こんにちは、ストロング宮迫です。
女性たちの書いたものがおもしろいと前回書き、小野美由紀さんの「就活こじらせスペイン巡礼記」を紹介しました。
※この毎日親技は2013年11月01日に配信したものです
親であるあなたではなく、中学生や高校生や大学生に読んでほしいなあと思っているんです。
全然響かないっていう子供たちもいると思うんですが、ビンビン響く子供たちもいることでしょう。それでイイ。ただ中高生が自分でこれにたどり着く可能性って低いから親の方に紹介して機会を作ってあげてほしいと思うだけです。
子供たちに読んでほしいものといえば、これ↓↓もそうですね。
やっぱり高校生は今のうちにしっかり勉強しとけ(前半)とやっぱり高校生は今のうちにしっかり勉強しとけ(後半)です。
前半ではこうあります。
結局、この約3年間の時間は何だったのだろうか。
言わせてもらうと、単に勉強が嫌だったから逃げていただけだ。
結構な割合でいるはずです、逃げている子供たちが。
ボクも同じタイプでしたからよくわかる。ただこの方が素晴らしいのは10代で気づいたってこと。ボクが気づいたのはもう30歳を目前にしましたから・・・
ボクよりもだいぶんマシです。すばらしいと褒めてあげたいくらいです。
「自分は勉強から逃げている」という自覚があるなら全然構わないんですが、単に勉強から逃げていることを別のことにすり替えて、それもなにか大きな大志にすり替えて、無自覚に生きていっていると結構手痛いというか、ヒドイ目にあうのでね。
この先ロクでもないことになるのは必然です。
後半にはこうあります。
中学生や高校生がこのエントリーを見ていたら、直ぐにPCや携帯電話から離れて、一心不乱に勉強して貰いたい(最も僕が言える立場ではないかもしれないが)。
その「今やりたいこと」は、大抵大学に合格してからやっても遅くないはずだ。
目の前のことを疎かにして夢や目標を語ってもしようがないってことですよね。
今日のことをちゃんとやる!
指導する生徒にという意味ではなく、我が子にこのことだけをちゃんと伝えたい!って思って今までやってきました。そのことだけをきちんと伝えるのがボクの使命なんじゃないかって気もしているくらいです。
それができたのかどうか、子供たちはできているのかどうか、それはこれからのお楽しみですが、そういう意味でも、デカイことを考えている子供たちにはぜひ読んでもらいたい。できているなら問題なし!
紹介ついでにもう1つ。ボクは勉強不足でこの方のことを知らなかったし、本も読んでいないのでどういう方なのかはよく知らないのですが、お話を聞いてステキな人だなあと思った女性がDeNA 創業者の南場智子さんです。講演での南場さんのお話は30分くらいからです。
映像を見る時間がないって方は文字起こしをしている方がいらっしゃるのでそちらで読んでもいいですね。
ステキだなあと思ったのは、その自由さですね。考え方の自由さというか。まあ、ボクがあれこれ語るよりも聞いて、または読んでいただくほうがいいでしょう。
このあとのメルマガを読まなくてもいいですよ。南場さんの講演を聞いていただけるなら。
真の意味で頭がイイ人っていうのは、こういう方のことを言うんだと思いますけどね。
南場さんはこの講演で
子どもに恵まれなかったので、選択肢がなかった
とおっしゃっていますが、もしお子さんを育てる機会があったとしたら、素晴らしい子育てをされたであろうと確信しています。
起業も組織運営も子育ても本質的には同じなんじゃないでしょうか。
自分が選んだ、もしくは選ばざるを得なかった選択肢が仕事や子育てだったわけで、分野は違えど、それを行う考え方の本質は同じ。
だから、きちんと考えられる人はどの分野に行っても、成果を出すし、どこにいても幸せを感じられる。
たまたまこのメルマガでは子供の勉強っていう面に特化してお話をしているわけですが、爺さんや婆さんの介護も、仕事も本質的なところは同じ部分で僕らは修行しているんじゃないでしょうかね。
南場さんが最後に言った
人や自分に向かわずに、コトに向かう
を含めて、ご家族の「運営」に当てはめてぜひ見て、または読んでください。
デカい声でガナリたてるボクみたいな語りではなく、こういう静かな語りで生きていきたいなあ・・・
ノリ勉「英語」を終わっての感想
中1 赤毛のあんこさん
◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?
娘と楽しく勉強できたこと。娘が単語の暗記の重要性をわかってくれたこと。勉強の最中に私が小言を言わなくなったこと。
◆子供のそばで勉強を見るってやっぱり非常識でしょうか? あと、親にとって学ぶべき点はありましたか?
子供のそばで勉強を見るのは非常識だとは思いません。我が家は一人っ子ですので今までも目を掛け手を出してきました。
ただ今まではついつい先回りして子供のやる気をなくすような声掛けやお小言でバトルになっていました。
でも、声掛け一つで子供も私も気分良く勉強できるとわかった今、英語の学習以外でもやっていけそうです。
娘が英語の勉強はこれからも新しい単元に入る度にこの方法で勉強したいと言ってきました。
最終日のテストで満点取れたのが嬉しかったみたいです。来週末に今回やった単元の小テストがあるみたいですので、この調子で繰り返しやって行きたいと思います。
◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?
楽しかったです。これからも娘と二人三脚で頑張って行きたいです。頭の角は封印して…
順調に行っている子供はそのままでイイ。でも、今助けが必要な子供には「頑張りなさい」とか「やればできる」とか抽象的な助言ではなく、具体的にどうしたら良いかをアドバイスしてやってほしい。
その際は「やりなさい」ではなく「一緒にやろうか」と言ってやってほしい。
だって困って立ちすくんでいるんですから、子供は。