こんにちは、ストロング宮迫です。
6月が終わっちゃう!1年の半分が終わっちゃった!早いのう~((+_+))
まあ、嘆いても仕方がないんで後半戦も頑張っていきましょう(;^ω^)
季節柄、ノリ勉に取り組んでいる方が多い時期ですが、去年中学受験を終え、その際のコメントもここで紹介したゆのみさんが、この4月から中2ですかね、ノリ勉英語に取り組んでおられます。
で、昨日のノリ勉[英語]4日目の報告でこんなコメントがありました。
おもしろくてゲラゲラ笑ってしまったのでここに掲載しておきます。
ノリ勉[英語]4日目 ゆのみさん
・・・むらがあり、やる気の見えるときは頑張って発音していますが、
やる気が消えると「俺は英語がvery hateなんだよ!」と英語で叫ぶので今思うと笑ってしまいますが、
そのときは親もかなりイライラしていました。
「俺は英語がvery hateなんだよ!」と英語で叫ぶ←なんてすばらしいんだ!
いいですねえ、これ!
ボクはこれを「子供による、子供のためのルー大柴化」って呼んでいて、大いに喜ぶべき症状であると考えているんです。
でも、親はその場では、やる気がなさそうでイライラして、ついそんな「子供のルー大柴化」には付き合ってなんかいられない。
激オコプンプン状態だから。
もったいないよ。ヒジョーにもったいない!と思う。
「俺は英語がvery hateなんだよ!」なんて出るのは「やる気が出そうな一歩手前」「食いつく一歩手前」ですからね。
ゆのみさんには、そういうときは
「ユーとウィズスタディーなんてアーリーフィニッシュしたいんだよ~!」
くらいで対応していただきたい。
調べてみると、もう10年近くも前にこの場で書いたみたいですが、ここで「ルー大柴化に」ついて書いてる。
日付を見れば2007年だ!
2007年にルー大柴に倣って、ボクもこんなことを書いてる。
「まあ、ペアレントもイグザミネーションに向けてエブリデイハードでしょうがプリーズ、ベストをドゥーしてください!」ってね。
なかなかに恥ずかしいね、改めて書くとさ。
10年も前はこの横文字大好きな人は、ルー大柴を除けば、コンサルタントと商社勤めの人だった(推定)。
バカにしてるわけじゃないですよ。
なにが言いたいかっていうと、自分たちはイケてる!世の中でノリノリ状態の人が周りの違和感にカンケーなく横文字を連発して悦に入ってる人だってことです。だからいい兆候なんですよ、これは。
10年経った今もコンサルタントと商社勤めの人が横文字好きかは調査していないけれど、イケてるという自覚がある人だけがこの「恥ずかしい言動」を臆面もなくできるってことが重要だ。
子供がむしゃくしゃして「俺は英語がvery hateなんだよ!」と英語で叫ぶのは、「やる気が出そうな一歩手前」「食いつく一歩手前」と書いたのはそのためです。
子供から波を起こして来たら、親はそれに乗ってあげる!
子供に技を仕掛けられたら、親は正面から受ける!
「ユーとウィズスタディーなんてアーリーフィニッシュしたいんだよ~!」ってさ。
親が子供に乗っかって「イグザミネーションに向けてプリーズ、ベストをドゥーしてください!」って親が言ったら、「プリーズがかぶってるし」ってたぶん言い返してくる。
このルー大柴状態での輪唱が親子で始まれば、もう「英語の勉強の時間」も、そんなにイヤでなくなるかも・・・しれないじゃないか。
ルー大柴カルタの渾身の絵札から「藪からスティック(棒)」「ぬかにスパイク(釘)」「泣き面にビー(蜂)」なんてぶっ込むと、子供は涙流して乗ってくる・・・
かどうかは、わからないけれど、そうやって「おもしろくなき英語をおもしろく」して遊び心をもってやる。
みんな真面目過ぎ。楽しむの。
まあ、楽しくないんだけど、楽しむように自分たちでしていくんですよ。
キライでクソッタレって思ってて「日本人なのに英語必要?」「こんなに英単語覚える必要あるの?」って素朴な疑問を持っている子供を正論で説き伏せるより、そっちのほうがずっと効果的なようにボクは思う。
勉強はさ、どうしたってやらなきゃいけないもの。だからこそ、一生懸命に勉強する以上に、どうやって楽しんでやろうかって考える必要がある。長続きさせるためにもね。
歴史が好きな子供に歴史の説明させたら嬉々としてやるでしょ?
