こんにちは、ストロング宮迫です。
熱い夏期講習まっただ中ですが、オリンピック真っ盛り。普段は見ないスポーツを思わず見てしまうのがオリンピックですよねえ。
ちょうどお盆休みモードに入ってきて塾も一休みでついテレビを・・・・わかります、その気持ち!
しかし、相棒のタイガー山中はオリンピックなんてほとんど見ない人間なので、何事もなかったように、
勉強やるしかないやろ!とバッサリ・・・・・(≧◇≦)
確かにそうなんだけどねえ…(;_;)
なかなかテレビにかじりついてずっと見ているわけにはいきませんが、ダイジェストくらいは見ておきたいなあとボクなんかは思います。
オリンピックって見てると、選手のほとんどは親の影響を受けてるんじゃないでしょうか? それも強烈に。親とともに歩んでオリンピックに行く選手もいれば、親の影響を受けてその後はコーチとともにオリンピックに行く選手もいる。いやあ、親技の視点からもオリンピックは非常に参考になる題材が満載です。
※この毎日親技は2008年8月15日に配信したものです
ついついそんな視点で見てしまうんですが、1つ絶対的なものが、
勝ち続けることは難しい!
というか、
ほとんど不可能である!
ことがオリンピックを見ているとわかります。無敵と思われた選手たちが次々と敗れていますからね。そのことを知るだけでも価値があるんじゃないでしょうか。
だからこそ、選手はみんな「結果」よりも「過程」を大事にする(ボクの個人的な感想ですが)。勝敗の後に続く人生があるからこそ、過程を大事にしているように思います。そして、ここが大事な点なのですが、過程を大事にすることで良い結果が出る可能性が高まるといえます。
つまり、
結果をトコトン追求していくために過程を大事にする。
過程を大事にすることで結果がついてくる可能性が高まる。
過程を大事にすることで、勝敗の後の人生に続く道が見えてくる。
毎度のことながら、極限まで自分を追い詰めて戦う選手たちを見て思う結論はこの20年いつも一緒です。皆さんのお考えはどうでしょうか?
さて、オリンピックのニュースで2つほど目にとまった話を紹介しておきます。
2008年08月14日スポーツ報知
フェンシング王子だ太田!日本人初メダル「銀」一般的にはなじみはなくとも、フェンシング界は太田の世界一のスピードと言われる剣さばきにかけていた。02年全日本選手権を史上最年少の17歳で制覇し、04年7月のW杯テヘラン大会では日本人初優勝の快挙を達成。18歳のアテネ五輪でも9位となった「金の卵」に、日本協会は未来を託した。
辛子明太子の老舗「やまや」会長でもある山本秀雄会長を中心に資金をかき集めた。フェンシングとは縁もゆかりもない山本会長から6000万円の「明太子マネー」を引き出し、強化費は前回700万円から1億円に増えた。
都内の一軒家に有力選手を缶詰にした「500日合宿」を敢行。強化の中心に立った日本協会・張西厚志専務理事は「歴史が変わった。これを契機にフェンシングをメジャーなスポーツにしていきたい」と話した。
日本の未来を背負う太田も3月に同志社大を卒業した後、就職せず剣に専念。友人から「ニート」と呼ばれてもなお、無職を貫くことを決めた。欧州騎士道の世界に確かな存在感を見せつけた太田。引き寄せたメダルの色は銀でも中身は金だ。
「就職先募集中って書いておいてください」トレードマークの白い歯がキラリ。22歳のニート剣士が、歴史を塗り替える大仕事をやってのけた。
やっぱりお金がかかるんですねえ・・・・そりゃあそうですよね、1日中練習するためには、そのための環境が必要で、それにはお金がかかる。後はそれをいったい誰がそれを出すかですからね。でもお金だけがあったんじゃあダメ。
ボクなんか「500日合宿」だなんて聞いただけで、苦しくなってきます(≧◇≦)
もう1つ気になったニュースは、
2008年08月14日サンスポ
サッカー3戦全敗1次リーグ敗退、反町監督に選手造反日本は3連敗で大会を終えた。16チーム参加の現行方式となった80年モスクワ大会以降、4度目の五輪出場で、初めて1勝もできない屈辱。
