oyawaza438
こんにちは、ストロング宮迫です。

前回ここで息子の運動会について書きました。その際、「まあ、忘れ物をしなければ・・・出られます!ハイ!」と記したんですが、残念ながら運動会、出られません…(;_;)

学校で友達とふざけている最中、転んで手首を骨折しちゃったみたいです。まあ、生きていれば骨折ぐらいするもんですから、ケガについては特に問題はない。

それよりは今回の件で2年連続ケチがついた「運動会」が息子にとって、のちのちまで頭の中に残るイベントになるでしょうから、一連の出来事について気持ちを整理し、うまく処理して笑い話にまでどの年齢で昇華していけるか。ここですよね、問題は。

受験も企業のプロジェクトなんかもそうですが、物事を進める上で最初にケチがつくと、のちのちどうもめぐり合わせが悪いということがあります。

だから、最初は慎重に、きちんと進めないといけないというのが受験でもプロジェクトでもボクが肝に銘じていることなんですが、息子にそれを身をもって教える機会ができて実によかったと思っています。

また、ふざけあっていた友達は息子曰く「実にイイ子」らしいのです。家にも本人が電話してきて「申し訳ありません」と蚊が鳴くような声で言うんですなあ・・・この子の沈んだ気持ちをいかに軽くしてやれるかも、これから息子の課題になるでしょう。

「わかった」と息子は言っていましたが、どこまでわかっているのか・・・要観察です。

ボクなら、「オレ、実は骨粗しょう症なんだよね!」とか、ギブスなんかで両手が使えない今なら、「○○、オレ、しっこ行きたいんやが、両手が使えん!悪いが、オレのチ○コ、出してくれんか!?」くらい言うんですがねえ。

えっ、それが相手の気持ちを軽くすることになるのかって!?

ボクはそう思っていたんですが、違いました!?

まあ、いろいろあるのが社会に出るイイ準備になります!
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※この毎日親技は2012年9月18日に配信したものです

さて、高倉健主演の映画「あなたへ」が絶賛公開中です。もう見ましたか?

映画の内容については観ていただくとして、健さんの妻役の田中裕子さんが演じる洋子の座右の銘の1つに

他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる

というのがあります。

少し分けてみると、
他人は変えられないけれど、自分は変えられる

過去は変えられないけれど、未来は変えられる

こんなふうになり、ボクも20歳を過ぎたあたりから、そう思っていました。

親技では

他人は変えられないけれど、自分は変えられる

が少し変形して、

子供を変えるんじゃない!親が変わるんだ!

なんて言っているくらいです。

もう1つの

過去は変えられないけれど、未来は変えられる

についても、同じように考え、子供たちにもそう言ってきました。

ただ今から8年ほど前、

過去は変えられないけれど、未来は変えられる

については、まったく逆の考え方にシフトしました。

すなわち、過去は変えられるけど、未来は変えられない

こっちのほうが自分の経験に照らしても、自分が見てきた親や子供たちにも、ドンピシャ当てはまると思ったからです。手元のメモ書きを見ると、それは37歳のときでした。

この今まで思ってきたことの真逆の

過去は変えられるけど、未来は変えられない

を知ったのは、斎藤一人著「変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話」いう本からでした。

この本は講演会をそのまま文字おこしした本で講演会のCDもついていました。ネットでも聞けるので興味ある方は聞いてみてください。

この斎藤さんの話をボクは8年ほど前に聞いて、「オレは長い間まったく考え違いをしてきたんだなあ」と思ったのでした。

先に挙げたネット上のものでいうと、最初(一番左)のファイルの16分24秒あたりから

過去は変えられるけど、未来は変えられない

の話が4分ほどあります。

斎藤さんの話の要約を記すと、

過去は変えられるけど、未来は変えられない。済んだことは変えられるけど、これから先のことは変えられない。

これを覚えておくと、すごくイイことがある。

昔も、今もみんな言うけど、済んだことは変えられないけど、これから先のことはあなたの自由になるよと言います。

でも、そうはならない。残念だけど、ならない。

済んだことっていうのは今から思うよね。「私、病気だったんだ。でもあの病気があるから人に対して、病人に対して優しくなれたんだなあ」とか。

済んだことっては、幸せに思おうと思えば幸せに思えるんです。

それをオセロゲームみたくポンポンと「幸せ」へ。

私も学校時代、勉強がキライだったんです。それは成績が悪かったから。だけど、その分、(上の学校に行かないで)早く社会に出て、今みたいになれたというふうに済んだこと。