算数好きに算数の難しい問題を「教えて」って言ったら教授並みに張り切ってやるでしょ?
淡々とした変わりない日常をそういう出来事を散りばめながら喜んでやっていく。たくさん勉強をさせたいって思っている親ほど、どうやって楽しんでやろうかって考える必要がある。
でもね、なかなかないのよ!楽しむ材料が・・・
見つからない。
そんなとき子供が「俺は英語がvery hateなんだよ!」と英語で叫ぶ!
波がさ、待ってた波が向こうから、子供のほうからやってきたんだ!
サーファーなら歓喜の声をあげるはず。「ヨッシャー」ってなもんです。「なによ、いきなり。藪からスティックね」って返せるかどうか。
自分で思いつかない人、思いつけない人は、ルー大柴カルタ渾身の全46枚から始める。買うのはちょっとっていう人は、ルー大柴のブログ「TOGETHER」を熟読してみる。
ちなみに2016年6月28日のルー大柴のブログではこんなことが書かれている。
蒸しホットなデイが続くトゥデイこの頃、レイトゥリーはスニーカーやスリッポンをプットオンしています。
それに合わせ、スニーカーソックスをルックフォーしていると、ネイバーフッドのドンキホーテでファインドおねがい。
ファニーなデザインに思わずラーフ、抹茶、フィッシュソーセージ、和風ドレッシング、お好み焼きなどのデザインがあり、アズスーナズにゲット
これ、なにを書いているか、わかった?
ホントわかりにくいねえ~(@_@)
でも、ここには中学生にとって、結構大事な英単語入ってる。書けなきゃいけない英単語がね。
2007年にこの場でルー大柴を取り上げて正確には8年半、立派だねえ、ルー大柴は。
8年半ぶりにブログを見に行っても、変わってないもの。ブレない男だ!
それに真面目だ。2日おきに「蒸しホットなデイが続くトゥデイこの頃・・・」ってブログをちゃんと更新してる。すばらしい。
ブレないのと売れるのはまた別だけれど、ルー大柴のLINEボイススタンプはそこそこ売れてるんじゃなかろうか。
↑↑↑↑↑↑
※注意:会社で就業中に週刊親技を見てる人
クリックすると「トゥギャザーしようぜ!」って音が鳴るよ。周りからなにを「トゥギャザー」するんだって言われないようね。
別にルー大柴じゃなくても、全然かまわない。ルー大柴はボクのアンテナに引っかかるだけなんであって、あなたはあなたのアンテナに引っかかるもので「楽しもう」ってすればイイんですから。
ただ楽しむネタが思いつかない親の方は、子供が寄越した波は逃がさないで受け止めて、自分もさらに乗っていけ!波を利用してサーフィンしてねってことです。
[中学受験コース]の応用編に取り掛かっている小4のゆんゆんさんからも報告が来てて、それを読むとね、まさに淡々とした変わりない日常をちゃんと過ごしていこうってしているのがよくわかる。
そんなに「楽しむ」ことはないだろうから、ここで取り上げられたことを小さな喜びとして、今日も頑張っていただきたいってことで紹介します。
ああ、ゆんゆんさんが過ごしている日々は淡々とした変わりない日常なんだけど、1つ前の報告では、
6月の組み分けテストで4クラスアップしました。
算数以外の科目についても親技はじめた成果です。ありがとうございます。
って来てたから、成果が親の喜びとすれば、これはすごい喜びですなあ。一気に4階級特進だもの!
