早速、読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。
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先日、あるお母さんと話す機会があり、そのとき

「朝型」と「夜型」どっちがいいのでしょう?

と聞かれました。

朝早くに起きて勉強する「朝型」スタイル。夜遅くまで勉強する「夜型」スタイル。

さて、「朝型」と「夜型」どちらがいいのか?

このメルマガの読者歴が長い方であれば、ストロングの答えはわかりますよね(^_^)

そうです。

どっちでもイイ!!!!

朝型だろうと、夜型だろうと成果の出る勉強をやっていれば問題はないわけです。

やることをやっていれば、成果は出る。

だから、子供が頑張れる方を選べばいい!というのがストロングの回答となるわけです。

最近、こういう質問、つまり「どっちがイイ?」という質問が多いので、あらかじめ言っておきます。

ちゃんと勉強しているのであれば、どっちでもイイ!!!

例えば、「朝ご飯をきちんと食べる子供は食べない子供に比べて成績がイイ」というデータが出たと。

「ウチの子、朝は食欲がないんですが、やっぱり朝ご飯を食べたほうがいいんでしょうか?」

答え。

どっちでもイイ!!

だって、朝ご飯をモリモリ食べる子供でも、勉強しなければ、成績なんて良くならないですよね?

勉強面に関して、「朝型でも夜型」でもなく、「朝ご飯を食べようが食べまい」が、きちんと正しい方法で勉強することが大事

そうですよね?

ただ、これら「朝ご飯を食べる食べない」の問題なんかでは、日常生活において、きちんと早めに起きて、ご飯を食べて学校に行く。朝起きてご飯をモリモリ食べられるということは、言うなれば、腹が減っているわけです。

前の晩の夜の10時に晩御飯を食べていたら、朝はやっぱり誰でも食欲はないものです。つまり、早めの晩御飯にすれば、朝は腹が減ってモリモリ食べるかも!?

まあ、そういう当たり前だけど、大切な日々の生活や習慣について、親が気を配り、実行している。食生活に対する姿勢がきちんとしている。そういう家庭の子供が、全然気にしていない家庭の子供よりも、成績がよく出るのは、当たり前と言えば当たり前な話です。

例えば「携帯電話を自分の部屋で夜遅くまでピコピコいじっているようで、朝が起きられないんです。学校でもいつも寝ているようです・・・」

成績なんて良くなるわけがない。

だって、携帯ばかりいじって勉強していないんですから。そうですよね?

えっ、携帯電話は1日に1時間って決めてるって。だけど、子供が約束を守らない。どうしたらいいのかって!?

答え。

携帯電話を解約する!

以上。

こういう言い方をすると、なぜかすごく評判が悪いんです。でも、約束しても守れない、もっといえば、親が守らせられないのであれば、どうしようもないですよね?

もうダーダーなわけですから。ならば、もう解約しかないでしょう!

こういう生活をさせておいて「勉強が・・・」なんて悩みを持つのはおかしいわけです。

勉強の前にやることがあるだろうと。

さて、そんな「ありえない話」はさておき、最初に書いた「朝型」と「夜型」の勉強については、この頃よく考えもし、タイガー山中ともよく話し合います。

究極はどっちでもイイにしても、果たしてどっちがいいんだろうか?と。もっといえば、成績がイイ子ってどうなのかと。

なので、

子供たち、特に受験生は、

「朝型」と「夜型」、どちらが多い?

「朝型」と「夜型」、どちらが大変?

「朝型」と「夜型」、成績がイイ子の比率はどちらが高い?

を考えてみました。

1点、3つめの「朝型」と「夜型」、成績の良い子の比率はどちらが高い?なんですが、どうも同じではないような気がするのです。

統計も取っていないので、数字的な根拠からではなく、あくまでもストロング自身の経験値での話です。

経験値から言えば、「朝型」のタイプの方に、成績の良い子が多いかもな~なのです。

ビミョーな表現で申し訳ないのですが(>_<)

先にも書きましたが、だからといって、「朝型」にすれば成績が上がる!とは必ずしも結びつきませんから短絡的に考えずに、なぜそうなんだろう?と考えていきたいと思います。

夜型の子だって成績優秀な子がたくさんいる。もちろん、そうでない子だっている。朝型の子だって優秀な子もいれば、そうでない子だっている。

その違いは何なのか?