「・・・・」だから幸せなんだ、だから幸せなんだと変えるんです。こう思えると、ここからあとは全部幸せなんです。

ずっと不幸な人が今日から幸せになりなさいって言ってもなれないんです。

それは、この世の中で起きることは幸せにとろうと思えら幸せに思えるんです。辛いと思えば辛いと思えるんです。

済んだこと「・・・・」だから大変なんだ、だから大変なんだ。起きることをどう捉えるか。自分が幸せと思えるか。

ざっくりこんな話なんです。興味がある方は詳細を聞いていただくとして、これを聞いたとき、ボクは目が開かれた思いがしました。

家庭に行って親と話すと、まあボクが家に行く場合、困っているから行くんですが、どの親もみんなが言います。

「・・・・だから、大変なんです」ってね。

・子供が言うことを聞かない

・親と一緒にやろうといってもやらないって言う

・こんな点数じゃ志望校は通らない

・テストのやり直しを言ってもやらない…etc

だから「大変なんだ、大変なんだ」って親が言う。で、話を聞いていろいろとアドバイスをしたり、こうしてみたらと言うんですが、良くなっていく家庭とそうじゃない家庭に分かれる。

なんでなんだ!?と思ったわけです。

同じように話して、アドバイスして、なんで良くなる家庭と良くならない家庭が出てくるのかと。家庭だけでなく、会社なんかで相談に乗っていても、これが出る。

なんなんだ!? 何が違うんだ?という問題意識があった。

みんな初めは言うんです。「大変なんだ大変なんだ」と。そこは一緒なのに、どこで分岐点が出てくるのか。

結論を言えば、良くなる家庭は「大変なんだ」と言わなくなった家庭といえます。これはもう断言できる。良くならない家庭は、これは不思議なんですが、いつ行っても何年後かに行っても言っています、「大変なんだ」と。「幸せになりたい」とも言います。

だから、やっぱりこれはものの捉え方というか、済んだことを、そのときは大変だったかもしれないけれど、そのあとで「・・・・」だから幸せなんだとオセロの白に変えられたかどうかによって大きく作用されるんじゃないか。

この話を聞いて、そのことに思い当たったんです。

「大変なんだ」といつも言っている家は暗くてジメジメして、ホントにウザイ空気が充満しています。ボクは「マイナスのオーラ」と呼んでいるんですが、これがある家に行くと、また、そういう人に会うと、ボクは具合が悪くなるんです。

それでわかる・・・ああ、ヤバイ、ここはダメだって。「不幸せの空気」が充満している。そこで「幸せになりたい」と言ってなれるのか?

やはり斎藤さんの言う、

ずっと不幸な人が今日から幸せになりなさいって言ってもなれないんです。

これは本当のことじゃないか、というのが今現在のボクの「仮の正解」。これから先、もしかしたら正解が変わるかもしれないけれど、たぶん変わらない。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、

済んだこと。「・・・・」だから幸せなんだと取るか、

済んだこと。「・・・・」だから大変なんだと取るか。

試してみませんか?

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小2 川魚さん

読んでいて涙が出るほど、できていないことばかりでした。

まず、母である自分が変わらないといけないと強く感じました。

時間がたっぷりあるこの夏休みに、夢・希望・目標・日々の決まりなどを腹を割ってじっくり話し合いたいと思います。

親子で勉強するのが楽しいと感じて高学年に向かっていけるよう、鉄則を実践していきたいと思います。

なかなか取りかからない、集中せずにダラダラやる息子ですが、夏休み中に「早く終わった分だけ、たくさん遊べる」を徹底したところ、集中できる時も出てきました。

今まで「早く早く」と追い立て、だらける息子を叱るばかりだったのですが、まずは簡単な目標を毎日確実に守らせて、それを出来て当然とせずにしっかり褒めて・・・と、バトルせずに楽しく家庭学習できそうなイメージが頭の中では何となく出来てきました。

「風呂屋」にならないように気をつけて、良い親子関係の下、勉強できるよう日々精進していきたいと思います。

どうもありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

小学校低学年が示すリアクションには必ず理由があります。

そして、示す反応はほとんどの場合、正しい。

つまり、低学年の子供は親や周りに対して実に誠実に反応しているわけです。

プリントをしたがらないのは、

・・・できないと思っている
・・・難しくてやりたくない
・・・どこまで頑張れば終わりかわからない…etc

どうして頑張れないの!って怒る前に「なぜこの子はこういう反応をするんだろうか?」って考えてみる。

考えなければならないのは常に大人のほうです。

「あれれ・・・子供がこういう反応をするってことは・・・」とまず考えてみる。

この延長線上に小学校高学年も、中学生もいます。

  • 10の鉄則
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  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
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