早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。
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中1 プリン大好き母さん

いつもメルマガでは、ストロング様の考え方や捕らえ方に感心しております。参考にしようと思うのですが、実践がなかなかできない行動力のなさにいつも情けなさを感じております。

ところで、勉強に関連しての質問なのですが・・。

わが娘は中学校1年なのですが、小学校時代と違って、中学校では定期テストの結果でお勉強のできる子・できない子と差がはっきりと出てしまいます。

娘の仲のいい子のなかには、学年トップクラスの子や順位が後ろから数えた方がはやい子などさまざまです。

この夏休みもお友達と毎日宿題やら遊びやらお祭りやら出かけておりますが、この友人関係はお勉強のやる気と関係はないのでしょうか?

親としては、成績に興味の無さそうな子と毎日いっしょにいても、勉強のやる気はそげないのかな?と少し心配ではあります。

わが娘の成績は、真ん中くらいであまりぱっとしませんが、2学期は少しでも上にいけるよう少しずつやる気が出てきたかなという感じです。

やる気UPで行ってもらうには、お友達関係は、どのように捉えたらよろしいでしょうか?

中1の娘さんの友達について。

似たような相談をこれまでに取り上げたことがあったと思います。友人関係は、勉強のやる気と関係があるのか?と。

これはストロングが答えるまでもなく、皆さんが一番よく知ってる!

そう、みなさん「関係大アリ!」と答えるでしょうから(^_^)

親であるみなさん自身の経験からも「友人関係は、勉強のやる気に関係する」といえるはずです。

まあ「強い意志を持っていれば関係ない」と断言されるツワモノもいらっしゃるかもしれませんが、学年が上がるにつれて親よりも友達の影響を受けるのは、ある意味ごく自然なことではないでしょうか。

問題なのは、やる気UPで勉強に取り組んで欲しいけど、友達とはどう付き合ったらよいかということ。

これ、非常に難しいです(>_<)

でも考えてみたら、相手の成績を考えて「この子と遊ぼう!あの子とは遊ばない!」なんて考えている子供ってどうなんでしょう?

好悪の判断はともかくそういうことをしていると、友達同士の中で浮いてしまってポジションがうまくととれなくなるように思いますけど。

ただ、親としては、勉強頑張って欲しいから、わが子より勉強を頑張ってる子と付き合ってもらいたいとは思うでしょう。

ただ、一緒に遊ぶ本人とすれば、遊び好きな友達の方が楽しかったりする。親から「勉強しない子とばかり遊んでも、成績は上がらないよ!」と小言を言われてもです(^_^)

みなさんは経験ありませんか?

子供のときは自分もそう言われ、親になったら同じことを自分の子供に言う。そんな方が多くいらっしゃいます。

きっと、友達から悪影響を受けて、

自分の子が損をしている

との思いがあるのかもしれません。

まあ、誰だって友達から良い影響を受ける方がいいですからね。この交友関係についてですが、ストロングが多くの生徒を見てきて気づいたことがいくつかあります。

まずは、

お互い様なんだということ

生徒を見てて、勉強に目が向いてる連中とつるめばいいのになぁ~と思うことがあるんですが、なかなか当の本人はその気にならないようです。

確かに、悪影響を受けているかもしれない。ただその子自身も周りの連中に対して良い影響を与えてはないということも事実なんですよね。

お宅のお子さんが「被害者」なわけではないということですよ!本人は、居心地がよく、今の環境に満足しているわけです。

なのに、親は自分の子が損をしていると思ってしまえば、その友達のことを悪く言ってしまう。言われた子供にとっては、親への反感になるのは当然なわけです。

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ストロングが何を言いたいか、もうおわかりですね!

一方的に悪い影響を受けてるわけではない

ということ。

そこを親はふまえて、

子供の友達の悪口は言わない

ということです。

また、わが子に指摘すべきは「あなた」は、友達に対して良い影響を与えてないということ。

少しクサイ言い方になりますが、お互い足を引っ張り合うなんて本当の親友ではないことを伝えるべきだと思います。

もちろん、簡単にはいきませんよ。

彼らだって、友達の間での立場ってもんがありますから(^_^)

なにを言いやがる!ってなもんでしょう。そこで「外」と「内」を切り替えることを約束するのです。

「外」とは家の外のこと。「内」とは家でのこと。

交友関係については言わないかわりに、家での勉強はしっかりすることを約束するわけです。結局はそこに行き着くと思いますけどね。

<ただここで話している問題と友達とつるんで「素行が悪い」のは別問題ですからね。そこは間違えないでほしいと思います。 生活態度が乱れたら、それは勉強どころではなくなりますから。

