こんにちは、ストロング宮迫です。

この間、グラウンドでサッカーをしていたのでしばらく観戦したのですが、子供たちっていうのは実に正直でわかりやすいなあと思いました。

あっさり2点奪われたチームは前半戦にもかかわらず意気消沈モードでチーム全体に勝つというムードがありません。

しかし、相手チームのミスで1点取ったらどうでしょう!!
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もうボールの追いかたから違いますな、足もなんか速くなった感じでガムシャラさも出て、指示する声も出て、雰囲気が一気に変わりました。

「ダメだって思うとき」と「イケるッて思うとき」の違いですよね。同じ人間なのに人は気持ちの持ちようでまるで違う人間になる。

レベルが上がるにつれて、そういったムラがなくなっていくものなのでしょう。プロはいつだって同じ力を発揮する。それができる人がプロになる。

いや待てよ、プロだって万年最下位のチームの覇気のなさったら、ひどいじゃないか。モチベーションは低いし、試合の前半ですぐに諦めるし。プロの話はともかく、だから子供たちには「勝ち」もしくは「イケる」って気持ちが必要なんですよね。それがなけりゃ、持っている力さえすべて出し切らない。
oyawaza240
「勝ち」っていったって偏差値70のことじゃないですよ。

ボクがいう「勝ち」はたとえば授業での小テスト。単語10個とか計算5問とか、そういう「小さい勝負」で勝っていくことが子供たちにちゃんとやることの大事さや人との違いを知る機会になる。

前にここ「続:子供は自分から勉強するようになるか?その2」でも書きましたが「ちゃんと挨拶ができる」って行為は、現代ではもうそれだけで「褒められる」行為となりうる。「キミはいつもきちんと挨拶できるね」たったそれだけが子供たちにこれからもっとちゃんと挨拶していこうって気持ちを起こさせる。

第一歩は「ちゃんと挨拶する」っていう行為や実績、それが褒められるというお土産に結びつき、そのお土産がさらに次へのモチベーションになる。これが回り始めると、ずっと褒められるサイクルに入る。サイクルに入ったら、それがここでは「きちんと挨拶をする」が当たり前になり、子供自身が「そんなの当たり前」と口にするようになる。

それって子供の当たり前が増えて、1つ階段を上がる、成長するってことですよね。

勉強も全く同じですよね。まずはやらせるのはそういう意味がある。いきなり10時間やれ!なんてことじゃない。短い時間をちゃんとやらせて、やらせたら成果を出して褒めてやる。実績を作ってやる。小さい実績をいっぱい作ってやる。小さい実績をいっぱい持っている子供は学校でも塾でも習い事でも褒められる機会が飛躍的に増える。

そして、それが当たり前になるのです。ちゃんとやらない友人を見て「ちゃんとやればいいのに」と思うようになる。成長。そしてそれが人との違いになる。

子供を「褒めてやることがないなあ」というのは大人の側が怠惰ってことです。また、「褒めりゃいいんだろ」って実績もないのに褒めてたら、成長はない。
oyawaza419
相手のミスであろうが何であろうが、得点が入って「2対1」になった途端、俄然走り始める子供たち。ゲンキンだなあ・・・と思う反面、できそうなことや追いつけそうな場面を親が作っていってやることが多くの親が望む子供の自立への道につながるんだろうなと改めて感じました。

いきなりめちゃくちゃ難しい問題を、できるかどうかも勘案せずに子供に与える愚を親は犯してはならない。

その愚も一度ならまだしも二度も三度も、はては1年間も与え続けることは、小さい子供と高校生でサッカーを本気でやらせて、「100対0」の状態にするのと同じこと。

その状態をそのままに頑張らないお前が悪いというのは、もはや犯罪です。
oyawaza239
スポーツでは練習試合の相手がすごく大事だし、勉強ではどの問題をやらせるかが大事になる。

子供が走らないのにはワケがある。それを考えずに「なんでなんだー!」と叫ぶのは大人げないと思いませんか?

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うれしい報告

成績上がったよ!報告

中3 旅の窓さん

テスト名:夏休み明けの学力テスト

数学47点→74点(偏差値52.9→61.0)
理科35点→71点(偏差値45.7→62.6)
全体で偏差値51.3→60.8

以前に困ってメールをしました。あれからなかなかうまくいかない事もありますが、10の鉄則の10番目を親子の合言葉にいい聞かせ、夏までの成績で志望校が決まるというストロング先生の言葉を励みに、親カツ8・9月号も参考にして夏休みを数学と理科の入試対策に費やしました。

塾では夏期講座を受け、家で夏期講座で使ったテキストのできなかったところをできるようになるまで、できるようになれば、早くできるようになるようにやりました。

そのお陰か、今回のような結果(今までで最高)になりました。ありがとうございます。

今回は数学の他に理科もかなりあがりましたが、理科は2分野はいいのですが1分野がだめで、1分野のできしだいで偏差値は乱高下しますのでまだ安心できません。

上がったり下がったりの結果が今回くらいでとまってくれたらと願います。これからの目標は、今回の偏差値を維持すること。

受験まであと少しなのでがんばりたいと思います。

すごい上がり方ですなあ。頭が下がります!

勉強したところがバチっと出た!という感じでしょうか。

今回は勉強したところが出たけれど、次回はそうとは限りませんし、次回は苦手と思うところばかりが出ることだってあるでしょう。

しっかり穴埋めに励み、高得点定着に向かって頑張って、ぜひ最高の形で受験を迎えていただきたいと思います。

それにしてもすごい!!おめでとうございます。

  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)
  • 親カツ講座(入
試実践コース)