こんにちは、ストロング宮迫です。

ワイワイガヤガヤとクリスマスが通り過ぎていきました。


留学に行った人にはよく聞きますが、海外の本場のクリスマスっていうのは「家族で静かに過ごす」だそうで、店は閉まるし、よそ者の留学生にとっては、とっても「寂しく」感じるイベントなんだとか。

本場じゃない日本でのクリスマスは「ひとりぼっちで誰とも一緒に過ごせなくて寂しい」なんてことが話題になりますが、本来は「家族で静かに過ごす」らしいので、気にしなくてよろしい。仕事の人もいっぱいいるんだしさ。

あなたはどう過ごしたでしょうか?

えっ、静かに勉強に励んだって!?

すばらしい!(^^)!

どこかに出かけたり、なにかを「する」だけがイベントじゃないですからね。

静かに、ただ静かに共に過ごすのだって、とっても贅沢なイベントです。

私たちは、ついなにかをしようと「し過ぎ」なんじゃないでしょうかね。同じ空間で静かに息遣いを感じながら過ごす。ぜひ考えてみてください。

さあ、子供たちは冬休みですね。

夏休みは、ここで何度も触れているように子供たちの主に「寂しい」って気持ちが表情や言葉や行為に表れやすい時期と言えます。期間も比較的長いですし、子供が一人になる時間も多くなりますから。

一方、冬休みも条件は同じなんですが、期間が短く、親の仕事の休みも子供たちの冬休みとけっこう重なりますから、「寂しい」って気持ちが表に出にくい時期と言ってもイイでしょう。

「ひとりぼっち」じゃないような感じがあるというのか、世間もイベントムードでガヤガヤしてますから、騒々しさが「寂しさ」を打ち消すという感じでしょうか。

表に出ようが出まいが、「寂しい」って気持ちは気づく人がいなければ、尾を引きますし、未解決のまま持ち越しといった形になります。

ただ年末年始の「お祭り」の後は、騒々しかった分、そのあとは、いっそう「寂しさ」が募ります。

ボクが何を言ってるのか、わからない人は「幸せな人」ですから、どうぞ気にしないでください。

受験生も共に歩んできたつもりでも、孤独を感じてるものです。

子供から弱音が出るならむしろ大丈夫といえます。しかし、強がりが出る時は、よくよく子供を観察しておきましょう。

弱音は等身大、強がりは等身大以上で無理をしているともいえる。無理をしたら、その反動は必ずくる。

いつでも等身大でなんて・・・できないけれど、それでも等身大以上に無理をするってことは言い聞かせてるのか、隠しているのか、なにか理由があってしてるはずです。

子供が言う「受かるとも思っていなかったから平気」なんて言葉を真に受けてちゃいけない。

殴られたらイタイんだから。もし殴られても痛くないとすれば、その痛さは別の場所が「イタイ」と叫ぶ。違う場所で出てくる。だから殴られて痛がるのが普通なんであって、殴られてもヘラヘラしてるってのは「強い」のとは違う。

そばで見ている者はそれを見逃さないでおかなければなりません。

痛いのに痛くないっていうのは強がりだし、強がりは無理をしてるわけだから、その強がっている精神状態や気持ちをほぐしてやらないと、本来向かうべきじゃない場所に進むことになる。無理な方向に進めば進むほど、わけがわからなくなっちゃいますからね。

表に表れる言葉と態度の裏側を見ようとするのは難しいけれど、それゆえにおもしろいんだし、単純なんだけど複雑で、複雑怪奇なんだけどシンプルだから、子供に寄り添うのは勉強になる。

冬休みはそれをする大いなるチャンスでもあります。まだまだ楽しいことが満載ですぞ!

冬休みに仕事も休みで時間がある方は、以前から何度か紹介していますが、いくつかの親技で提案していること、まだの方は、ぜひやってみてください。

やってほしい国語の勉強法

やってほしい国語の勉強法 その2

小論文の要諦は・・・

サルでも知っている英単語700のうち【80英単語】

基本の「キ」の教科書基本重要英文【中1編】

子供の勉強の何を見るのか、それを知るには「親が子供のテスト問題を制限時間で解いてみる」これがイチバンです。

ああやれこうやれも、いいけれど、祖神を持って体験してみる。子供は何教科も勉強しなけれりゃならないわけだけど、親はまずは1教科、自分が最も苦手な科目をやってみたらイイ。

子供のテストをやってみたら気づくことがあるから。どんな勉強をしたらいいかもわかるかも。

普段なら忙しくてできないという言い訳も成り立つが、年末年始なら1教科ならできるでしょ?

年末年始は仕事以外が忙しいって!?

その言い訳は、子供が「勉強しようと思ってたら言うんだもんな」という言い訳と同じであることを理解しましょう。

親も子供も抱えている問題は、いっしょ。

親の抱えている問題が子供に出るともいえる。1つだけでイイんです。打破しましょうよ!

子供のテスト問題、自分が一番苦手な科目、解いてみて!
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うれしい報告

ハナさんからのメール

ストロングさま

今日「ノリ勉」(数学)最終日です。テスト問題も準備して後は部活から帰宅する娘を待つばかりです。

七日間は本当にこれで変わるのかと半信半疑の日々でしたが、「これでいいのだ」と娘が証明してくれました。

今までは「集中しようと思うともう一人の自分が邪魔をする」自他共に認める集中力のなさだったのですがタイムを計りだしたとたんスイッチが入りました!

そばで見ていて「この子は集中すると息遣いが変わる」と発見!今まで私は何をしていたんだとまた反省・・・

難しい問題ではホワイトボードを使い先生になりきり教えてくれました(嬉し涙)

途中アクシデントもあり、7日間が少し延びてしまいましたが最終日まで予想以上に順調だったと思います。タイムを計るだけでこんなにも違うのかと本当に驚きました。

応用問題は先に解答を確認しなければ難しいようですが、それでも「自分で解いて解らなかったらから解答をみたい」と言いだし母としては嬉しい限りです。

英単語や漢字も今までは前日の問題を解き今日の問題を進めるようにしていましたが一週間分の確認テストを作って定着したかを確認します。

国語の問題は一緒に解き始めました。自分の国語力の無さを再確認させられ・・・娘に教えられ、どちらが教えられているのかわからない状態がしばしばです(汗)

まずは学年末テストに向け、とにかく(欲張らずに)出来るところから進めるを続けます。

本当にありがとうございました。

ストロングさまからのメールは私にとって嬉しいクリスマスプレゼントになりました。

時節柄、お身体ご自愛いただきどうぞ良い新年をお迎えください。

うれしいメールですなあ。

同じテレビを見ていても、同じ本を読んでいても、同じ人の話を聞いても、受ける側の受け止め方で同じものが100通りのものになる。

小さい子供たちからだって親はたくさんのことを学べる。

子供の息遣いの違いに気づけば、それは本物。仕草、声のトーンは毎日変化する。

気づけば声の掛けかたが変わる。気づくこと、それが第一歩。気づくためには観察しなきゃいけない。ケチをつけるためではない観察。

同じ子供を見ても、見えるものは違うのです。変わったのは観る人です。

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