こんにちは、ストロング宮迫です。

今日は選挙ですね。巷では自民党が大躍進し、民主が惨敗というのが事前の調査で明らかなようです。

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※この毎日親技は2012年12月16日に配信したものです

選挙プランナー 三浦博史の選挙戦最新事情によれば、

今日(12/14)、現在の情勢分析で、自民党の勢いは止まらず、自民は290、公明は30、計320、

衆議院議員の2/3に達する見込み。

民主は解散前の230から、約70と1/3以下になりそうです。未来は私の予測では、小選挙区が2、比例が8で計10。

維新の会は46。みんなの党は17とみます。この分だと、総選挙後、新たな連立の必要はなく、維新や、未来は空中分解する可能性も出てきました。

の予想だとか・・・

前回から振り子が大きく振れてしまうようですね。

もう20数年前ですか、政権交代可能なシステムが必要だということで小選挙区制が導入されたと記憶していますが、選挙予想を見る限り、2大政党による政権交代が可能なシステムはできたということでしょうか。

ただ当時2大政党以外の選択肢を国民が求める結果、小党が乱立するというデメリットも指摘されていたと思いますのでそっちも実現してしまったわけですね。

20歳代の人の投票率が高くないとよく言われますが、ボクの周りの40歳代の人々のここ最近の政治に対する絶望感はかなり深く、もう選挙には行かない!という人は結構多いです。

無関心で行かないのではなく、若い頃から投票には欠かさず行き、政治に対して関心が高かった人がもう投票に行かないという事態ですから、状況はかなりの重症です・・・

いろいろと要因はあるのでしょうが、1つ、この話は政治に対する絶望感にもつながる話ではないでしょうか。

山を楽しむ(上)山岳ガイド・太田昭彦この記事に、こういうのがあります。

--最近の遭難事故の傾向を教えてください

太田:東京の奥多摩の昨年の事故統計を見ると、道迷いや疲労が目立つ。地図や方位磁石を携行していないから道に迷う。

あるいは持っていても地図を読めなかったり、磁石が使えなかったりする。明らかに知識がなく、経験不足です。



--問題?

太田:観光やレジャーの延長で山に登ってしまう。2000メートル、3000メートル級の山までその感覚で入ってきてしまう。

--たとえば

太田:午後から登り始めて途中で暗くなってしまう。とくに冬は日没が早い。低山でもヘッドランプを持っていないと下山できない。それで「助けて」と救助の要請を出す。

以前だったら山岳会や山岳部に入って経験のある先輩から登山の知識や技術を学んだ。だけどいまはいきなり個人でスッと入ってしまう。せいぜい山岳雑誌や登山の入門書を読む程度で、にわか登山者が多い。

それでも天候などの条件が良いと登って無事に下りられる。愕然(がくぜん)とさせられたこともあります。

--それはどんなことですか

太田:北アルプスの奥穂高岳(3190メートル)の山小屋で知り合った若い女性2人に「奥穂の前はどこに登ったの」と聞いたら「東京の高尾山(599メートル)。

雑誌で見た奥穂高岳の景色がとてもきれいだったから高尾山の次にここに登った」と言うんです。

低山に1回登っただけで3000メートル級の山に来てしまう。段階を経ずに憧れの山にすぐ登ってしまう。自分の力量と山との関係が、まるで分かってない。

--どうすればいいのでしょうか

太田:いまさらそういう人たちに「山岳会に入って登山を基礎から学びなさい」といっても無理。そこまでの覚悟で山を登っているわけではないのだから。そこで山岳ガイドによるツアー登山が必要になってくるのです。

政治となにがつながるのかとお思いですか?

「素人」の野放図な登場ですよね。

「自分の力量と山との関係が、まるで分かってない」のに、「段階を経ずに憧れの山にすぐ登ってしまう」。

「にわか登山者」に「にわか政治家」ですね。

問題は、「にわか登山者」でも、「天候などの条件が良いと登って無事に下りられ」るし、「にわか政治家」でも、風が吹いて条件が良いと、無事当選してしまう。

小さな成功がその後にさらに無謀な振る舞いを許してしまう。

ボクの周りの今回の選挙への「投票拒否者」は前回、民主党に投票し、政権交代の「風」を吹かせた人ばかり。

その人たちがこの3年ほどを振り返り、「私たちはなんてことをしてしまったんだ・・・・」と自責の念に駆られている。

今回、再び「風」に乗って自民党に票を投じることは、3年前と同じ間違いを犯すことになるのではないか、これは45歳の女性の方がストロングに語ったこと。

・・・・と、こんなふうに政治を不作法に語ってしまうボクも、「にわか○○」になっているのかもしれませんね。

失礼しました。どうぞご自身の判断で、選挙にお臨み下さいませ。

これから年末までは選挙の話題で持ちきりになるでしょう。

ただその大きなニュースの中に埋もれてしまうものもある。埋もれてイイものならいいけれど、そうじゃないものもある。

そんなニュースを1つここに紹介しておきます。

パソコン(PC)の遠隔操作などで犯罪予告が書き込まれた事件で4人が誤認逮捕された問題で、横浜市のホームページに小学校への襲撃予告をしたとして神奈川県警に誤認逮捕され、容疑を認めた少年に対し、神奈川県警と横浜地検は、「自白の強要などはなかった」とする検証結果を公表しました。

「オレたち警察は悪くない!」という警察がよく使う薄汚い手口ですな。

検証結果を読めばわかりますが、神奈川県警の解析担当者が驚くほどアホだったわけです。

アホが生きる権利はあるけれど、アホが子供に罪を着せ、逮捕し、あら間違っていた、ごめんごめん、僕たちは決して悪くありませんでしたなんて・・・

こんなことを言う権利はボクにないことは百も承知ですが、それでも、言いたい。

神奈川県警の幹部は全員辞職せよ!この野郎!