ここに、成績を上げるヒントがあるのではないか。

ストロングは、こう考えました。

「朝型」と「夜型」、どちらが多い?

この質問の答えは、明らかに「夜型」が多いと思います。

では、「朝型」と「夜型」、どちらが大変?

それはやっぱり朝型ですよね、朝が苦手な子は多いですから。ましてや、勉強のために朝起きるのはなかなか難しいです。

ストロングは典型的な夜型人間です。

そこで一発奮起、朝型にチャレンジということで、前の晩、いつもよりも早めに床に入ります。そして、翌朝、起きれずにいつもの時間に起床

これで何度挫折したか!?

もう人間的にダメなんじゃないかと落ちこんだものです。だから、ストロングは、親の方にも、翌日に勉強を持ち越すぐらいだったら、前の晩に済ましておくことをススメるわけです。

ただですね、現実問題として「朝型」の子って夜はそれだけ寝床につくのが早いわけです。睡眠時間をしっかりとるから朝起きることができる。

だから、実際の勉強時間は夜型とあまり変わらないのでは?

そこなんですよね。

ストロングが知ってる「朝型」で成績が良い子は、

時間の使い方が、非常にうまい

と思うのです。

うまいというか、テンポがイイという感じです。皆さんにも考えて欲しいのですが、「朝型」と「夜型」では時間的な余裕はどちらがあると思いますか?

朝型の子は、明日の朝が早いわけだから早く寝なくちゃなりません。一方、夜型の子は、割と夜は長いからと時間に余裕がある感じ。あくまで気分的な話ですが、そんなことないでしょうか?

朝型の子は、「やべ~、10時半には寝なくっちゃ!」「チャチャっと、片付けるぞ!」と時間に追われるように勉強に取り組み、

夜型の子は、「どうせ1時まで勉強だからな・・・」「あ~、まだ3時間あるよ~」と勉強の取りかかりがズルズルと遅くなる。

もし、こういうことになれば、差は歴然と表れてくるでしょう。

えっ、夜型で成績が優秀な子はどうかって!?

夜型で成績が優秀な子は、勉強への取りかかりがやっぱり早い。今日の予定をしっかりこなし、早めに仕上がれば、早めに切り上げる。

朝型も夜型も成績が良い子に共通するのは、

やるべきことをしっかりこなす

は当然として、その上で勉強への取り掛かりが非常に早い

受験生には夜型が多いというのはストロングの感覚ですが、そうなると、朝型であろうが、夜型であろうが、

勉強への取り掛かり

というのがやはりポイントになりそうです。

また、ストロングの例で恐縮ですが、完全な夜型人間のストロングは、まさに取り掛かりが遅いタイプなわけです(>_<)

心の中にある声をあえて取り出してみると、

「あ~、本当にやらないといけないの?」

「これって、どのくらいかかるの?」

「今日は何時までやる?」

から始まって、

「どうせやるわけだし、もう少し休憩してからやるか」

「これを1時間やって、これが2時間。頑張ればもう少し早くできるかな」

って感じなのです。

取り掛かる前に計算ばっかりやっている感じなんですね。ストロング以外の成績が振るわない夜型タイプは、たいていこんな感じで勉強への取り掛かりが遅いわけです。

が、優秀な夜型人間たちも、取りかかりは遅い傾向にあるように思えます。そんなストロングから見ると、朝型の子たちはストロングと違う人種に見えてしまう。

朝は学校に行くまでの1時間の勉強。毎日、朝1時間でやるための勉強がちゃんと決まっています。

つまり、「これをやるために、朝1時間勉強するんだ」と決まっているわけです。学校があるから延長もできませんしね。

これがはまると、塾がない日は、

学校から帰ってきて夕食までの時間

夕食を済ませて風呂に入るまでの時間

風呂から出たら寝るまで時間

などがすきまなく予定が詰められますし、これらのすきまの時間が生活の中ではすごく大きな時間になります。もちろん時間に追われてる感じにもなる。

でも、休日もその調子で午前中、早めから十分な勉強をこなせますので、昼以降は自由な時間を確保することができます。

今年の夏も、日焼けして真っ黒な「朝型」の受験生に出会いました。難関校へ合格圏内をキープしている真っ黒な受験生です(^_^)

これは勉強をやっていないんではなく、勉強もやって遊んでいるんですな。

いや、遊ぶために、すきま時間を詰めてやるという感じです。

つくづく受験生だからって、遊んじゃいけないわけではないんだなと気付かされた夏休みでした。

結局のところ、「朝型」だろうと「夜型」だろうとどっちでもいい!しかし、勉強の取りかかりに時間がかかり、予定通りの勉強ができないことが問題なのでしょう。

取りかかりの遅い子を持つ親は、要注意なわけです!