でもね、一気にクラスを4階級も特進しちゃうと、クラスが上がってテストも難しくなって、喜びもつかの間、タイヘンなんですよ。
ボクも経験があるんだけど、浪人の予備校時代に新学期の最初は真面目に通って勉強するんだな。最初だけね。2ヶ月くらいは頑張れるの。
で、頑張ったらクラスが3階級特進とかしちゃう。特進しちゃうとね、クラスが上がって、授業も急に難しくなってさ、テキストも宿題もなんか重たい感じになって、途端にやる気がなくなちゃう・・・
で、思うんですよ、下のクラスが良かったなあ~授業もよくわかって、頑張ったら確認テストもできて・・・とかね。
上のクラスに行けば行ったで、喜ぶしうれしいんだけど、すぐ重たくなっちゃうんだな。
同じように勉強しても、偏差値はビックリするほど低く出たりすると、ボクみたいなアホはすぐにやる気が醒めちゃう。そして予備校から足が遠のいて映画館とかに行ってしまうんだなあ。
たぶん読者のあなたの子供は真面目だから、そんな状態でも塾に休まずに頑張ってちゃんと通うんですよ。
そりゃあ、辛いよ。授業は半分しかわからない、宿題はやろうとしても半分できない、テストはなんか難しくなった・・・どこでモチベーションを保つのか?
ボクみたいに逃げ出す人間は成績はズタボロになるけれど、映画見たりして楽しいんですよ。
あなたのお子さんは「楽しくない」んですよ。だからね、ルー大柴でも江頭2:50でもイイから、なんでも使えるものは使って楽しむようにしなけれりゃいけないっていうんです。
たとえば、超アマアマで宿題をしてきた子供がいるとするじゃないですか。やってみろ!って言ってやらせたら「きっとできない」レベルの宿題をやってきている場合がある。
そんな子供にはこの「エガちゃんのBIGぷくぷくシール」の「お前に一言物申す!」バージョンかドロップキックバージョンをノートに貼ってやるんですよ。
女の子なんて怒るよ~「私のノートにどんな下品なシールを貼ってくれるんだ」って感じでさ。
このシールは「BIGぷくぷくシール」ってある通り、少し立体的になっていてぷくぷくしているから貼るとね、ノートも締まりが悪くなるの(*´ω`*)
でも、悪いのはテメェーだろ!って。
下品なシールを貼られても仕方がない宿題をしてきたんだから。
子供を怒るのも1つの方法だけど、子供を怒らせるのも1つの方法。
花マルノートが続く自分のノートに「エガちゃんのBIGぷくぷくシール」なんて貼られたら、イヤだからさ。次は頑張ってくるとかね。
連続して超アマアマで宿題をしてきたら、今度はノートが指定されるんですよ。これとかに。
「次回から宿題はこれにやってきて提出するように!」ってさ。
女の子だったらイヤじゃない。だから次は頑張ってやってくるとかさ。頑張ってやってくるための、あの手この手だから。
お調子者の男の子とかには、これは効果ないよ。このノートやシール欲しさにわざと超アマアマで宿題をやってくるようになるからね。
まあ、とにかく淡々とした日常に彩りを添えるってことです。
小4のゆんゆんさんの報告に話を戻します。
4階級特進しちゃったゆんゆんさん。
ストロング先生、タイガー先生こんにちは!
いつものごとく報告です。コースが上がり、前回28点→今回34点。(グラフ写真添付します)心臓に悪いので偏差値は見ないことにしました。
成績表を見ると、血管が詰まってないのに心筋梗塞とかになっちゃうんですよ。
わかりますよね?