報道によれば、この少年は在籍していた大学をやめたとか。少年はこんな風に詰め寄られた。

『否認をしていたら検察官送致されて、このままだと「院」に入ることになるぞ。証拠がある。』

『この事件は、院に入るような事件じゃないから。』

『検察官送致になると裁判になり、大勢が見に来る。実名報道されてしまう。』と言われた。

『台所にチョコレートケーキがあった。その横にお前がいた。ケーキが無くなった。お前の口の周りにチョコレートが付いている。誰が食ったのか。俺は食ってない。今のお前は、それと同じだ。』などと言われた。

『自分でやっていないことを、証明してみろ。無罪を証明してみろ。』と言われた。

自分としては、『大学に戻るのが遅くなる。実名報道されることで就職のチャンスが無くなるのではないか。』と思い、自分も院に入らず、早く社会復帰したいと考えて嘘をついた。

どうしてやってもいない罪を認めてしまうのだろうと思うかもしれませんが、それはそれは尋常ではないプレッシャーをかけられて、やられるんです。

19歳の子供に正常な判断なんてできなくなる。

検証結果を見ると、それでもこの少年は9割方否認していますから、頑張っているほうだとボクは思います。

さらにお父さんのコメントは子供を持つ親として心が痛む。少し長いですが、全文引用しますので、ぜひ皆さんも自分のこととして読んでほしいと思います。

2012年10月30日 誤認逮捕された男子大学生(19)の父親のコメント(全文)

マスコミの皆様へ

今回の誤認逮捕の件につきまして、一言述べさせていただきます。

大学生の息子は、学業半ばにして深夜突然、連行・逮捕されました。当人の強い否認にもかかわらず、十分なパソコンデータの解析も行われないまま取り調べが続きました。

警察・検察双方からの不当な圧力を受け、理不尽な質問で繰り返し問い詰められ続けました。勾留期限が迫り、また家族への配慮と自分の将来を考え、絶望の中で事実を曲げ「自分がやった」という自供をし、保護観察処分となりました。

無実である証拠が出てくることを切望し待ち続けながらも、諦めざるを得なかった息子の心情を思うと、やりきれないものがあります。

そして、真実を封印しながら生きていくことを選んだ息子の胸中を察すると、親としては、断腸の思いです。

こうして警察・検察が誤認逮捕を認め、家庭裁判所が保護処分取り消しを行うという結果にはなりましたが、逮捕されてからの息子本人と家族の苦悩と心の痛みは決して癒えることはありません。

最も悲しいのは、親が息子の無実を疑ってしまったことです。

この件は、警察の構造的な問題、体質的な問題であり、本来国民を守るべき警察が、捜査の怠慢によって無実の国民、しかも少年を誤認逮捕し、冤罪に至らしめるという最もあってはならない事態です。

真犯人の方が遙かに警察当局よりも優れたコンピュータの技量をもっているのを指をくわえて見ている情けない状況です。

このようなことが二度と起きないように徹底的な検証と意識改革をするべきだと思います。

保護観察処分取り消しとなった息子には、心と体をゆっくりと休め、落ち着いた生活をさせたいと思います。マスコミの皆さんには、過日のような加熱した取材を厳に謹んでいただきたいと思います。

この書面が私と息子、および家族の今回の件に関するすべての意見です。今後の取材にはいかなる形でも一切応じませんので悪しからずお願いいたします。

平成24年10月30日少年の父親

「最も悲しいのは、親が息子の無実を疑ってしまったことです」

ホント、テレビドラマだとかだったらいいんですけど・・・

あなたが犯罪に巻き込まれる可能性はほとんどないでしょう。この事件なんか、全然関係ないのかもしれない。

しかし、ある日、捜査をテキトーにやる、やる気も専門知識の勉強もしていない捜査官が家にやってきて、テメェーの子供は犯罪者なんだよ!と連れて行かれて、子供が自供したと聞かされたとしたら・・・

ないのかもしれないけれど、もし、あったとしたら、あなたは子供を信じてやれるのか。

イイ子であればあるほど、親のことを考えて、学校のことを考えて、将来のことを考えて、ウソの自供をしてしまうかもしれない。

考えすぎかもしれないけれど、「お上」というのは、ボクたちが思っているほど、完璧でも緻密でもないということを最近の事件や事象は示しているのではないでしょうか。

この少年が大学に差別なく復帰し、学生生活を満喫して、社会に出て、この大変な経験を生かしつつ、人生を謳歌することを願ってやみません。

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うれしい報告

小5 スピルリナさん

ストロングさん、偏差値7upでようやく55まできました。やはりあれこれとやりすぎていたのですね。(汗)

言われたようにC問題をキッパリ(泣)、捨てたら偏差値UP。なにか心の中でモヤモヤしたものは残っていますが結果が出るとうれしくて。。。(省略)また頑張れそうです。。。

ながーーいトンネルからのいきなりの脱出。

ノリ勉のときは、グダグダ言っていたときもありましたが結果が出てなによりです。

ちゃんと成果が出るようにやった、それだけでしょう?

偏差値50の壁、偏差値54の壁2つを一気に越えましたが、これが本物になるためには、次が勝負です。

欲張らず、やったものは確実に!

少し上の壁を越え続けることが大きな成果になるのです。

成果は子供のためでもあるけれど、親にも最高の良薬!!

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