ここでの交友関係とは勉強をがんばっている連中と付き合えなどと口出さないということですからね。

学年が上がるにつれて、友達についてどうこう親から言われるのを子供たちは嫌います。だって自分自身のことを悪く言われていると同じことなんですから。

言わない代わりに勉強をがんばる。最初はこれでいいと思います。

ちなみに、いつも言いますが「遊ぶ前」に「勉強する」のは絶対ですからね。

順番が逆になると、子供たちは約束を破りますから(^_^)

学年が上がるにつれて、友達関係については親には言われたくない時期が必ず来ますので、それを知った上で、今の対応を考えることです。

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最後に、異性関係について。

これもこれまで何度か書きました。ストロングの個人的な見解ではありますが、異性との交友関係。

これについては、親は注意して目を光らせておくべきだと思っています。同性の友達とは違って、外では楽しく遊んで家では勉強を頑張るといった切り離しが難しいからです。

極端な話、勉強どころじゃなくなっちゃう!

あせらないといけない状況であっても、もういいや!ってなっちゃうからです(>_<)

だから、異性関係はとにかく目を光らせて観察しておくことが大事。

が、ここにきて、異性関係のみならず同性の友達同士でも、携帯電話が絡んでくると、家の外と内の区別とか約束を守る守らないといった話なんかが一気に吹き飛んでしまったりする問題が出てきています。

ある地方都市のデータが手元にあります。

アンケート対象は、中2の約1500人。

◆携帯電話を持っているか?

持っている30.5%

所有者の23.8%1日に2時間以上メールやインターネット利用。細かい時間帯を定義していない「深夜」に32.3%がメール交換。16.3%は面識のない人とメールを送受信。

このデータは少し古いので現在は携帯所持率は倍くらいになっているのかもしれません。

このデータをどう見るか?

友達関係の話だけでなく、携帯電話を持たせるか?どういう考えで持たせるか?などが非常に大事になってくるんじゃないでしょうか。

友達関係も目に見える範囲以外にも大きく広がっていますからね。各ご家庭の方針もあるでしょうから、慎重に取り扱って欲しいと願うばかりです。

【参照メルマガ】

ジョブズの子供にiPadを使わない!?

「ゲームを取り上げても学習時間は伸びない」らしい

LINEデビュー

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小6くりママさん

『10の鉄則』を読んで、実践会の皆さんの報告を見始めたら、自分はいったい何をすればいいのか、目標や約束を何にすれば自分の子供には最善なのか考えすぎてしまって、なかなか1歩が踏み出せなくなってしまいました。

実は、まだ整理がつかないところもあります。

初めて「10の鉄則」の存在を知った時は塾のクラスが下がった半年前、なんだか面倒くさそう・・と逃げ腰でしたが、そのまま7月になってしまい、勝負の夏を迎えようとしているのに、苦手単元の復習をしようと言っても「え~、勉強無理!!」「マジ無理だし!!」と逆切れしまくりの息子を見て

もう覚悟を決めてやるしかない!!
とにかく私がなんとかせねば!!

と、かなり強い意志ものと読み始めました。

実際に読んでみると、え~!?無理かも、という鉄則4の1つ以外はやってた、又はやれるかも、でした。

いずれにせよ、親である私が実行しなければ始まらない、変わらない、と身にしみてわかりましたので、もう残された時間は少ないですが、毎日(すぐに忘れちゃうので)読み直したり、スマホにも一覧を入力して、いつでも思い出せるようにし、1つずつでも必ずやるぞ!!と決心しました。

この鉄則を読むきっかけとなった「子供にやる気がない、すぐに怒りだす」という、成績云々以前の問題が私の一番の悩みでしたが、鉄則を読み、こうして感想を書きながら今一度考え直してみると、それは私のせいだったんだなぁ~とわかりました。

反省もそこそこに(なんせ時間がないので)すぐに出来る事から実践しようと思います!

まず10の鉄則ですぐ取り組めるのは第3章の鉄則7から9までです。

勉強において、この3つを徹底することで、子供の納得してスムーズに進めるでしょう。

しかし、鉄則7から9までが全然効かない家庭が出てくる。

これは

「子供が勉強しないで困っている!」

「子供が言うことを聞かないで困っている!」

とごちゃ混ぜに考えているからです。

この2つは全然違いますから。それについてはメルマガで書きました。

「2つの質問は実は全然違う次元の質問!?」

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「勉強」どころか、あなたの言うことは何1つ聞かないとすれば、もっと手前のところからの取り組みになります。

子供のリアクションには必ず理由があります。

その理由を考えるところからすべては始まるのではないでしょうか。

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