小5 TSUKIさん

こんにちは。TSUKIです。どうか助けて下さい。

小学1年から、息子の宿題、勉強と母親の私が横に付いてずっと行ってきました。

その理由として、私が子供の頃、私の母親が完全な放任主義で、宿題も勉強も一度も見てもらうことがなく、ひどい成績で卒業したことが原因で、自分の子供に過干渉になっているのではないかと思います。

小学1年生から宿題と勉強にずっと付いてきましたが、息子が5年生になってからは学校も塾も宿題が増え、平日は3時間以上、日曜日はほぼ半日つきあってきました。

時間が長くなるにつれ、子供も途中でだれることが増えてきて、私自身「キレないように」と呪文を唱えながらやってきましたが、反抗期に入ってきた息子の「ふ~ん」、「あっそっ」などの言葉や態度にブチキレてしまうことが多々ありました。

息子への暴言のみならず、ノートを引きちぎったり、椅子を投げたり、鉛筆を折ったりと、とても常識的な人間、母親とは言えないことを多々してきました。

息子の頭をはたいたことも何度もあります。

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あの時の怒り?って、どうしようもない衝動でやってきて、その後はすごい後悔でなみだなみだ。

その時、息子は「なんか悲しい」と泣いています。

さらに塾での懇談会の時に、成績がかんばしくないのは、私が横に付いて宿題や勉強を見ているからだと指摘されました。

それから出来るだけ距離をおくようにしましたが、1人になると何も手に付かないようで、挙句の果てにはキレ始めて、机の上を鉛筆で真っ黒に塗ったり、いたずら書きをしたり、机をけり始めるなど荒れ始めます。

結局私が付き、なだめて宿題をさせますが、結局また同じように私がキレて最悪な状況になります。

10の鉄則を購入してから、「きまり」を一緒に決めて、塾のない日に算数の勉強特訓を30分やっています。初めてまだ1週間ですが、本人も達成感を感じ始めているように思います。

ただ問題はその後の学校と塾の宿題・・

一体どうしたらいいのか分からず、「きまり」を行った後、結局毎日最悪な状況になり親子で泣き、途方にくれています。

量の多い学校と塾の宿題は、親付きなのでしょうか?

それとも子供1人でやらせるべきなのでしょうか?

私の過干渉が原因なのでしょうか?

たいへんお忙しいところ恐縮ですが、アドバイスをよろしくお願いします。

ご自身のお母様の対応についての反省からお子さんの勉強に力を注いでいらっしゃるTSUKIさん。

いつも「キレないように」と呪文を唱えても

息子の「ふ~ん」、「あっそっ」などの言葉や態度にブチキレてしまうことが多々ありました。

だそうです。

相談からもバトルの様子がよくわかります。

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まず「過干渉か?」については、言葉の定義があいまいのままでは、言葉のみが独り歩きしてしまいます。

TSUKIさんが考える「過干渉」とストロングが考える「過干渉」、そして読者の皆さんが考える「過干渉」がそれぞれがなんとなく違うイメージのままでこの話を「過干渉かどうか」で進めていくことは危険な感じがするのです。

たとえば、「過干渉」と「過保護」について、きちんと定義を分けて考えているか?

TSUKIさんがしていることはもしかして「過干渉」ではなく「過保護」かもと考えたことはありますか?

今はTSUKIさんが実際にしていることをとりえず「過干渉なのか?」と仰っている段階です。

ぜひ言葉の定義とご自身がやっていることをしっかり整理しておきましょう。

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今回のようにストロングに相談する場合もそうですし、塾の先生に相談する場合もです。

