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こんにちは、ストロング宮迫です。

さあ、ついに夏休み!!子供たちは夏期講習へ!

テストも、入試も、そして夏期講習も「序盤の入りが大事」です。

序盤でつまづいても立て直せる可能性はあるけれども、ものすごいエネルギーがいるからね。

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丁寧にきちんと夏休みや夏期講習に入っていく。

7月末までに流れができれば、8月は勝手に流れていく。

親が忙しいなら序盤のこの時期から7月末までは気をつけて見てやることです。

見てやるのは、中学入試の方は日々の夏期講習の処理ができているかどうか、公立中学の方は7月末までで宿題の目途がつくかどうか。あとで重たい夏休みにならないようにね。

さて、昨日は中学生の娘の部活の県大会がありました。

前日は団体戦でみんな一緒、貸しきりバスでたぶん「ほぼ遠足」状態で行ったんですが、翌日は個人戦で一人だけの出場ということでバスは出ない・・・

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で、ボクが一緒に車で出掛けることになって、初めて娘の試合を見ました。

ホントかどうかわからないけれど、試合のたびに「観戦はできない」とか「先生が見に来ちゃいけないって言ってた」とかなんとか言われ続けて一度見たことがありませんでしたが、ようやくです。

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朝の6時半に家を出て、8時に会場について、待ちに待ってようやく12時に娘登場。

試合は12時5分には終わってました…(;_;)

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はゃーー!お前は総合病院か!?

わかんないって!?

数時間待合室で待って診察は3分というあれですよ!

勝ったかって!?

もちろん惨敗のほうです・・・

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対戦相手はまじめでおとなしそうなお子さんでしたが、試合が始まると、意地の悪いエグいスマッシュを娘の身体に向かって打ちまくってましたな。

ウチの娘になんてことするんだよ!

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入試や勉強と同じでどうにもならない相手っていうのがいます。そう、実力のケタが違うと頑張ってとかが通じないんですな。

「序盤の入り」とかまるで関係なく、最初から最後までやられまくりです。

テストで「1番から解けない」っていうのと同じです。

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ただトーナメントは相手を選べないから仕方がないけれど、入試も勉強も「自分で」相手を選べるわけだから、入試や勉強はやりようがある。

しかし、スポーツのトーナメントは選べないから、やられる時はコテンパンにやられちゃう。顧問の先生も「あの子は部活以外でもクラブチームでやっている子ですね。ちょっと強すぎました」っておっしゃってました。

そう言われても、全然慰められんわ・・・

4時間も待ちに待って「たった5分」の試合を見て、気づいたことが2つ。

自分が得点したら、大きな声を出して鼓舞する選手が多かったけれど、娘は得点を入れても、入れられてもシレっとした顔でやってました。

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「お前もオリャァァーとか言ったらいいのに」

「先生から顔色に出さずに平常心でやりなさいって言われてるの」

「なるほど。そんなイイこと言ってくるんだ、先生は。でもあれだな、メッチャ弱くてコテンパンにやられている子がシレっとしてたら、相手が強すぎてイジけているようにしか見えなかったけどなあ」

まあ、決してイジけたわけじゃなく、あれが娘の「平常心の表情」だったんですなあ (^^)♪

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もう1つは、エグいスマッシュを娘の身体に向かって打たれて決まると、球が明後日のほうに飛んでいく。

そういうシーンが何回もあったんだけど、我が娘は「走って」取りには行かずに、「のんびり歩いて」取りに行くんです。

それもあってボクにはイジけているように見えたんですが、それについて聞いたら、

「あえて走って取りに行かないの。走って取りに行ってハァハァなってすぐ試合が始まっちゃうから。わざと歩いて呼吸を整えて自分のペースでやるために歩いてるの」

って言ってました。

これ聞いて、朝の6時に起きて行った甲斐があったと思いましたね。

ボクなんか小心者で気遣いなんで、たとえ試合中でも相手がいると、たぶん走って取りに行く。相手を待たせちゃいけないとか考えて、早く取りに行かなきゃぁってたぶん思うんです。

もちろん走って球を取りに行くから呼吸は乱れて、ハァハァ言いながら試合を続けることになります。1回ならいいけれど、3回続いたら、気持ちがキレて投げやりになる。

そう、心が折れるんだなあ。

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相手は強いのはもうわかってるし、かないっこないし、その上自分のペースでやれなくて、だから実力差以上に点差をつけられる。

あえてというのか、わざとでも歩いて球を取りに行って、少しでもなんとか自分のペースでやろうと試みる。すばらしい!