取りかかりが遅い我が子に、もっと厳しく接するべきかは一概には言えませんが、遅くはじめてダラダラ夜遅くまで勉強するぐらいなら時間を短くしてでも早く取りかかる勉強を目指す。

やはり成績がイイ子の家庭を目指すには、そこは避けては通れないという気が今しています。

そのためには、いつも言っていますが、やっぱり「今日の予定」を子供に提示してやることだと思います。

これだけをやれば、今日の勉強は終わり

ゴールを確認して勉強をスタートする。最初から無理でも、最後はそこに向かっていく。「これだけやれば・・・」これは第3者の客観的な判断がどうしても必要になるでしょう。

それを子供ができるのであれば、放任しても成績はキープできる。子供が決め切らないのであれば、また判断ができないのであれば、そこは親がする。

理想論ではなく、「これだけをやれば、今日の勉強は終わり」の勉強を目指してみませんか?

それを早く終わらせるために、すきまの時間をとにかく使う。

ただすきまの時間をぎゅうぎゅうに詰めて、さらにゴールがない勉強をするのはなしですよ!

それをやれば子供が暴発しちゃいますからね。
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うれしい報告

[算・数] 7日間を終えての感想

小4 よっぴーさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

字を丁寧に書く、途中の式を省略しないという約束を守ろうと子どもが努力しました。特に字は丁寧に書こうと気をつけるようになり、実際にとても丁寧に書くようになりました。

苦手でやりたくない、解けないと思っていた問題も出来るようになる、と子どもが感じることができたことは大きかったと思います。

親の自覚。子どもの勉強を見るということはどういうことなのか、今まで分かっていませんでした。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

子どもの反応はとても素直でした。嫌なことはやりたくないけれど、出来る様になれば楽しいというところまで変わる。進め方ひとつでこんなに差があるということに驚きました。

子どもの様子をよく観察することがとても大事だということも学びました。今までを振り返ると、見ているようで見ていませんでした。

疲れている時や、やる気が出ないときにやっても成果が出ないどころか、マイナスだということも学びました。子どものコンディションを見極めるのは思った以上に大切なことだと実感しました。

「なんとなく全体的に勉強しておく」ではなく、きちんと成果の出る勉強の仕方があるということ。

「頭では理解している」=「出来る」ではないことが良くわかりました。実際にやってみると思いもしない(思い至らなかった為の)反応やエラーがでたりして、何事も実践しないと分からないことが多々ありました。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

楽しかったです。でも、大変でした。大変なのは準備ではなく、たった30分、真剣に子どもに向き合うという行為にです。

今までも一緒に勉強はしていましたが、「はい次これやって」「うん、合ってるね。良し。こっちは間違ってるね、もう一回やろう」など結果と言うか目に見えやすい表面でしか子どもの状態を見ていませんでした。

ノリ勉で子どもの褒めるところを一生懸命探すということ、本当に新鮮でした。今までダメなところばかり探して指摘して、親が満足して、きっとこれで良くなるんだと思い込んでいました。

アメとムチではなくムチ、ムチ、ムチ…でした。

10の鉄則、ずいぶん前に購入してなんとなく読んでいました。今回、10回までの音声をもう一度全部真剣に聞いて、自分なりにまとめました。

こんなに大事なことを言っていたんだ!

今までなんて宝の持ち腐れ…とちょっとへこみましたが、反省し、心機一転頑張りたいと思います。

同じ時間を勉強してもそこから出てくる成果はまるで違ってきます。30分で成果が出せない勉強は3時間やっても成果は出ない。

勉強時間、机に座っている時間は同じなのにどうしてそんなに差が出るのか。それはやっぱりやり方です。

短時間で成果の出るやり方、学年が上がっても通用するやり方を知りそれを実践する。難しいことじゃない。勉強ってどういうことなのかがわかればいい。

「できる」って「正解する」ってことじゃない。たったそれだけを知るだけでも勉強のやり方は変わってきます。

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