oyawaza476
こんにちは、ストロング宮迫です!

さて、皆さんは、「あの人、こんな人だろうなあ」というイメージを持ってたけど、実際は、まったく逆の人だったと思うことってないですか?

ボクはしょっちゅうあります。(>_<)

ボクにとっては、中日の落合博満監督もそんな人の一人です。現役時代は、なんか「感覚で打っている天才」という勝手なイメージを持っていたのですが…でも、現役を退いてからの著書を読むと、まったくイメージと違っていました。

著書の「落合博満の超野球学」では、バッティングについて、「そんなの常識!」と言われていることまで、なぜそれが常識なのかを「理屈」で徹底的に追求しています。
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「なぜ常識なのか?」を説明するのって、意外と難しい。それは本当にわかってないとできないこと。

まあ、そんなの常識でしょ!って片付けるのはカンタンですから。

細かい技術的なことは除いて、この著書で落合監督が言っていることをボクが勝手に要約すれば、

すべて自分の自由にすればいい。

ただし、バッティングにも、ある到達点にいくまでには身に付けなければならないという”基本”はあると思う。また、これをやってはいけないという”禁じ手”もある。

そして、そんな要素にはすべて理屈がある。その理屈を考え、自分の形にあてはめて考えていくことが、バッティングの上達への近道である。

となります。これは、成績アップにもまったく同じことが当てはまります。

■ なぜ短時間で勉強することを目指すのか

■ なぜ親が教えないほうがいいのか

■ なぜ同じ問題を何度もやるのか

など、すべて理屈がある。

その理屈を考え、それを自分にあてはめて考えていくことが成績アップの近道になる。

実はボクは、成績に関しても「理屈」で考えたことはなかったんですよね。

塾講師時代、熱心に教えて、補習して、休日出勤して子供の面倒を一生懸命見てた。けど、「なぜ成績が上がらないのか」を考えたことはなかったんです。当たって砕けろと。タイガー山中と出会うまでは。

アホと言われても返す言葉はありません。シュン…(;_;)

だから、とにかく言った通りにやれ、その代わりにお前に付き合ってやるとなる。まあ、力技です。

これがなかなかしんどい。力技で成績が上がる子供はいいんです。でも、全員は上がらない

そりゃあそうです。理屈がなくて、「なぜ」を子供に考えさせていないから、付き合うボクがいなくなると、元に戻ってしまう。これじゃあ、まるでアイロンいらずの形状記憶シャツ!

そこで、いくらやっても無理じゃねえかと落ち込むことになる。

このあたりのことを落合監督は、著書「コーチング-言葉と信念の魔術」でこう書いています。
※「練習」を「勉強」に置き換えてお読みください。

P207

行った練習の後にひとつだけ困る問題がある。

すぐに結果に結びつかない時に、自分がやってきた練習を否定してしまうことだ。

練習して、すぐに結果が出てくれればいいが、そうでない時は「俺のやり方が間違っているのではないか」という気持ちに陥りやすい。

しかし、正しい方向に努力はしているのだ。

しかし、それでも結果が出てこないのは、

■ 練習がまだ足りないか
■ 自分にあっていないか
■ どこかで目指す方向を間違えているか

すぐに、「あーダメだ」じゃなく、進みながら「理屈」に照らし合わせながら、自分で点検しなければいけないわけですね。

「トライして、エラーが出たら、その結果を検証してみる」ことが大事。

では、こうした状態から脱出する近道はないのか。

落合監督は提案します。
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P208

私は他人のやっている姿を見て、「ここが良い、ここが悪い」と、自分なりに分析することを勧めたい。

自分のやっていることだけでなく、他の人の動きを分析すれば、本当の良い悪いが徐々に理解できるようになる。そして、自分のここが悪くなったと思えば、自分自身で直すことができるようになるのだ。

落合監督は、いろんなところで、これを「イイ評論家になろう」と表現しています。これは他の人のイイところを盗むということだとボクは理解しています。

皆さんも、ここで出てくる話や読者からの質問&ボクの回答について、ぜひ「評論家」になって、分析してほしいと思います。

なぜこんなことを言うのか?
理屈に合っているのか?と。

そして、読んだら、評論家になって、良い悪いの判断を下してください。

落合監督、ボクはあなたの優勝ではなく、あなたの書いた本に励まされました。

ありがとうーー!
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うれしい報告

「7日間の旅」を終わって、小学5年のお子さんをお持ちのにゃあにゃさんからコメントをいただきました。

一部抜粋して

できないと思っていた子供が、できるようになりたいと強く思っていたことに気付いたことです。今回の旅では、親の予想を越える頑張りを見せてくれました。

子供が「できない問題への取り組み方」を知ったことです。できなかった問題ができるようになったことです。

今までは「できるようになりたいと思っていても、どうしたらいいのかわからなかった」と言っていました。これならやれるって。

自分でやれる自信がついたって。

この旅をさせてもらって、本当によかったです。子供とより強い絆ができたと思います。有難うございました。

ただただメールで「頑張って!」と叫ぶしか能のないストロング。

強力親子タッグでプログラム以上の感想をいただきました。

叫ぶしか能がないストロングも喜んでいいですか?

「うれしいっす!バンザイーー!」

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