こんにちは、ストロング宮迫です。

※この毎日親技は2008年10月9日に配信したものです

経済のニュースは暗いモノばかり。その中で、ノーベル賞受賞【2008年10月、益川敏英京都大学名誉教授がノーベル物理学賞を受賞】は明るいニュースで救いですねえ。
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受賞者益川敏英さんの同窓生は、「中高時代の数学・物理の能力は飛び抜けていた。」と。でもって、益川さんは高校1年のときから全国の難関大学の入試問題をひたすら自分の力で解いていたとか。

やっぱりねえ・・・

同じく受賞者シカゴ大の南部陽一郎さんは、子どものころ、父親が買ってくれた科学雑誌「子供の科学」がきっかけで理科に興味を持ったそうで小学校時代には鉱石ラジオを作って遊ぶように・・・

マニアですねえ(^ε^)-☆

米シカゴ大名誉教授、大阪大学特別栄誉教授の南部陽一郎は1978(昭和53)年に文化勲章、1994年にウルフ賞などを受賞。さらに2008年には益川敏英氏、小林誠氏とともにノーベル物理学賞を受賞した。

こういうマニアックな面を子供は皆持っていると思います。まあ、それが段々なくなっていくわけですね。

マニアックな面が伸びていくも、なくなっていくのも、その方向性、親の指向・志向などいろんな面の影響があってのことです。

昨日の新聞でしたが、今「日本初、正縮尺の「日本鉄道旅行地図帳」」が売れているらしい。


時刻表に載っている地図などの場合、路線や駅名の表記がかなりデフォルメされていて、地図上では見えるはずの海が見えなかったりするわけです。

それが、この地図帳だと正確な縮尺の地形図の上に、すべての路線、駅がトレースされている、というわけだ。

ボクには、なに言っているのかさえ、わからん・・・でも、こうやって「テスト」や「成績」には関係ない、熱くなれるものがあるのはイイですよね。

深く、さらに深く・・・底なし沼へ…(◎_◎)

子供が漫画を読むことを嫌う親は多い。ただボクなんかは子供が気持ちを抑えがたく、布団に隠れてでも読もうとする姿なんか見ると「もう寝ろ!」と怒りつつ、うれしくなったりしまう。

このまま寝てたまるか!先が読みたい!っていうその感覚を子供が持っていることがたまらなく好きなんです。

例えば、ウチの子が怒られてもやめられない漫画

ボクが読み出したら止まらない本などなど・・・。

ノーベル賞受賞の話に戻して、南部陽一郎さんは、子どもたちの理科離れについて聞かれ、「大学にいる学生たちは勉強してますよ」と。

さらに日米の研究環境の違いについても、「今はネットも発達しているし、世界中どこでも差はないと思う」

ホントそうですよね。最近は勉強しなくなった、レベルが低いなんてよく言われますが、それは全体を通しての話でしょう。

確かに全体の平均点は下がっているでしょうし・・・でも、やっている子供は昔も今も、ガンガンやっていますよ。

学校で習わなかったら、塾で習いますしね。探してでも習ってきてやってる。学校が教える内容が少なくなたからと言って付き合う必要も義務もないですから。全体から見れば、「やっていない」なんでしょうが、上位はやっぱりやってます。

また、ネットの普及はホントにすごい!WIDE Universityなど大学の講義も今ではもうネットでどんどん見られる時代です。もう大学に入学しなくても勉強はできる時代がすぐそこにある。

こんなステキな授業も・・・

場所も学年も、そんなの関係ネェー!です。学ぶ意欲があれば、どこにいようが学べる時代がもうきたんです。

あとは方向性と志向。なにを深く掘り下げていくのか?

南部陽一郎さんの座右の銘は、論語の
学びて思わざれば則ち罔(くら)し
思いて学ばざれば則ち殆(あや)うし

だそうです。

自分で考えることと他人から教わることはともにないがしろにしてはならないという意味。

人生は論語に窮まる」 67ページ

以前、この言葉について考えたことがあります。そこで浮かんだのが河合栄治郎の勉強法でした。学生時代の河合栄治郎は大学の講義をきちんとノートに取って、それを復習していました。

しかし、週末など講義がない時は、好きな本を読み、考えることに時間をあてたのです。これは「学ぶこと」と「思うこと」を両立させる具体的な方法だと感心した覚えがあります。

大学生は、先生が講義で話したぐらいは完全に理解し、さらにいわれないことまでもわかるほどの努力をしたほうがいい。そういう努力が頭をよくするんです

ただし、それだけに熱中していると、「それだけの人」になってしまいます。つまり、「お勉強」になってしまうのです。「お勉強」と「勉強」は違います。「お勉強」は「学びて思わないこと」であり、だから本当には身につきません。

たとえば、学校を卒業した途端に忘れるというのは、「勉強」をせずに「お勉強」をした人です。

人生は論語に窮まる」75ページ

「大学に入る」ということの1つの意味は、ある程度謙遜することを知る点にあります。やはり、できる人間が周囲にいますからね。また、自分と違ったテーマをやっている者が自然に見えてきますので、視野を広く持っていれば、唯我独尊になることはむずかしいはずです。

もっとも、「お」が付いた勉強家、つまり「お勉強家」になって、思い込みがまったくなく、テーマさえつかめないという人もいます。これは「罔(くら)い」わけですが・・・(省略)

「お勉強」は、いらない・・・わけじゃないとボクは思っています。「お勉強」もいるし、それができたらもう一歩踏み込んで「勉強」も必要になっていく。

止まるなよ!ってことですよね。
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うれしい報告

小6 よろしく候さん

9月の親かつ課題「広く浅く」がなかなか進まず、焦ってしまいましたが、ストロングさんのメールを読んで、この10月基本の確認を中心にすると決めました。

さすがに11月に基本は確認する余裕はないでものね。遅れたそのぶん過去問はまず私が解いてみて感触をつかんでみることと、子どもがどれくらいできるのかを知ろうと思います。

頑張ります!応援して下さい!引き続きお願いします!

中3 ゆうきさん

親カツ講座の予定より遅れましたが、9月の県模試で偏差値57まできました。あと3です。県立高校志望なので、C問題はほとんどないため、出てきた問題をできるようになるまですべてつぶしていっています。

疲れもしますが、偏差値も2年の12月から総合で8あがっているのでなんとか(´o`)ここまでちょっとずつですが自己記録を更新しているので落ちないようにしてきたいです。

入試問題は全範囲。模試もすでに全範囲。今押さえようと取りくんでいる単元が出るとは限らない。

それでも1つ1つ優先順位の順番に押さえていく。それしかない。今こそ一喜一憂せずに、しつこいですが1つ1つつぶしていく。

つぶしていかないとこれから不安も焦りも大きくなる。押さえきれなくなっていく。自分自身がそれを膨らませていることに早く気づき、目の前の単元を確実につぶせ!

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