で、そこでみんな放り投げちゃう。
でも、ゆんゆんさんは挫けずに淡々と日常生活を推し進める。
連続3日泣かせてしまった…のご報告のあと、
1週間の泣く数が3日→2日→1日→0日と本日達成しました(*^^*)
泣くことをひとくくりに考えていましたが↓↓の種類があることがわかり、1つずつ直したら減りました。
1)わからない~といって泣く→C問題をB問題と思った。ABC判定ミス
2)授業の翌日、例題を解こうとして
「昨日はわかったのに・・・」下を向いてしくしく。。。→2度目の教えてポンが必要
3)宿題終わってない~!暴れ号泣
→計画ミス
今後も泣くことがあっても一つずつ正していこうと思います。
そのかわり泣きはしないけれども不機嫌で「勉強していただいている」状態になってしまっていたので、今日は距離を置きました。
1人で学習したあと塾へ行きました。にこにこしてました。大きな変化です!
今週のテストではA問題を4問落としてしまいA問題の正答率が56%となりましたので、間違えた問題については手を打ち、今日授業でのお土産を大切にしたいと思います。(省略)
単調な日々なんです。それでも日々改善していく。
なかなかできないんです、これが。
でも考えてみて下さい、いつも泣いたり暴れたりしていた子供が「泣かない」「泣かずに頑張る」ようになったとしたら、成績が上がる以上の喜びもあるんじゃないか。
進歩してる、進化してるって思えたら、また明日も頑張れるじゃないか。
そのために自分の接し方や勉強のやらせ方を考える。生活態度のレベルが上がると、当たり前が増えて次へ。クラスが上がれば、そのクラスでどうやって成績を上げるかを考えて四苦八苦して上げていく。
上に行けば行くほどタイヘンでもあるけれど、子供が進歩進化しているのを見て喜びとする。
親にしかできないし、親だからこそ、そのご褒美で満足できるっていうもんでしょう。
あなたの日々も単調な毎日だろうけれど、ボクもゆんゆんさんもゆのみさんも、その中で喜びをなんとか見出し、楽しんでやっていく。
だから、あなたもさ、楽しんでするようにやってみるんです。
成績がどん底になってからでは、楽しみようがないですよ!っていうのも現実なんです。
そこに行く前に、早めに対処すれば、楽しみを見つけながら、成果を出しながらっていうのも、少しずつだけど可能になる。
今年も1年の半分が終わった!さあ、残り半分!
楽しんだもの勝ちですからね。健闘を祈る!
子どもが甘えているときは、甘やかしてはいけません。大人同士でも同じです。でも、甘えてがっているときは、甘やかしてあげなさい。子どもも、大人も。おやすみなさい。(小池一夫)
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2016年6月29日
『10の鉄則』の感想、続々と・・・・
小6 ぽにょさん
今まで「目標」と思ってきたことが、目標などではなく、「夢」か「幻」だったと感じています。
強く思えば叶うと子供を叱咤しきたにもかかわらず、良い結果が出ない原因がわかりました。
受験生でもう時間もありませんが、目標を幻と錯覚することなく、残り少ない時間を地に足をつけてやっていきたいと思います。
変身シートを一緒に提出しましたが落とし込みが甘かったと思いますので、のちほど再度提出します。
目の前のテストをしっかりやっていきたいと思います。
念じて志望校に近づこう!と、かつてボクもやりました。
強く思えばきっと叶う、ずっとそう思っていました。でも、合格した連中は念じた人ではなく、みんな勉強したやつだった。
これが真実。ただ勉強しても合否が分かれることがあるのが受験です。結果は誰にもわからない。
だから、勉強の過程で「良くなっている」と思える事実を積み重ねる必要があります。
それは受験が終わっても、大きな財産になりますから!
中1 ヨットさん
勉強もですが、仕事でも使えそう!と思ってしましました。
メルマガを読んでテクニックというイメージを持っていました。しかし、テクニックだと続かないということなのですね。それがよくわかりました。私が使っていたのはテクニックだったと。
そこが腑に落ちました。「できそう」という雰囲気を家庭学習で出していければと思っています。
志望校がかなり上位校なので、頑張ります。ありがとうございました。
受験までと区切って勉強させるのであれば、実はカンタンなことなのです。
でも、それをやっていたんじゃ、受験が終わったあとメチャクチャになっちゃう。
だから、みんな悩むんですよね。難しいんです。でも、他人に預けるわけにもいかないでしょ!ファイト!