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こんにちは、ストロング宮迫です。

受験生は入試演習と格闘して血なまぐさい雄叫びを上げている時期ですが、中学生は定期テストが終わって一段落というところでしょうかね。

定期テストが終わった我が娘も返却されたテストに青くなりながらも、なんだか「終わった感」を漂わせております。

その「終わった感」漂う中学生の娘と学校の懇談会の日程とかを話しているときに「今年は休まなかったねえ」と問うと「確かにね」と娘。

「休んでいないってことは、あれでしょ、あれ!そう、カンキンだー!カンキンショーでしょ、今年は」って・・・

「そうだな。じゃなくて、お前どうして監禁ショーとか真顔で言って喜んでるの!?」

「だってカンキンじゃん私!カンキンなんだからなんか祝ってほしいわ」

「だからね、中学生が監禁ショーとか言わないの。お前は監禁ショーじゃなくて皆勤賞なの。わかる?」

「えー、違うの? カンキンでしょ」

「このクソ中学生!カイキンだっつーの!お前さあ、でかい声でカンキンショーなんて言うなよ」

「一緒でしょ」

「違うっつーの」….etc

バカにつける薬ってホントにないからねえ。オロナインH軟膏でも「飲んで」おいてほしいわ。

娘が学校で「カンキンした~」とか「カンキンして~」とか叫んでいないことを祈るのみです。

さて、世間では衆議院選挙が終わりまして「祭りの後」という感じですが、今回、ボロ勝ちの自民党に勝った数少ない民主党の議員の一人が佐賀1区の原口一博議員。
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※この毎日親技は2014年12月18日に配信したものです

7選を果たしたその原口議員のフェイスブックにこんな文章が記載されていました。

2013年11月11日 原口一博(公式)フェイスブック

妻・直子の百日日法要にあたり、改めて手元にある仏教聖典を読み返してみました。菩提寺である臨済宗の正法寺様に有難いお導きをいただきました。

語りて益なき言は黙して 此の経を念ずべし
想うて益なきことは忘るるに 此の経を称うべし
いかりて益なき時は静かに この経を誦むべし

何を言っても口から出る言葉は悲しみと後悔ならば、口にしないほうがいい。
何を想っても取り返しのつかないことならば、全てを忘れて今日を生きたい。
何をしても心を乱すことばかりならば、静かにして身を正したい。

とてもステキな言葉だなあと思いました。

念ずべき「此の経」は、なんでもよくて、あなたにとって大事な「経」を唱えたらいいでしょう。

いずれにしても

語りて益なき言は黙し
想うて益なきことは忘るる
いかりて益なき時は静かに

そうありたいと思いながらも、そうできないときも多々ありますな。

ここ最近何人かの方の相談で塾の先生と懇談で親が家で子供にやらせている内容やその是非について話し合ったけれど、親は勉強を見ないほうがいいと言われ、塾の先生にあまり理解されないという話がいくつかありました。

その方々にはこの文章をそのままか、もしくはそれに準ずる内容として、塾の先生と「議論するな」と返信しました。

議論という慣習がなく、根回しと空気が結論を導くこの日本では、建設的な議論ってほとんど行われません。言ってみれば「朝まで生テレビ」状態になるのが常で、声がでかい奴が人の話を聞かないで自分の主張をただ行う。

でも、それが議論じゃないから。相手に負けまいと言い張るのは議論じゃないからね。

フィンランドの小5が作った議論のルールなんて誰も守りはしないもの。

「朝まで生テレビ」状態で話し合われた内容は議論を集約していく形にはならない。つまり話始める前段階と後の段階で参加者の考えなり意見なりはまったく変更はない。

子供たちの学級員会のほうが集約しようという意識が見るくらいのものです。まあ、譲れない意見というのもあっていいんだけれど、議論はある程度前提が同じ人でないと成り立たないってことです。

自民党と共産党が議論したって意味がないし価値もない。だって自分の主張をお互いに言うだけになりますから。それならハナからしないほうがいいですな。

「わかっちゃいない」「話にならん」ってなることがわかってるんだから。

親技には親技の主張がある。

でも、全員が賛成しろとは思わないし、塾の先生が言う「親が勉強見てたらダメ」という意見があってもイイ。どっちを採用するのかはあなた次第です。

そう言いながら、まあ、塾の先生は間違ってるんだけどね・・・とこんなふうになるから。ゆえに「語りて益なき言は黙し」てあなたがいいと思う「此の経」を唱えたらいい。

ストロングは3人の子供たちの学校の懇談会に行くのがボクの分担だからいつも行くけれど、質問はしても先生に意見はしない。先生は意見されることに慣れていないからね。
10分ほどで議論しても仕方ないし。

それよりは学校の先生がウチの子をどう見ているのか、どう感じているか、どう把握しているのかを聞くだけ。聞いたら「わかっちゃいないなあ」と思うこともあるし、よく見てくれているなあ感心することもある。「想うて益なきことは忘るる」ですな。

子供のことがよく見えていない先生にいくら子供のことを頼んでも甲斐がないです。

塾の懇談会に行ったこともあって「算数を家でやらせますのでどういうことをやらせたらいいですか」ってあえて聞いたことがるけれど、クソみたいな話だったので「いかりて益なき時は静かに」却下した。

