こんにちは、ストロング宮迫です。
子供たちがテストで書いた「珍解答」をまとめた本がメチャクチャ売れているらしい。累計120万部で今回第8弾が発売!「爆笑テストの珍解答500連発 vol.8」
まあ、よくあるやつですが、全国にはさまざまなツワモノがいるんですねえ。ざっくりどんな珍解答かを画像検索してみると、いろいろありますなあ。
個人的に好きなのはこれですが・・・
爆笑テストの珍解答500連発公式ブログはこちら
これって子供が書いた珍解答じゃなくて、大人が考えたネタじゃないだろうか?と思いますがどうでしょう?
子供が持って帰る答案は宝の山で子供を見なくても、答案を見たら、家庭学習の様子、勉強に対する姿勢、テスト勉強の有無、今後伸びていくかどうかもわかっちゃう。
それくらい子供が書く答案はその子供の勉強面でのすべてを表すと言っても過言ではないでしょう。
たとえばこれ
もし↑↑↑これが大人が書いた「ネタ」でないなら、ほぼノー勉強の子供といえます。勉強面、入試を考えればお先真っ暗といえるでしょう。
こちらも同じ英語の解答ですが、爆笑テストの珍解答500連発公式ブログにこういうのがありました。
親技ではテスト勉強に対して「範囲を知らない」「全部やらない」「一発勝負」「答え合わせしない」など子供に付いている「虫」の退治をしようといっていますが、この子の場合だと↑↑↑、テスト範囲の勉強を全部やっていない子供と判定できます。
特に英単語を覚える作業はほぼやっていないと考えられます。まあ、スペルの書き方なんかみるとしっかりしているので、この場合は単純に習っていないという可能性も残りますが。
答案だけでなく、字だけ見てもいろいろな判断ができるのが子供の答案です。
子供の勉強の様子を知らない親は素点しか見ることができません。しかし、本当の宝は子供が書いた答案にある。
定期的に持って帰る「宝」を見ずに素点で子供を判定するか、見て「宝」を発見して子供に具体的な指示や応援をするか。あなた次第です。
料理にひと手間加えれば味も香りも変わるように子供もひと手間かけると別人になりうる。みんなにチャンスがある。しかし、みんなチャンスを自ら放棄しちゃってる。残念ですなあ・・・
探しに行かなくても「宝」は子供が持って帰りますから。あとはそれが「宝」だと気づくかどうかですよ。
さて、前回告知した高校入試の入試演習のチャレンジ問題第一弾。
いかがだったでしょうかね?
問題は、大森学園高校2014年度_数学でした。
※残念ながら学校が公表していた解答はリンク切れとなっています。自力で頑張るか、学校や塾の先生に答え合わせをしてもらってください。
この学校の偏差値がいかほどであろうと、制限時間を調整することであらゆる偏差値の中学生が取り組めるものになると書きました。良問ばかりが出題されていますし。
なのでこれから高校入試を迎える方には是非トライしてほしかった。まだの方はこれからでもいいのでぜひやってみてください。
親カツ後期生は入試演習をやる上で入試実践テクニックを使用する際の注意事項がありますのでメンバーページを読んだうえで取り組んでください。
すでに発表した偏差値別の制限時間は以下の通りでした。
偏差値40~50: 制限時間 50分
偏差値51~55: 制限時間 45分
偏差値56~60: 制限時間 40分
偏差値61以上 : 制限時間 35分
今回はこれを踏まえて、偏差値別の正答数を発表しておきます。
実際塾などで出ている偏差値と親技での判定を比較するのもよし、塾に行っていない方はお子さんの数学の偏差値が現在いかほどかを知る目安にしてください。
問題数は26問でした。
偏差値40~50の受験生:
目標→ 正解数17問/26問中
落としてもいい問題は1(8)(10)、2(4)、3(4)、4(4)、5(3)の6問と+オマケ3つ
オマケ3つとは、できる問題なんだけど落としてしまう問題が3つあってもいいという意味です。
たとえば1(2)などはわかっていても間違える人が多い問題です。
もし仮に設定したオマケ3問が取れて「正解数20問/26問中」が取れたとしたら、「偏差値40~50」の受験生にとっては最高レベルの結果を出したと考えてイイ。
そしてもし20問正解したのなら出る偏差値は最大で55近辺までいくと考えられます。あとはそれが続けられるかどうか。すなわち連続してこの正解数が出せるかどうかになってきます。
以下、偏差値別の目標正解数です。
偏差値51~55の受験生:
目標→ 正解数19問/26問中
落としてもいい問題は1(8)、3(4)、4(4)、5(3)の4問と+オマケ3つ
偏差値56~60の受験生:
目標→ 正解数21問/26問中
落としてもいい問題は3(4)、4(4)、5(3)の4問と+オマケ2つ※レベルが上がってくると、当然オマケは少なくなっていきます
偏差値61~65の受験生:
目標→ 正解数24問/26問中
落としてもいい問題は、→オマケ2つ※落としていいのがオマケ2つということは、このゾーンの受験生は全部取れる問題だぞって意味です!
