なんだからね」って背中押して励ましてやっている家庭だけができるということもであります。

「やらなかったもの80」にストレスを感じ、やり切ってない感を前面に押し出して子供にぶつけている親がGWとか連休で、やらなかったものを追いかけることはできないんです。これが現実です。

あなたの家庭では「1年前と比べて何か変わったか?」と問いたい。

ボクたちは進歩する義務がある。やり方も考え方も成果も、確かに1年前よりも良くなってるという義務がある。誰かと比べての進歩じゃない。

自分たちの1年前と比べて進歩したかどうか。1か月前と比べて進歩したか。

意外とね、親はずぅーーと同じことを言ってるんじゃないか。悩みが進歩していないんじゃないか。

つまりはそれはなに1つ変えたことがなかったということなんじゃないのか。自分のアプローチも考え方もなに1つ進歩しなかったということなんじゃないか。

できないことはできない!できることをキッチリ今日やる!それに尽きる。ない袖は振れないし、持っていない物は与えられないし、Nothing comes from nothingだ。

あるもので、与えられた時間で勝負しましょう!それを存分に使い倒したものには、ご褒美があるし、次の道が開ける。今目の前にあるものが有効に使えない者に次の扉は開かない。

次の扉の鍵は自分たちが持っている。鍵は秘密の場所にあるわけじゃない。あなたのポケットにある。ポケットから出せるかどうかは、あなた次第です。
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うれしい報告

親カツ卒塾生笑い上戸さん

◆親カツ講座夏までコースを知っていてよかったですか?:

初めにCDを聞いた時、びっくりしてしまいました。正直??だった。

でも、夏休みを前にしてようやくこの半年間の意味が理解できました。

今年の初めにあと1年!!と思っていたけど、そんなあまいものじゃない!!

知らずに夏を迎えていれば、えらいことでした。

その夏も、もう目の前です。

夏休み前までを目標にやっている親カツ講座なので、今からでは相当厳しいですし、課題をこなすのが大変。

でもタイヘンでもやらなくちゃならない。受験の成否は「夏休みに決まる!」ではなく「夏休み前に決まる」のですから!!

◆子供のやる気が出るのを待って気づいたら秋!オイ!

[親カツ(前)] メンバーさんからの報告

小6 しゃんしゃんさん

親カツ5月号、前の月までのご報告と前号がもう少し完全にできてから・・・と、届いてもすぐ開けずにいたら、もっと早く知らなくてはいけない内容でした!

ちょうど親も子も疲れぎみのタイミングで、ストロング先生からの最高のエール、ありがとうございました。

というわけで、今回ははやめにうれしいご報告をします。

GW明けの模試で、四科の偏差値が目標としていた60を超えました!

一か月前の模試から、苦手の社会は10UP、(3月34→4月48→5月58)

理科は、なんと28UPで、得意の算数(65)を超え67に!

理社のひどさで目立たずにいた国語(50)がぎりぎり平均点越えでしたが・・・

四科で62、第一志望校はR4偏差値が60、年間平均で55~が合格ゾーンといわれているので、久しぶりに見るうれしい数字に、子どもがんばった成果が出てよかった、また、塾の先生や、GW中お世話になった個別の先生もきっと喜んでくださる

とここまで励まし、導いてくださったストロング先生はじめ応援してくださる多くの方への感謝の気持ちでいっぱいです。

音声セミナーで「すでに志望校の合格圏内に入りました!」を聴き、かぶとの緒と気をゆるめることなく、引き続きがんばりたいと思います!!

頑張ってますねえ。すばらしい。お子さんもノリノリになっていることでしょう。

大事なのはこの時期に合格圏内入ったら、書いてらっしゃるように手綱を緩めず、さらに走り続けることです。

よーし!休憩・・・なんてことにならないようにすることです。みんな、上がったら、すぐ休憩したり、休んだり、気を抜いちゃったりする。

でも、大いなる成果が出たときこそ、子供はやる気になるものだし、頑張れるものです。一番力を発揮できるその時期を休憩なんて・・・

成果を出すのはさらに頑張るためなんですから。

これから入試演習も始まってきます。最後の壁である「入試演習の壁」を乗り切れずに成績が下落していく連中も多数です。

成果が出たら、意欲もわいて、もっと頑張れるから、さらに加速して突き抜けていくこと。これこそまさに必戦必勝です。

  • 親カツ講座(夏まで
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