ガキはガキなりに考えているものです。まるで通用しなくても、たった5分で決着がついた惨敗の試合でも、やれることはやる。

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「お前、すごいじゃないか。父さんにはできないことやってたんだなあ、たった5分の試合で」

「たった5分は余計なことだと思うけど」

「いやあ、1時間半かけて会場に行って、4時間待って、試合は5分だったもんなあ。○○病院と同じだよ、うん」

「そんなことばっか言うでしょ。だから見に来てほしくなかったんだよね」

「なに言ってんの、褒めてんだよ、オレは。すごかったよって。ただ試合時間は5分だったけどさ」

こうして娘はだんだんとボクは口をきいてくれなくなっていくのでした\(^o^)/

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スポーツのトーナメントは相手を選べないけれど、勉強では、対戦相手を、やる問題を選べるんです。受験する学校も入試演習をする学校も選べる。

親が思っている以上に子供は実力差がある「相手」をぶつけると、カンタンに心が折れます。

だから「対戦相手」は慎重に慎重に選ぶべし!

頑張っても、やられまくりのできない問題ばかりぶつけても、子供は強くならないから。

実力差が大きすぎる相手とは戦わせない

根性だけじゃどうにもならない相手がいるもんです。

それを「頑張れ」とか「やる気があれば」とか親が勝手に押しつけて、結局子供の「頑張る気持ち」や「やる気」を失わせないことです。

特に受験生で状況が厳しいと感じている親こそ、「対戦相手」を時間をかけて慎重に選んでいかなくちゃならない。

でも、実際は強い子や余裕がある子の親が時間をかけて慎重に選んでいるのに、弱い子や状況が厳しい子の親がガンガン強豪をぶつけてる。

ペシャンコになっても立ち上がれないことはないけれど、時間がかかる。立て直せる可能性はあるけれども、まるで別のものすごいエネルギーがいる。

それは無駄であり、浪費である!

夏休みの「序盤の入り」も、ちゃんと「対戦相手」を選んで子供たちに戦わせてください。

頑張った甲斐が1つの感じられない日々が序盤から続くと、つらいからね。

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うれしい報告

[ノリ勉数学・算数] 7日間を終えての感想

中1・小5 たかさきまんじゅうさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

毎日のやることが明確になったことで、目的意識が芽生えたようです。クリアする楽しさみたいなものを感じているのかな・・・

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

ワタシはいつも学んでいるので(なんちって・・・笑;)たくさん発見がありました。

我が子の弱点、クセ、できない時と間違えた時の言い訳etc

答えの本を見て「これは解答が間違えてる!」と言い放った時にはかなりクラっときましたが・・・。

ノリ勉をやらなければ気づかなかったと思います。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

時々バトルもしましたが、基本的にはすっごく楽しかったです。

中間テスト前は、学校から帰ってくるのが待ち遠しいくらいでした。

「この解答が間違えてる!」いいですねえ。やっぱりこれくらいでないとね。

勉強でも何でもそうですが、子供には「やれる」「できる」という自負や自信があるところから転がせていくのが王道です。

それが時には行きすぎて、自信過剰になったり、できもしないのにできると言い張ったり、「この解答は間違っている!」と言ったりという部分で出ることもある。

でも、その修正は、「できない」「オレだめだ」「やっても無理」というネガティブな気持ちの修正からよりはよっぽど前向きで、カンタンなものです。

「無理だよ」

この言葉や思いはあらゆる行動にブレーキをかけさせる。

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