親カツ生はタイガー山中の模範解答をあわせてごらんください。
※赤字で書いてある箇所は「偏差値60以上の方には、タイガー山中はこのやり方をお勧めします!」という意味です
毎回書いていますが、この手の問題1回でいいのでぜひ親の皆さんにもチャレンジしてほしい。自分で体感するためにです。だってもう忘れちゃっているでしょ、感覚を。
子供に「問題をよく読みなさい」とか「見直しすれば気づきでしょう」と親は言うけれど、自分でやってみたら「読み間違いはある」し、「見直しても気づかない」ものです。それが体感できるだけでも意味がある。
それが体感できる親は「問題をよく読みなさい」を具体的にテストでどうさせるのか、「見直しても気づかない」がゆえに1回目をどう解くかを考えるものです。
先日、中学受験生の親の方のメールにこう書いてありました。
今日はこれから合不合です。
子供は、「最近、私、毎日賢くなっている気がする」と前向きです。
入試演習を重ね、穴が見つかれば各単元の復習に戻り、再び入試演習に取り組む・・・
今日の成果を感じながらこのサイクルを積み重ねていくと、そう思う受験生は多いものです。ああ、私、できるようになってきていると。
入試の匂いを肌で感じ始めるこの時期、子供たちがグ~ンと伸びる時期です。ただし成果を感じられない日々を過ごしていると不安は累乗で拡大していく。
これからは加速度的に力をつけていく受験生と加速度的に不安を増大させていく受験生に真っ二つ。勝負の時ですね。
今日やったことはもう入試まで触れることがないかもしれない。今日限りの可能性が大です。出会う問題に一期一会で向き合いましょう。
年内まで勝負の1ヶ月半ですよ!
[算・数] 7日間を終えての感想
小5 桜さん
◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:
1度正解した問題が、ちゃんと理解して解けてるとは限らないことが体感できました。
できるのになんでまた解くの~?と言いながらも、式や図も書きながらタイムを縮めることができ、正答率も上がっていくのを体感できた娘。この方法いいね!と上機嫌です。
実はノリ勉を試してから約3週間経過してます。(報告が遅くなり、申し訳ありません。)
算数を中心に理社も3回解く方式で、30分~1時間を1セットの目安に繰り返してます。基礎問題がスムーズになると、若干ひねった応用問題にも食いついてきます。
テスト結果も応用は手をつけてない範囲も多く、評価変化なしですが、算数 カリテ(基礎評価)6→8。
直近の公開模試も偏差値50→58となりました。
◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:
今までは成績を上げるには量をこなす全範囲をできる限り網羅する必要がある!と思い込み、捨てる勇気を持てませんでした。今は 娘も大胆に捨て問を作るようになりました(汗)
◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:
塾の方針もあり、最近はやったかどうかの確認のみでしたが、再び低学年の頃のように一緒に学び、私ももっと知りたい学びたい欲求がでてきましたし、娘はライバルができたみたいで燃えるようです。
次の復テ対策講座もがんばります!