反町康治監督に対する造反劇まで発生し、後味の悪い終焉となった。(省略)「監督から【オランダは巧いから深追いしなくていい】といわれた。それはごもっともだけどオレの考えは違った。そんなに怖くない。圧倒できると思ったから前から行こうと。他の選手に話したら全員、それでいくとなった」とMF本田圭。
「安全策指令」無視の造反劇だ。MF梶山も「監督は【前から行かなくていい】といったけど、みんなで前から行こうと話した」と認め、本田圭は「それで問題なくやれた」と胸を張った。
指揮官は勝ち点1でも欲しい。選手は最終戦を思い切りやりたい…。すれ違いと溝を残して、中国を去る。(須田雅弘)
ボクはサッカーの試合は見ていませんし、戦術的なことは全然わかりません。が、どうも監督の指示とは別の動きを選手がしていたという話のようです。
監督としては、たまらない話ですねえ・・・・自分の意志とは別の動きを選手がした、でも結果については監督が全責任を取るわけです。
「先生」や「監督」の指示を全然守らない勝手な選手の代表だったボクだから、あえて予言しておきます。
この試合で監督が行おうとした戦術が間違っていて、選手たちが行った戦術が仮に100%正しかったとしても、いずれこの「造反した選手たち」はどこかでこのときの代償を支払う時がくると。この選手たちがいずれどこかで指導者になるでしょう。サッカーをやめてどこかの会社に勤めることもあるでしょう。
そのとき、自分が指導する選手たちが「指導者の自分」に、会社においては「上司の自分」に必ず刃向かってくる。指示したことを守らずに、自らが正しいと思っていることを行う。そう、今の反町監督と同じ立場に自分たちも身を置くことになるのです。
そのとき、反町監督の気持ちがわかる。
親に反抗する子供たち自身が親になったときに、自らが子供を持ったときに、自分の親の気持ちがわかるように。
行為が正しいか正しくないかではなく、自らが行ってきたことの代価は人生において必ず支払うようになっている。
これはあくまでも個人的な見解ですけれど、1つのスポーツやジャンルのものを長く見続けてくると、そうですね、20年見続けてくると、そんなふうな結末に結局なっていくようにボクは感じています。
天網恢々疎にして漏らさず
現在進行形ですが、ノクが42年生きてきた今のところの結論がこれです。果たして皆さんの意見はどうでしょうか?
ぜひ今見ているオリンピック、1つの種目でもいいので、20年後も是非注目して見てみてほしいと思います。
『10の鉄則』の感想、続々と・・・・
小3 cherさん
メルマガを読んでいたり、執筆された本を持っていたので大体の道筋は理解していたつもりでしたが、ハッキリと親がやるべきことを確認したかったので、購入しました。
これから入塾しますが、どのように塾を利用すべきかも迷っていたので、参考になりました。
なんでも知っていても、受験では常に想定外のことが起こります。それが普通。だからこそ、原理原則は受験に向かうに当たって、確実に頭にたたき込んでおかないといけません。常に10個の鉄則に照らし合わせながらこれから進んで下さいね。
中2 ミネルバさん
もう手遅れかもしれないと思いながら読みました。全部正反対のことばかりやってきました。娘は辛かったろうと思うと涙が止まりませんでした。
ストロング先生に指摘された点をやって9月の課題テストに臨んでみます。手遅れと思うのはそれからにします。
我が子のことで諦めるわけなんかありません。いきなり大きな目標は現状では難しい。それは事実です。
でも、昨日よりもちょび良くなることはできる。誰にでも、それはできる。ミネルバさんも、昨日よりも今日、今日よりも明日の精神でいっていただきたいと思います。
小5 cocoさん
受験に関する本は殆ど読んでいたので、頭ではわかっている事ばかりでした。いくつかは実践していましたが、詰めが甘かったです。
頭にあることを実践してみるとうまくいかない。そこまではみんな同じ。そこからうまくいかない理由を考える。頭に入っていることが違うのか、頭に入っていることがきちんとできていないのか、そこをはっきりさせる。その過程で頭に入っていることが本当に身になって、自分のものになるのです!頑張れ!