塾にはそれ以来、懇談にも面談にも我が家は一度も行っていません、「仕事が忙しくて」という理由で。

ただストロングにとっては「いかりて益なき時は静かに」だったし時間の無駄と思ったけれど、子供たちはそんなこと関係なく喜んで塾に通っていましたから、わざわざ「クソみたいな話」ですねなんていう必要も議論を吹っ掛ける必要もないと思っただけ。

議論はルールを守って建設的にやろうと思っている人同士がやるから意味があるのであって、それぞれの主張を相手の言っていることも踏まえないでいうことじゃない。

そういう意味ではあなたと議論して益がある人というのは周りの幾人かしかいないと思います、というのがストロングの考え方です。

「親が勉強見てたらダメ」だと思ってる先生に「やっぱり親が見るべきでしょう」なんて言う必要はない。かえって「親が見ているからあの子は成績が上がらない」なんて「親」がその原因の格好の理由になるから。

どう考えても、親技でこう言っているからといって、それを塾の先生にぶつけても家庭学習を担当しない塾の先生から「そうだったのか!」なんて反応は返ってこない。

期待しちゃいけない人に期待して裏切られるのは「期待する人」が悪いというか、「期待するもの」が間違ってると言えます。

坂本龍馬でしたっけ「オレは議論はしない。議論に勝っても、人の生き方は変えられぬから」と言ったのは。

それでも議論したい人は「こう思う」ではなく「論より証拠」でもって我が子を「証拠」として歩めばよろしい。

日本人には議論やディベートのルール云々よりも西郷隆盛の

己を尽くして人を咎めず、
我が誠の足らざるを常にたずぬるべし。

我を愛する心を以って人を愛せ。
自己を許すが如く人を許せ。
人を責めるが如く自己を責めよ。

これなんかのほうがやっぱりピンとくるのかも・・・

まあ、それじゃ国際政治では通用しないんだろうけどね。まあ、それらは今の子供たちに任せましょう。

「もうここらでよか」ですね。

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うれしい報告

[算・数] 7日間を終えての感想

中1Nさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

何度も途中中断し、それでも約1ヵ月間あきらめずくりかえし取組みました。昨日期末テストの結果が返ってきました。

今までで最高得点をとれました(今まで平均点をいったり来たりでしたが平均点より30点上でした)。

最初反抗的だった娘も1ヶ月最後の方では疑いながらも気持ちが波にのってきたところでの結果でした。今まで苦手意識が強く、5教科中最低点だった数学が最高点だったので、まさかこんなに早く結果が出るとはと本人も目を疑った様です。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

最初『10の鉄則』をひととおり聞き、読みましたが文章では理解できても意味がよくわかっていなかったことがわかりました。

ノリ勉をやってから聞き返し読み返すことでそういうことだったのかと、理解できることが沢山ありました。また、問題が違っても子供のつまづくところのパターンがわかり、これからの課題が発見できました。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

どこのお宅も同じですが、一日仕事を終え、家事に兄弟の習い事で本人は部活漬けの毎日…

でもこの娘の成績もどうしても何とかしたいと必死でした。上手くいかない日もあり悩む中、ストロング先生に楽しくと言われ、だいぶ気が楽になり、楽しもうと努力しました。

その気持ちが伝わったのか、最後には娘もその気持ちが分かってくれたような感じで最終日(実際には7日目ではありませんが)をむかえることができました。

正直、今回持続的に数学と英語(ノリ勉していましたがまだテストが返ってきていません。)しかしてなかったので他の教科はガタ落ちでした(TT)。

次は30点上げよう会に挑戦したいです。先生には本当に感謝しています。勉強だけでなく精神的なことも勉強させてもらっています。これからもよろしくお願いいたします。

小6ママさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

今日のプチテストは、昨日の「母さんもがんばってくれたし、いい点とりたいな。」の言葉通り、類題問題もクリアし、時間も19分58秒で100点満点!!抱き合って喜んだ。

式の省略もなく、筆算もきちんと書いて、もちろん試験を受ける態度もバッチリだった。

毎日の勉強に加え、30分という約束で始めたが、嫌がらずに取り組んだこと。今までは、「えー、なんでー」が先にきて、やってもやらされているという感じで全然身についてはいなかった。

難しい問題にもいままでも取り組もうとはしていたが「どうせわかんないや」という感じで、解答を見てわかったつもりで終わりということがほとんどだったが、今回は説明をする上に3回も同じ問題を解くこともあり、本当に理解することができていた。

今回は比と比例・反比例に絞ってやったが、7日終了後、「今度は割合のところやってみようかな」と自分から言っていた。自分から苦手な分野をやりたいと言ったのも成果だと思う。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

たくさんありすぎて・・・。

褒めることは難しいと思っていたが、子供をよく観察していればいくらでも見つけることができたんだということ。それだけ、今まで見ていたつもりが見ていなかったというより、悪い所を見つけることに必死だったように思う。

また、子供の長所をいくつも見つけることができ(案外根気があること、成績がよくなりたいと強く思っていること、周りの人に対して思いやりを持っていること→私に対して感謝の気持ちをもっていることなど)自分が普段子供に接する接し方も変わってく

るように思う。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

楽しかった。最初は、ぎこちない感じではあったが、最後のプチテストでは、娘と二人で心から喜びあえた。

親もまだまだ成長期。これからも子供と一緒に成長したいと思えるいい機会だった。

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