「過干渉気味なんですが、やめたほうがいいですか?」と聞かれれば、多くの方が「やめたほうがいいでしょう」と答えるのではないでしょうか。

で、TSUKIさんが考える「過干渉」すなわち「勉強を見る」をやめ、距離を置いた。

でも、それが過干渉に当たらなかったらどうなるのか?ということなのです。

「ウチは過干渉なので・・・」その定義は本当に当たっているのかそこの検証がまず必要なのが今回の相談ですね。

自分にとってイイ答えが得られるかどうかは、実はそこにかかっているとも言えますから、ぜひ考えてみて下さい。

たとえば、ここに精神科医のQ&Aがあります。

「過保護と過干渉はどうちがうのでしょうか」精神科医 佐々木正美さん

過保護というのは、本来ないと思いますが、仮にあるとしたら子どもが望んでいることをやってあげすぎることです。

反対に過干渉は、子どもが望んでもいないことをやりすぎることです。

どちらも、やリすぎることですが、望んでいることをやりすぎることと、むしろいやがっていることや望んでもいないことをやりすぎることでは、大きな違いがあるように思えます。

とあります。

詳しくはサイトを読んでいただくとして、皆さんがもしかしたらあれ!?と思うようなこんなフレーズがこのサイトにはあります。

過保護は自立の芽を育て、過干渉は自立の芽を摘む

いかがですか?

この精神科医の方もまず初めに使っている「過保護」「過干渉」の言葉の定義を話されてそれからご自身の考えを述べられています。

「ウチは過干渉なので・・・」と自らが定義して話すからには、その「過干渉」の定義、その方の定義がどうしても必要になる。

また、別のサイトでは中学生自身が「親の過干渉」について相談しています。

詳しくは読んでいただくとして、ここで相談されている「過干渉」とTSUKIさんが考えている「過干渉」では随分差があるのではないでしょうか?

「子供の勉強を見る」ことを「過干渉」とするなら、ストロング家やタイガー山中家はもちろん、私達が知っている成績がイイ子の親のいる家庭は間違いなく「過干渉」ということになります。

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そして「子供の勉強を見る」イコール「過干渉」がダメということになれば、ストロング家も、タイガー山中家も、私達が知っている成績がイイ子の親もダメで全滅になって、TSUKIさんに対してなにかをいう口を持つことができなくなるともなるわけです。

ただ、私達は、「子供の勉強を見る」ことを「過干渉」とは思っていませんので、相談には答えちゃうわけですが・・・

TSUKIさんが書かれているメールの内容から「過干渉である」かどうかはわかりかねます。

もし、

それから出来るだけ距離をおくようにしましたが、1人になると何も手に付かないようで、挙句の果てにはキレ始めて、机の上を鉛筆で真っ黒に塗ったり、いたずら書きをしたり、机をけり始めるなど荒れ始めます。

これを見て、「ほら、やっぱり私がいないとダメじゃない」って思えるなら、過干渉なのかもと考えてみることです。

なかなか自分では気づかないのですが、「1人になると何も手に付かない」ように親がしている場合もあります。

誤解を恐れずに思い切っていえば、普段から「1人になると何も手に付かない」ようにさせたり、「荒れ」させるように仕向けて、「ほら、やっぱり私がいなくちゃ、そうなわよね」と自分が介入できるチャンスを自分で作るパターンは結構あります。

自分で種をまいて、芽を出させて、自分が刈りに出かけるという形ですね。

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まあ、でも、それは自分では気づかないから、誰かに指摘してもらわないとわからないですけど。

ちょっとそれかどうかは判断ができないですね。

あとは、塾の懇談会で、

成績がかんばしくないのは、親が横に付いて宿題や勉強を見ているからだ

と言われたと。

これについては、これまでに何度もここで取り上げていますので、いくつかの参考メルマガを紹介してここでは触れないでおきます。

1つだけ言うとすれば、「家で親が勉強を見なくても、先生は塾の成績を上げてくれんですね?」と問うとみれば、おのずと答えは出るだろうってことです。

◆大量の宿題をやればいいとはわかっているけれど、全部できないんですが、どうしたらいいですか?

◆宿題が自力でできない場合は、どうしたらいいですか?

◆宿題やってもテストでできないんですが、なぜでしょうか?

まあ、3つでも聞いてみればイイ。

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もし、これらが親の介入なしで、お願いできて、解決するなら、これほどラクなことはないわけで、親は少々お高い授業料等をさらに上積みしてでもきっと出すでしょう。

でしょ?

