お盆の精霊馬、きゅうりとオクラでじいちゃんが好きだった二式大艇作った。
日の丸はトマト。
じいちゃん、享年94才、若い頃この飛行艇の整備に関わってたらしい。
初盆だからな、馬より早く帰って来てほしい。 pic.twitter.com/NlBUef7pxk— d-mayumi (@dragon_mayumi) 2018年8月12日
こんにちは、ストロング宮迫です。
夏休みは最終の第3ターム【8/15~8/28】に入った。そろそろ「あなたのためを思ってやっているのに何を言うか」状態の家庭も出てきてる頃でしょう。
【できないことは、できるようにしてから求めよ】が親技では鉄則です。ちゃんと守ってくださいね。
何度も繰り返すことになりますが、受験は陣獲り合戦です。前に進んでいるようでも、前に進んでも、後ろを振り返って敵が、すなわち「できない問題」がウヨウヨ立ち上がってきたら、我が陣営は【あれもできてない、これもできない】と必ず浮足立ち、陣営は【あああーーーーっ】って精神から崩壊していく。
それが毎年繰り返されているだけのことです。みんなライバル達に叩きのめされるんじゃない。自滅するんです、受験生は。
それをそばについている親がアオっちゃいけない。それはすなわち、早めに始めて、早めに潰す( ;∀;)につながる。
受験生が入試までもたない現象をこれからたくさん見ることになります。見るだけならイイ勉強になるけれど、自分たちでやってちゃ、勝負にならない。
自分たちで勝手に自滅しておいて、子供のやる気とか能力の問題にすり替えるのは論外です。心してかかられよ!
さて、東京イカ大学の不正入試について、意見を求めるメールが何通か届いているようなのでちょび採りあげておきます。
先日、入試不正に関する調査報告が出たとか。特に個人的に興味がないので読まなかったので、朝日新聞から一部抜粋して紹介します。
2018年8月7日
◇臼井正彦前理事長と鈴木衛前学長による不正行為東京医科大は2016年度、文部科学省のブランディング事業に計画書を提出したが選ばれなかった。文科省の佐野太前科学技術・学術政策局長の息子は17年2月、同大を受験した。
前理事長のリストに名前はあったが、合格には大幅な加点が必要だったため、得点調整しなかった。
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前理事長は前局長らと会食するなどし、助言・指導を受けた可能性が高い。17年、東京医大はブランディング事業に選定され、補助金計4089万円の交付を受けた。前局長の息子は18年2月に同大を受験した。1次試験が226点で282位だったため、前理事長らは10点加点すれば補欠で繰り上げ合格できると考え、加算した。順位は169位になり、1次試験に合格した。
2次試験の結果、87位となり個別の得点調整はされなかったが、属性による調整は受けた。最終的には74位で、1次試験での加算がなく、2次試験で得点調整もなければ、173位だった。
226位まで補欠の繰り上げ合格の対象だったので、優遇がなくても合格していた可能性がある。
本件は不正によって補助金を受けたと評価される可能性が高い。入試の公正も害した。理事長や学長が自ら「試験の公平性を損なう行為」に手を染めており、大学の自殺行為に近い。
←入学前の医学部のイメージ
入学後の医学部のイメージ→ pic.twitter.com/ZqQvBduphH
— エクレア (@Anna_botbot) 2018年8月12日
皮肉なことに「優遇がなくても合格していた可能性」があったそうな。
まあ不正云々より見てほしいのは・・・
1次試験が
226点で順位は282位
236点で順位は169位
↑↑↑ココですなあ。
ボーダーラインの10点の間に100人以上いるってところ!(^^)!こういうリアルな数値を受験生にはトクと見ておいてほしい。5回くらいいったくらいじゃ、子供には全然伝わらないです。
この状態はあなたのお子さんが受けるときも状況は全く同じです。入り口が一人分のドアに5人とかが殺到する。その列の前も後もギューギュー詰めだ。
まあ、10点ならザックリ4問か5問でしょう。あと5問!
あと3問獲れれば200位くらいまではスーっていっちゃう。だから誰にでもチャンスはある。最後の一押しなんだから。自滅したり、諦めたりしなければ、手を伸ばせば届く。そのためにはやっぱり「ヤリッパ勉強」よりは「ガッチリ一期一会勉強」にしないと。
あと2問!で、みんな敗れていくんですから。
それはさておき、ゆえにブランディング事業に選定されるように、鉛筆をペロペロ舐めて「10点加点すれば補欠で繰り上げ合格」を確実にさせられると計算したんですな。
結果的に東京イカ大学は違った意味で輝いてしまい、そのブランドはメチャクチャになったわけですが・・・
たった4,000万円ほどの補助金の交付を受けるためにねえ・・・バカなの!?
「たった4,000万円」と言ったのは、ボクには端金ですよっていう意味ではなく、イカ大学の学生納付金からすれば、一人分だろう?っていう意味です。
一般入学試験成績上位35位まで、センター試験利用入学試験成績上位15位までの者には、初年度に納入する授業料2,500,000円及び教育充実費2,500,000円の合計5,000,000円を免除します。
入学試験の合格ラインから2人ほど余分に補欠合格にしてやれば、良かったんじゃねぇ?とも思うけれど、たぶん事情があってそうじゃないんでしょうな。
ハイ、ではこの不正入試問題、やっぱりあなたは不公平って思うんですか?