でも、そうじゃないから困っているんですから。

家でも親の手を借りずにスイスイ自分でできている子供もいますが80%以上はそうじゃないのが現実で、さっき授業で習ってきたのに、家では同じ問題がもうできないなんて当たり前で、親としては子供を塾にもう一度送りかえしたい!

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そう思っている方が多いでしょう。「宿題が家でスイスイできるようにして塾から帰らせてくれ!」なんてね。

私達が主宰している(といってもボクとタイガー山中の2人しかいないけれど)「親技」は、正確には私達が生み出したのではなく、「親が子供の横について勉強している成績がイイ子がいる家庭」でやってきたことを伝えているだけなんです。

「教えてもらった」こと、「見て盗んできた」ことを、私達が実際に子供たちや親に試してみて、それから皆さんにお伝えしているだけなんです。

だから「親が見ない方がもっと成績上がりますよ!」なんて真逆の話になっちゃいますから。

【参考メルマガ】
親が全部勉強を管理しているとダメを考える

勉強を見るくらいなら仕事のほうがラク

ホント、子供が自分でできりゃ、苦労なんてないんですけどねえ。そうはイカの○○タマなんです。

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私たちは塾の先生に会ったらよく聞く質問も挙げておきましょうか。

「お宅のシステムで偏差値60を取ろうと思ったら、家でどれくらい勉強したら取れますか?」

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知らない塾もたくさんあるけれど、大手の塾なら、この成績を取るのにどれくらい家で苦労しているかは、たいてい時間数で想像できます。だから、その時間数を聞くんですよね。実際、あなたも塾の先生に聞いてみたらイイ。

苦労して今の成績を取っているなら、この成績を取るのにどれくらい勉強したら取れるものなんでしょうかってね。

まあ、先生によって答えは全然違うハズです。

もう1つ、「何回くらい繰り返してやったらいいでしょうか?」も、聞いてみたらイイですね。

あなたがかかっている時間数に近い時間を、または、あなたがやっている繰り返し回数を言えた先生がいたなら、信用してもイイ。

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でも、なかには「てめえー、そんな時間じゃあ点数なんか取れないよ、タコ!」って答えを平気でいう先生もいる。

別に非難しているわけじゃないです。かつてはストロングもそうだったわけですし。

でも、塾から帰ってからテストまでの家庭学習をそばで見たら、塾の先生がいかに「お気楽ゴンタ君」かがよーーくわかる。立場が違えば、そういうものです。

少し長くなりました。塾の先生の見解については、これくらいにしておきます。

ハイ、ではTSUKIさんの相談について少し話します。

小学1年から、息子の宿題、勉強と母親の私が横に付いてずっと行ってきました。

その理由として、私が子供の頃、私の母親が完全な放任主義で、宿題も勉強も一度も見てもらうことがなく、ひどい成績で卒業したことが原因で、自分の子供に過干渉になっているのではないかと思います。

小学1年生から宿題と勉強にずっと付いてきましたが、息子が5年生になってからは学校も塾も宿題が増え、平日は3時間以上、日曜日はほぼ半日つきあってきました。

小学校1年生からずっとそばに付いていると。特にヘンなところはありませんな。

5年生になってから「平日は3時間以上、日曜日はほぼ半日つきあってきました」と。まあ、特別多い時間でもないようです。ごく普通の勉強時間だと思いますし、休日はもっと多い家庭もたくさんあります。

なので異常なし!

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じゃあ、なにがいけないのか?

それは「成績がかんばしくないこと」ですな。

そばに長く付いているからダメなんじゃなくて、長くついてやっているのに「成果が少ない」ことが大きな問題というか、その1点だけが問題だと思います。

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4年間でわかったことは、

今のやり方は成果がでないやり方である

ということ。

そばについて一生懸命やるのは今のままでいいとしても、成果が出ていない「これまでのやり方」は変えなくちゃならないということです。

今まで親子で「成果の出るやり方」をしてこなかった。なのに、子供と距離を置いて「ひとりぼっち」にしたらどうなるか? わかりますよね?

「距離を置くこと」は解決策にはならない!

逆に「成果」が出れば、すべてがほぼ解決する問題ではないかと思います。どうやったら成果が出るのだろう?

その1点だけを考えてやっていくことが大事。

成果のないことを小学校の1年生から4年間も続けたら、どんなに我慢強い親でも、

息子への暴言のみならず、ノートを引きちぎったり、椅子を投げたり、鉛筆を折ったりと、とても常識的な人間、母親とは言えないこと

をするようになります。

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子供だって、成果のない「4年間の拷問生活」を続ければ、

キレ始めて、机の上を鉛筆で真っ黒に塗ったり、いたずら書きをしたり、机をけり始めるなど荒れ始めます

ようになる。

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ごくごく普通の過程をたどって今の現状があるとストロングは思います。ストロングだって、4年間日々数時間のことをやり続けて成果がなければグレる。確実にね。当然じゃないですか。

だから、ストロングはまず30分でいきましょうと言います。成果があるのかないのかわらからない、自信のないことをいきなり3時間とかやらせると、子供のやる気の賞味期限が切れちゃう。それは怖い。

「やっても無駄!」「どうせダメ」「やっても意味ないし」そんな風に子供に思われたら、これは勉強だけじゃなく、他の習い事だって、スポーツだって同じで、一番避けたいこと。

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だから、最短の30分でまずはやってみて、成果を出して、成果を確認してから、成果が出るとわかったのなら、その30分のセットを10時間でもやればイイ。

10時間なら、30分の成果の出る勉強を20セットやる!

いや、成果が出るとわかっているから、休日の10時間勉強だって、イヤでもできるし、子供も付いてくる。成果は親にとっても、子供にとっても、最高のご褒美なのです。

TSUKIさんの場合ですと、ヒントがもう出ている。

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「きまり」を一緒に決めて、塾のない日に算数の勉強特訓を30分やっています。初めてまだ1週間ですが、本人も達成感を感じ始めているように思います。

ポイントは、

・きまりを一緒に決めた

・30分やることにした

この2つだけです。

宿題を「ただやる」。出されたものを「とりあえずやる」。特に宿題が大量に出される場合、これらは「悪」「拷問」に転化しやすい。

「とりえずやって」できるようになることなんてごくカンタンなことしかないですから。

いつも言うように100問を3時間で「とりあえずやる」くらいなら、30問を1時間で2回やる。こっちのほうが時間数は少なくても成果は出やすい。

問題や単元にもよりますが、「はやく解ける」まで持っていくことが第一ポイント。

その場合、「はやく解く」のみにこだわって、汚い字、途中式の省略、早くやれば間違っていてもいいんだろ!の態度は禁物です。

TSUKIさんの家庭で、たった2つをすることで、なぜお子さん自身も達成感を感じ始めたのでしょうか。ぜひ考えてみてほしい。

あとは、達成感を感じるやり方で、それ以外の学校と塾の宿題にも「イイやり方」を導入することです。

「イイやり方」を導入することで、「全部の宿題」ができなくなるなら、先生に親が言ってあげたらイイ。

「頑張ったんですが全部できませんでした。ただやったところは、きちんとできるようにしましたので。申し訳ございません。」と。子供に代わって謝ってやればよろしい。

「ただやる」「ただこなす」ことよりも達成感のある、成果のあるやり方をすべきではないでしょうか。

また、これはこれから考えてほしいのですが、

宿題をするときに

・何から取りかかるかを子供の意思で決めていますか?

・制限時間は決めていますか?

宿題だからといって最初の問題からダラダラとやる必要なんてありません。10問あるなら解けそうな問題から取りかかればイイ!