公平か不公平かっていえば、それはやっぱり不公平でしょう。というか、ルール違反なんだけどね。
ただ、ここでは紹介しないけれど、何人かの人からいただいたメールにあったような糾弾をボクはしようとは申し訳ないけれど思わない。
今から数年前に、高校で卒業に必要な単位を入試優先の授業を行った結果、未履修となって卒業できないなんていうニュースがあった。世界史の単位が足りないとかね。
そのときも、入試には必要なかったけれど、ちゃんと履修して頑張っている人がいるのに入試を優先して、世界史をしてなかった人がいるなんてズルい・・・という声が大きかった。不公平だと。まあ、これも単なるルール違反なんだけど。
その時は「平等に競争するのがルールだし、それをきちんと指摘しないストロングには失望しました」ってメールをいただきました。
ボクは正義の味方じゃないからさ。すでに決まったルールがあって、それに違反すれば、ルールに基づいて罰すればイイって思うだけです。それと仮にルール違反をして「勝った」として、それで満足なら、好きにやりゃーいいじゃないかとも思ってます。
そんな不公平やルール違反があったから、反則してるのがいるから、やる気は失ったとか損したとかはまるで思わないし、言わせない。自分が獲りたいものを自分のルールで全力に獲りに行くだけでね。
ズルして合格するのは不公平だし、ルール違反だけど、そういう奴も世の中にはいるんですよ。裏から手をまわして入るのもいれば、コネがある奴もいる。親が金持ちの家もあれば、貧乏の家だってある。それがどうした!
それがなに?ってことです。それがなに?って思えなきゃいけないよってボクがかかわった受験生には必ず言う。相手によって、環境によって、自分の生き方は変えない。それなら正々堂々と負けてやるさ。そんなのカンケェーねぇーよ。言い訳にするなよ、不公平とかを。
相手がカンニングしてるから、自分もカンニングしました、で、勝ちました!順位が1位でした!それはなんか意味があるのかよって受験生には言う。それで満足できるのかと。
みんな、そう話した全員が「そんなのでは満足できません!」って答える。当然さ。負けるためにやってるわけじゃないけれど、反則してまで勝とうとは思わない。その勝利には意味がないから。
不公平やルール違反してる奴相手でも、こっちは自分のルールに則って、自分のやり方で工夫して、己の実力で獲れるものを獲りに行け!相手やライバルがどうであろうが、こっちはこっちの掟に基づいてやるだけだろ?
ボールを打ったらいきなり3塁に走れば単打が3塁打になるよって言われたら、お前は走るのか?
「走りません」
「なんで走らないんだよ? そっちのほうが得だろ?」
「だって・・・・」
そんなのカッコ悪いっていう子もいれば、ルール違反だからって子もいるけれど、ボクはちゃんと1塁回って走って、3塁打を打ってみせます!って子供もいる。
もうあなたのお子さんにはきっと自らに課す掟があるでしょう。そういう掟を家庭で作ってきたはずだ。その掟に従って、己の戦いをするだけだ。相手がショートカットしようが、裏口から入ろうが、カンケェーねえ。同じ手に入れるなら、こうやって手にしたいっていう理想の過程を経て手に入れる。
親技では、それをやってる、言ってると思ってる。栄光に届くか届かないかなんていうのは結果論だ。長い長い年数を戦っていくうえで、無理のない、ズルのない王道を進むのが一番厳しいけれど、一番ラクなんだ。意味わかる?
あなたがお子さんに常日頃話していることはどうか?
世の中の出来事はイイか悪いかの判断もあるけれど、その問題をどう捉えるかが生き方に、それが勉強の仕方や取り組み方に影響していく。
ボクは何度でもこれ↓↓↓掲げて行く。
文科省の不正入試に手を染めた某の一番の罪は、我が子の人生を良かれと思って、思いっきりメチャクチャにしたことです。再起不能なくらいのことをした。無意識の罪はタチが悪い。だって自らは全然悪いって思ってないから。
良かれと思って子供をつぶしている親が日本にはいっぱいいる。そうした親は目標や夢が好きだ。子供をつぶしてしまう夢や目標なんて意味がないとボクは思います。
夢なんか見なくてイイ。目標なんかなくてもイイ。今日1問か2問、昨日までできなかった問題ができるようになってれば、それでいいじゃないか。先は長いぞ!
夏休みのノリ勉祭りも佳境に入っています!(^^)!
「ノリ勉 算数・数学」を終えての感想
小5 チャッピーさん
◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:
2日目、3日目と進むごとに、子供の集中力が上がったというか、顔つきが変わりました。
いつもは、ちょっと難しい問題になると、”わかんない~”とクネクネしていたのですが、子供に先生役をやらせてみると、嬉しそうにニヤニヤしながら教えてくれました。
私が意地悪をして、「先生、全然わかりません。しっかりしてください!」なんて言っても、ムッとすることなく、根気よく教えてくれました。
◆子供のそばで勉強を見るってやっぱり非常識でしょうか?あと、親にとって学ぶべき点はありましたか?:
我が子はもともと一人で勉強できないタイプなので、親が勉強を見るのは非常識だとは思いませんでした。
ですが、全教科見るのは大変なので、自分の得意な科目や暗記ものとかぐらいは、”ちょっとは自分からやれば?”と言いたくなります。
今回学んだ点は、親の関わり方次第で、こんなに気持ちよく一日が終われるんだ。。。と感じた点です。
◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:
同じ問題を2回、3回と解くのですから、できて当たり前なんですが、子供がスラスラと鉛筆を進めているのを見るのは気持ちよかったです。
今回やった勉強のやり方が日々の生活で根付いてくれば、それをもとに一人で得意科目にチャレンジさせてもいいんじゃないでしょうか。
30分一人で勉強して、30分後に確認テストをしてやるんです。最初は「30分なにやっていたの?」になるかもしれません。
でも、何の確認テストをされるのかがわかってくると、お子さんも変わってくるかも。
15分からのスタートでもイイ。「これ覚えて15分後にテストをしよう!」得意な分野はぜひそうしてみてください。