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タイガー山中は、生徒たちに厳しい反面、いろんなことを自由に決めさせるのです。

例えば、宿題をさせるのも教科だけでなく問題を解く順番だって本人がやりたい問題からさせます。「全部自分で決めればいいんやから」と太っ腹なところを見せながらのしたたかな作戦です。

生徒「よし、これできた!あと9問!じゃあ次はこれやる!」ってやるわけです。でもって、タイガー「じゃあ、この問題は4分半な!」と制限時間を提示します。

生徒は「ハイ、わかりました!」なんて言いませんぞ!!「じゃあ6分で!」と値切ってくる。

タイガー山中は「はい、スタート!」ってキッチンタイマーを4分20秒にセットしてスタートさせます。

生徒はニヤニヤしながら「短くなってんじゃん!」と一人ツッコミを入れながら猛ダッシュで解いていきます。

生徒「できました!」

タイガー「はい、4分11秒!」

生徒「よっしゃー!」

こんな様子で宿題を進めていくわけです。

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当然、後半に残す問題は苦手だったり難しい問題だったりします。子供にとっては、できれば避けたい、やりたくない問題です。

そうなればやり方を変え、いきなり時間設定をして問題をやらせずに、生徒に塾での授業の復習をさせたり、ノートを見させたりして、まずは頭を整理させます。

「わからない」「難しい」となれば、親の出番です。

えっ、

私が子供の頃、私の母親が完全な放任主義で、宿題も勉強も一度も見てもらうことがなく、ひどい成績で卒業した

から難しい問題はわからないって!?

ビッグチャンス到来ですよ!

子供の頃「ひどい成績」だったわけでしょう。「わからない辛さ」「解けない苦しさ」ぜ~んぶわかりますよね。子供の気持ち、すっごくわかりますよね。

だったらやっぱりビッグチャンス到来です。

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「私も子供の頃、こういう問題、苦手だったのよねえ。すぐ答えを見ちゃったりして。でもね、それじゃあできるようにならないし、ずっとおもしろくないが続く。」

「一緒に考えようよ。まずは最初の例題から見てみる?」なんて。

「こうじゃない」「ああじゃない」と投げかける。答えを写させてもいいんですよ。

「いや、母さん、こうだよ」なんて子供から引き出せたらベリーグッド!

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その上で、一度ゆっくり別の用紙に解かせてみて、大丈夫だと確信したら「じゃあ、5分でやってみよう!」と所定の用紙に再度解かせる。

「時間を計る」というのは成果の出るやり方に直結しますが、その分子供たちにはプレッシャーになります。

少しでも時間が長くかかりそうだと、勝手にキッチンタイマーをリセットしたりして。「いいんだよ。まずはできるようになってから時間計ったらいいんだから。」

自らが子供だった頃を思い出せば、今の子供の気持ちなんてすぐ想像できるでしょう。

宿題はあくまでも授業で習った内容を定着させることが目的。ただ解くだけでは意味がない。当然、2度、3度解く問題もあるわけです。

仮にですよ、テストの成績がすっごく悪かったとしましょう。子供も意気消沈しています。

でも、その悪いテスト結果の中から「あっ、この問題、苦労して3回やったけど、ちゃんとできているじゃない!」なんて見つけてあげられたらサイコーです!

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家庭学習は成績を上げるためにやる。でも、それだけじゃない。

親子の家庭学習における「秘密特訓」において「共有の頑張った財産」を見つける作業でもあるんです。

「オイ、この問題、怒鳴り散らしながらやったこの問題、できてるじゃん!」なんてね。

親は脳卒中寸前だったとしても、テスト結果「のみ」で子供を叱らなかったことが、のちのちの小さな誇りになります。そしてそれが「オレ」と「お前」の共有の「頑張った財産」になる。

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それは受験には全く通用しないことだけど、でも生きていく上では、子供にとっても、親にとっても、なくてはならないものなのです。

誰にも価値がわからない、親子だけでわかる価値と成果だってある。「成果」にもいろいろあるってことですよ。

一番わかりやすいのは、やっぱり「テストの結果」ですけどね。

親はいつだって子供の味方であってほしい。そうありたい!頑張っていきましょうよ!

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